部屋を模様替えしてパソコン机を窓側に置いたら窓から入ってくる冷気が冷たすぎたからプチプチを使って防寒対策することにした。
今回の記事では窓にプチプチを貼って防寒する手順と結果、気を付けるポイントとデメリットを解説する。超絶簡単で効果抜群な防寒対策だから冷え性の人は試してほしい。
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窓は冷気の入り口
窓は部屋の中で最も薄くて、最も部屋の温度を奪う場所だ。最近Mate 20 Proの購入資金を捻出するためにメルカリで売れるものを探しながら部屋の模様替えをしたんだけど、窓際にパソコンデスクを置くと足元が寒い。
理論上窓際が寒いのはわかってたんだけど、実際に窓際で長時間過ごすと本当に寒い。ということで防寒対策といえば梱包材のプチプチを貼りつけるのが有名だから我が家でもやることにした。
メルカリで10万円分頑張って出品した話はこちら。
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空気は保温性抜群
昔90℃を指してるサウナの温度計を見て、お湯なら即死なのにどうして俺は生きられるんだろうと疑問に感じたことがある。
答えは簡単で、空気は熱伝達率が超低いからなんだ。空気が熱くても、その熱さを伝えるのに時間がかかる。その原理を活かしたのが保温性が高い魔法瓶で、空気の層を間に作ることで長時間温度を保っている。
つまり、空気の層の塊であるプチプチを窓に貼れば魔法瓶と同じ状態を作れる。
プチプチを窓に貼るときの注意点
プチプチを窓に貼るときの注意点は3点
- 窓を除菌する
- プチプチ側を窓側に向けて貼り付ける
- マスキングテープを下地に貼る
窓を除菌する
プチプチを窓に貼り付けるということは窓とプチプチの間に密閉された空間ができる。ここに雑菌が多いとカビが生えるリスクが高まるから貼り付ける前に除菌してきれいにしておく。
プチプチ側を窓側に向けて貼り付ける
プチプチは凸凹している表面と平らな裏面がある。保温性を高めるなら空気の層は多ければ多いほどいいから、プチプチ側を貼り付けることで凸凹の凹のところにも空気の層を作れる。理論上は保温性が上がる。
マスキングテープを下地に貼る
今回のプチプチの貼り付けには両面テープを使ったんだけど、両面テープは粘着力が強い。長期間窓に貼り付けることで剥がしたときに跡が残るリスクがあるから、剥がしやすいマスキングテープを先に貼って、その上に両面テープを貼りつけよう。
まずは窓を除菌する
作業するにあたって用意するのはこの4つ
プチプチを窓に貼り付けることによって窓に湿気でカビが生える可能性があるから、最初に除菌してカビの対策をしておく。
ファブリーズをたんまり窓に吹き付けてタオルで窓を拭いていく。
窓の下の方はホコリとか溜まってて汚いからこの機会に大量のティッシュを使って綺麗にしておこう。
跡が残らないようにマスキングテープを貼る
窓が乾いたら早速両面テープを貼っていきたいところだけど、賃貸だし両面テープをはがした時に窓に跡が残ると困るから最初にマスキングテープを貼る。
マスキングテープは剥がすために存在するテープだから粘着力が弱くて、賃貸を出るときにもきれいに剥がせる。
これを上から
下まできれいに貼っていく。
マスキングテープは窓の両サイドにきれいに貼る。
両面テープをマスキングテープに貼る
マスキングテープを貼り終わったらその上に両面テープを貼っていく。
両面テープがマスキングテープをはみ出さないようにマスキングテープは2センチ、両面テープは1.5センチのものを購入した。
窓にプチプチを貼っていく
ここまで来たらあとは両面テープに沿ってプチプチを貼っていくだけ。
この両面テープとプチプチの相性は抜群で、簡単に剥がせるのにズレない絶妙な粘着力だった。この粘着力を活かして、全体を貼ってから弛んでるところをいったん剥がして改めて引っ張りながら貼り付けることできれいに貼れた。
保温効果は劇的に違う
プチプチを貼ってからしばらくパソコンで作業してたんだけど笑っちゃうくらい違う。冷気は下に下に降りるから特に足元が寒いんだけど、プチプチが窓からの冷気を防いでくれるおかげで全然寒くない。
なんと冬場なのに窓に触れても全然冷たくない。すごいぞ空気!
触れても冷たくないんだから、部屋にいる時の体感も全然違う。
冬場はもちろん夏場も
保温効果は寒さを防ぐ効果じゃなくて温度を保つ効果だから、窓のプチプチは夏場だって大活躍する。夏場にエアコンで冷やした部屋の冷気を奪うのも窓だから、プチプチがあれば夏場の冷えも改善する。
冷暖房コストの削減も
窓にプチプチを貼ると部屋が快適になるだけじゃなくて、冷暖房コストも下げられる。これはもう良いことづくめで最高だから絶対にやってほしいんだけどデメリットもある。
窓プチプチ防寒のデメリット
窓をプチプチで防寒するデメリットはこんな感じ
- 日差しが減る
- 外が見えない
- マスキングテープが気になる
- プチプチの見た目が悪い
透明とは言えプチプチを窓に貼ることによって若干光を遮るから部屋が少し暗くなる。
それにプチプチが邪魔で外が見えない。あいにく我が家は渋谷の安物件だから見るべき景色もないんだけど、窓から外を眺めるのが好きな人には辛い。そういう人は窓の下半分にだけプチプチを貼るのがおすすめ。実家がこれだった。
あとプチプチを貼るための両面テープの跡が残らないようにマスキングテープを貼るんだけど、マスキングテープの見た目はちょっと気になる。
レースカーテンを閉じることでマスキングテープがほぼ見えないレベルにはなるんだけど、
気になる人は白めのマスキングテープとかを探した方が良いかもしれない。あとプチプチの見た目はちょっと安っぽい。とは言えここは普段からレースカーテンを使ってるから全然気にはならない。
水で貼り付けるプチプチや糊を使うパターンも
実は窓にプチプチを貼り付ける方法はいくつかある。
水で貼り付けるプチプチ
これは窓に貼り付けるための専用商品で、水を使ってプチプチを窓に密着させることができるんだけど、梱包用と比べるとちょっとだけ高い。俺は今回メルカリに大量出品するためにプチプチをまとめ買いしたから、俺は梱包用の安いプチプチを活用する方向で考えた。
水糊でプチプチを貼り付ける
マスキングテープと両面テープを使ってプチプチを貼り付ける方法以外にも、障子用の水糊で貼り付ける方法もある。多分跡も残らないからこの方法でもよかったんだけど、障子用の糊を買っても他で活用できないからやめた。
窓にプチプチで防寒まとめ
今回の作業の合計時間は1時間ほどだった。窓にプチプチを貼り付けると景色が見えなくなるんだけど、全ての窓を完全に覆う必要はないから窓ごとにプチプチで覆う範囲を変えていけばいい。
それほど時間がかからずに部屋を暖かくできるし、電気代だって安くなる。ちょっとしたデメリットがあるとはいえ、足元までポッカポカになるから冷え性の人には超おすすめだ。
窓プチプチ防寒のために購入したもの
酒井化学工業 気泡緩衝材 ノンカッタータイプ ミシン目入 600mm×10m巻