〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

カメラ スマホ

手持ちはOSMO POCKET、固定はGoPro 7【画角と撮影方法を比較検討した結論】

2019年2月11日

Mate 20 ProとMijia GInbalを使った動画撮影が楽しい。Youtubeになんでも気軽に投稿できる時代になって、撮影した動画が無駄にならなくなったことからも、今後どんどん動画を撮っていきたいと思うようになった。

というわけで今話題のOSMO PocketかGoPro HERO 7が欲しいから、両者を俺の用途で比較検討する。

本日もガジェマガ(@Gadgetkaeru)をご覧いただきありがとうございます。

この記事の目次(クリックでジャンプ)

Mate 20 Pro × Mijia Ginbalの使い勝手

まず最初にMate 20 Proとジンバルの組み合わせについて、とにかくジンバルが面白い。常に水平が保たれる滑らかな動画がこんなに気持ちいいと思わなかった。

ジンバルってなに?って人はまず俺のツイートの動画を見てほしい。


ジンバルを使えば電子制御でスマホを水平に保ってくれて傾きがなくなる。実際に手持ち撮影とジンバル撮影を比較したレビュー動画がこれ。

3分10秒くらいからが手持ち撮影で4分からがジンバル撮影なんだけど、その差は圧倒的。

Mate 20 Pro × Mijia Ginbalは画質が超いい

Mate 20 Proは現存するスマホで最も画質が良いカメラを搭載する。トリプルカメラの中でも主力となるメインカメラのセンサーサイズは1/1.7。これは画質が綺麗なことで話題のOSMO Pocketの1/2.3をも上回るセンサーサイズだ。

Mate 20 Pro × Mijia Ginbal重すぎぃ!

撮影は超楽しいんだけど、とにかくジンバルがデカくて重い。なんとジンバルだけで500グラム。Mate 20 Proを取り付けると合計700グラムにもなる。画質がすごくて楽しすぎるんだけど、この大きさは手間すぎる。

というのもジンバルを持ち歩くためには必ず鞄が必要になる。せっかく荷物を少なくしているのにジンバルのためだけに鞄を持つのがめんどくさい。ポケットに入れられるようなジンバルはないのか、と思ったらあった。それが今話題のOSMO PocketとGoPro HERO7だ。

OSMO Pocket vs GoPro HERO 7

というわけで今俺の中では絶賛OSMO PocketとGoPro HERO 7が争っている。

古参のGoProと新参のOSMO Pocket

この二つは両方ともポケットに入るサイズの動画撮影用デバイスで、GoProが7代目なのに対してOSMO Pocketは小型動画撮影端末としては初代。新参者が古参に真っ向勝負を挑んだ格好だ。

両方甲乙つけ難い

実は検索するとこの二つを比較している記事と動画が溢れている。それくらい今HOTな2機種なんだけど、比較記事が多いということは甲乙つけ難いということでもあるから、俺なりに用途ごとにどちらがいいのか考えてみた。

Mate 20 Pro × Mijia Ginbalもアリ

もう一つ残された選択肢はMate 20 Pro × Mijia Ginbalをそのまま使うというもの。多分画質も音質も最も優れた選択肢になる。ただ、ポケットには入らないし画角が最も狭い。さらに動画撮影中はスマホが使えない。

OSMO Pocket GoPro HERO 7 スペック比較

OSMO PocketとGoPro HERO 7とさらに俺が現在保有しているMate 20 Proとジンバルの組み合わせも加えてメリットデメリットを比較検討してみた。

OSMO Pocket Go Pro Mate 20 Proジンバル
価格 45000 47000 保有済み
手振れ補正
画質
内蔵マイク
携帯性 ×
外部マイク
4K60fps 可能 可能 4K30fpsまで
画角 80° 120° 80°以下
バッテリー持ち

各項目を簡単に解説する。

価格

OSMO PocketとGoPro HERO 7の価格差は約1万円。GoProの方が高い。これはDJIがGoProに対抗して値段を設定した格好だ。

手振れ補正

GoPro HERO7の電子式手振れ補正はジンバルキラーと比喩されるくらいだけど、本物のジンバルと比較すると差はある。具体的に、電子式手振れ補正は瞬間のブレは補正できるけど、本体の傾きは修正できない。

