ドライヤーなんて温風を出すだけなんだからどれも同じ。高いのなんて買うだけ無駄。
と思ってたんだけど、よくよく考えるとドライヤーって毎日使うし、それなりに時間もかかる。
それならある程度良い物を購入した方が良いんじゃないかと思って試しに57,000円もする高級ドライヤーレプロナイザー4DPlusを購入したからレビューする。
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ダイソンドライヤーは風が強いだけ
今回の記事はレプロナイザー4D Plusの紹介ではあるんだけど、始まりはダイソンのドライヤーなんだ。
いつも通り適当にYoutubeを眺めているとマコなり社長がダイソンのドライヤーは風量が強いから超時短になるとおすすめしてた。
そうか確かに。そういえば俺もドライヤーに毎日約5分を費やしてる。ダイソンのドライヤーに買い替えることで1分でも2分でも短くなるなら生活のストレスが減るんじゃないかと思ったのが始まり。
ということで早速最近42,000円まで値下げされたダイソンのドライヤーを購入してみたんだけどこれが超微妙。マジで風が強いだけ。
別に乾くの早くもないし髪の毛が散らばりまくるしでダイソン普通にクソじゃんって思った。
ヘアビューザーを使用していた
というのも俺がそれまで使っていたドライヤーはリュミエリーナのヘアビューザーというサロン御用達のちょっとした高級品だったんだ。
そういえば昔会社のビンゴ大会で当ててから特に意識することなくヘアビューザーを使い続けていたんだけど、地味にこれが高級品なのを忘れてた。
つまりダイソンが悪いわけではない。ヘアビューザーが良すぎた。ことにダイソンを買って初めて気づかされたという流れ。
やっぱなんでも新しいものに挑戦して比較しないとダメだわ。
ドライヤーによって髪質が変わる
話はここで終わらない。というのもダイソンを使ってみてドライヤーごとのあまりの髪質の違いに驚いたから。
え、ただの温風なのになんでこんなに違いがあるの?どれも同じじゃないの?それなら上位グレードはどれくらい凄いんだろう、と興味を持ってしまった。
そこで毎度おなじみYoutubeで美容師Youtuberを見まくって、多くの美容師が絶賛しているレプロナイザー4D Plusを思い切って買ってみることにした。
お値段なんと57,000円。高い。高すぎる。
でも髪は顔の額縁。これで俺の毎日の見た目が少しでも良くなるなら投資する価値はある。と可能性に賭けてみた。
レプロナイザーは4Dが人気
ちなみにレプロナイザーには4Dより安い3Dとか高い7Dとかもあるんだけど、3Dから4Dは大幅に変わるけど4Dから7Dは全然変わらない。
と多くの美容師Youtuberが言ってた。クレームは俺ではなく彼らに入れてほしい。
レプロナイザーはUIがゴミ
レプロナイザーは流石57,000円もする高級品だけあってその見た目も超ラグジュアリーでデザインは良い。
ただ、インターフェースが驚くほど悪い。
まず本体左側に電源ボタンを備えているんだけど、
このボタンはマジで電源を入れるだけ。押しても何も始まらない。
じゃあどうするかというと今度は右側に移動して風量ボタンを押すことでやっと温風が出るという構造。
ゴミ。電源ボタンを押す意義を切実に問いたい。絶対風量ボタンだけでいい。
それなのに電源ボタンを押さないと風量ボタンを押せない糞仕様。これが一生続く。これ考えた奴誰だ。
本体の真ん中には温風冷風切り替えボタンがある。全体的な動作はスムーズだけど電源ボタンの謎は迷宮入り。
レプロナイザー4D Plusは一瞬で髪が乾く
そういえばダイソンのドライヤーの強みはその独自モーターによる圧倒的な風量で、これによって一瞬で髪を乾かせるというのが売り文句ではあるんだけど、その肝心の風量もレプロナイザー4D Plusの方が上。
実際に風量計で最大風速を測ってみたんだけど、ダイソンは最大風速8.4メートル/秒なのに対して
