時は弱肉強食の格差社会。富める人に富は集まり無知はカモにされる残酷な現代を生き抜くためには少しでも収入を増やしつつ出費を減らすことが大切。
出費の中でも無意識に貯金を切り崩す固定費は諸悪の根源だ。今回は一人暮らしが遂に7年目に突入して、人生の効率化を極めた俺がストレスなく固定費を削減する方法を解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
家計の固定費削減はストレスとの戦い
固定費は少ないに越したことは無いんだけど、闇雲に固定費を削減するとストレスが上回る。
極端な例になるけど、電気代を下げるために電気を解約するのは愚の骨頂で、固定費の削減はいかにストレスを感じない範囲で行うかが大切なんだ。
ストレスなく家計の固定費を下げる方法
ということでここからは俺も実践している生活に影響を与えない範囲の固定費削減方法を解説する。これを読んだ人は迷わず全て実践してほしい。
節水シャワーヘッドに取り換える
水道代を節約するために使う水の量を減らすのはしんどいけど、節水シャワーヘッドに取り換えれば無意識に水道の使用料を削減できる。
シャワーヘッドの交換は最大で50%もの節水効果がある。50%も節水できれば一人暮らしでも月500円ぐらいの節水効果を見込める。家族世帯なら効果はもっと大きい。
俺は少し高めの節水シャワーヘッド「TKSボリーナ」を使用しているんだけど、レイニーメタリックなら安いし効果も十分でおすすめ。
-
-
【シャワーヘッドで美容と節水】TKSのボリーナのマイクロバブルがやばい
続きを見る
しかもこれらのシャワーヘッドは節水してくれているのに使用感が全然変わらない。いずれ元は取れるから急ぎ購入してほしい。
電気の契約アンペア数を下げる
意外と知らない人が多いんだけど、家庭の電気は契約アンペアごとに基本料金が大幅に変わる。
例えば東京電力であれば下記。
ご契約アンペア(A) | 基本料金 |
10A | 286 円 |
15A | 429 円 |
20A | 572 円 |
30A | 858 円 |
40A | 1144 円 |
50A | 1430 円 |
60A | 1716 円 |
特に注目してほしいのは20Aと30Aの基本料金で、20Aだと基本料金が月額572円なのに対して、30Aだと月額858円と286円も変わる。年間にすると3,432円の差額になる。
一般的な一人暮らしであれば20Aもあれば不便しないから、万が一現在一人暮らしで30A契約になっている人は電力会社に電話して20Aに下げてもらうのがおすすめ。
契約アンペアは電力会社に電話すれば後日無料で来訪して変更してくれる。
電力会社を乗り換える
2017年から電力自由化が実現していて、現在は好きな電力会社と契約できる。
どの電力会社にしても大きく値段が変わることは無いんだけど、逆にどこに変更しても元々使用していた地域電力会社より安くなるように値段が設定されている。
電力会社を変えても使用感は全く変わらないから迷わず変えてしまおう。
俺はソフトバンクのおうち電気に乗り換えた。おうちでんきを契約していればソフトバンクまたはワイモバイルの回線料が月100円安くなるお陰で、年間4,000円の電気代を削減できている。
おうちでんき詳細サブスクリプションサービスを見直す
最近はあらゆるサービスがサブスクリプション化(定期払い)されている。
企業としては販売時のみだけでなく継続で収入があるから次々とサービスをサブスクリプション化しているんだけど、消費者としては定期的な出費が増えるだけ。サブスクリプションサービスは便利な反面しっかりと見定めないと自分の首を絞めることになる。
俺が今現在契約しているライフライン以外のサブスクリプションサービスは下記2点。
- アマゾンプライム会員 年4,900円
- 楽天プレミアムカード 年10,000円
楽天プレミアムカードも来年には解約する予定だから今後はアマゾンプライム会員のみになる。
過去にはhuluとかAudible、dマガジン、GoogleDriveとか色々契約してたんだけど、固定費を削減する過程で全て解約した。
不要なオプション・余計なアプリを解約する
サブスクリプションサービスで盲点なのがスマホ契約時に強制加入させられる月額サービスなんだ。
