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【Mate 20 Proカメラレビュー】機能と感想と弱点 in バンコク

2019年2月13日

一眼レフカメラを持ち歩かないためにMate 20 Proを購入してもう3週間くらいが経った。今はプライベートでタイのバンコクに旅行に来ているんだけど、今回はバンコクで撮影した作例と一緒に、Mate 20 Proトリプルカメラの機能と使った感想を書きたい。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

Mate 20 ProのLeicaトリプルレンズ

Mate 20 Proは望遠、標準、広角3つの異なる画角を持つトリプルレンズを搭載していて、カメラ画質評価サイトのDxoMARKでも歴代スマホ最高ランクとして評価されている現在最もカメラ画質が優れたスマホだ。

Mate 20 Proのレビュー記事はこちら。

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Mate 20 Proのレンズ構成

Mate 20 Proの3つレンズ構成は下記。

  • 標準レンズ 4000万画素 F1.8 焦点距離27ミリ相当
  • 望遠レンズ 800万画素 F2.4 焦点距離80ミリ相当
  • 広角レンズ 2000万画素 F2.2 焦点距離16ミリ相当

優秀なカメラアプリUI

Mate 20 Proは3つのレンズを搭載している関係からレンズのスムーズな切り替えが重要になるんだけど、操作は単純明快。カメラ画面下に常に表示されているの4つのボタンを選んでタップすることでいつでもレンズを切り替えられる。左から5倍、3倍、標準、広角の順番。

一番左側の5倍ズームはデジタルズームでモロに画質が荒いからおすすめしない。

また、撮影モードの切り替えは画面右側に並んでいるスライドから選択する。さすがによくできている。

モードはアパーチャ、夜景、ポートレート、写真、ビデオ、プロ、その他の7つ。

賢すぎるAIアシスト

Mate 20 Proはとりあえず「写真」モードを選んでおけば優秀なAIアシストが全て自動で判断してくれる。

人だと判断すればポートレート、夜景だと判断すれば夜景モードに自動で切り替えてくれるし、被写体をそれぞれ認識して適切な色合いに調整してくれる。

AIアシストが違うと思えば「×」をタップすることでキャンセルもできる。

手軽に写真を撮るというのがスマホカメラの史上命題だと思うから、俺は「写真」と「ビデオ」しか使わないし、今のところ困ってない

RAW現像も可能

Mate 20 Proはプロモードを選択することでRAW保存もできる。

ただ、プロモードだとAIアシストが使えない。また、RAWで保存して後で現像するのはスマホカメラの手軽さが失われるからおすすめしない。

手持ちで撮れる夜景モード

面白いのは夜景モードで、5秒間で大量の写真を撮影して合成することで明るく鮮明な夜景写真を生み出す。動かない被写体にしか使えない機能だけど、このモードのおかけでMate 20 Proはスマホカメラの弱点である夜景にも強い。

夜景モードなしだとこの写真が

夜景モードを使えば木の枝が数えられるくらい鮮明に写る。

5秒間シャッターを開き続ける方法と違って手持ちでもブレず、使い勝手がいい。

明るさの調整は暗め

ブログに載せるために明るい写真を求めすぎているというのが大きいんだけど、Mate 20 ProのAIアシストの明るさ調整は、よく言うと目で見た印象に近く、悪く言うと全体的に暗い。

こういう時は画面内の暗い所をタップするとその部分をベースに明るさを合わせてくれる。その後にスライダーで明るさを微調整することも可能。

ひと手間かかるけど、これでブログに乗せても違和感のない明るい写真が撮れる。

27ミリ 1/1.7のパワフルなメインカメラ

なんといっても1/1.7サイズのセンサーを搭載するメインカメラがパワフルで楽しい。

このカメラは最大で4000万画素という無駄すぎるスペックなんだけど、デフォルトは1000万画素に設定されていて、1000万画素の方が高感度に強い。この辺りは4つの画素で1つの画素を構成することによるものだと思う。

暗い所でもしっかり明るく、綿密に描写してくれ、しかもノイズも少ない。

センサーが大きいことから、手前にピントを合わせるとスマホとは思えない自然な背景ボケが出る。

一眼並に見えるポートレート

特に人にカメラを向けたときに自動で切り替わるポートレートモードの処理は見事で、背景を疑似的にぼかした美しい描写を楽しめる。

ポートレートモードはスマホが背景だと判断した部分を疑似的にぼかしているから、一眼レフカメラの自然なボケとは違うんだけど、処理のレベルが高く違和感がない。

このメインカメラと背景ボケの描写は光の少ない夜でも圧倒的で動きが激しくなければ普通に使えてしまう。

デジタルズームで焦点距離を調整可能

メインカメラの27ミリという焦点距離は比較的広角寄りで、アップで撮影するとかなり歪むんだけど、そういう時は標準レンズのところから少し左にスライドすると自由にズームができる。

