久しぶりに興味があることが見つかって最近テンションが上がってる。タワマンに住みたい。今の8万円の家の立地は最強だし、設備の割に家賃が安くて気に入ってはいるんだけど、さすがに9年住んで色々と限界を感じているのが正直なところ。
そろそろ引っ越したいと思うことが増えてきていたんだけど、どうせなら振れ幅重視でタワマンに住んだら面白いかも。と思ったのがきっかけ。ただ、タワマンなんて人生初だし怖すぎ。ということで俺がタワマンを検討している理由と、タワマンに住むメリットデメリットを検討する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
今の家の不満点
まずはタワマンのメリットデメリット以前に、今の家に感じている不満点を解説する。今の家に感じている不満は下記。
- 今の家は日当たりが少なすぎる
- 今の家はセキュリティ的に不安
- 今の家は収納が限界
今の家は日当たりが少なすぎる
今の家は立地の割に家賃8万円で超安いのはありがたいんだけど、日照時間があんまりにも短すぎる。具体的に日が入るのは11時から12時の一時間のみ。それ以外の時間は外の明るさを確認できる程度で日は入ってこない。
俺も東京に引っ越した当時は日当たりなんてどうでもいいっしょ。って思ってたんだけどさすがに9年住むと日当たりが少なすぎる生活にメンタル的な悪影響を感じまくってる。刑務所のドラマで囚人が日当たりが良い部屋を切望する理由が今は分かる。
実際去年の2月に南国タイのバンコクへ行って日当たりによる明確なメンタル改善効果を感じたんだ。タイへ一人旅に行った感想をまとめた記事は下記。
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人は日の光を浴びれば幸福度が上がる。これは人間のDNAに刻まれた性。俺もどうせ生きるなら日の光を潤沢に浴びて幸福感を感じたい。と穴倉に9年間住んで思った。
今の家はセキュリティが不安
今の家はマンションの2階で、一応のオートロックもついてはいるんだけど、よくある廊下ががら空きタイプのマンションだから本気で侵入しようと思えば余裕で侵入できる構造。
いやいや俺んちに入ったところで盗る物なんて無いっしょ。って言えたのは去年までの話。今の俺の家は宝の山状態で空き巣にとっては大当たりも良いところ。
自分で言うのもなんだけど、8万円の家賃に資産の価値が釣り合っていない。定価30万円を超えるガジェットがたくさんあるし、10万円台のスマホだっていくつかある。もちろんある程度の現金だって常備してるわけで、選り取り見取りのバーゲンセール状態。
今の家は空き巣に入られるリスクがでかすぎる割にセキュリティが弱すぎる。このセキュリティはどげんかせんといかんと切実に思った。守るものが増えると人の行動は変わる。
今の家は収納が限界
俺はミニマリストではないながらなるべくいらないものを捨てまくることで6畳のリビングを限界まで広く活用してはいるんだけど、やっぱり収納が足りない。必死に部屋を綺麗にしても次々と購入するガジェットで部屋が圧迫されていてすぐに散らかってしまうし、実際問題これ以上捨てれるものが無くて収納が限界。切実に収納を増やしたい。
あとよくよく考えると俺自身が身長179.8センチ70キロとそこそこでかい割に家具のサイズがあってない。できればシングルベッドじゃなくてダブルベッドが欲しいし、ソファーも寝転がれる大きさのものが欲しい。よくこんな狭い部屋で9年間も過ごしたなと思う。
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タワマン高層階を検討している理由
今の部屋に限界を感じているのは分かったと。でもタワマンである必要はないんじゃない?少し広いマンションに引っ越せばいいじゃん。と言われればその通り。実際俺もそこで迷ってる。
ただ、どうせなら家の頂点の一つとされるタワマン高層階に引っ越して、人生で一度あるかないかの経験をしてみても良いんじゃないかと思った。成金的発想。
タワマンならタワマンをネタにできる
