ここ数か月ガジェットを買うペースが加速し続けている。スマホは半年に2個のペースで購入しているし、ノートパソコンだって半年に一個のペースで購入している。ガジェットブログを運営している以上、恐らく今後もこの流れは加速し続ける。
よっぽどお金に余裕があるのかと思うかもしれないけど、全くそんなことはなくて、単純に最新ガジェットを買うためにガジェットを売ることを繰り返しているだけ。今回は最新ガジェットを使い続けるために売って買ってを繰り返すコツと、そのメリット・デメリットを解説する。
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最新ガジェットは人生のパフォーマンスを上げる
そもそもガジェットなんか使えればいいんだよ、って俺も昔は思ってたんだけど、今は考えを改めた。
ガジェットは新しいものを使い続ける方が人生のパフォーマンスを保ち続けられる。理由は下記。
- 最新ガジェットは性能が高いから時短できる
- 最新ガジェットを持つことで気分が上がる
最新ガジェットは性能が高いから時短できる
ガジェットは新しいほど性能が高いから使用者の時短に繋がる。スマホならアプリの起動速度が変わるし、パソコンなら画像編集、動画編集の時間が劇的に早くなる。
最近色々な業界で「実質タダ」って言葉を聞くようになったけど、これは購入することによって自分が受ける恩恵を金額に換算すると購入価格を上回るという意味。全く同じことが最新ガジェットでも起こる。
パソコンの買い替えで作業時間が2分の1に
俺は最近14万円で購入したノートパソコンのMateBook X Proを24万円のSpectre X360 15に買い替えたんだけど、画像と動画の編集時間が2分の1になった。画像編集アプリLightroomのRAW編集はまるでJPEG編集のようにサクサクになったし、動画も同じ。
パソコンを買い替えたことで動画を一本編集するたびに一時間は時短できるから、俺の自給分のコストが浮く。
もちろん俺の場合は画像編集と動画編集を使うから性能による恩恵が大きいんだけど、性能が高いということはウェブサイトの閲覧も早い。多くの人にとって24万円もするノートパソコンはは不要だけど、少なくとも3年前のノートパソコンとかを使ってる人は買い替えればあらゆる作業を大幅に時短できる。時短できた時間を自給に換算すれば5万円ぐらいのガジェットは一瞬で元が取れる。
新しく購入したパソコンSpectre X360 15のファーストインプレッション記事はこちら。
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【HP Spectre X360 15の第一印象】持ち運んで動画編集できるノート
外出先でも動画編集したいというニッチな俺の需要を満たすためだけに半年前に購入したMateBook X ProをSpectre X360 15に買い替えた。早速パソコンの移行作業を終えて作業環境をSpe ...
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最新ガジェットはデザインも魅力的
新しいものはなんだって嬉しいけど、それはガジェットでも同じ。新品のガジェットを手に取るのは楽しい。
さらに、最新ガジェットはデザインも改良が続けられているからスタイリッシュなものが多い。
髪の毛のセットがうまく行った日と同じように、最新ガジェットの保有も微妙にテンションが上がるイベントだ。
ガジェットの買い替えが生活に与えるメリット
例えばガジェットの一例としてスマホで考えてみると、スマホの買い替えで下記が改善される可能性が高い。
- 性能が高いからGoogleマップなどすべてのアプリの動作が早い
- 画面が大きくなって一度に参照できる情報が増える
- 防水に対応して壊れにくくなる
- 指紋認証の精度が上がってロック解除が楽になる
- 顔認証に対応してロック解除が楽になる
- バッテリーが減りにくなって心配が減る
- カメラ画質が良いから一眼レフを持ち歩く機会が減る
- ゲームの動きが良くなって勝率が上がる
他にもいくらでもあげられるけど、スマホの性能が良くなる恩恵は想像以上に大きい。今回は一例としてスマホで検討したけど、多くの最新ガジェットは多かれ少なかれ効率化に繋がる、ガジェットの買い替えはライフハックに直結する。
