一人暮らしだからと言ってシングルベッドに拘る必要があるだろうか、いやない（反語）。ということに一人暮らし10年目にして気づいたからベッドを拡張することにした。
いつの間にか6畳1Kの限界に挑むのが俺の生きがいになりつつあるんだけど今回は多分その集大成にして頂点。色々取り組んできた部屋改善は多分これで終わりになる。
ということで実際にベッドをどう拡張したのか、6畳でベッドを大きくして快適になったのか、生活に支障は出ないのかを解説したい。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
6畳1Kの限界に挑む
繰り返しになるけど俺は10年間6畳1Kの激狭物件に住み続けている。家賃は8万円。すげぇ高い気はするけど、俺が住む渋谷区ではこれでも激安。付近の相場は11万円だからこの部屋を出るに出れない状況が続いている。
ということでいかに引っ越さずに快適に暮らすかがここ10年の課題であり、ガジェマガのテーマの一つでもあった。
結果俺の部屋は極限まで物は減らされ、今現在部屋の中で空間を占有しているのはベッド、デスク、ソファーの3点のみ。
テレビも自転車も壁掛けすることで生活空間を邪魔していない。
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その他のミニテーブルとか防湿庫とかデスクトップパソコンとかはうまく隠すことで6畳を最大限活用している状況なんだ。
ただ、シングルベッドだと両手を広げて寝られない。でも俺両手を広げたい。と思った。
今のベッドはそのまま生かす
ならベッド買い替えれば？って話だけどそれはそれで危険。というのも6畳1Kの空間でどれくらいのベッドサイズまで耐えれるのかは俺も未知数なんだ。
更にフレームを買い替えると今のフレームを捨てる大作業も発生する。それは避けたい。最悪の事態に備えて原状復帰の逃げ道は用意しておきたい。
あとなんなら今のフレームの高さは超気に入っていて、縦48センチものベッド下空間があるおかげでロボット掃除機のEufyからプリンタ、防湿庫までがベッド下に収まってくれている。
この防湿庫はギリギリ開けられる絶妙な高さ。
レビュー記事は下記。
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地味にマットレスが10万円もするエアウィーブなのも要因。
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流石に10万円のマットを捨てるのも勿体なさすぎる。今のベッドは全てそのまま生かしたい所存。
シングルベッドを横に広げる
今のベッドを活かしたままシングルベッドのサイズを拡張するために用意したのは下記。
既にサイズは完璧に計測して購入をしているから今回はこれを組み立てるだけ。
一応我が家には電動のこぎりもあるんだけど活用は手間。それは最後の手段にして手軽さを重視する。
まずは2段カラーボックスを3個組み立てる。
その上に購入したすのこを乗せるとこんな感じ。
これで高さはちょうど64センチ。なんと俺のベッドのフレームとバッチリ同じ高さになる。
もちろんこれは計算済み。サイズ通りの製品でよかった。
高さが問題ないことが確認出来たらベッドフレームを手前に30センチずらしてカラーボックスを奥に配置する。
その上にすのこを2枚乗せる。
次にニトリで購入した6つ折りマットレスを用意する。
折り目に沿って真ん中でカットする。
横幅30センチのマットレスが2枚出来上がる。
これをすのこの上に乗せる。
完成。手軽すぎてやばい。
あとは元々使っていたエアウィーブを元の場所に戻す。
高さを確認する。
ずれてる。困った。
ニトリのコルクマットで高さ調節
ということでまた急ぎニトリに走りベッドの下に敷けるそれなりに厚みのあるものを探した結果、コルクマットにたどり着いた。
1枚の厚みは0.5cmほどでそこそこ。
これを2枚ベッドに敷き詰める。
もう一度エアウィーブを乗せて高さを確認する。
上手くいったっぽい。
あとはセミダブル用の敷きパッドとベッドカバーをかぶせて完成。
超お手軽DIYで最強。100センチのベッドを30センチ拡張して130センチのベッドが仕上がった。
サイズ的にはセミダブル120cmとダブル140cmの間で、一人用としては超広くて快適になる予定。
作業環境が圧迫された
さて問題は俺の作業環境がまともに使えるかということなんだ。6畳の部屋にセミダブル超えサイズのベッドを置いてしまうと当然周囲を圧迫することになる。
実際に見比べても明確に俺の作業環境が狭くなっている。
厳密に俺に残された作業環境を計測すると奥行きはたったの54センチだった。
これはけして広くはないけど、椅子に座って作業を始めてしまえば特に狭くもなく、ギリギリ違和感を感じないサイズに収まっていた。よかった。ちなみにこの記事もこの狭い環境で書いている。
ただ、椅子に出入りするときは今までよりちょっと神経を使う。これにどこまで耐えられるかが課題。
最悪電ノコで横幅の拡張を10センチ削る可能性もあるけど要検討。しばらくはこれで行く。
ベッドマット、強度は問題なし
一方ベッドマットは高さを微調整したこともあって違和感なし。普通に快適に寝れている。
マットの硬さも若干違うんだけど、拡張した30cmの範囲に全体重を載せることは少なく、今のところ違和感はない。
足場にしたカラーボックスも圧が分散しているからか崩れる気配はなく、寝返りを打った時にギシギシ音が鳴ることも無く丈夫。
経過を観察する必要はあるけど、普通に使う分には意外と十分な強度はありそうだった。
6畳にセミダブルは置ける
思い付きでベッドを横に30センチ拡張してみたけど、今のところは作業環境が狭くなるストレスが増えることも無く、睡眠の質を上げるメリットだけを教授できている。気がする。
という感じで、横幅140センチのダブルサイズは流石に厳しいかもしれないけど、横幅120センチのセミダブルタイプなら6畳の部屋にも問題なく置けそうだった。
これから6畳で一人暮らしを始める人、睡眠の質に拘りたい人は最初からセミダブルサイズを買っても良いかもしれない。
ただ、一度大きなサイズを買ってしまうと縮小できないのがネック。その意味でもシングルをベースに拡張する機動性の高さは魅力。超お手軽だし試してみるのはあり。今回購入した物を改めてまとめると下記で、
- カラーボックス×3 1,222円×3
- 30センチすのこ×2 1,095円×2）
- 敷きパッド（セミダブル） 2,730円
- ベッドカバー（セミダブル） 3,350円
- ニトリ6つ折りマットレス 2,990円
- ニトリコルクマット 1,341円
かかった費用は16,267円。これでベッドとマットの買い替えを避けられるなら全然悪くない。ということで手軽なDIYとして検討してみるのはおすすめ。購入前に高さだけしっかりと計測するようにしてほしい。
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