というのもタワマンにはなんだかんだ権威性がある。「え、タワマンに住んでるの?何物?」ってなるように、タワマンには少なからず特別感があるし、俺含め住んだことが無い人がほとんどだからネタとして強い。
実際タワマンについての呟きに対するコメント数が凄くて、なんだかんだ注目度は高い。
タワマンに住みたい欲が湧きまくってる。カーテンがいらない日当たりと24時間使える常設ジムによるメンタル改善効果への期待が半端ない。ただ家賃が高い。安くて20万平均32万。固定費上がるの怖いしコンビニスーパーのアクセスも良くない。でも興味はあるし金もある。ならやらない理由が無い気がしてる
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) January 13, 2021
誰も住んだことが無いからこそ住む経験が価値になる。タワマンに住めば、日本一周カテゴリ、バンコク一人旅カテゴリに追加してタワマンカテゴリも作れてしまうんじゃないかという気がしてる。
どうせ住むならタワマン高層階
あとタワマンといっても低層階と高層階があって、低層階ならエレベーターの待ち時間も減るし最悪階段でも上り下りできるのがメリット。
ただ、繰り返しになるけどどうせタワマンに住むなら高層階に住んでタワマンの売りを最大限教授した方がネタになる。中途半端に低層階に住んでよくわからなかったという結論になるより、高層階に住んで良し悪しをはっきりさせた方が今後の物件選びにも活きるしネタとしても強い。
ということで停電時にエレベーターが使えずに死ぬとかのリスクもコミコミで高層階を選択したいと思ってる。
タワマンの6つのメリット
ここからは今現在俺がタワマンに感じているメリットをまとめる。
タワマンのセキュリティは最強
今の家に不安を感じている理由の一つにセキュリティと書いたんだけど、セキュリティ面でタワマンほど最強の物件はない。
物件によっては3重ものオートロックに監視カメラ、24時間体制のコンシェルジュと警備員の見回りまでついている上に高層階ともなるとどう考えても侵入は無理。
これなら300万円を超える高級腕時計も安心して保管できる。買う予定はないけど。
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朝も夜もモチベーションを維持しやすい
フリーランスになってからというもの俺の生活リズムはここ3年くらい崩壊し続けている。何度も朝方生活に治そうとしたけどまだ成功してない。
ということでお昼に起きたり夜に起きたりを繰り返しているんだけど、今の部屋で夜に起きるとマジでげんなりしてメンタルが死ぬ。
日の光を浴びることもできないし、夜はセキュリティが不安だから雨戸を閉めている上に狭い。牢屋。
それがタワマンなら24時間カーテン開けっ放しで良いから開放感があるし、窓の外には朝昼夜で表情を変える東京の景色が広がる。これなら何時に起きてもげんなりせずにメンタルに好影響を与えられるんじゃないかという気がしている。
無料ジム・ラウンジ・カフェなど設備が充実している
更にタワマンで嬉しいのが場所によって24時間営業のジムとかラウンジがあることなんだ。
俺は今も健康のために定期的にジムに通っているんだけど、ジムにも営業時間があるから俺の自堕落な生活リズムのせいで行けないことが多いし、ジムまでの移動にも時間がかかる。
これがタワマンならエレベーターで移動するだけ。外に出ることなく好きな時間にジムとラウンジで気分転換ができる。うまく文章が浮かばないときも気分転換しやすいし、カフェで気分転換するみたいにお金がかからないのも嬉しい。
備え付けの家電が充実している
タワマンは備え付けの家電製品が充実している。一般的な一人暮らしで大きな初期投資となるドラム式洗濯機が初めからついてるし、その他にも食洗器、ウォシュレットとか、生ごみを粉砕するディスポーザーまでが標準搭載。
俺は既にこれらを購入してしまっているからありがたみがないというか、逆にもし引っ越すならどう処分するかで迷うんだけど、まだ家電が揃っていない人には嬉しい。
タワマンなら24時間ゴミを出せる
