少し前に半ミニマリスト的な生活を目指して固定回線を解約した代わりに格安大容量SIMのFUJI Wifiを導入したんだけど、それよりも更にお得な格安大容量SIMであるChat WiFiを試す機会をいただいたので紹介したい。
というかマジで安いから最終的に俺はFUJI Wifiから乗り換えることにした。併せて、ガジェマガ限定クーポンも貰ったから格安大容量SIMの契約を検討している人は使ってほしい。格安大容量SIMの戦国時代がすぐそこまで来ている。
この記事の中身
・Chat WiFiは90ギガが月額2,880円と激安(ガジェマガクーポン価格)
・ソフトバンク回線そのままの爆速通信
・Chat WiFi単独では電話できないのが弱点
・DSDSスマホを使ってChat WiFiのSIM+電話SIMでの運用がお得
・ガジェマガクーポン適用価格が激安(繰り返し)
この記事の目次(クリックでジャンプ)
Chat WiFiガジェマガ限定クーポン
ガジェマガ限定クーポン
90ギガSIMだけプラン
〇90ギガデータ 【限定クーポン chat-s90-gad】
⇒ 事務手数料3,980円 → 2,980円
⇒ 月額3,380円 ⇒ 2,980円
〇200ギガ ルータープラン 【限定クーポン chat-r200-gad】
⇒ 事務手数料3,980円 → 2,980円
⇒ 月額4,480円 ⇒ 3,980円
Chat WiFiはFUJI Wifiより安い
結論から言うと今回の記事は全てここに集約される。FUJI Wifiと比較したところ通信品質は全く同じだったのに値段が安い。
具体的には下記。
- FUJI Wifi 50ギガデータ月額3,980円(期間縛りなし)
- Chat WiFi 50ギガデータ月額2,880円(期間縛りなし)←ガジェマガ専用クーポン適用価格
Chat WiFIについてはガジェマガ専用のクーポン適用後の価格ではあるけど、FUJI Wifiより月額1,000円安い。同じ品質なら安い方を選ばない理由が無い。しかも新しく月300ギガデータのプランまで追加された。これも月額3,780円と圧倒的に安い。
ということで俺はFUJI Wifiを2か月で解約してChat WiFIに乗り換えた。
FUJI Wifiのレビュー記事はこちら。
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【FUJI Wifi導入レビュー】200ギガ3,980円なのに爆速ってどういうこと?
格安SIMといえば値段が安い代わりに通信速度が遅いのが常識となりつつある中、革命児として誕生したのがFUJI Wifiだ。純正のソフトバンク回線を使うことで速度が爆速でありながら大容量通信が安いし最低 ...
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Chat WiFiはソフトバンク回線だから爆速
これはFUJI Wifも全く同じなんだけどChat WiFiはとにかく通信回線が爆速。格安SIMで遅くなりがちな平日お昼時とか通勤ラッシュ時間帯も圧倒的な速さで4K動画だって再生できてしまう。
実際に俺がメインスマホとして利用しているDSDS対応スマホのMate 20 Proに、FUJI WifiとChat WiFiのSIMカードを入れて同時刻に全く同じ場所、同じスマホで平日ラッシュ時に速度を計測した結果が下記。
FUJI Wifi計測結果
Chat WiFi計測結果
若干の上下はあるけど誤差の範囲で、両方ともに十分早い。
格安SIMの回線速度が遅い理由
ガジェマガでは何度か説明しているんだけど、格安SIMが遅いのはソフトバンク等の大手キャリアから回線を借りているからなんだ。
逆にFUJI WifiやChat WiFiは純正のソフトバンク回線をそのまま使っているから早いしラッシュ時の速度の低下が少ない。
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【格安SIMはほぼ同じ】上位7社比較とセットで安いスマホ15選
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詳細を基礎知識として抑えておきたい人は下記グレー部分を読んでほしい。別に知らなくても困らないからめんどくさい人は読み飛ばしてもいい。簡単に言うと、「格安SIMは回線を借りているから遅い」ということ。
MVNO(仮想移動体通信事業者)
格安SIMを提供する会社のことをMVNOという。MVNOは仮想移動体通信事業者を英語にした頭文字をまとめた言葉なんだけど、「仮想」という言葉が入っているように、自分の通信網(基地局)を持っていない会社のことで、ドコモ、au、ソフトバンクの通信網を借りて通信回線を提供している。
強みは値段が安いことで、弱点はラッシュ時の通信速度が落ちること。