光学式ズームではないから画質が劣化するはずなんだけど、Mate 20 Proの場合は4000万画素まで対応したセンサーを標準時は1000万画素までしか使わないことによる余力で劣化なしのズームができる。

さすがに等倍に耐えられる性能ではないけど、1.5倍程度(40ミリ相当)なら違和感なく使える。

F2.2 焦点距離16ミリの楽しい広角カメラ

Mate 20 Proのカメラを魅力的にしているのは間違いなくこの広角カメラだ。16ミリ相当の超広角カメラはまるで世界が変わったかのような写真が撮れる。

とにかくその場全体の雰囲気を切り取りたいというときに広角カメラは大活躍する。

残念ながらメインカメラより夜景には弱いものの写りは十分。

最悪夜景モードを使えば余裕で夜も戦える。

広角カメラは全体を切り取るだけでなく、近くのものと遠くの物を対比した描写も面白い。

歪みを活かして真っすぐなものを曲げて遊ぶこともできる。

広角カメラを使えばいつも見ているはずの、見たことない世界が広がる。

全体を切り取るだけでなく、アイデア次第で楽しめるのが広角カメラの面白い所だ。

スーパーマクロ撮影も

この広角レンズはスーパーマクロ撮影にも対応する。と言ってもカメラを近づけるだけで勝手にカメラが切り替わってスーパーマクロモードになるからこっちでやることはない。すごい。

2.5センチまで被写体に近づけるから、モモンガの目の反射もくっきり見える。

F2.4 焦点距離80ミリの望遠レンズ

曲者は80ミリの望遠レンズで、意外に使い道がない。

そもそも80ミリという焦点距離は一般的に「物撮り」や「ポートレート撮影での顔のアップ」を歪みなく撮影するために使われる焦点距離で、想像以上にアップになる。街中を歩きながらだと使い道を探すのが大変だった。

とはいえ80ミリなりの圧縮効果で、近くの被写体と遠くの被写体の遠近感が小さい写真が撮れるのは楽しい。

もちろん望遠レンズなりの遠くの被写体をアップで撮る用途には最適で、広角レンズでこうなるところが

望遠レンズならこんなにアップになる。

これをポケットに入る小さなスマホで撮り分けられるのは恐ろしい。

遠方から撮影できるからきれいなお姉さんの盗撮にも最適。

モノクロレンズを排したMate 20 Proの方向性

P20 Proが望遠レンズと標準レンズ、モノクロレンズを搭載していたのに対して、Mate 20 Proはモノクロレンズを廃して広角レンズに置き換えた。

元々モノクロレンズはカラーレンズの画像と合成することで高精細な写真を生み出していたことが強みだったんだけど、Huawei幹部は技術革新によってモノクロレンズなしでも今まで以上のクオリティを実現したと語っている。

事実DxoMARKではP20 Proと同等という評価を受けた。

広角レンズが楽しすぎる

Mate 20 Proはモノクロレンズを広角レンズに置き換えることでよりカメラとしての楽しさを追求して激化するカメラ画質競争から一歩抜き出た。

Mate 20 Proを使い倒してみて、望遠レンズは意外に使い道がないけど、広角レンズは超楽しかった。これこれ!こういう時困ってたの!というところを広角レンズが見事にカバーしてくれる。

風景写真なら一眼レフから置き換えてもいいレベル

さすがに繊細さでは一眼レフには全然及ばないけど、繊細さが真価を発揮するのはポートレートとか物撮りとかのジャンルの写真で、風景写真に限れば重要度は低い。

更にブログに載せるサイズの風景写真であればMate 20 Proでも画質は十分。なによりポケットに入る小型スマホでこれだけのバリエーションを撮り分けつつ、高画質を維持できる利便性はすさまじい。海外旅行なのに手ぶらで歩けるのは最高だった。

その意味でMate 20 Proは旅行という用途に限っては、一眼レフから完全に置き換えてしまっても良いかもしれないと思わせられるスマホカメラだった。

Mate 20 Proを3週間使った感想

3週間使い込んで感じたことをまとめています。

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