アーバンリサーチで運命の出会いを果たして即決したコンパクトすぎる革財布「SECRID」を使い始めて3か月経った。元々物持ちは良い方ではあるんだけど、SECRIDは今も毎日便利に使っている。
今回は3か月SECRIDを使った感想と、使って見えた良い所と悪い所を紹介したい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
小さい財布、SECRIDとは
購入時にレビューもしているんだけど、SECRIDはカード入れに機能が拡張されたような超コンパクトな財布だ。最大の特徴はレバーを引くことで階段状にカード類が飛び出すギミックが付いていることで、ガジェット好きにはたまらない作りが憎い。
もちろん階段状にカードが飛び出すことによる視認性の高さとカードを取りやすい便利さも日々感じているんだけど、さっと出してカシャンとレバーを引く感じが楽しい。
SECRIDのレビュー記事こちら。
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【良い所】SECRIDは持ち運びが負担にならない
この財布を選んだ最大の理由でもあるんだけど、見た目通りSECRIDは超コンパクトだ。一般的な2つ折り財布と比べてもこんなに小さい。
今までの使っていたコーチの二つ折り財布はジーパンの後ろポケットにしか入らなかったんだけど、SECRIDは5.8インチスマホのP20よりも小さい。
SECRIDはジーパンの後ろポケットどころか前ポケットにもすっぽり入る。ガジェマガの中の人のポケットの中身の記事でも書いているんだけど、SECRIDを入れたポケットに更に完全独立型イヤホンのAnker Soundcore Liberty Airを入れても膨らみを感じない。
コンパクトは正義。ポケットの中身を紹介した記事はこちら。
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【良い所】SECRIDを開く頻度少なすぎぃ!
SECRIDはレバーを引くことで普段利用しているカード類が飛び出す。
俺は普段カードをメインで生活しているから、SECRIDを開くタイミングは少ない。SECRIDを開くとこんな感じでお札とか小銭、免許証、保険証が収納されているんだけど、日常生活でこれらを使うタイミングは思っているより少ない。
俺が普段利用する店ではクレジットカードと楽天Edy、Suicaでほぼ全ての支払いが完了するから、SECRIDをポケットから取り出してレバーを引いてカードを出すだけで終わる。
財布を開いてカードを取り出す動作が無いスマートさがうれしい。
Suicaは一番外側に収納することで運用可能
SECRIDの懸念点はSuicaのタッチが問題なく使えるかどうかだったんだけど、SECREDの一番外側のカード入れにSuicaを収納することでスムーズに運用できている。
出来れば飛び出すギミックがあるメインのカードケースに入れたいところだけど、メインのカードケースはスキミング防止機能が付いていて、タッチに改札が反応しない。
この辺りはiPhoneとかの電子マネー対応スマホを使っている人には関係ない話だけど、SIMフリースマホを使っている人にとって交通系ICカードの利用は避けて通れない。
SECRIDを使うことで改札の通過が手間になるか心配だったけど、その点も問題ないから安心してほしい。
【良い所】必要なカード類を見定めるようになる
SECRIDはコンパクトな財布が故に入るものが少ない。普段使う予定もないあらゆる診察券を入れて財布をパンパンにしている人は、SECRIDを購入することで持ち運ぶカードの選択を迫られることになる。
これはデメリットのようにも見えるけど、外出前にその日に行く予定の店舗を思い浮かべてカードを取り捨て選択することになるから、むしろ忘れ物が減った。
更に言うならポイントカード類が労力に見合っていないことに気付いて作らないようになったし、俺の生活から確実に無駄が減った。
【良い所】10枚もカードを持ち運べる
そもそもSECRIDはカードの収納力が高い。通常の財布がカードとカードの間を革で仕切るのに対して、SECRIDはカードの間に仕切りが無い。
カード入れをベースにしている構造が吉と出て、サイズが小さいのに持ち運べるカードの枚数は以前より多くなった。
具体的にはカード入れに
- クレジットカード × 2
- ナナコカード × 1
- ゆうちょ銀行 × 1
- 漫画喫茶会員証 × 2
- HUBカード × 1
の7枚とさらに裏面のカード入れに
- 免許証
- 保険証
- Suica
の3枚を収納している。合計10枚。十分すぎる。
【悪い所】小銭を入れるように作られていない
これは購入当初からわかっていたことなんだけど、SECRIDはあくまでもカード入れ+αであって、小銭を入れるように作られていない。
俺は一応SECRIDが小銭入れとして設計してるスペースに500円玉を入れて持ち運んでいるんだけど、
小銭を入れるとこんな感じで小銭が浮き上がって不格好になる。
この状態でポケットに入れていると、500円玉の枠に沿うように革にダメージができてしまった。
小銭は極力少なく、かつ短い時間しか収納しないように意識しないとダメージが蓄積する。
【悪い所】革に傷が付きやすい
これは俺が悪いというのもあると思うんだけど、SECRIDはサイズが小さいが故に、無意識に他のモノも一緒にポケットに入れてしまう。
革に優しい製品なら問題ないんだけど、家の鍵を一緒に収納してしまうと、鍵がポケットの中でSECRIDの革をえぐって傷になる。
というか革製品と鍵を一緒にポケットに入れること自体が間違いだとは思うんだけど、SECRIDのメリットであるサイズ感が裏目に出てしまった。
【悪い所】小銭をたくさん貰うと困る
例えば現金しか使えないお店でお札を使ってしまうと大量の小銭を返されることがある。
こうなるとSECRIDでは完全にお手上げ。もちろん小銭を入れるための財布を別で持つのも本末転倒だから、小銭を裸でポケットに入れてじゃらじゃらさせることになる。
SECRIDは脱小銭の決意表明におすすめ
SECRIDはそのサイズ感から小銭への対応力が低いのが気になるところではあるけど、最近はコンビニからスーパーまでクレジットカードに対応している店舗が多く、小銭の無い生活が意外と困らない。
寧ろ今財布の中が使わないカードで溢れかえっている人はいらないカードを持ち運ぶ生活から脱却するためにもシンプルなSECRIDを購入して自分を見つめ直してみるのがおすすめだ。