バイクでツーリングに行くときに、各観光地の写真だけじゃなくて、バイク走行中の動画も残したい。という人に人気なのが、ライダー目線の動画を撮影するモトブログなんだ。
ただ、このモトブログは意外とカメラが高かったり必要なパーツが多かったりで初心者にはなかなか敷居が高い。
ということで今回は俺が2019年からモトブログを続けている俺が、2022年12月現在で採用しているカメラの取り付け方法を懇切丁寧に解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
2024年10月15日追記 カメラ乗り換えました
モトブログ用のカメラをOSMO Action 5 Proに乗り換えました。レビュー記事は下記。
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【OSMO Action 5 Proレビュー】ほぼGoProの上位互換
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カメラの取り付け方法はGoProと全く同じなのでこの記事を参照してください。
モトブログは新たな旅の記録方法
写真が後々美化される綺麗な思い出として残るのに対して、動画はその時の息遣いから些細なクセ、緊張感まで、その瞬間をリアルに記録できるのが魅力。
だからできればバイクの思い出も動画で残したい。そこでおすすめなのがモトブログなんだけど、そんなモトブログ撮影で最もおすすめなカメラの取り付け位置がヘルメットの顎部分だったりする。
顎部分に装着してしまえばその時の風景だけでなく、自分の首の動きから自分のコメントまでを一度に記録できてしまうというからくり。
とはいえモトブログの顎マウントと一口にいっても様々な方法がありすぎる。ということでモトブログ歴4年目の俺が採用している最も合理的であろう取り付け方法を伝授する。
モトブログにGoProカメラがおすすめの理由
モトブログでもう一つ重要なのが撮影に使うカメラの選定なんだ。
ただ、この点に関しては2019年からGoProを7,8,9,11と乗り換え続けてきた俺からはやっぱりGoProが一押しで、今から買うなら画質が良い9、10、11の中から選ぶのがおすすめ。
9と11を比較した詳細なレビュー記事は下記。
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【GoPro11レビュー】9で完成。11はプロ用。熱暴走修正待ち
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モトブログにGoProをおすすめする理由
俺がGoProをおすすめし続ける理由は下記。
- アクションカメラ業界最高の画質
- アクションカメラ業界最強の手振れ補正
- 圧倒的な画角
- 外部マイクを付けられる拡張性
GoProは撮影した動画のレベルが段違いで高い。ようやく最近OSMO Action 3が追い付いてきたところではあるけど、少しでも綺麗な映像を記録したいならまだGoPro一択の状況だと思ってる(22年12月3日時点)
実際にGoPro HERO 9で撮影した動画の一つが下記。
もちろんGoProは高いからライバル機のOSMO Action 3またはInsta360シリーズでもありっちゃあり。
ただし間違ってもAmazonで販売されている1万円以下のよくわからないアクションカメラだけは買ってはいけない。
俺も過去に一度価格につられて買ったことがあるんだけど見まごう事なき金どぶだった。こんなゴミを買うくらいなら高くても最初からGoProを買った方が絶対幸せになれる。俺の屍を超えて行ってほしい。
モトブログをするなら外部マイクは必須
あとモトブログは風切り音との戦いになるから、外部マイクのヘルメット内への取り付けは必須になる。
とはいえ高いものを買う必要はなくて、俺はSONYの一番安いマイクをヘルメット内部口元のクッションに忍ばせて録音してる。
この動画もこの装備で撮影してるけど十分クリアに録音できてる。
モトブログの取り付けに必要なパーツ
さてここからがモトブログの始め方なんだけど2019年当時日本一周をしたときはこんな感じの装備だったんだけど
2022年現在はこんな感じ。
モトブログが普及したことで取り付けパーツが増えてだいぶシンプルに取り付けできるようになった。ということでこの取り付けを実現する方法を解説する。
必要なパーツは下記。
モトブログカメラの取り付け方法
まず普段大切に使ってるヘルメットを用意する。
そこに新しく購入した顎マウントを当てがって大体の場所の目星をつける。
場所が厳密に決まったらマスキングテープを張って取り付けに備える
顎マウントパーツ付属の両面テープはよくわからない中国製で、6万円もするGoPro11を預けるには全く信用できないから、別途購入した3Mの超協力両面テープを自分でマウントパーツに貼り付けていく。
裏側一面に貼り付けた状態がこんな感じ。
あとはこれをヘルメットに取り付ければ完成する。
顎マウントの取り付け前にヘルメットをアルコールで拭いて脱脂する。
GoPro顎マウントをヘルメットに貼り付ける。
ここで失敗したとしてもまた剥がして同じ工程を繰り返せばいいだけだから気にしなくてOK。勢いが大切。
あとはピポットアームマウントでGoProの角度を微調整して完了。
このピポットアームマウントはGoProの角度調整を後から行える優れものだから絶対に購入したい。
ざっくり顎マウントを取り付けても後から何とかなるのはこのピポットマウントのお陰。
あとはヘルメット内部のクッションにマイクを忍ばせて、
それをGoProに接続すれば完成。
簡単。
GoProは少し右にずらして取り付ける
今回実はこの写真の状態から一度剥がして、GoProの位置を少し右にずらして再度取り付けなおしてたりする。
というのもGoProはその構造上カメラが左側にあるんだけど、
そのせいでマウントパーツをヘルメットの中心に合わせてしまうとどうしても撮影位置が微妙に左側にずれてしまうのが気になっていた。
ということで今回、改めてマウントパーツを少し左側に取り付けた。というのがこの写真からわかると思う。
ここにGoProを取り付けるとカメラ部分がぴったり中心に来るというからくり。
あとは撮影しながらピポットマウントを微調整していけばOK。
ただ、このピポットマウントはこの取り付け方だと前後の傾き調整しかできず、横方向の傾き調整がほぼできない。
角度的にいまいちなら再度顎マウントを取り付けなおす予定。
取り付けパーツをもう一つ追加すれば解決するんだけど、パーツが増えるほどカメラの取り付けが不安定になる。どちらを取るかは難しい。
3Mの両面テープは超強力
肝心の3Mの両面テープの強度は超強力。このヘルメットマウントパーツが自然に剥がれて落下することはまずないであろう安心感がある。
それでも取り付けの爪が折れたり、パーツが折れたりしたらGoProは落下する。
なんらかの落下防止策はあるに越したことはないんだけど、とはいえこの取り付け方法なら多分必要ない。
それくらい機構全体がシンプルだし頑丈。強度を保つために、シンプルであることはなにより重要。
GoProは公式サイトでの購入がおすすめ
モトブログのヘルメット顎マウントの取り付け方法はこんな感じ。
改めて必要なパーツ一覧は下記。
とにかくGoProの初期費用が高すぎるのがネックだけど、それ以外のパーツは意外と安い。
あとGoProはAmazonとか家電量販店とかで買うと値段が大幅に上がるから、必ず公式サイトで買うようにしたい。(⇒ GoPro公式)
GoProは交換サポートが超手厚い
GoProはサポートが超手厚いのも強みの一つで、年間6,000円のGoProサブスクリプションに加入すればたとえ中古で購入したGoProでも1万円程度で新品交換が可能。(⇒ サポート詳細)
しかもこのGoProサブスクリプションはGoProが壊れてからの加入もできてしまう。とんだ太っ腹仕様なんだ(※サポートに確認済み)
この手厚さはアクションカメラならでは。ということで色々文句をいいつつもアクションカメラはやっぱりGoProがおすすめという話。悔しい。
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