正月に実家に帰った時に親戚のスマホ保有機種がとんでもない惨劇になってたんだけど、そこで日本スマホ市場の情報弱者から搾取する構造に気付いた。
今回は多くの人がうちの親戚と同じ轍を踏まないように警笛を鳴らすべくこの記事を書く。
ワイモバイルとUQモバイルで安いスマホを購入してはいけない。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
UQ・ワイモバイルは周到な罠
俺もこんなことは言いたくないけど、UQモバイル・ワイモバイルのスマホラインナップは情弱に用意された罠なんだ。
現代社会では多くのユーザーにとってスマホの月額が悩みの種になる。やっぱりau・ドコモ・ソフトバンクは高い。
UQ・ワイモバイルは月額は安い
これをなんとか安くできないかと情報弱者が考えた末に辿り着くのがUQモバイル・ワイモバイルなんだ。
UQモバイル・ワイモバイルは一般的な格安SIMと違って家電量販店で普通に販売されているから、スマホの月額を安くしたい情報弱者の目に入りやすい。
更に、店員さんに月額を安くする方法を聞いたときに案内されがちな通信会社でもある。
UQ・ワイモバイルのスマホはゴミ揃い
このことから情報弱者がスマホの月額を安くする最後の砦としてUQモバイル・ワイモバイルに辿り着くケースが多いんだけど、そこで発売されているスマホがとんでもないゴミばかりなんだ。
UQ・ワイモバイルの狙い
そしてUQモバイル・ワイモバイルでゴミを掴まされた情報弱者は思う。
「やっぱり安い携帯会社だと品質もそれなりなんだな」
と。
これこそがUQモバイル・ワイモバイルひいてはその親会社であるauとソフトバンクの狙いだ。
大手キャリアへの出戻りが目的
UQモバイル・ワイモバイルのスマホラインナップは
「結局スマホを快適に使うには高い月額を払うしかない」
と情報弱者に誤解させるためとしか思えないゴミっぷりなんだ。
この策略にまんまとハマったうちの親戚一同は全員が今日を生き抜くのもやっとのスマホを使っている非常事態に陥っていた。
俺がこの悪事を止めるしかない。
UQ・ワイモバイルのゴミスマホ一例
ここからはUQ・ワイモバイルに多数用意されているゴミスマホを一覧で紹介する。理由は後述する。
既に下記スマホを使っている人は勉強代だと思って急ぎ買い替えてほしい。
ワイモバイルのゴミスマホ一覧
ワイモバイルの2020年1月時点のラインナップ中に潜んでいるゴミスマホは下記。
具体的な機種名を上げると
- Android One S6
- Libero S10
- Android One X5
- Android One S5
- かんたんスマホ
- P20 lite
- Android One S4
- Android One S3
- nova lite
- iPhone6s
これらは買っても間違いなく後悔するスマホばかりだから買ってはいけない。安さには理由がある。
ちなみに、ワイモバイルのゴミじゃないスマホに関してもゴミじゃない程度で本当に最低限。iPhone7以外はおすすめしない。
UQモバイルのゴミスマホ一覧
他方でUQモバイルのゴミスマホ一覧は下記。
具体的な機種名を上げると下記。
- iPhone6s
- GalaxyA20
- おてがるスマホ01
- AQUOS sense2
- DIGNO A
ワイモバイルと同じく、UQモバイルもゴミじゃないスマホのラインナップも弱い。こちらもiPhone7がおすすめ。
快適に使えるスマホの見分け方
なら逆に快適に使えるスマホの条件を教えろって話になるから、初心者向けにその見分け方を解説する。
スマホの性能はそのほとんどが搭載しているCPU(SoC)とメモリの2種類で決まる。
下記3種類を覚えればOK。
- Snapdragonシリーズ
- Kirinシリーズ
- iPhoneシリーズ
Snapdragonシリーズ
CPUの主流はSnapdragonという名称で、その後に続く3桁の番号が大きいほど性能が高い。
一例として、現在の最高性能はSnapdragon855+だ。
おすすめのSnapdragonの型番
Androidスマホ(iPhone以外)を選ぶのであれば搭載しているCPU(SoC)は最低でもSnapdragon630以降で、メモリは4ギガ以上の物を選択してほしい。
これがマジでギリギリ使える最低ライン。これを下回ったらストレスで死ぬと思ってほしい。
個人的にはSnapdragon630でなく670以上は必須だと思ってるけど、今回は右も左もわからない超ライトユーザーを対象にしているから630を妥協点としておく。
Kirinシリーズ
他にAndroidスマホ(iPhone以外)で選択できるとすればHuaweiが開発しているKirinシリーズで、一例として現在の最高性能はKirin990だ。
これに関しても数字は最低でもKirin710以上、メモリ4ギガ以上を選んでほしい。
iPhoneの選び方
iPhoneはAndroidと違って種類が少なくてシンプル。
iPhoneを選ぶ場合は最低でも7以降を選んでおけばハズレは無い。