保証サービスは必要だとしても、dマガジンとかアニメとかセキュリティとか、ショップ店員は付けられる限りのオプションを条件にしてくることが多い。
「無料期間中に解約できます」がよくある口実なんだけど、無料期間を過ぎても解約し忘れていることが多いので注意。
VODサービスを解約する
huluとかNetflix、アマゾンプライムビデオ等々最近は便利なビデオオンデマンドサービスが乱立しているんだけど、この中だとアマゾンビデオが最も安い。
アマゾンプライムビデオは安い分品ぞろえも少ないんだけど、まず最初にアマゾンプライムビデオの品ぞろえでは足りないのかを検討するのがおすすめ。
特に、多くの人が既にアマゾンプライムを契約しているから、他のVODサービスを契約することで2重契約になりがち。できることならアマゾンプライムビデオに一本化したい。
アマゾンプライムビデオのおすすめ作品まとめ記事は下記。
-
-
Amazonプライムビデオのおすすめの洋ドラ・海外ドラマまとめ
続きを見る
新聞を廃止する
新聞のメリットは情報の多様性と網羅性なんだけど、さすがにもう時代遅れ。いくらでもネットでニュースは見れる。毎朝ヤフーニュースをチェックすればいいから新聞はもういらない。
フィットネスジムを変える
シェイプアップを目的にジムを契約してる人は少なくないんだけど、フィットネスジムは思っている以上に高いし場所によって値段が全然違う。
家から近いであったり24時間営業であったり、そのフィットネスジムじゃないといけない理由が明確にあるなら話は別だけど、最悪公営のフィットネスジムとかを使えば1回600円とかで利用できる。公営ジムは利用料が安いし月額じゃないしかなり良心的。また、フィットネスジムにあんまり通えてない人はいっそ解約してしまった方が良い。
携帯会社を格安SIMに乗り換える
今携帯代に月額1万円払っているのであれば格安SIMに乗り換えることで大幅に利用料金を削減できる。
俺はガジェオタだから現在4回線契約しているんだけどその内訳は下記。
- ワイモバイルSプラン2年目 2,480円/月
- ワイモバイルSプラン2年目 2,480円/月
- ワイモバイルSプラン1年目 1,480円/月
- Chat WiFi 100ギガデータ 2,980円/月
4回線合計で月額は9,420円。これで10分電話し放題の電話番号が3つと月112ギガのデータ通信を確保できている。
さすがに4回線は頭おかしいけど、普通の人なら
- OCNモバイルONE 1,600円/月
- Chat WiFi 100ギガデータ 2,980円/月
の合計4,580円で十分。月5,000円削減できれば年間6万円も安くなる。格安SIMは積極的に検討したい。
格安SIMを使う場合はDSDSに対応したスマホを契約するのがおすすめ。DSDSで月の利用料金を安くする方法を解説した記事は下記。
-
-
【DSDS機能】キャリア×格安SIMでスマホ代月3700円の裏技
続きを見る
また、どこの格安SIMを契約するか迷っている人は下記記事を参考にしてほしい。
-
-
【格安SIMはほぼ同じ】上位7社比較とセットで安いスマホ15選
続きを見る
辞めることで生活費を減らす方法
ここまでは主にサービスを乗り換えることで出費を減らす方法を紹介したんだけど、ここからは思い切って辞めることで出費を減らす方法を紹介する。
固定回線を放棄する
一人暮らしで意外と重いのが固定回線なんだ。もし今目的もなく固定回線を引いているのであれば解約してもいいかもしれない。
俺は半年前に固定回線を解約して今はモバイル回線一本で生活している。上でも書いたけど内訳は下記。
- ワイモバイルSプラン2年目 2,480円/月
- ワイモバイルSプラン2年目 2,480円/月
- ワイモバイルSプラン1年目 1,480円/月
- Chat WiFi 100ギガデータ 2,980円/月
4回線合計で月額は9,420円。これで10分電話し放題の電話番号が3つと月112ギガのデータ通信を確保できている。
とはいえ最近はYoutube動画を上げる機会が多くなってきたから固定回線の再契約を検討している。
ちなみに現在の俺はスマートライトとかFire TVとかGoogle Homeからパソコンに至るまでスマホのテザリングのみで生活している。モバイル回線のみでスマートホーム環境を構築する方法を解説した記事は下記。
-
