なんと俺が住む物件はマンションなのにマンションタイプの光回線が使えない。つまりファミリータイプでしか契約できないから月額が高い。
そこで、通信費を減らすために2019年3月にソフトバンク光を解約して、家中の通信をモバイルWiFiに一本化した。
これはこれで不便はなかったんだけど、2019年10月頃からYoutubeを本格化したことでモバイルWiFiの通信速度に耐えられなくなって、またソフトバンク光を契約しなおした。
今回は光回線からモバイルWiFiを経てまた光回線に乗り換えた俺の視点から、一人暮らしで光回線を契約するメリットデメリットとモバイルWiFiとの違いを解説したい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
一人暮らしにはモバイルWiFiが人気
そもそも一人暮らしなら光回線よりモバイルWiFiの方が一般的。
モバイルWiFiと言えば最近は会社が乱立してもはや意味不明な状況になりつつあるんだけど、中でも有名どころの実質月額とデータ容量は下記。
実質月額 | データ容量 | |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,480円 | 無制限 |
DTI WiMAX | 3,606円 | 無制限 |
Broad WiMAX | 3,550円 | 無制限 |
カシモWiMAX | 3,704円 | 無制限 |
THE WiFi(クラウドSIM) | 3,812円 | 無制限 |
実質月額と表現しているのは初期費用とか端末代金が別途かかったりキャッシュバックがあったりとややこしいから。ざっくりとはこんな感じ。詳細はそれぞれのウェブサイトで確認してほしい。
スマホもモバイルWiFIとして利用可
あと意外と知られていない事実ではあるんだけど、スマホにはモバイルWiFIと全く同じことが出来るテザリング機能が備わっているから、これを使えばそもそもモバイルWiFi自体が必要ない。
例えば今ならドコモの5Gスマホを契約すれば約8,000円でデータ使用量無制限な上に無駄なWiFiルーターを持つ必要もなくなる。
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モバイルWiFIの5つのデメリット
多くの一人暮らし家庭なら上で紹介したモバイルWiFiルーターまたはスマホのテザリングを使えば十分ネットワークを賄えるんだけど、モバイルWiFiルーターにはいくつかの致命的な欠点がある。俺が光回線に乗り換えたのもモバイルWiFiルーターの欠点に耐えられなかったからなんだ。
その欠点が下記5点。
- モバイルWiFiは契約期間縛りに注意
- クラウドSIMはトラブルに注意
- モバイルWiFiは3日で10ギガ制限に注意
- モバイルWiFIはネットワーク接続できる台数が少ない
- アップロードの速度が遅い
モバイルWiFiは契約期間縛りに注意
2019年10月以降、多くのモバイル通信契約で期間縛りが撤廃されているんだけど、モバイルWiFIは対象外らしくて今もがっつり期間縛りがある。
しかもその期間縛りは36カ月とかもZARA。光回線も24カ月から26カ月の期間縛りが一般的だけど、モバイルWiFiはそれと同じだから、一度契約してしまうと簡単に解約できない厄介な存在になる。
クラウドSIMはトラブルに注意
更に最近多く出始めているクラウドSIMは新しい会社が多くて、通信が安定していない報告も少なくない。上記だとTHE WiFiがクラウドSIMに該当する。
au、ドコモ、ソフトバンク全ての通信回線を使えるのは魅力ではあるけど、まだサポート体制が万全じゃないのが現状。
モバイルWiFiは3日で10ギガ制限に注意
モバイルWiFiはデータ通信無制限を謳ってはいるけど、その多くで3日/10ギガの制限がある。つまり一日3.3ギガ以上を日常的に使ってしまうと4日目には速度制限が入る。
一日3.3ギガは動画をVODサービスとかYoutubeで意外と簡単に到達してしまうデータ量だから、動画をよく見るという人は注意が必要。
光回線の場合は文字通りデータ通信無制限となる。
モバイルWiFIはネットワーク接続できる台数が少ない
モバイルWiFiもスマホのテザリングもネットワーク接続できる台数が明確に決まっていて、一般的には6台ほどで、多くても10台が限界。
とはいえ6台もネットワークに繋げれば一般家庭では十分ではあるんだけど、例えば俺の家を例に挙げるとネットワーク接続機器は下記。
- スマホ × 3
- タブレット × 2
- パソコン × 2
- Google Home × 1
- ChromeCast × 1
- Fire TV Stick × 1
- YeeLIGHT × 4
- プリンタ × 1
合計15台。俺のケースはアホ過ぎて一般家庭だと参考にはならないんだけど、あらかじめ自分の家のネットワーク機器の台数とモバイルWiFiの接続可能台数を調べておくのは重要。
モバイルWiFiはアップロードの速度が遅い
もう一つのモバイルWiFiの欠点がアップロード速度が遅いことなんだ。
とはいえ多くの人にとってアップロード速度なんて遅くても関係ないんだけど、
- PCでオンラインゲームをプレイする人
