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【折りたたみスマホ比較】Galaxy Fold vs Mate Xと両方売れないであろう理由

2019年2月25日

HuaweiとGalaxyから折りたたみスマホが発売されて次世代のスマホの一つの形として話題になっている。

今回は発表された二つの折りたたみスマホであるGalaxy FoldとHuawei Mate Xの比較と、折りたたみスマホは売れないであろう思う理由をまとめる。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

Galaxy Fold/Huawei Mate Xの比較

Galaxy FoldとHuawei Mate Xに関してはまだそれほど多くの情報は公開されていないんだけど、今わかっている範囲で2機種を比較する。

Galaxy Fold/Huawei Mate Xのスペック

Galaxy Fold Mate X
ディスプレイ(展開時) 7.3 8
解像度(展開時) 2152×1536 2480×2200
ディスプレイ(折りたたみ時) 4.6 6.6
解像度(折りたたみ時) 1960x840 2480x892
CPU Kirin980
メモリ 12 8
ストレージ 512 512
バッテリー 4380 4500
防水 ? ?
指紋認証
DSDS ?
重量 ? ?
サイズ ? ?
価格 約22万円 約29万円

基本スペックはこんな感じ。思っている以上にわかっていることは少ない。というか重量とか厚みがなにより気になる。でもそれは非公開。発売までにまだまだ改善するつもりなんだろう。

両機種ともCPUとメモリは現行最高クラスの物を採用予定。Galaxy Foldに至っては驚異の12ギガメモリと512ストレージを搭載している。これは俺が使っているノートパソコンよりも多い。使い道があるのかは謎。

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Galaxy Fold/Huawei Mate Xのディスプレイ構造

折りたたみスマホの魅力は何といっても展開時の巨大なディスプレイサイズだ。展開時のディスプレイサイズはGalaxy Foldが7.3インチ、Mate Xが8インチと両機種ともに充分大きい。

Galaxy Foldが谷折り

Galaxy Foldは谷折りの構造になっていて、折りたたんでいるときと開いた時で別のディスプレイを使う。折りたたみ用と展開用にディスプレイが必要なこの構造は無駄が多く見える。

Galaxy Foldを折りたたむとこんな感じ。少し前のガラケーのようなデザインで分厚く洗練されていない。展開して使うことを前提としたサブディスプレイ的な扱いだ。

Mate Xは山折り

Mate Xは山折りなので、折りたたみ時は裏と表でディスプレイを分割利用できる。折りたたみ時のディスプレイサイズは表が6.6インチ、裏が6.38インチ。展開するとその二つが組み合わさって8インチになるシンプルな構造だ。

カメラは一か所ながら、スマホの裏も表も使えることから高画質Leicaトリプルレンズをフロントカメラとしても使える。

画面の情報量 vs スマホの持ちやすさ

折りたたみスマホは昨今のスマホの大画面化の延長線上にある。小型スマホの名作iPhoneSEの新型を発売しろという声は根強いけど、市場のスマホは9割以上が大画面化を繰り返して、多くのスマホが6インチを超えてきている。

スマホの大画面化は、持ちにくいというデメリット以上に情報量が多いメリットが大きくて、一度大画面スマホを使うと小型スマホに戻れなくなる魅力がある。

実際俺は現在6.39インチのMate 20 Proを使っているけど、情報量の多さに感動している。

一画面にこれだけ表示される視認性は圧倒的。スマホ市場全体の大画面化はユーザーニーズが顕在化した結果だ。

6.39インチのMate 20 Proの詳細な感想記事はこちら。

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7インチ以上が人気ならタブレットはもっと売れてる

折りたたみスマホはまさに大画面スマホの正統進化だから方向性としては間違っていないんだけど、冒頭でも書いたように俺は売れないと思っている。

7/8インチは既に存在している

というのも単純に大画面を使いたいなら折りたたみスマホの発売を待つまでもなく7インチ/8インチクラスのスマホやタブレットを使えばいいけど、そんな人はいない(希少)。

タブレットは持ち運びが...って思うかもしれないけど、7/8インチタブレットならジャケットの内ポケットにもズボンの後ろポケットにすっぽり入る。

ズボンがメインの男性なら余裕だ。それでもタブレットをメイン機として使わないのにはそれなりの理由がある。

スマホは片手で使えることが重要

その昔5インチスマホが主流だった時代に6.44インチディスプレイを採用したXperia Z Ultraという異端スマホがあった。そのスマホは話題になったし、一定のファンもいたけど、新型が発売されるほどの売り上げはなかった。

