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【Lightroomの使い方】写真を加工する方法・手順【実例】

2021年9月8日

以前別の記事でもLightroomを使った写真の編集方法は解説しているんだけど、この前撮影したバイク写真の出来栄えが思っている以上に良かったから、その写真をベースに改めて加工の工程を解説する。

その写真どんだけ擦るんだよって話ではあるけど、うまくいったものは何度でも使いまわす所存。

以前のLightroom解説記事は下記。

【初心者向け】Lightroomで写真編集する方法【設定解説】

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

世の中の写真は全て加工されている

もう薄々現実に気付き始めているとは思うけど、世の中にある写真はそのほぼ全てが加工されていて、実際に見るよりも綺麗に仕上げられている。

古くはSNOWとかの顔面加工アプリもそうだし、今だとインスタグラマーもそれ。更にはプロが出すグラビアアイドルの写真集から風景写真に至るまで、世に出回っている写真は少しでも見た人に好印象を与えるためにゴリゴリに加工されている。

写真で感動して現実で落胆する皮肉な状況

一時は加工があまりにも酷すぎて観光地に足を運ぶと落胆する逆転現象まで起きてしまうことが問題になったりもしてたんだけど、それでも加工が収まることはなく、今も多くの人が少しでも写真を好印象に見せる方法を日夜模索し続けている。

ここは賛否両論あるところではあるんだけど、今のところ写真は加工してなんぼというのが実情で、その写真が写実的である必要は全くない。加工した結果現実よりきれいになろうが知ったことではなく第一印象が全てで、写真を見る人が感動してくれさえすればOK。

それが写真の世界だから、作品として撮影する写真は目いっぱい加工してしまっていい。寧ろ加工の腕が試されるのが今の写真業界なんだ。

加工前加工後の比較

今回加工工程を解説する写真を元画像と比較するとこんな感じ。

こう見ると加工しない写真がどれだけ無味無臭かがよくわかる。ちなみに肉眼で見た印象は加工前の写真の方が近い。

とはいえ加工前の写真を見せられたところでここに行ってみたいとは絶対に思わない。それじゃ意味が無い。写真はあくまでも宣伝するためのものだから、どれだけ実物以上に魅力的に見せられるかが勝負。ということでこれを加工する工程を解説していく。

カメラはフルサイズ一眼がおすすめ

SONYα7Rii

ゴリゴリに加工する写真を撮影するためになによりも重要なのはフルサイズ一眼カメラを使うことなんだ。また金の話かと思うかもしれないけどマジで重要。

フルサイズ一眼を使う最大の理由はその圧倒的な高感度性能の高さにある。特に暗所撮影ではカメラの中で光を増幅させるISO感度を高める必要があるんだけど、フルサイズ一眼はISO感度を高めてもノイズが少ないのが特徴。これがフルサイズ一眼の最大の強みなんだ。

つまりフルサイズ一眼なら暗く撮った写真を後から明るくしてもノイズが少なく綺麗なままを保てる。例えば俺が使っているα7RiiiならISO6400まで常用可能。これがスマホだとISO400程度、APSC一眼でも精々ISO1600程度が限界だと思うと、フルサイズ一眼の暗所性能はスマホの16倍、APSC一眼の4倍ということになる。

一応三脚を使えばAPSC一眼でもなんとかならないことはないんだけど、それがフルサイズなら手持ちで撮影できるという話。実際今回の写真も手持ちで撮影している。ちなみにフルサイズ一眼はレンズ込みの新品が22万円で購入できるα7Cがおすすめ。写真と動画のクオリティに対する価格のコスパは現段階では市場最強だと思う。

