基本的にプロジェクターは必要ない。なぜなら多くの人には使いこなせないから。プロジェクターは華やかな見た目とは裏腹に起動時間とか操作性に大きな問題を抱えていて、お世辞にも快適に動画視聴できる再生デバイスとはいえないんだ。というのは昔のレビュー記事でも書いた通り。
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【Capsule IIレビュー】製品は最高。プロジェクターが欠点。
そうだ!寝ながら天井に動画を投影しよう!と思い立ってモバイルプロジェクターCapsule IIを購入して2週間が経った。 そもそも俺はプロジェクターを買うのも初めてだし右も左もわからないから、とにかく ...
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但し明確な目的があるのであれば、その限定的な使用方法に限るのであれば、プロジェクターは生きるかもしれない。それが俺の場合は天井照射だった。ということでNebla Capsule 3を買いなおした経過を紹介したい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
体が痛い。首も痛い。何もしたくない
ここ最近の俺はもうこればっかりだけど、とにかく体が痛い。椅子に座るのも痛くて全然仕事が捗らない末期状態で、なんとか改善しようと努力をしているところなんだけど、肩だけでなく首も痛いんだ。もう全身痛い。これがデスクワークの末路。と言いながら今もデスクワークしてる。生きるって辛い。
それは良いとして最近は寝ながら動画視聴も結構辛いんだ。横向きになると肩が痛い、首だけ横に向けると首が痛い。もう立つのも座るのも辛い。ただ仰向けになって前だけを見ておきたいが俺の願い。
これってトリビアになりませんか?って思って
「そうだ、もう一度天井照射に挑戦しよう」
と思い立ったのがNebla Capsule 3を買いなおした理由。
プロジェクターは基本ゴミ
但しプロジェクターは基本的にはゴミになるというのは以前の記事でも書いた通りで、その意見は今でも変わっていない。その理由は下記。
- 起動が遅い
- 暗くないと見えない
- 操作性が悪い(リモコンが増える)
- 倍速視聴できない(アプリが貧弱)
などなど一瞬の暇にも耐えられない現代人にはかなり辛いんだ。詳細は以前書いたレビュー記事を読んでほしい。
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ただ、今回は前回とは事情が違う。なんてったって俺の体の痛みが深刻。もう背に腹は代えられない状況なんだ。
だからある程度のプロジェクターの不便さは受け入れる。その上で対策できる部分を対策することにした。
プロジェクターを便利に使うための準備
ということで用意したのが写真の商品で下記。
要はこういうことがしたいという話。
これで何もせず、ただ仰向けになって前だけを見る動画視聴が実現するはずというからくり。
【欠点】Nebula Capsule 3は倍速再生に対応しない
Nebula Capsule 3と言えば既にGoogle TVがインストールされていて、何も接続せずとも単独で多くのアプリに対応するのが強みではあるんだけど、Google TVのアプリはスマホアプリと違って倍速再生できない欠点を抱える。
特にNetflixとU-NEXTはスマホアプリの場合1.5倍速から2倍速までを選択できるお陰で効率的にドラマを消化できるんだけど、Nebula Capsule 3の場合はそれができない。
とはいえ俺はGalaxy Note 20 Ultraを買った時からネトフリはスマホで見ていて、
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その頃から全てのドラマと映画を1.5倍速で視聴してる。つまり今更もう1倍速には耐えられないんだ。
【対策】スマホのDP接続で倍速再生を実現
ということでNebula Capsule 3も無理やり倍速再生に対応させることにした。スマホアプリしか倍速に対応しないならスマホからHDMI接続で入力すればOK。
これならスマホアプリをそのまま使える。倍速再生にも対応できるというからくり。
しかもスマホの画面をそのまま出力してるということはNebula Capsule 3の操作もそのままスマホが使えてしまうんだ。
但しスマホの映像をHDMI出力するにはDPに対応したスマホが必要だから注意。iPhone、Galaxy、Xperiaは大体対応してる。Pixelは8から対応した。それ以外は不明。
これによってNebura Capsule 3の弱点だった下2つを克服することに成功した。
- 起動が遅い
- 暗くないと見えない
操作性が悪い(リモコンが増える)倍速視聴できない(アプリが貧弱)
Nebula Capsule 3は自動台形補正が超優秀
その他はいつも通りのNebula Capsuleで、Anker製ということもあって作りは手堅く優秀。特に助かるのが自動台形補正機能で、どこに投射しても台形補正ボタンを押せば一発で完璧な長方形を再現してくれる。この辺りプロジェクター独特の微調整が必要ないのがとても助かる。
更にAnker製ということで当然のように24か月保証もあるのが嬉しい。7万円と高額な製品だけど2年間は壊れても無償交換が保証される。Anker凄い。
明るさは200ルーメンで普通に暗すぎる
台形補正機能は素晴らしいんだけど、所詮は持ち運べるモバイルプロジェクターという立ち位置ということもあって、明るさは200ルーメンと非常に暗い。これはマジでお話にならないくらい暗い。
蛍光灯なんて付けたら全く見えないレベル。精々寝室での常夜灯程度の明るさじゃないとまともに見れない。だからAnkerとしても使用は就寝前の寝室辺りを想定しているっぽい。パッケージにも相変わらずわざわざ外で映像を楽しむ馬鹿家族が描かれていて安心。
こんなもん家でやれとしか言えない。
いずれにせよテレビの代わりに使おうなんて考えるとがっかりする明るさだから気を付けてほしい。俺は二度目の購入ということもあってここは覚悟してたから大丈夫。
あとU-NEXTだけどUber創業者の実話を描いた「スーパーパンプト/Uber -破壊的ビジネスを創った男-」は超面白かったからおすすめ。
「それスマホホルダーでよくない?」は禁句
そもそもここまでする必要があるのか。手間が増えているだけじゃないのかという気も正直しまくってる。仰向けでスマホを持つ手が怠いならスマホホルダーをベッドに取り付ければ済む話でもある気もする。
その方が遥かに楽なんだ。というのもわざわざ動画を見るためにプロジェクターを起動して、スマホを起動するひと手間は結構デカい。そうまでして大画面で見たいのか。スマホの画面を近づければいいだけじゃないのか、と言われると返す言葉はない。
ただ、たまたま今回俺の神戸のベッドはスマホホルダーを取り付けられない形状だったから代替手段として思いついたプロジェクターでの天井照射を試したくなっただけ。自分でも半信半疑。
だからこの感想は多分またいつか共有する。もしかしたら近日中にメルカリに出品することになるかもしれないし、使い続けられるかもしれない。こういう選択肢もある程度に頭の片隅に入れておいてくれると嬉しい。
購入した商品は下記。
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