レプロナイザーは最大風速10.3メートル/秒だった。
更にその温度もレプロナイザーはギリギリ手に当て続けられない程度で多分60℃ほど。
対してダイソンは永遠に手に当て続けることができる程度でぬるい。
つまり風量も温度もレプロナイザーの方が高い。
ただ、音量に関してはダイソンは87.6デジベルなのに対してレプロナイザーが96デジベルで明らかにダイソンの方が静かだった。
消費電力は1070Wと1030Wでほぼ互角。
レプロナイザーは髪が超しっとり乾く
問題は実際の使用感なんだ。タンパク質は60℃で変形するからドライヤーは素早く髪を乾かしつつ髪を痛めないというのが課題なんだけど、ここで温度が重要になる。
レプロナイザーは10秒間手に風を当て続けるのは辛い程度だから60℃前後。これに対してダイソンは永遠に手を当てられる温風で髪の毛を一切痛めないというのが売り。ではあるんだけど、これも実際に使うとレプロナイザー4D Plusが圧勝する。
ダイソンがその圧倒的な風量で髪の毛を散らかしまくってくれるのに対してレプロナイザー4D Plusは驚くほどしっとりと仕上げる。
原理は謎。ここが悔しい。
風の質が全然違う
本当に両方ともただの温風だし、風量もそれほど変わらないはずなのに、レプロナイザー4D Plusは感動すら覚えるほど違う。
あれ?まだ髪の毛濡れてる?ってくらいにしっとりと乾く。しかも早い。一方でダイソンはパッサパサ。
そもそもまず風の質から違う。レプロナイザー4D Plusは風がまとまっていて重い。だから風量ほどの風を感じないのに対して、ダイソンは車の窓から顔を出してる感じでただの暴風。
繰り返しになるけど原理は謎。レプロナイザー4D Plusのメーカーであるリュミエリーナも一切公開していない。
公式ページでもなんの説明にもなっていない謎の方程式が記載されているのみ(⇒ 参考)
ただのオカルトかと思いきやその効果がすさまじすぎて戸惑う。騙されているようで騙されていない。なんだこれ。
レプロナイザー4D Plusはちょっと重い
数少ないデメリットがあるとすればレプロナイザー 4D Plusは少し重いことなんだ。
実際に計測してもダイソンが498グラムなのに対して
レプロナイザーは641グラムと明確に重い。短時間であれば全然問題ないけど長時間乾かす髪の長い女性とかはちょっと辛いと思う。
そこでおすすめなのがハンズフリードライヤーで、突っ張り棒を2本の間にドライヤーを下向きにたらせば持たなくてよくなるからおすすめ
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俺は毎日ドライヤーを持たずに髪を乾かしてる。
ダイソンよりも絶対レプロナイザー
という感じでレプロナイザー 4D Plusは髪質が感動的に艶々になるし乾くの早いしUIがクソだしで驚きの連続だった。
そもそもドライヤーによってこんなに髪質が変わるのは思いもよらない新発見だった。その機会をくれたダイソンドライヤーとマコなり社長に感謝したい。ただ、ダイソンドライヤーはおすすめしない。
42,000円でダイソンドライヤーを買うくらいなら57,000円でレプロナイザー4D Plusを買った方が絶対幸せになれる。それくらい明確な差を感じる。
毎日の見た目を変える投資
たかがドライヤーではあるけどされどドライヤーで、毎日の自分の見た目が少しでも良くなって人からの見られ方を変えられるのであれば投資する価値はある。
ということで今現在髪質に悩んでいる人、ダイソンドライヤーの購入を検討している人におすすめ。
とはいえ高すぎるのは間違いないから、髪質改善を検討している人はまずシャンプーとオイルを変えるところから始めてほしい。詳細を解説した記事は下記。
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