久々にとんでもないゴミを買ってしまった。そういえばエレコムって本来は安かろう悪かろうなメーカーであることを俺はすっかり忘れていた。というのも俺が現在使っているエレコム製メインキーボードが良すぎたんだ。そのせいですっかり油断してがっつり寝首をかかれた。
というかこのご時世にこんなゴミがまだ売られていることが驚き。だから今後誰一人として被害者を出さないために死ぬ気でこき下ろしたい。エレコムは5,000円でゴミを売っている。悔しい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
エレコム無線キーボード「Slint」はゴミ
まずこのキーボードがなぜゴミかはこの画像にすべて詰まってる。この圧倒的なぐにゃぐにゃ感!どんな歪な形のデスクにもフィットしそうで嬉しい!嬉しくない!
あまりにも剛性がなさすぎ。今日の今日まで俺はこんなに柔らかいガジェットが存在できることを知らなかった。ガジェットは固くて当たり前。と思ってた。
でも違った。ガジェットの剛性は各メーカーの努力の賜物なんだ。だから固いガジェットに感謝こそすれ柔らかいガジェットを非難するべきではない。つまりエレコムは悪くない。ってなるかー。
こんなもん世に出してはいけないレベル。なんてもんをだしてんだよ。
単純にエレコムは発注先をミスってしまったのかもしれないけど、エレコムの担当者も完成品は絶対に見てるはず。そしてこの剛性の無さに違和感を覚えたはず。なのにGoを出してしまう企業姿勢というかやる気のなさというか製品に対するプライドの無さが許せない。俺はこんなゴミに5,000円も払ってしまった。
でもまだ俺はいい。なんだかんだ金はある。5,000円失敗しても腹は立つけど懐は痛くない。怖いのはこれをいたいけなちびっ子とかジジイババアがなけなしのお小遣いとか年金で買うことなんだ。箱を開けてこんなゴミが出てきたら終活を始めるレベル。
エレコムはこれ以上被害者を出さないために一刻も早くこんなゴミの販売を停止するべきだし、自主回収すべき。
「Slint」はタイピングでパカパカするゴミ
いや柔らかいならデスクにフィットするんじゃ?って思うかもしれないけどそこまで柔らかいわけでもない。シンプルに剛性がないだけ。おかげで横から見ると上下が常に若干浮いてしまっているんだ。ゴミ。
そのおかげでなんと10円玉がすっぽり収まる!
デスク上の小銭が邪魔にならない!うれしい!うれしくない!!
もちろん湾曲しているだけではない。なんとあまりにも剛性がなさ過ぎて波打ってさえいる。すごいぜ!!!
下から見てもこの通りだ!!!!!
つまり安定しないのは上下だけではない。左右も安定しない。
結果タイピングするたびにキーボードがパカパカ耳障りな音を奏でてくれるんだ。俺はこんな時どんな顔をすればいいのかわからない。
「Slint」はAmazonでの売り方もゴミ
ところで実はこのゴミキーボードはパソコン用ではなくタブレット向けの製品だったりする。
というのも俺が毎日使ってる同じくエレコムのメインキーボードと比較するとこんな感じですげぇ小さい。
そもそもタブレット向けだからと言ってなぜキーピッチを無駄に小さくする必要があるのかは謎のままだけど、エレコムに言わせるとタブレット用のサイズだから、ということらしい。謎。
でもそれはまだいい。問題はこの製品が俺の使ってるパソコン用キーボードの「新モデル」として販売されていることなんだ。
でも実際は全然新モデルでもなんでもなく、コンセプトも製品名も全く違うこんなゴミが届く。
一体どこがどう新モデルなのか。タブレット用ならタブレット用として販売してほしい。
こんな売り方をされたら基本的には同じサイズの物が届くと誰もが思う。サイズを厳密に確認しなかった俺は絶対悪くない。
このキーピッチのせいで肩身が狭くてまともにタイピングすらできない。
もちろんキーピッチが良かったとしてもこんな剛性が無さすぎるゴミは絶対に使わないけど、「Slint」はいろいろと問題が多すぎる製品なんだ。
「Slint」は購入時から背面ケースが浮くゴミ
もちろんこんな剛性の無いゴミの背面接着に問題がないはずがなく、背面カバーは箱から取り出した段階で既に若干浮いてる。
少し引っ張れば基盤とこんにちはできそうだけど動画ネタとしてもこき下ろしたいからまだ挨拶はしない。
俺はただ薄型の充電式キーボードが欲しかった
そもそも俺がこんなゴミを購入したのはただ薄型の充電式キーボードが欲しかったからなんだ。それなのにこのザマ。私そんな悪いことしました?私男なんですけど?って感じ。
実際今のエレコムのキーボードは最高に良い。薄いし軽いし剛性もあるしキーピッチも抜群。
持ち運びにも適していて最高。ただ、一点だけニッケル充電池に対応しないという欠点を抱えるんだ。
というのも俺は基本的に家の電池式の家電製品は全て充電池で使うようにしている。
なぜならエコだから。決して電池を買いに行くのが手間だからではない。環境に配慮したいから。
それは良いとして、キーボードの場合は充電池だと電圧不足でチャタリングが起こる現象が頻発する。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああ」みたいな感じ。
これはエレコム製に限らない。Logicool製もBuffalo製も同じ。キーボードは充電池だと電圧が低くて正しく動作できないんだ。だからキーボードだけはニッケルではなくアルカリ乾電池を使う必要があった。
で、今回家のアルカリ乾電池のストックが切れて俺もキレたというわけ。
もういい。充電式のキーボードを買う。結果とんでもないゴミが届いて今に至る。
俺のワクワクを返してほしい。
リチウム充電池を購入すれば解決する
繰り返しになるけど電池式キーボードのチャタリング問題は電圧が問題だから、ニッケル充電池ではなくリチウム充電池を購入すればおそらく解決はするんだ。
アマゾンにもそういう製品は販売されてはいる。
ただメーカー不詳でちょっと怖い。
だからリチウム充電池に手を出す前に信頼のエレコムに手を出してみたら真髄を見せられた。
次はおとなしくリチウム充電池を買ってみようと思う。エレコムは早急に「Slint」の販売停止及び自主回収を行いつつ俺に5000円分のAmazonギフトコードを贈ってほしい(⇒ 宛先)。
あと無線キーボードで迷ってる人は俺が日本一周から使い続けてる2,500円の激安キーボードをお勧めする。こっちは同じエレコム製と思えないほど素晴らしいから安心してほしい。
-
【エレコムミニキーボードレビュー】安くて軽くて薄い【2,500円
世の中には打鍵感に拘りまくってキーボードを何台も買い、ボタンまでカスタマイズする人がいる一方で、俺はキーボードなんかは打てればなんでもいい派。 だから俺が持っているキーボードも安い物ばかりなんだけど、 ...
続きを見る
【動画で解説】Slintレビュー
ELECOM Bluetooth薄型ミニキーボード TK-FBP100WH