最近はスマホの台頭によるテレビ離れが顕著になっていて、テレビ視聴者が減ったことでテレビが面白くなくなったとか、テレビは見る価値が無いとか、テレビは捨てるべきという意見までも散見されるようになったけど、俺の意見は違う。
今のテレビは以前より更に面白さを増しているし、バラエティ番組は面白いだけでなく会話の勉強にもなるし日常生活にも役立てることができると信じてる。
ということで今回は日本のバラエティ番組を愛してやまない俺がテレビは無駄じゃないどころかむしろ見るべきだと思っている理由を解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
日本のバラエティ番組は世界一面白い
日本のバラエティ番組は間違いなく世界一面白い。この理由はプライド以上に笑いを優先するお笑い芸人という存在と、笑いに対する姿勢を評価する日本のお笑い文化が背景にあるんだ。
笑いのためなら何をしてもオッケー
日本のお笑い芸人にとって面白いということは絶対的な正義で、極論面白くなるのであればなにをしてもオッケー。例えどれだけ恥をかくことになっても笑ってもらえるならお笑い芸人は喜んで受け入れてしまうし、世間もそれを良しとしている状況なんだ。
だからドキュメンタルみたいなとんでもない下ネタも笑いのためなら許されるし、ドッキリと称してお笑い芸人を陥れることも、突っ込みと称してお笑い芸人を痛めつけることも許される。年末には日本国民全員でお笑い芸人がしばかれる姿を楽しむことが恒例になってしまっている始末。
日本は世界一お笑いを重視する文化
これは日本に生きていると気づきにくいけど、日本のお笑いは世界では類を見ない独特の文化だったりする。海外では日本と違って笑いのために叩かれたりプライドを傷つけられることは受け入れられない。日本人は日本人が思っている以上に笑いというものを評価しているし重視しているんだ。
そして、その集大成としてプロが英知を結集して作成しているのが日本のバラエティ番組なんだ。日本に生まれてこれを見ない手はない。
Youtubeが伸びている理由
ならなぜYoutubeが伸びていて、テレビが落ちているのかというとその理由は下記の二つ。
- Youtubeはどこでも見れる
- Youtubeは自分に合ったコンテンツを選択できる
家でしか見れないテレビと違ってYoutubeはスマホでどこでも見れるのが最大の強み。
更にYoutubeはコンテンツ数でテレビを圧倒的に上回るし、時間枠的な制限もないからコンテンツの振れ幅も激しい。つまり一般受けが重要なテレビと比べて専門性が高く、自分が見たいコンテンツを見たいときに見続けることができる。これがYoutubeの強み。
テレビの弱点は縛りの多さ
テレビの最大の弱点は時間と場所に縛られることなんだ。たまたまテレビをつけたタイミングで面白くない番組がやっていればYoutubeの方がマシだと感じるのは当然。
もちろんテレビにも面白い番組はたくさんあるんだけどそれを見つけるのが難しい。だからYoutubeが伸びてテレビが落ちているのが現状。
テレビの強みはバラエティ番組
そんなテレビの最大の強みはバラエティ番組なんだ。チャンネル数が多く専門性を追求できるYoutubeと違って、テレビはチャンネル数が少ない。だから一般受けするコンテンツを追求せざるを得ない。
その結果が人を笑顔にして無理やり幸福にさせてしまバラエティ番組なんだ。どんな人でも笑っている時間は全てを忘れて幸せになれる。数字も取れる。なら笑わせてしまえばいい。
しかも日本のテレビのバラエティは素人が作成するYoutubeとは規模が違う。前述したとおり笑いのためなら全てを受け入れるお笑い芸人を起用して、日本のトップ層の頭脳が結集して笑いだけを追求する企画を練りこみ次々と新たな笑いを生み出し続けている。
日本のテレビ番組はバラエティという一点においては他者の追随を許さないから、世界最先端で世界最高峰のバラエティ番組が見れる。だから多少の不便を受け入れても見る価値はある。
バラエティ番組は会話の基礎が学べる
最初にも言った通りバラエティ番組は会話の勉強にもなるから日常生活にも大いに役立つ。
会話の楽しさで人の印象は変わる
結局人と人とのコミュニケーションは会話が楽しいかどうかが多くの要素を占める。会話が楽しければイケメンでなくても好意を抱かれるし、会話が楽しくなければイケメンでも落胆される。人と人との関係において会話は思っている以上に重要。
会話を楽しくするポイント
そんな会話の楽しさは細分化するとテンポ、切り替えし、広げ方等の飽きさせない構成と、面白くなりそうなポイントを見分ける眼力が重要になる。
バラエティには会話のノウハウが詰まってる
そして日夜プロ集団が笑いを追求し続けるバラエティ番組には楽しい会話のノウハウの全てが詰まっている。だから見て楽しみつつ学んで活かせばいい。
バラエティ番組のエッセンスを取り入れれば日常会話は間違いなく上達する。
テレビを効率的に見る方法