最新ガジェットを安く買うコツ
冒頭でも書いたように俺は最新ガジェットを買うために今使っているガジェットを売却している。
Mate 20 Proを買うときはメルカリでガジェットを売りまくって購入費用の10万円を捻出したし、新しいパソコンやスマホ、カメラを買うときも毎回それまで使っていたものを売却して購入資金に充てている。
メルカリで10万円を捻出した詳細は下記。
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【断捨離】メルカリで10万円分売る!【Mate 20 Proの購入資金】
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ガジェットは新しければ新しいほど高く売れる。例えば一つ10万円のスマホを2年間使ったケースと半年使ったケースを比較すると下記。
2年間スマホを使った場合
2年後のスマホの売却価格2万円
新しいスマホの購入価格10万円
=2年間で実質8万円
半年でスマホを買い替えた場合
半年後のスマホの売却価格7万円
新しいスマホの購入価格10万円
=実質3万円
2年間で4回だから実質12万円
ジュース1本か新しいスマホか
2年間のコストだけで見ると、2年間スマホを使った場合が8万円、半年でスマホを買い替え続けた場合が合計12万円で、長く使った方が4万円安い。
とはいえ2年間の4万円は月換算すると1,666円で、一日だと55円にしかならない。
進化が早いガジェットは一年もすればもう旧型ということも少なくない。2年間スマホを大切に使い続けるということは、指を咥えて新型スマホを眺める2年目を過ごすということだ。俺なら毎日のジュースを我慢して半年ごとにスマホを新しくする。
クレジットカードのポイントも溜まる
たくさん購入してたくさん売れば、実質負担額は4万円でも実際にはスマホ3台分の30万円をが増える。クレジットカードを使えばポイント分お得になる。
高く売るためにガジェットは大切に使う
購入したガジェットは半年後に高く売るためにも人一倍大切に使う。傷が付けば価値は下がるし、箱が無くても価値は下がる。付属品も箱もきれいな状態で取っておくのがガジェットを高く売却するコツだ。
下記は俺が半年間使い倒してバンコクにも持って行ったMateBook X Proなんだけど、新品同様の綺麗さを保っている。
MateBook X Proはキーとパームレストに樹のシールを貼って、液晶には保護フィルムを貼っていた。
さらに持ち運びは必ずケースを使っていた。
全ては高く売るため。
【デメリット】データの移行が手間
ガジェットを買い替えるということはその都度環境を改めて整えるということでもある。例えばカメラのように機能がシンプルなものであれば設定項目は少ないけど、スマホとかパソコンのように汎用性が高いガジェットはデータの移行と環境設定が手間になる。
データ移行のコツは下記、
- あらかじめデータ移行しやすい環境構築を意識する
- クラウドサービスを積極的に使う
- データの移行のポイントを抑える
データ移行は学習して早くなる
何度かデータを移行している内に手間になるポイントが分かるようになるから、次回以降で手間にならない環境の構築を意識するようになる。データ移行の速度はは繰り返しによる上達が大きい。
クラウドの積極的な活用がカギ
また、重要な作業フォルダとか作業環境をクラウドに移行することで、データ移行の手間を減らすことができる。
クラウドサービスを積極的に使えばガジェットの故障や紛失・盗難時にもデータが無くならないからリスク分散になる。
ガジェットは売却を前提に買う
中古ガジェットを購入する中古市場を活用する側と、新品で買って売却を繰り返す中古市場を作る側は、実はコスト的にはそれほど変わらない。
それなら古い物よりも新しい物を使う方がトキメキがあるし、ガジェットそのもののパフォーマンスも高い。さらに、新製品を追えるようになるから新機能とかトレンドに詳しくなるし、人生の楽しみが一つ増える。
ガジェットは高くてなかなか買えないと思いがちだけど。売却を前提に買う、というように少し考え方を変えるだけで意外と何とかなる。