OSMO Pocketや、Mate 20 Proとジンバルの組み合わせは水平が保たれていて素晴らしい。

画質

画質は好みもあるんだけど、GoProは最もセンサーが小さく、夜景にも弱い。Mate 20 Proは最もセンサーが大きく夜景にも強い。昼ならどれも同じくらい。

内蔵マイク

OSMO Pocketの内蔵マイクはGoProほどではないけど十分に使える。Mate 20 Proの内部マイクのクオリティは高く、ウィンドノイズ以外は文句がない。

携帯性

OSMO PocketもGoPro HERO 7も小さい。両者互角。しいて言うならGoProの方が小さい。Mate 20 Proはジンバルが大きいから超邪魔だ。

外部マイク

OSMO Pocketへの外部マイクの接続はUSB-Cをイヤホンジャックに変換する必要がある。Mate 20 Proも全く同じ。GoProはマイク入力端子がついているから簡単。

4K 60fps

Mate 20 Proのみ4K30fpsまでしか対応していない。個人的にはフルHDの60fpsで十分だと思う。

画角120° vs 80°

画角は元祖アクションカメラのGoProが広角の120°、OSMO Pocketが80°、Mate 20 Proが本来80°のところ、電子式手振れ補正のためにさらに狭くなっている。

Mate 20 Proは広角レンズでの動画撮影もできるんだけど、それをするとセンサーのサイズが落ちて画質が落ちるから夜に弱い。今回は広角レンズは無視する。

バッテリー持ち

これはMate 20 Proの圧勝。GoProもOSMO Pocketも長くて2時間、4K60fpsだと1時間程度。ただし、全機種充電しながらの撮影が可能。

最適な使い方を検討

スペック上はどれも甲乙つけ難いからシチュエーションごとに考える。

アクションを記録するならGoPro

まずスノーボードは自転車などアクションを記録するならその名の通りアクションカメラGoProの広角が活きる。

映像の動きが激しい方が迫力があるし、動きが大きいから手振れがあってもそれほど気にならない。

Mate 20 Proも広角カメラを使うことで画角を広げられるけど、Mate 20 Proの広角カメラは夜景に弱い。

旅の記録ならジンバル

逆に歩いて撮影するならジンバルが活躍する。人混みを避けるためにカメラを上げ下げしても水平を保てるジンバルを搭載していればまるで浮いているかのような映像が撮れる。

旅の記録の場合は注目したいものを切り取れる画角があれば十分で、余分なものが多く映り込む広角カメラはかえって邪魔になることもある。

もちろん旅先でも画角が広い方が良いシチュエーションもあるけど、それよりも水平を保てることのメリットが大きい。

Youtube撮影

Youtube撮影するのであれば画角が広くて外部マイクを取り付けやすいGoProがおすすめだ。また、Mate 20 Proは広角カメラでの動画撮影もできる。内蔵マイクの音質もいいので、Youtube撮影にもおすすめだ。

スマホ + ジンバルもあり

スマホ + ジンバルの欠点は合計700グラムと大きくて重いことと画角が狭いことの3点。その代わりに画質とマイクの音質とバッテリー持ちが良くなる。

なんという一長一短。天は二物を与えずとはこのことか。

画的にはGoPro + ジンバルが最強の選択

なんだかんだいってやっぱり画角は広い方が取れる映像は面白い。狭い画角が活きるシチュエーションは少ないから、Go Proは優位。

つまりGo Pro + ジンバルなら画質という意味では最強になる。ジンバルが大きくて重すぎるという課題は残る。

OSMO PocketとGoPro HERO 7の選び方

最終的に判断するポイントは自分が選ぶ撮り方になる。

手持ちで活きるジンバル

手持ちで撮影すると意識しても水平を失う。だからジンバルが活躍する。手持ち撮影にジンバルは欠かせない。

固定するならGoPro HERO 7

これに対して、バイクや自転車に本体を取り付ける使い方であれば水平を失うことはないから、GoProの電子式手振れ補正で十分。GoProの画角のメリットだけが活きる。