-
スマホテザリングのみでスマートホーム構築に挑戦【方法とデメリット】
続きを見る
コスメ・化粧水・シャンプーの見直し
コスメとか化粧水とかシャンプーはその多くが暴利でブランド料だと思っていい。高い物と安い物で大きく成分が変わらない分野だから、置き換えられる限り安い物に置き換えてしまうのがおすすめ。
タバコを辞める
100害あって一利なし。依存以外に吸う理由が無いから辞める。俺はオタクだから人生で1本も吸ったことが無い。オタク万歳。
冷暖房はエアコンに一本化
雪国に住んでいる人は仕方ないとして、雪国以外の地域に住んでいる人は冷暖房をエアコンに1本化することでコストを最小化できる。
熱交換で温度を調節するエアコンの冷暖房は資源を燃やすガスストーブとか石油ストーブと比較して3倍も効率的になる。
世間ではまだエアコンは電気代が高いイメージがあるかもしれないけど、実は最も安く部屋を暖める手段がエアコンなんだ。
冬場のエアコン暖房は空気の乾燥が気になるけど、1万円の空気清浄加湿機を購入すれば対策できる。
-
-
【フィルター綺麗】空気清浄加湿器にリステリンを入れて汚れ対策
続きを見る
窓にプチプチを貼って冷暖房を効率化
間接的に冷暖房費を削減する方法としてはガラス窓にプチプチを貼るのがおすすめ。
窓は最も部屋の熱を奪う場所だからそこに空気の層を作ることで冷暖房費を大幅に下げられる。
俺も既に実践しているんだけど、こうかはばつぐんだ!
俺が取り組んだ方法を解説した記事は下記。
-
-
窓にプチプチを貼って防寒した手順と注意点・デメリット
続きを見る
筋トレして生活費を減らす
既に耳にタコ感があると思うけど、筋トレは出費を減らす面でも効果が大きい。
体温上昇で暖房コスト減
筋肉はそれ自体が発熱するから自然と寒さに耐えられるようになる。
ムキムキ男が冬場に半袖を着ている異様な光景を目にしたことがある人も多いと思うけど、
あれは筋肉を見せたい + 筋肉が発熱して寒く無いからなんだ。筋トレをすることによって結果的に暖房コストを下げることができるようになる。
筋トレをすれば医療費を削減できる
筋トレをすることによって体の免疫力が上がって体調を崩しにくくなる。
さらに、筋トレは過剰な栄養摂取が命だから食生活にも気を遣うようになる。
結果的に栄養が充足して健康になることで、病院に行く回数が減って医療費を削減できる。
家賃は無駄に下げなくて良い
固定費を下げるために家賃が安い家に引っ越すというのは正しくもあり間違いでもある。個人的には立地のためなら少し高くても家賃は払うべきだと思っている。
立地で時間を買う
多くの人は通勤に片道一時間、往復2時間を毎日無駄にしているけど、これは本当にもったいない。
往復2時間で月20日勤務した場合の通勤時間は合計40時間。時給1,000円だとしても月に4万円を無駄にしている計算になる。
時間はコスト以外の何物でもないから、住む場所で時間をコントロールするのが大切。
災害が少ない立地を選ぶ
日本は災害大国でもあるから、いつか災害に会うのは避けられないんだけど、どうせなら災害に遭う回数は少ない方が良い。
家賃が高いエリアほど災害が少ない傾向にあるから、高めの家賃を払えば安全が買える。
都市ガスが使える家を選ぶ
オール電化なら問題ないんだけど、多くの家はまだガスの利用が一般的で、そのガスには都市ガスとプロパンガスの2種類がある。
プロパンガスは都市ガスと比較して基本料金が圧倒的に高いんだけど、地方に行くほどプロパンガスのエリアが増える。
これは家賃が増えるのと同じ。少し家賃が高くなっても都市ガスが使える物件に住むのがおすすめ。
クレジットカードを全力で使う
世の中はキャッシュレスで生活する人が得するようにできているから、全力でその仕組みに乗っかる。
PaypayとかSuicaとかの電子マネーがよくわからなくても良いから、最低限全ての支払いをクレジットカードに置き換えてほしい。
クレジットカードが出費を全て管理してくれる
クレジットカードだと使った金額を管理できないから現金で払うみたいな人をたまに見かけるけど、俺は逆に現金だと使った金額がわからなくて不安。
支払いをクレジットカードに一本化すればアプリが自動的に支払った金額を全て管理してくれる。
クレジットカードの明細を見る癖をつければ解約し忘れていたサブスクリプションサービスなど想定外の出費も対策しやすい。