格安SIMの通信速度がラッシュ時に極端に落ちるのは、ドコモ、au、ソフトバンクが自社のユーザーを優先するためだ。
MNO(移動体通信事業者)
MVNOに対して、自分の通信網(基地局)を持っている事業者のことをMNOという。
ドコモ、au、ソフトバンクの他、格安SIMとして認知されているワイモバイル、UQモバイルもMNOに該当する。
格安SIMなのにワイモバイルとUQモバイルの通信速度が速いのは基地局が自前だからだ。
強みはラッシュ時も通信速度が速いこと、弱みは値段が比較的高いことだ。
Chat WiFiのプラン
Chat WiFiのプランは月50ギガのデータ通信専用プランのみ。200ギガデータとかデータ無制限を選べるFUJI Wifiと違ってシンプルなプランだ。
プランは下記の2種類。
- SIMだけプラン(国内専用)
- WiFi端末+SIMプラン(海外対応)
SIMだけプラン(国内専用)
国内のみで月50ギガデータが使えるプラン。SIMカードだけが届くからSIMフリースマホに入れれば使える。
ガジェマガ限定クーポン
ガジェマガ専用クーポンを用意してもらったからそれを使えばキャンペーン価格の月3,080円が月2,880円と更に安くなる。新プランの300ギガデータは月額6,100円が3,780円になる。事務手数料も1,000円引き。しかもクーポン価格は期間縛り無しの永年。
クーポン
⇒ 50ギガデータ【chat-s21-gad】
WiFi端末+SIMプラン(海外対応)
国内で月50ギガデータ、海外で年1ギガのチャージ済みデータが使えるプラン。
このプランにはモバイルルーターのレンタルもセットになっている。
ルーターのスペックは下記
- バッテリー持続時間 15時間
- 同時接続数 2~3
スペックは高くないからSIMフリースマホにSIMを入れて使うのがおすすめ。一般的なスマホのテザリングなら8台まで同時接続できる。俺はスマホのテザリングだけでスマートホーム環境を構築している。詳細は下記記事を参照。
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スマホテザリングのみでスマートホーム構築に挑戦【方法とデメリット】
ソフトバンク光が2年の満期を迎えたことでキャンペーン価格の適用が無くなって月額が上がることになったから解約した。その後にどうするかは迷ったんだけど、今後恐らく家を空けることが多くなると判断してしばらく ...
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海外データ通信はチャージ式
海外データの利用料は下記。契約した段階で1ギガが付与される。あらかじめチャージしないと使えないシステムだから使いすぎる心配がないのが嬉しい。
- 1ギガ 5,000円
- 3ギガ 10,000円
- 6ギガ 16,000円
- 10ギガ 21,250円
- 12ギガ 23,750円
- 24ギガ 43,500円
格安SIM他社比較
Chat Wifiはマジで安い。具体的には格安SIM上位10社のデータ通信専用プランの値段と比較してほしい。
一般的な格安SIMのデータ通信は多くても精々30ギガで、価格は5,000円を上回る。しかも通信速度も遅い。
Chat Wifiは50ギガプランで月額3,000円を下回る。圧倒的な安さがやばい。
格安SIM上位10社の比較は下記記事を参照。
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一般的な月のデータ通信量の目安
データ通信量が月50ギガと言われても良くわからないのが正直なところだと思うからFUJI Wifiを一ヵ月使った俺の体感データ通信量を参考にしてほしい。
ネットサーフィンなら1日1ギガ
例えばパソコンでインターネットをしているだけなら一日1ギガ使うのは難しい。
フルHD動画なら1時間で1ギガ
最もデータ通信量が大きいのは動画だ。フルHD解像度の動画を1時間見て約1ギガになる。つまりChat WiFiの50ギガデータなら毎日高画質動画を3時間も見れる。
動画を見るペースが追いつかない
実際に使ってみて、毎日3時間高画質動画を見るのはかなり難しいと感じた。忙しい日はほとんどデータを使わないこともある。そうなるとその翌日は6時間も動画を見れる。日常生活を送っていると動画を見るペースが追いつかない。
WiMAXのような3日で10ギガの制限なし
大容量通信といえばWiMAXのギガ放題が有名だけど、WiMAXはギガ放題と言いながら3日で10ギガを上回ると制限が入る。つまり月100ギガが限界だった。しかもWiMAXは2年契約必須。
Chat WiFiは月最大50ギガだけど、3日で10ギガの制限は無いから、3日連続で10ギガ使うことも可能。しかも最低契約期間なしで月額は3,000円。安い...