- 動画などの大容量データをアップロードする人
にとっては致命的。特に俺は一応Youtuberでもあるから動画のアップロードが遅いと話にならない。
ということでスマホテザリングでのモバイルWiFiを辞めて光回線を契約することにした。
ソフトバンク光はキャッシュバック盛り盛り
さて光回線の契約を決意してから色々と調べたんだけど、今の固定回線はどこもキャッシュバックが超しょぼい。
まともにキャッシュバックを出しているのはソフトバンク光だけという状況で、工事費も加味した2年間のトータル額で考えるとソフトバンク光一択だった。
ソフトバンク光の実質月額は3,420円(2年)
結論から言うと俺の場合はソフトバンク光の実質月額利用料はファミリータイプで月3,420円に収まった。
Chat WiFiが2,980円だったから500円上乗せするだけで済んだのはかなり優秀。もっと早く乗り換えておけばよかった。
ソフトバンク光の実質月額3,420円の内訳は下記。詳細は後述する。
ソフトバンク内訳
ソフトバンク光導入費用
- 事務手数料 3,000円
- 初期工事費0円(24,000円全額還元予定)
月額通信料
- 月額5,200円(ファミリータイプ2年契約)
- ワイモバイル通信費 -500円
- おうちでんき割引 -30円
キャッシュバック
- 30,000円(提携サイト独自キャンペーン)
実質月額
- 月額5200円
- キャッシュバック月割り1,250円
- ワイモバイル割引500円
- 電気割引30円
= 3,420円
最初に紹介したモバイルWiFIの月額と比べても遜色ないことが分かる。
実質月額 | データ容量 | |
GMOとくとくBB WiMAX | 3,480円 | 無制限 |
DTI WiMAX | 3,606円 | 無制限 |
Broad WiMAX | 3,550円 | 無制限 |
カシモWiMAX | 3,704円 | 無制限 |
THE WiFi(クラウドSIM) | 3,812円 | 無制限 |
繰り返しになるけど俺はマンションタイプを契約できない戸建てファミリータイプだから月額が高い。
マンションタイプならここから更に1,400円安くなって実質月額2,000に収まる計算になる。悔しい。
ソフトバンク光は乗り換えで工事費全額還元
光回線への申し込みを躊躇する最大の理由は24,000円もする回線工事費なんだけど、ソフトバンク光は他社からの乗り換えで回線工事費を全額還元してくれる。
乗り換えは固定回線でもモバイル回線でもOK。つまりソフトバンク光の工事費24,000円は誰でも0円にできる。
契約後に他社解約書類の写真を送付
やり方は簡単で、ソフトバンク光を申し込んでからお客様ページで他社の解約を証明する写真を送るだけ。
俺は丁度民泊の運営を辞めて民泊用に契約していたWiMAXを解約したから、そこからソフトバンク光への乗り換えという形で申請した。
ソフトバンク回線以外からの乗り換えが条件
但し、工事費還元キャンペーンはソフトバンク回線以外からの乗り換えに限定される。
俺が使っていたChat Wifiはソフトバンク回線を使っているから乗り換えキャンペーン対象外。
ソフトバンク光は他社違約金も全額還元
ソフトバンク光は工事費だけでなく他社からの違約金もキャッシュバックしてくれる。
これも他社違約金の明細写真を送ればソフトバンク光が最大10万円まで負担してくれる。
つまり現在ソフトバンク光以外を使っているのであれば、違約金無料、工事費無料でソフトバンク光への乗り換えが可能。太っ腹。
ソフトバンク光は囲い込みもアツい
これはどこの固定回線もそうだけど、ソフトバンク光も囲い込みの施策が多くてソフトバンクのサービスが色々お得になる。
詳細は下記。
ソフトバンク光の囲い込み
- ソフトバンクの回線契約が月最大3,800円引き
- ワイモバイルが月最大1,100円引き
- おうちでんきが1%引き
俺の場合は
・ワイモバイルのSプラン × 1(500円引き)
・おうちでんき(電気代1%の月平均30円引き)
が適用されている。
キャッシュバック30,000円(独自施策)
ソフトバンク光は提携会社のキャンペーンサイトから申し込めば提携会社独自のキャッシュバックを受けられる。俺は30,000円が2月に振り込まれる予定。
このキャッシュバックはソフトバンク公式で申し込むと受けられないから、絶対にキャッシュバック付きの提携会社から申し込むようにしたい。
キャッシュバック金額は運営会社と時期で変わるからそれぞれを比較して一番高い所で契約するのがおすすめ。
おすすめキャンペーンサイトは下記
■株式会社N’sカンパニー(おすすめ)
【条件】6カ月以内開通
33,000円キャッシュバック ⇒ 詳細ページ
■株式会社S&Nパートナー
【条件】要おうち割光セット(月500円)
34,000円キャッシュバック ⇒ 詳細ページ
■株式会社エフプレイン
【条件】90日以内開通/要キャッシュバック申請書送付
35,000円キャッシュバック ⇒ 詳細ページ
ソフトバンク光に乗り換えたデメリット
ここからはまずモバイルWiFiからソフトバンク光に乗り換えて感じるデメリットを紹介する。
外でのデータ通信が不安でいっぱい