さらに最近で言えばZenFone 3 Ultraという6.8インチの巨大スマホがあるけど売れていない。

この二つの共通点は片手で操作できない大きさだ。

これに対して6.39インチのMate 20 Proは縦長ディスプレイで片手操作を可能にしたことでユーザーに受け入れられた。

つまり、ユーザーが求める大画面には【※片手で使える範囲で】という隠れた条件がある。

これが手の小さい人にiPhoneSEの新型が渇望される理由でもあり、7インチタブレットがメイン機に選ばれない理由だ。

折りたたみスマホを展開する意味

折りたたみスマホは折りたたみ時は片手でも使えるし、展開すれば両手で大画面を楽しめる最高の選択肢のようにも見える。

折りたたみ型のスマホケースが不人気な理由

ところで手帳型のスマホケースはスマホの防御力に反して不人気だ。その理由はスマホチェックのめんどくささにある。

一日に何度もチェックするスマホは開閉のスピードが命だけど、手帳型はそのスピードを殺す。実際iFaceなどの有名ケースブランドも手帳型ケースを取り扱っていない。

手帳型ケースの開閉すら面倒なのに、折りたたみスマホの展開なんて想像したくもない。毎日何十回と出し入れする折りたたみスマホを展開するのは超絶めんどくさい。

折りたたみスマホは展開しなくても使える

でも大丈夫!折りたたみスマホは展開しなくても使える。すごい!

普段はたたんだ状態でサクッとチェックして、がっつり作業したいときだけ展開して大画面にできる。最高!

需要の無い理想を実現した折りたたみスマホ

待ってほしい。大画面にそこまでの需要があるなら、電車とかカフェとかの落ち着いた空間でタブレットを使っている人をもっと見るはずなのに全然見ない。

カフェで見るのはゆったりと小さなスマホを使っている人と、パソコンを開いてる人の2種類だ。

意外にがっつり両手のリソースをスマホ避けるタイミングは少ないし、両手のリソースを避けるタイミングでも大画面タブレットは使われない。

展開しなくても折りたたみスマホは使える

そもそも折りたたみスマホは展開しなくても使えるのに、ひと手間かけてまで展開した大画面でなにをすればいいのか。

上でも書いたようにスマホはスピード感が命で、展開の手間は思った以上に大きい。折りたたみスマホの購入は展開する理由を探す旅の始まりだ。

大画面スマホに対するシビアな価値観

つまり、消費者は大画面スマホは使いたいけど、両手のリソースを割くほどでもないし、鞄からタブレットを取り出したり、折りたたみスマホを展開したりのひと手間をかけるほどでもない。片手でサクッと使える範囲の手間がかからない範囲での大画面を求めている。

折りたたみスマホが成功する条件

ここまでがっつり折りたたみスマホにダメ出ししてきたけど、じゃあいらないのかというと普通に欲しい。俺は折りたたみスマホが売れずに世の中から消えていくことを危惧している。

価格据え置きなら折りたたみスマホを選ぶ

折りたたみスマホが成功する条件は一つ。価格を据え置くこと。展開時の大画面という弱い付加価値に、通常のスマホの2倍以上の金額は出せない。出せて1.5倍がいいところ。1倍なら完璧。

折りたたみスマホの価格据え置きはあり得ない

でも折りたたみ機能を付けて価格を据え置くなんてあり得ない。だから折りたたみスマホは失敗する。

折りたたみスマホは可能性の模索

今回発表された折りたたみスマホの価格はGalaxy Foldが22万円でMate Xが29万円。とてもスマホとは思えない値段が設定されている。

折りたたみスマホの高額な価格設定の意味

この価格には当然研究開発費が含まれるんだけど、メーカーとしても折りたたみスマホが売れるとは思っていない。例え市場から消えていく運命だとしても、できる限り研究開発費の元を取るために設定されたスキミングプライスだ。

折りたたみスマホを開発する理由

スマホ開発大手にとって、他社に技術開発で負けるわけにもいかない。それに万が一折りたたみスマホが爆発的にヒットしたのを見てから開発するようでは遅い。相次ぐ折りたたみの発表は世界を牽引するスマホメーカーとしての意地と競争の賜物だ。

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