【メリット】Chat WifiはSIM単独で契約可
2年契約という縛りが無いのも大きなメリットなんだけど、Chat WifiのSIMだけプランならSIMカード単体で契約できるのも大きなメリットだ。つまり今使っているスマホにSIMカードを挿入すれば持ち物が増える負担が無い。
ルーターを別途持ち歩くWiMAXと違ってルーターの充電忘れを心配しなくていいのもうれしい。
【デメリット】Chat Wifiには音声プランが無い
Chat WiFiはデータ専用プランしかなくて、音声プランが無い。
つまり、普段使っているスマホから音声SIMを抜いて、Chat WiFiのデータ専用SIMを入れると電話できなくなる。
もちろんLINE電話とかのデータ通信を使った電話はできるけど、音声電話が使えないのはいざというとき不便だ。
DSDSスマホなら音声とデータを併用できる
そこで登場するのがSIMカードを2枚入れて2番号で運用できるDSDSスマホだ。
DSDSスマホで月額を下げる方法は下記の記事で詳細に解説しているから確認してほしい。
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【DSDS機能】キャリア×格安SIMでスマホ代月3700円の裏技
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実際俺が使っているMate 20 ProもDSDSに対応しているスマホで、今は音声SIMとChat Wifiのデータ専用SIMの2枚挿しで快適に使えている。Mate 20 Proを使った感想記事はこちら。
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【注意】DSDSスマホは電話とデータを同時に使えない
現存するDSDSスマホは2枚のSIMでの待機を同時にできるだけで、2枚のSIMでの通信は同時にできない。つまり、音声SIMで通話している間はChat WiFiでデータ通信ができない。
これはDSDSスマホの構造の問題なのでどうしようもない。電話しながらデータ通信するシチュエーションはそれほど多くはないと思うけど気を付けてほしい。
Chat WiFiのWiFi端末+SIMプラン(海外対応)を契約してレンタルルーターを別途持ち運んでいるのであれば問題ない。
【デメリット】Chat WiFiは細かい制約が多い
Chat WiFiは契約期間の縛りが無くて安い素晴らしい格安SIMなんだけど、その分細かい制約が多い。
SIMカードを返却しないと罰金5,000円
Chat Wifiの国内専用大容量SIMだけプランを契約するとSIMカードが届く。
このSIMカードを解約時に返却しないと5,000円の弁済金を請求される。重い。
SMS送信は罰金5,000円
試しにSMSを送信してみたところエラーで送信できなかったんだけど、万が一SMSを送信した場合は別途5,000円を請求されるから気を付けたい。
契約事務手数料が少し高い
Chat WiFiは初期費用が高い。特にWiFi端末+SIMプラン(海外対応)は初期費用が合計8,500円と高め。初月の請求に驚かないように心の準備をしてほしい。
WiFi端末+SIMプラン(海外対応)
- 事務手数料:3,980円 ⇒ ガジェマガクーポンで2,980円
- デバイス登録料:4,500円 ⇒ ガジェマガクーポンで0円
SIMだけプラン(国内専用)
- 事務手数料:3,980円 ⇒ ガジェマガクーポンで2,980円
解約受付は毎月21日まで
Chat Wifiの解約受付は毎月21日まで。Chat Wifiのウェブサイトのお問い合わせフォームから行う。21日を過ぎてしまうと翌月の利用料もかかる。早め早めの判断が求められる。
21日に解約しても28日までは通信できる。
SIMカード、ルーターの返却は月末必着
21日までに解約した場合、SIMカードとルーターを月末必着で返却しないといけない。これを超過すると翌月分の利用料を請求される。スピードが求められる。
返送は追跡可能な配送方法が条件だから、日本郵便のクリックポストがお勧めだ。
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【SIMカードの返送ならクリックポスト】185円で追跡機能付で自己完結
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Chat WiFiのメリットを考えるとどれも重い制約ではないけど、安い分細かく色々あるから注意したい。
50ギガデータはデータ通信の概念を変える
これはFUJI Wifi導入レビューの記事でも書いたんだけど、50ギガデータのSIMがスマホに入っているのは本当に便利で、データ通信のしがらみから解放される。
そもそも格安SIMはなぁという人は下記の記事でデメリットの少なさを解説しているから確認してほしい。
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【格安SIMの欠点全てに反論】11のデメリットを解消して脱キャリア
2018年9月時点での格安SIMの利用率は11.3%。まだまだ10人に一人しか格安SIMを使えていないのが実情だ。これに対して格安SIMの認知度は90.2%。格安SIMのことは知っているけど、よくわか ...
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データ通信制限という不安が消える
Chat WiFiを導入すれば外で動画を見ることに気を使わなくていいし、外出先でのパソコン作業も家の中とほぼ同じ感覚でデータ通信できる。
データ通信量を気にして同期をオフにしたり動画に気を使ったりしなくていいのは幸せ。タイムラグが勝敗を分けるオンラインゲームでもプレイしない限りもう固定回線を引く必要はないのかもしれない。
FUJI Wifiでも感動したのにChat WiFiは更に安い月額3000円でデータ通信のしがらみから解放してくれる。
ガジェマガ限定クーポン
90ギガSIMだけプラン
〇90ギガデータ 【限定クーポン chat-s90-gad】
⇒ 事務手数料3,980円 → 2,980円
⇒ 月額3,380円 ⇒ 2,980円
〇200ギガ ルータープラン 【限定クーポン chat-r200-gad】
⇒ 事務手数料3,980円 → 2,980円
⇒ 月額4,480円 ⇒ 3,980円
申し込み完了画面がわかりにくい
50ギガデータのクーポンコードを使った場合の申し込み完了画面で表示される料金が下記。
控えめに言って意味不明すぎるけど、
- 50ギガデータ 2,980円
- 事務手数料で 2,980円
- 合計 5,960円(税込み6,437円)
という意味だからこれで正しい。来月からは事務手数料はかからず月額料金のみで3,218円になる。
わかりにくすぎるけど合計金額は合っているから安心してほしい。
Chat Wifiを2か月使った感想
実際にChat WiFiを2か月使って感じたメリットとデメリットをまとめた記事は下記。
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