もちろん新しいiPhoneほど性能とカメラは良くなるから、資金が許すなら最新のiPhone11を購入するのがおすすめ。
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ゴミスマホ一覧で復習がおすすめ
この知識をもとに再度上で紹介したUQモバイル・ワイモバイルのラインナップを見てほしい。
絶望する理由がわかると思う。
ストレージ、メモリ、データ通信量のギガは違う
スマホのカタログの見方で初心者から最も質問が多いのが、ストレージ、メモリ、データ通信量の違いなんだ。
その全てが「GB(ギガ)」で表示されるからややこしすぎる。
スマホの動作に関わるのはメモリ容量の「GB(ギガ)」
この中でスマホの動きに直接かかわるのはメモリの「GB(ギガ)」のみ。
ストレージ(データ保存容量)とデータ通信量はスマホの動きの良さには関わらない。
動きの良いスマホを選びたいならCPU(SoC)とメモリ量を見ればいい。
ワイモバイルは超おすすめの回線
ここまでUQモバイルとワイモバイルを酷評しまくってきたんだけど、実は俺は現在ワイモバイルを3回線も契約している。
ただ、これは回線のみの話で、スマホに関しては一台もワイモバイルで契約せずに全て自分で購入しているんだ。
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UQ・ワイモバイルの通信は高品質
UQモバイル・ワイモバイルは用意されているスマホがゴミである反面、親会社のau・ソフトバンクと同じ回線を使える通信品質は本物。
その他有象無象の速度低下で苦しむ格安SIMと違って1歩抜きんでた大手キャリアの通信品質を楽しめるのが魅力だ。
大手キャリアと格安SIMの違いを解説した記事は下記。
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スマホの月額を安くする方法
つまりスマホの月額を安くするためにUQ・ワイモバイルに辿り着く選択は間違っていない。
UQ・ワイモバイルで回線だけ契約しつつ、スマホだけ高性能な物を自分で調達することで安い月額で高性能スマホ、高速回線を楽しめる。
UQモバイルは通信規格が特殊
UQモバイル・ワイモバイルは安い月額で高速通信を楽しめるんだけど、個人的にau系列のUQモバイルはおすすめしない。
auもそうなんだけど、UQモバイルの通信規格は特殊で、スマホによっては周波数帯が対応していても使えない場合がある。
ワイモバイルは世界標準の通信
これに対して、ソフトバンク系列のワイモバイルは世界標準の通信規格・周波数帯を利用していて、多くのスマホで利用できる。
月額を抑えるためにUQモバイル・ワイモバイルの2社から選ぶのであればワイモバイルがおすすめだ。
スマホを自分で調達するデメリット
ここまでで、ワイモバイルで回線を契約しつつ、スマホはiPhone7を選択するか自分で調達するのがおすすめだという話をしてきたんだけど、自分でスマホを調達することにはデメリットもある。
初期設定を自分でやる必要がある
スマホを別途自分で調達するということは初期設定を自分でやらないといけないということになる。
具体的には下記3点。
- スマホの電源を使える状態にする
- スマホにSIMカードを入れる
- スマホのAPN設定を行う
電源を入れるのは簡単だけど、スマホをネットワークに繋ぐAPN設定はスマホによってはちょっとややこしい。
これに関しては事前に調べてしっかりと対策をしておきたい。
ワイモバイルでiPhone7を契約する場合は全て店舗でやってくれるから大丈夫。
【結論】ワイモバイルでiPhone7が正解
さてここまで解説して、ならお前のおすすめは何なんだって話になると思うから最後に一応俺のおすすめを提示しておく。
スマホの月額を抑えたいのであれば、ワイモバイルでiPhone7を契約すればいい。
回線だけ契約して自分でスマホを調達するのもおすすめだけど初心者には難しいし、iPhone7なら価格に対する性能も高くて選択肢として間違いない。
スマホに詳しくはないけど月額は安くしたいわがままさんはワイモバイルでiPhone7を契約すれば幸せになれる。
既にUQ・ワイモバイルで契約している人は
この記事を読んだ段階で既にUQモバイル・ワイモバイルで回線とゴミスマホを契約している人は、スマホだけ買い替えるのがおすすめ。
できれば他社に乗り換えたいんだけど乗り換えようにもスマホの分割代金とか違約金とかで縛られていて動きにくい。
しかも現在UQモバイル・ワイモバイルで契約しているのであれば、他社に乗り換えたところで大きく月額が下がることは無い。
それならスマホだけ自分で購入して、今使っているスマホに入っているSIMカードを挿しかえればいい。
4万円出せるならReno A
買い替えるスマホとしては、最も値段が安いものだとOPPOのReno Aがおすすめ。
OPPOのReno Aは4万円で買えるスマホとしては完成度が高すぎる最もコスパに優れた選択肢になる。
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以上。健闘を祈る。