 撮影時のカメラの設定

で、今回の撮影のカメラ設定の解説からになる。カメラはα7Riii、レンズはタムロンの28-75mm/F2.8を使用した。

今回は三脚を持って行っていなかったから手持ちで撮影できるシャッター速度は絶対条件だった。ということで設定した内容は下記。

  • ISO1600
  • 28mm
  • F2.8
  • 1/200秒
  • RAW

これは設定ミス。28mmならシャッター速度は1/28秒程度で良いから1/200秒は早すぎ。ISO感度を400ぐらいまで下げて更にノイズを減らせばよかった。

  • ISO1600
  • 28mm
  • F2.8
  • 1/30秒
  • RAW

こっちの写真は設定が適正。28mmに対してシャッター速度も1/30秒だから丁度いい。

この設定で何枚か構図を変えて撮影して、一番印象が良く、手振れしていない写真を厳選する。

Lightroomで写真を加工する

ここからが腕の見せ所。有名写真編集アプリLightroomを使って原石となる素材を加工して仕上げていく。

ちなみに俺は加工にLightroomを使っているけど、同じ機能がある写真編集アプリなら何でもOK。ただ、写真編集アプリはLightroomが最強だからLightroomを使うのが無難だと思う。ここからはLightroomをベースに解説する。

1枚目の写真加工工程

まずは目いっぱい明るさを上げて全体像を確認する。

次に色合いが暖色過ぎるから寒色を強めてスタイリッシュな印象にする。

全体が明るすぎると夜感が失われるからコントラストを高めつつハイライトも上げて明暗差をはっきりさせる。

夜に黒いバイクだとバイク部分が暗すぎるから円形フィルターを使ってバイク部分だけ露光量とコントラスト、シャドウを高めて明るくする。

全体加工に戻って最終の微調整をする。あくまでも夜の写真だから暗いところはしっかり暗さを残しつつ、明るいところは強めに明るくするメリハリを意識する。

プロファイル補正でレンズの歪みを取りつつ切り抜きをして全体のバランスを整える。あと真ん中の横線が印象的だから、それが水平になるように角度を微調整する。

完成したのがこんな感じ。

元と比較すると一目瞭然で違う。

ノイズ低減処理を入れてないのにザラザラ感が無いのが凄い。明るくしようと思えばまだまだ明るくできるけど、それだと夜感が失われて夜に撮影した意味がなくなるから難しい。あくまでも暗いところはしっかり暗くが夜の写真を加工するポイント。

2枚目の写真加工工程

2枚目。手順は同じ。まずは目いっぱい明るくしてから

暖色過ぎる色合いを寒色寄りに調整する。

この写真はバイク部分が暗すぎるから早めにスポット修正でバイク部分を重点的に明るくする。

流石にこれだけ明るくするとノイズが目立ってきたからノイズ低減処理も入れる。

夜感を失わないように全体の明るさを微調整する。

バイクが見切れてしまう苦渋の決断にはなるけどいらないところをカットする。

あと全ての線が斜めってる写真は気持ち悪いから、今回は雷門の提灯が垂直になるように微妙に角度を調整する。

完成。この写真は元々の構図が悪かったから難しかった。

元画像と比較するとこんな感じ。

写真撮影は盛ってなんぼ

繰り返しになるけど写真撮影は加工してなんぼ。しかも加工に正解はないし、人によって感じ方も様々だから、ただひたすらにプロの写真を眺めて自分なりにセンスを磨き続けるしかない。

あとは理想を追い求めてトライアンドエラーを繰り返すだけ。全て感覚頼みで、二度と同じ加工ができないという意味では男の手料理に近い。

しかも加工できたところでろくに金にならないし完全な自己満。ということでニッチ過ぎる市場ではあるんだけど、今現在写真を加工している人、加工したいと思っている人の参考になればうれしい。

フルサイズ一眼の入手が第一歩

あと繰り返しになるけど写真をゴリゴリに加工するなら高感度に強いフルサイズ一眼は必須になる。そんなフルサイズ一眼は値段が高いし種類が多すぎるから迷うけど、最近発売したα7Cは値段が安いのに最高の写真性能、動画性能を誇る上に軽くて取り回しもいいから超おすすめ。

フルサイズ一眼は売却価格も高いから、10万でミドル帯の中途半端な一眼を買うくらいならα7Cを買った方がいい。撮れる写真の質が段違いだし、いらなくなっても売却すれば元は取れるからお得。

という宣伝をしっかり挟んで終わる。健闘を祈るし俺もまだまだ頑張る。

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