GoPro HERO 7に心が傾く

俺はまだしばらくMate 20 ProとMijia Ginbalの組み合わせを使うけど、今年中にバイクを購入してバイクに取り付けた動画を撮影したいと思っている。

ということで俺の場合は水平を保つ必要がないから画角を活かしてGoProを購入するのがよさそうだ。水平を保ちたくなれば手持ちのジンバルにGoProを取り付ければいい。

おすすめ記事(おもしろいやつ)

スマホ レビュー

2022/12/15

【Pixel 7 Proレビュー】最も理想的なAndroidスマホ

いつの間にかPixelシリーズの年一回の発売が恒例になり、Tensor搭載後はブランド力も獲得し、独自機能も増え、毎年のPixel発売が話題になるようになった。 そして今年も俺の手元には最新となるPixel 7 Proがある。ということで今年も今年のPixelはどうなのかをレビューする。 【結論】Pixel 7 Proはバージョンアップ版 先に結論から言ってしまうとPixel 7 ProはPixel 6 Proのバージョンアップ版に過ぎず、ほぼ変化がない。実際に使用感に影響する進化点は下記の2点のみ。 超 ...

デスク環境 パソコン・周辺機器

2024/2/19

【デスクツアー】デスクアイテム一覧と使ってる理由、感想【俺の一軍】

ガジェマガでは過去に色々な商品をレビューしすぎていて、 「で、結局今のお前は何を使ってるの?」 って聞かれることが多いから、ここではデスク環境周辺で俺が今現在使っている物と、それを使っている理由、感想を一言でまとめる。デスク環境構築の参考にしてほしい。 この記事では「俺の一軍シリーズ」として環境が変わるたびに内容を随時更新する続ける予定(最終更新2024年2月12日) デスク環境周辺で使っている物一覧 まず俺がデスク環境周辺で使っている物を一覧にすると下記。 クリックで感想にジャンプ デスク・椅子 Fle ...

ライフハック 買ってよかったもの

2023/4/20

【2021年版】生活が変わるガジェマガ式買ってよかったもの17選

いよいよ一人暮らしも9年目に突入していて、欲しいモノは一通り買ってしまった。これからも物欲は尽きることないだろうし、ガジェットに限らず様々な物を購入することになると思うけど、今後は足りないものを補うというより、今あるものをグレードアップする買い物が主流になると思う。 そんな満たされた生活の中でも、俺基準俺調べの買ってよかった商品を、生活に与えたインパクト順にランキング形式でを紹介したい。正直もっと早く買っておけば良かったと思うものばかりなので、まだ持っていないものがあれば急いで購入してほしい。 15位 黒 ...

スマホ レビュー

2023/4/19

【iPhone 14 Proレビュー】変化なし。最高品質の失敗作

iPhone14Proが発売されたのが2022年の9月。現在は2023年の4月。既に7か月が経過していてもう二番煎じどころの騒ぎじゃないぐらいレビューが遅れてるんだけど、こんなにテンションが上がらないスマホはなかった。 マジで13から変わってない。レビューの必要があるのか不明。でもせっかく15万も払って購入したんだからけじめをつける為にレビューする。 【結論】iPhone13ProのままでOK 最初にも書いた通りだけどiPhone14ProはマジでiPhone13Proから何も変わってない。だから今iPh ...

ライフハック 失敗談・コラム 感想

2023/7/9

【狭い家のメリットデメリット】6畳1Kに8年住んだ感想【一人暮らし

田舎の人が都会に引っ越す際に危惧するのは部屋の狭さなんだけどそれは間違ってない。都会は家賃が高いから広い部屋に住めない。 でもそれは悪いことばかりではない。寧ろ狭い部屋は快適だな。と渋谷区6畳1Kの家に8年住んで思う。ということで今回は俺が感じた狭い部屋に住むメリットデメリットを解説する。 狭い部屋の家賃だけじゃないメリット 狭い部屋は家賃が安い。これが最大のメリットなのは間違いない。 東京都の平均家賃相場は22万円 実際俺が住む東京都渋谷区は日本でもトップクラスに家賃が高いエリアで、2LDKとかを選んだ ...

