現在の日本市場で最も価格が安いハイエンドスマホであるnova3は、安くスペックが高いスマホを使いたい人には最適の選択肢で、買い替えの候補にしている人も多いと思う。
そんなnova3は実はOCNモバイルONEであれば3万円強という超格安価格で販売されていて、ちょうど母親のMNPに合わせて購入してもらったものを実家で触る機会があったからレビューしたい。
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nova3の特徴
nova3はハイエンドスマホとして最低限必要な機能を凝縮して、防水とかドルビーアトモスとかの付加価値を削ることで価格を安く抑えた正真正銘のハイエンドスマホだ。
しかもHuaweiおなじみのカメラの画質に妥協はなく、今までのファーウェイスマホと同じようにカラーとモノクロのデュアルレンズで高画質写真を撮影できる。
nova3のスペック
まずはnova3のスペックを見ていく。
ディスプレイ | 6.3 |
解像度 | 2340x1080 |
CPU | Kirin 970 |
メモリ | 4 |
ストレージ | 128 |
バッテリー | 3750 |
おサイフ | × |
防水 | × |
指紋認証 | ○ |
DSDS | ○ |
重量 | 166 |
サイズ | 73.7x157x7.3 |
スマホのスペックを左右する最も大きなパーツはCPUだ。nova3はHuaweiが開発するハイエンドCPUであるKirin970を搭載している。
更にメモリも4ギガを搭載しているから、よほど重いゲームでもプレイしない限りはあらゆる動作がサクサク動く。
ストレージの128ギガも高画質カメラで写真を気兼ねなく撮影するのに役立つ。
nova3のAntutuベンチマーク
nova3のAntutuベンチマークの結果は208857点だった。
ガジェマガで今までベンチマークを計測したスマホと比較してもナンバーワンだった。
- nova3 208,857(Kirin970)
- P20 205,806(Kirin970)
- Mate9 148,204(Kirin960)
- Redmi Note 6 Pro 116,545(Snapdragon636)
- Lenovo S5 77,424(Snapdragon625)
- UMIDIGI One 64,756 (Helio P23)
- GalaxyNote3 65,352(Snapdragon800)
- Moto G4 Plus 57,671(Snapdragon617)
- P20 lite 53,072(Kirin670)
全く同じスペックのP20を僅差で上回っているけど、この辺りは計測の波なので気にしなくていいし体感できる違いはない。
ともあれ動きの快適さは定価7万円のP20と全く同じで、そんなハイエンドスマホが定価5万円で販売されているから超お買い得だ。
荒野行動は最高画質
いつも通り荒野行動も試してみたけど、最高画質、60フレームで滑らかに動作した。
たまにカクっとすることはあったけど気にならないレベルだった。
nova3の外観
今回購入したのはOCNモバイルONE限定モデルのレッドカラーだ。iPhoneのレッドとは違う鮮やかで元気な赤色だ。
背面にはデュアルレンズカメラと指紋センサーがある。
指紋認証は相変わらず爆速で精度はとても高い。
防水に対応していない代わりに底面にはイヤホンジャックがついている。充電はtype-cだ。
右側面はシムスロットのみ。
左側面に電源ボタンと音量ボタンがついている。Huaweiのスマホは基本的にどれも同じ構成だ。
上面にはノイズキャンセリング用のマイク穴がついているのみ。
nova3のノッチディスプレイ
nova3は最近ではもう当たり前になりつつあるノッチディスプレイを搭載している。上部のフロントカメラもデュアル仕様で、背面をぼかした一眼のような自撮り写真を撮影できる。
ノッチが気に入らなければ設定からノッチを隠すこともできる。
片手に収まる巨大スクリーン
nova3は6.2インチの大画面モデルでありながらiPhoneXを少し上回る程度の大きさで、十分片手で持ててしまう。
iPhoneXとほぼ同じ大きさのP20と比較するとこれくらいの差になる。
18:9のディスプレイを搭載することで画面が大きくなっても横幅はほとんど変わらず片手で持ちやすい。しかも縦に長いからウェブサイトをより快適に閲覧できる。
次のページからnova3のカメラの実力に迫る。