分厚いサイフは全身のシルエットの妨げになる。スーツのズボンの後ろポケットにサイフを入れて膨らんでしまってる人が多いけど、実は俺もそのうちの一人だ。今までコーチの2つ折り財布を大切に使っていたんだけど、カード類をできる限り少なくしてもやっぱりかさ張る。
俺もとうとうアブラサスの薄い財布を買うことになるのかと考えていた時に、偶然立ち寄ったアーバンリサーチで今回紹介するSECRIDと運命の出会いを果たしてその場で購入してしまった。
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SECRIDのギミックが最高に楽しい
SECRIDの薄い財布の魅力は多数あるんだけど、最大の魅力はこれだ。
財布の下のレバーを引くことで収納されているカードが段差になって飛び出す。
こんなに楽しい財布が今まであっただろうか、いやない(反語)
SECRIDならお財布を開く必要もない
つまり普段は財布を開く必要もない。レバーを引いてカードを取り出して支払えばいい。シンプルの極み。
この機能の虜になってしまって、しかも小さくて小銭入れがあって収納力もそこそこある。迷う余地は無かった。
薄い財布といえばアブラサス
実はガジェマガでも以前友人に寄稿してもらって薄い財布を紹介している。その彼は今は自分でブログを運営していて、おしゃれな石油ストーブ5選などの記事が面白いから見てほしい(⇒ にわかミニマリストの日記)
薄い財布は本当によく考えられていて、こんなに薄いのにカード類を5枚とお札とさらに小銭を999円を収納できる。
革が重ならないように作られているから2つ折りにしても薄くてポケットに入れても膨らまない。
薄い財布の詳細はレビュー記事を参照してほしい。
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薄い財布対抗馬のRidge
これに対して更に極端にシンプルさを追求したのがRidgeだ。
Ridgeはマネークリップにカード入れを付属した構造で、小銭入れを完全に廃することでカードとほぼ同じサイズまで小型化した。
小銭入れのないRidge
完全に普段小銭を持ち歩かない設計で、おつりでもらった小銭はズボンのポケットに入れるほかない。
これも悩んだんだけど、やっぱり小銭は絶対に出るし、小銭をズボンのポケットに入れるのは美しくない。それに小銭入れを一緒に持ち歩いてしまうと本末転倒だ。
Ridgeの詳細はこちら。
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やっぱりアブラサスはよくできている。でもあまりにも有名すぎるし、友人と被るのも楽しくない。
SECRIDとの運命の出会い
そうこうしているうちにコーチの二つ折り財布は過酷な使用環境の中で着実に年を取っていった。
表面の革を磨いても革のめくれ、ほつれはどうにもならない。
そんな中でSECRIDを見つけた時にこれだ!とその場で購入してしまった。
スマホより小さいSECRIDのカード5枚+αの収納力
SECRIDはアブラサスの薄い財布よりも小さいのにカード類の収納力は抜群だ。
コーチの2つ折りと比べるとこんな感じ。
HuaweiのP20と比べても更に小さい。
しかもしっかり薄い。
これならポケットに入れてもかさ張らない。
SECRIDのカード5枚+αと小銭の収納力
SECRIDはカードが飛び出すギミックがあるからそもそも財布を開く機会は少ないんだけど、財布を開くと意外に収納スペースがしっかりと確保されている。
飛び出すギミックがあるカード入れの他に、カードまたは小銭を入れられるスペースが2か所とお札を入れるスペースが用意されている。
お札はこんな感じで入れれば畳んだ時にきっちり収まる。
ひらひらするのが邪魔ならお札を2つ折りにして入れてもいい。
定期、免許証、保険証は予備のカード入れに
予備のカード収納スペースはこんな感じ。閉じたときに裏側に来るから定期などを入れるのに最適だ。
SECRIDの飛び出すギミックのカード入れにはスキミング防止機能がついていて、ICカード型の定期をそこに入れても反応してくれない。定期はこの予備カードスペースに入れたい。
また、免許証とか保険証のような飛び出してほしくないカードもここに入れよう。
小銭入れにもカードが入る
メーカーとしては小銭入れとして提案しているスペースの作りは予備のカード入れと全く一緒だ。
この小銭入れは小銭が重なると表面が小銭型に浮き上がってしまうから、なるべく小銭が重ならないように入れたい。小銭が必要なら500円玉を入れておけば安心だ。
小銭は持ち帰るだけがおすすめ
俺は普段は小銭を収納せずに、お札で支払ったおつりとして出た小銭を持ち帰るだけにしている。
持ち帰った小銭は家の小銭入れに入れて定期的に銀行で現金に換金する運用方法がおすすめだ。
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SECRIDのカード飛び出しギミック
最大の魅力のカード飛び出しギミックの構造は単純で、SECRIDの下についているレバーを引いてやることで、
階段状にカードが飛び出す。
段差になって飛び出すからカードが見やすくて選びやすいのがうれしい。
ギミックに収納できるカードは5枚だ。
このギミックには滑り止めもついていて、強く引いてもカードはしっかりと止まってくれる。
SECRIDのシンプルな革の外観
一般的なサイフが革を張り合わせているのに対して、SECRIDはコンパクトサイズを実現するためにシンプルな一枚革で出来ているから、革がめくれる心配がないのがうれしい。
普段はボタンで留めておけば開いて暴れることもない。
まるでコンパクトな本を持っているようなデザインがかわいい。
ミンクオイルで柔らかく、水に強く
買った状態のままだと革がこなれてないから、吸収が良いミンクオイルを塗布して革を柔らかく、水に強くする。
左半分がオイルを塗布したところ、色が濃くなって使い古した感が出る。
全体に塗り終わるとこんな感じ。
塗る前と比較すると全然違う。
ミンクオイルは防カビ性能はないけど染み込みやすく色が出やすいから、買いたての革製品におすすめのオイルだ。
SECRIDの多種多様なカラー
今回はチャコールブラウンを選択したけど、SECRIDには多種多様なカラーが用意されている。
若々しい紺色やイタリアンな雰囲気のマスタードイエローもあるから、自分が持っている小物に合わせた色を選びたい。
SECRIDはギミック好きの男子に
SECRIDが収納できるカードの枚数は飛び出しギミック部の5枚と、予備スペースの3枚ほどで多くはないけど、そもそも日常生活で8枚もカードはいらない。
今カード類で財布がパンパンになっている人はSECRIDに乗り換えることで整理整頓してみてほしい。普段どれくらい無駄なカードを持ち歩いていたかを実感できるし、カードがすぐ見つかるようになる。
SECRIDのまるでコンパクトな本を持ち歩いているようなデザインが面白いし、飛び出しギミックが最高に心躍るから無駄に遊んでしまう。
値段も一万円ほどで安いから、カードをメインに生活するシンプルな大人の財布としておすすめだ。
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