クレジットカードはポイントが貯まる
クレジットカードを使えばポイントが貯まるから、そのポイントで更に買い物ができる。
クレジットカードを持っていない人はとりあえず日本シェアトップの楽天カードを使うのがおすすめ。
楽天ポイントなら楽天市場で買い物できるし、楽天Payとか楽天Edyに充足すればコンビニとかマクドナルドとかの多くの店舗で利用可能。
ATM手数料から逃げられる
クレジットカードメインで生活すれば現金が必要になる機会が減るから、ATMに行く回数も減る。
ATMで現金を引き下ろすのは時間的な損失だし、時間外手数料を払うのは愚の骨頂。現金に触らない生活に移行すれば全て解決できる。
-
-
楽天プレミアムカードは元を取れない。空港ラウンジは微妙【体験談】
続きを見る
節約したお金を時間に投資する
ここまでで節約したお金はお金と同じくらい大切な時間の確保に投資するのがおすすめ。
ロボット掃除機とかドラム式洗濯機を購入すれば自分の自由な時間を増やせる。
時間の確保するのに役立つ製品は別途ランキング形式で紹介しているから下記を参照してほしい。
-
-
【2020年版】一人暮らし生活を時短・効率化できる買ってよかったもの
続きを見る
【動画で解説】一人暮らしの生活費・固定費をストレスなく下げる方法
男性・メンズにおすすめの買ってよかったもの
30代男性の視点から30代男性向けに買ってよかったものをまとめました。
-
-
【2022年版】男性・メンズにおすすめの買ってよかったもの10選
続きを見る
【30代】20代でやってよかったこと、やっておきたかったこと10選
30代になって感じた20代でやってよかったことやっておきたかったことをまとめました。
-
-
【30代】20代でやってよかったこと、やっておきたかったこと10選
続きを見る
買ってよくなかったものまとめ
買って後悔した物、思っているより使いにくかったもの、すぐに使わなくなったものをまとめています。
-
-
【2020年版】買ってよくなかったもの7選!生活が変わらない!
続きを見る
クリスマスに貰って嬉しい物いらないもの
クリスマスシーズンで彼氏へのプレゼントに迷っている女の子向けに、貰って嬉しい物といらない物をまとめました。
-
-
【2020年版】ガジェマガ式彼氏が喜ぶ・いらないプレゼント19選
続きを見る
2年以内に元が取れる買ってよかったもの
買えばランニングコストが下がって絶対に購入費用の元が取れる買ってよかったもののまとめ。買わない理由が無い。
-
-
【2020年版】2年以内に絶対元が取れる買ってよかったもの8選!
続きを見る
お金かけた方がいい物お金かけなくていいもの
お金をかけると激的に生活が改善するものと、お金をかけても変わらないから安くてもいい物をまとめました。
-
-
ガジェマガ式これだけはお金かけておいた方が良い物とお金かけなくても良い物
続きを見る
時短と効率化出来る買ってよかったもの
掃除の時短とか健康に特化した買ってよかったものまとめ。余暇を増やしたい人におすすめ。
-
-
【2020年版】一人暮らし生活を時短・効率化できる買ってよかったもの
続きを見る
ガジェマガ式買ってよかったもの
生活が一変するくらい買ってよかったものまとめ。生活を向上させたい人におすすめ。
-
-
【2022年版】生活が変わるガジェマガ式買ってよかったもの17選
続きを見る
ガジェットブロガーの仕事道具まとめ
ガジェマガの執筆のために使っているガジェットまとめ。仕事道具を買うのが仕事で幸せ。
-
-
【2020年版】ガジェットブロガーの仕事道具まとめ【現状と不満】
続きを見る
メンズ美容に効いて若さを保つ買ってよかったもの
若さを少しでも保つためにメンズ美容で役立った物をまとめました。
-
-
【2020年】若さを保つ!メンズ美容に効く買ってよかったもの6選
続きを見る
買ってよかったガジェットまとめ
超自慢した。とはいえカメラとテレビとノートパソコン以外はそんなに高くないから誰にでもおすすめしたい
あとスマホは性能高くてカメラが良いのを買った方がいい。日々便利さを実感できる。
【保存版】一人暮らしの生活費・固定費を下げる方法
スレトスなく節約する方法のまとめ。
-
-
【保存版】一人暮らしの生活費・固定費をストレスなく下げる方法【節約】
続きを見る