Chat WiFi最大のメリットは家でも外でも垣根無く100ギガデータを使えることだったんだけど、Chat WiFiをソフトバンク光に乗り換えたことで外での通信に不安を感じるようになった。
今はほとんど家を出ない生活をしているから影響は少ないけど、ワイモバイルSプランだけだと外でのアプリダウンロードとか動画視聴にはやっぱり気を使う。
とはいえ最近はあらゆるデータをスマホにダウンロードできるようになってるから、ジムでの運動に備えて事前に聞きたいYoutubeをダウンロードすることで対策してる。
データ通信制限怖い。
月額通信費が500円増えた
「一人暮らしでストレスなく節約する方法」記事でも解説しているんだけど、俺は何も残らない通信費にお金を払うのが嫌いだ。
だからChat WiFiとか格安SIMを駆使して極限まで節約しているんだけど、ソフトバンク光への乗り換えで月額通信量が500円増えた。
まぁ500円ならまだ許せるんだけど、マンションタイプを契約できなかったことが悔やまれる。物件選びは大切。
一人暮らしにおすすめの節約方法を解説した記事は下記。
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2年間契約でしかも自動更新
スマホとかモバイルWiFiは2019年10月から契約期間縛りが撤廃されたんだけど、固定回線の契約期間縛りは今もなお健在。
俺が契約したソフトバンク光も2年自動更新プランで、更新月以外は違約金を取られる。辛い。
とはいえ光回線に乗り換えたことで月のYoutube収益が40万円を超えたから元は取れた計算になる。長期的視点を持つことが大切。
ソフトバンク光に乗り換えたメリット
ここからはモバイルWiFiからソフトバンク光に乗り換えて感じるメリットを解説する。
ソフトバンク光と5GHz帯で通信が爆速
ソフトバンク光を契約した最大の目的はYoutube動画のアップロード速度の改善なんだけど、これはマジで大成功だった。
ファミリータイプの固定回線と5GHz帯のWiFiを組み合わせることで、4ギガの動画データがたったの5分でアップロードできるようになった。
モバイルWiFiだと6時間以上かかってたから約6時間の時短を実現できたことになる。
光回線なら電子機器をWiFiに繋ぎ放題
Mate 20 Proのテザリングで生活していた頃は接続数が最大8台という明確な制限があったんだけど、ソフトバンク光のWiFiルーターは実質無制限。
もちろんWiFiルーターにも推奨接続数はあるんだけど、それは常時通信する場合の話で、待機接続数なら15台でも余裕。
ソフトバンク光に乗り換えたことで家中の電子機器を常時WiFiに接続できるようになった。
光回線はデータ通信量が無制限
モバイルWiFiはデータ通信無制限と言いながらなんだかんだ色々な制限があるんだけど、固定回線は本当の意味で無制限。
実際Chat WiFiの100ギガデータを使っていて足りなくなったことは無いんだけど、動画を見ながら不安を感じていたのも事実。
今はソフトバンク光を導入したことで通信の不安とストレスが完全になくなって動画を見る量が増えた気がする。
5G一般普及まではソフトバンク光がおすすめ
モバイルWiFIからソフトバンク光に乗り換えたメリットとデメリットを改めてまとめると下記。
メリットデメリット
ソフトバンク光に乗り換えたデメリット
- 外でのデータ通信が怠い
- 月額通信費が500円増えた
- 2年間契約しないといけない
ソフトバンク光に乗り換えたメリット
- ソフトバンク光と5GHz帯で通信が爆速
- 電子機器をWiFiに繋ぎ放題
- データ通信量が無制限
Youtube投稿とゲームは光回線必須
当初から予想出来ていたことではあるけど、固定回線はモバイルWiFiと比較すると大容量データの取り扱いとか速度品質は圧倒的。
Youtubeの動画投稿とかオンラインゲームを始めるなら固定回線の契約は必須だった。
5G通信の実用化は2022年以降
スマホの5G通信(第5世代)が始まればデータ通信制限がなくなって固定回線が必要なくなるという説もあるんだけど、俺の予想では5G通信が一般普及するのは2022年以降。
どうせまだ2年以上あるなら無駄に待つよりソフトバンク光を2年使ってストレスから解放された方が良い。
2年経つなら乗り換えがおすすめ
あと現在他社の光回線を使っていて、ソフトバンク光の実質月額を上回っている人も、ソフトバンク光に乗り換えれば安くなる可能性が高い。
ソフトバンク光は他社からの乗り換えなら違約金も工事費も全額負担してくれるから、積極的に乗り換えを検討するのがおすすめ。
申し込みの際はキャンペーンサイトを経由することを忘れないようにしてほしい。
■株式会社N’sカンパニー(おすすめ)
【条件】6カ月以内開通
33,000円キャッシュバック ⇒ 詳細ページ
■株式会社S&Nパートナー
【条件】要おうち割光セット(月500円)
34,000円キャッシュバック ⇒ 詳細ページ
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【条件】90日以内開通/要キャッシュバック申請書送付
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