タワマンは各階にゴミ置き場が常設されていて、好きな時間にゴミを出せるのが一般的。
ゴミの日までゴミを家に保管しなくて良いし、ゴミを出し忘れることもない。楽。
タワマンは災害に強い
タワマンはその巨大な規模故に最悪の事態を避けるべく災害に強く作られている。
タワマンなら首都直下型地震が来ても倒壊しないし台風の影響もない。武蔵小杉うんこタワマンのような例外は無くはないけど、基本的には安心安全な設計なんだ。
タワマンの3つのデメリット
メリットがあるならデメリットもある。ということでここからはタワマンのデメリットをまとめる。
タワマンは家賃が高い
最大のデメリットがこれ。家賃が死ぬほど高い。都心のタワマンなら1Rが20万円から。1LDKなら30万円を上回る。これが選ばれし人しか住めないタワマンの権威性にも繋がってはいるんだけど、マジで高くてキツイ。
そりゃジムとかラウンジとか3重オートロック、24時間体制の受け付けと警備員が居れば高いのは当たり前。それらはメリットではあるんだけど、家賃というデメリットにも繋がる。固定費が跳ね上がるのが怖すぎる。
タワマンは家の往復がめんどくさい
上でタワマンはセキュリティが充実していると書いたんだけど、侵入しにくいということは出にくいということでもある。
高層階から外に出るためにはエレベーターで1階に降りつつ3重のセキュリティを通過する必要があるし、タワマンを出てからも広い正面玄関とか庭が広がっていて、アクセスが死ぬほど悪い。忘れ物に気付いたら死にたくなること請け合い。
タワマンの立地が良くてもタワマン内部のアクセスがうんこで相殺される。
タワマンは災害が起きたらエレベーターが死ぬ
タワマンは災害に強いというのは上で書いた通りだけど、武蔵小杉うんこタワマンの例があるように、タワマンは停電にめっぽう弱い。もちろん予備電源はあるから数日くらいは耐えられるけど、大災害とかで長期間停電すると外に出るために願いが叶うほど階段を上り下りしないといけない。
あとは火事が怖い。一応タワマンは最強の火災対策が施されてはいるんだけど、なにが起こるかわからないのが災害の怖いところ。タワマンに住んだばかりに地上に降りることもできず自分が焼け死ぬのを待つことになる可能性もなくはない。
あとは水道とかガスも止まるとやばいんだけどそれはタワマンに限らないから気にしない。とにかくエレベーターが止まるとやばい。
タワマンは人を選ぶ
ざっと調べたところタワマンのメリットデメリットはこんな感じ。あとは実際に内見してみないとわからないから2件予約した。
タワマンは自分がなにを重視するかで賛否が分かれる物件で、誰が住んでも幸せになれるわけではないっぽい。
セキュリティを重視する人とか、あまり家を出ない人、ジムとかカフェに頻繁に通っていてその時間とお金を節約できる人なら高い家賃を払ってでも住む価値はあるのかもしれない。
逆に家から頻繁に出入りする人、セキュリティを重視しない人の場合はタワマンのメリットがそのままデメリットになる。適材適所。
長く家にいるなら家賃は高くていいかも
なら俺の場合はどうなのかというと本当に出不精でおうちが大好き。ほとんど家を出ない日も少なくない。
考えてみると多くの人は家賃を払っている割に家にいる時間が短いから、支払った家賃分の価値を享受できていないんだけど俺は違う。24時間体制で家にいるから、高い家賃でも家賃分のメリットを十分享受できる。
今の家の家賃8万を日割りすると一日2,600円なんだけど、24時間過ごす空間としてはこの家賃は安すぎ。せっかく24時間過ごすならもう少し金額を上乗せして快適にしてもいい。例え月20万の家賃にグレードアップして一日6,600円の負担になっても、それ以上に俺のストレスが減って幸福感が高まるならOK。という発想。バランスが大切。
この辺りは24時間使うスマホにはお金をかけた方が良いという考え方と似てる。ということで善は急げでマジで前向きに考えてる。進展があればまた報告する。
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