俺の一軍 腕時計・スマートウォッチ・小物

2024/2/16

【ポケットと鞄の中身】身に着けてる物一覧と選んだ理由、感想【俺の一軍】

ガジェマガでは過去に鞄はいらないとかポケットを活用しろとかスマホはこれ使えとか有線イヤホンは使うなとか色々なことを言いすぎていて、 「で、結局今のお前は何を使ってるの?」 って聞かれることがたまにあるから、ここではポケットと鞄の中身と、ついでに小物類、衣服、靴などなど俺が日常身に着けてメイン利用している物と、それを使っている理由、そしてその感想を一言でまとめていく。ポケットと鞄の中身の参考にしてほしい。 この記事では「俺の一軍シリーズ」として環境が変わるたびに内容を随時更新する続ける予定(最終更新2024 ...

メンズ美容・健康 失敗談・コラム

2024/2/16

【口コミ】ゴリラクリニックヒゲ脱毛で30万円提示された話【高すぎ

髭いらねーって思って髭の永久脱毛に手を出そうとしたんだけど、ゴリラ脱毛のカウンセリング価格が想像以上に高くて、ネットでの値段の記載方法が悪質だと感じたので今日はその件を書きたい。 毎日髭剃るのめんどくさい みんなもそうだと思うけど、朝起きて仕事行くまでの時間は戦争だ。なぜなら俺はなるべく寝ていたい!むしろ起きたくない!でも社会人なので流石に会社に遅刻するわけにもいかず、毎日生きるためにゾンビ顔負けの死んだ表情で通勤しているのが実情だ。 そんな社会人にとって朝の時間は貴重だ。歯を磨いて顔を洗って髭そって朝ご ...

DIY ライフハック

2024/2/16

【ベッド拡張DIY】シングルベッドをセミダブルにした話【ニトリ】

一人暮らしだからと言ってシングルベッドに拘る必要があるだろうか、いやない(反語)。ということに一人暮らし10年目にして気づいたからベッドを拡張することにした。 いつの間にか6畳1Kの限界に挑むのが俺の生きがいになりつつあるんだけど今回は多分その集大成にして頂点。色々取り組んできた部屋改善は多分これで終わりになる。 ということで実際にベッドをどう拡張したのか、6畳でベッドを大きくして快適になったのか、生活に支障は出ないのかを解説したい。 6畳1Kの限界に挑む 繰り返しになるけど俺は10年間6畳1Kの激狭物件 ...

ライフハック 俺の一軍

2023/4/1

【ルームツアー】家で使ってる物一覧と選んだ理由、感想【俺の一軍】

ガジェマガでは過去に色々な商品をレビューしすぎていて、 「で、結局今のお前は何を使ってるの?」 って聞かれることが多いから、ここでは俺の家で今現在使っている物と、それを使っている理由、感想を一言でまとめる。住環境構築の参考にしてほしい。 この記事では何か環境が変わるたびに内容を随時更新して俺の1軍をまとめる続ける予定(最終更新2022年11月10日) 家で使っている物一覧 まず俺が家の中で使っている物を一覧にすると下記。 クリックで感想にジャンプ リビング環境 壁美人 テレビ ChromeCast Fir ...

DIY ライフハック 感想

2023/7/9

【壁掛けテレビの理想と現実】壁美人を3か月使った感想【賃貸】

賃貸でもテレビを壁掛け出来るのに原状復帰までできてしまう壁美人を導入してから早3カ月。まだテレビは一度も落ちていない。 とはいえ720個ものホチキスで取り付けるのってどうなの?とか、テレビを壁掛けにした不便はないの?と買いたいけど二の足を踏んでいる人は多いはず。 という仮定の下で壁美人を実際に3か月使った感想を書いていく。記事の内容的に楽だからという理由ではけっしてない。 壁美人はホチキスで壁に取り付け 壁美人の紹介記事でも書いた通りだけど、壁美人は720発ものホチキスで壁に取り付けることで25キロまでの ...

-カメラ, スマホ

Copyright© ガジェマガ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.