ということでここからは不便なテレビ番組を俺が効率的に見ている方法を解説する。基本的にはおすすめYoutubeチャンネルで解説したYoutubeを効率的に見る方法と同じ。
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テレビは録画する
テレビ最大の弱点は放送時間に縛られることだから、まずはここを録画することで対策する。
とはいえ最近のテレビは録画機能がついているのが当たり前になっているからどれを選んでもOK。
おすすめは壊れにくい外付けハードディスク取り付け型で、かつダブル録画に対応しているものだと尚よい。毎週の自動録画さえ設定してしまえば自動的に番組が溜まっていくから好きな時間に見れるようになる。
2倍速で再生する
録画した番組は2倍速で見るのがおすすめ。2倍速なら十分聞き取れるし、効率的に番組を視聴できる。
ただ、どのテレビに2倍速再生機能が付いているかは俺にも不明。俺が使ってる東芝レグザはついているけど、そのほかのテレビを買う場合は実際に家電量販店で機能の有無を確認してから購入するのがおすすめ。
CMは全力で飛ばす
民法だと必ずCMが入ることになるから全力で飛ばす。最近のテレビリモコンには30秒飛ばす機能がついているからCMになるたびに2回から4回押せばOK。
ただ、CMはCMでそれなりに文化的な側面もあるから見たい人は見ればいいと思う。俺は見ない。
2倍速再生とCMカットを駆使すれば1時間の番組を25分ほどで見終わることができる。これで笑えて楽しめて幸福度も上がるならかなりコスパは良い。
面白くないシーンは飛ばす
CMだけでなく面白くないシーンもガンガン飛ばしていい。この辺もYoutubeと同じ。
俺は探偵ナイトスクープの微妙な依頼とか、水曜日のダウンタウンのモンスターハウス企画とかは全部飛ばした。笑うために見てるんだから面白くないところは全部飛ばせばOK。
おすすめのテレビ番組
やっとここから俺が欠かさず見ているおすすめのバラエティ番組を紹介する。もちろん人によって好みはあるからあくまで参考程度。自分の好みに合わせて自分なりの録画リストを構築してほしい。
水曜日のダウンタウン
(画像引用:TBS)
鉄板中の鉄板。裏の裏をかいていく企画力が圧倒的で、それを実現するスタッフの苦労を想像したくもない番組。
日常生活で参考にできることはそれほど無いけど見ている間は全てを忘れて幸せになれる面白さが魅力。
ロンドンハーツ
ロンドンブーツ敦さんの司会力が光る番組。ひな壇芸人の振り方、回し方、切り替えしの早さ、温度間の調整、天丼のさじ加減に至るまでが天才的。
出演者本人ですら気づいていない面白いポイントを見つける敦さんの着眼点とその広げ方も感動的に上手い。最も参考にすべき司会者。
裏の裏をかくドッキリ企画の練られ方も見事。
マツコ会議
素人を相手にすると本領を発揮するマツコさんの仕切りが光る番組。調子に乗った素人の話を広げるポイント、広げないポイントの判断が秀逸だし、着眼点と話を広げるベクトルが斬新で上手い。
なんでも突っ込んで広げればいいわけではないというのがよくわかる番組。ただ、芸能人相手になると途端にマツコさんの良さを失うのが惜しい。永遠に素人を翻弄し続けてほしい。
有吉反省会
毎回のそんなに面白くないゲストをうまく回して面白くする有吉さんの司会力を楽しめる番組。
特に多数いるコメンテーターへの話の振り方が秀逸。周りを巻き込みつつそんなに親しくない人とうまく会話をする勉強になる。
探偵ナイトスクープ
ヤバめの素人を捌く芸人探偵の力量を見れる番組。面白い回と面白くない回の差が極端ではあるけど、大当たりはあるから飛ばしながら見るのがおすすめ。
ガキの使いやあらへんで
ひたすら笑いだけを追求したバラエティ番組らしいバラエティ番組。常に新しいことに挑戦し続けているから外れ回も多数あるんだけど、それでもTANAKERとか、七変化、ハリウッドザコシショウコンテスト等ヒット時の破壊力は抜群。
シンプルに見ていて幸せになれる番組。
笑えてさえいれば人生は幸せ
ここまでバラエティを見るべき理由を色々と解説しては来たけど、実際のところそんな複雑なことは二の次。重要なのは人間にとって笑いは幸せの原点であり頂点で、笑うことが人生の幸福度に大きく影響するということなんだ。
人はどんなに不幸な状況でも笑っている間だけは何も考えずに幸せを感じられる。それならもっとバラエティを見て笑えばいいじゃないという話。幸せは意外とシンプル。
バラエティを見ることで人生は充実する
もちろん日本のバラエティ番組はプロが総力を結集して作る笑いの頂点だというのは前述したとおりだし、会話のノウハウの勉強にもなりまくるんだけど、そういうの色々抜きでもバラエティを見る価値はあるし、俺はバラエティ番組を見ることが人生の幸福度を高めることになると信じてる。
ということでテレビを捨てた人は買い戻して、見てない人は改めて録画リストを見直しつつ、CMカットと2倍速を駆使して効率的に楽しむことから始めてほしい。
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