以前歯列矯正を34歳にして始めたという記事を書いたんだけど今も継続中。折角人生の中で1年間しかない貴重な体験をしているのであればその感想を残したい。
歯列矯正を検討している人の参考にしてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
歯列矯正は遅かれ早かれやったほうが良い
歯列矯正をやるべき理由はカウンセリング体験記事でガッツリ解説しているんだけど、健康寿命を維持するために歯は超重要。
そして歯を健康に保つためには歯列矯正が必須なんだ。歯並びが悪いと歯の管理が難しくなる。結果遅かれ早かれ歯を失う。
人生100年時代を自分の歯で生き続けたいなら歯列矯正はしたほうがいい。らしい。
ということで俺は34歳から125万円かけて歯列矯正をスタートしていて現在は3ヶ月目だからその感想をまとめる。
歯列矯正を始めた理由とかインビザラインを選んだ経緯を解説した記事は下記。
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3ヶ月だとまだガタガタ
結論から言うと3ヶ月経った段階だとまだほとんど違いはわからず俺の歯はガタガタなまま。一応一年で完了する予定ではあるけど、3ヶ月目だと前歯の変化はほぼない。
というのもまだ前歯を動かすスペースが無いんだ。前歯を綺麗に並べるためにはそれなりのスペースが必要。ということで現在は全体を微調整しながら奥歯を徐々に後ろに下げている段階。
歯列矯正のために親知らずを抜いたんだけど、まず親知らずが生えていたスペースまで奥歯を下げていく必要がある。奥歯が下がったら空いたスペースに前歯を並べていく予定。
ここからの3ヶ月で劇的に前歯が改善することを期待したい。
自己管理能力が求められる
俺はインビザラインというつけ外し可能な手法での歯列矯正を選択したんだけど、これは思っている以上に自己管理能力を求められる。
1日20時間以上装着しないといけないんだけど、食事の度につけ外しの手間が発生するし、ピースの交換日も完全に自己管理。しかもピースだけでなく歯につけられた突起に輪ゴムも引っ掛けないといけないし、矯正を一年で終わらせるために加速矯正装置も毎日使わないといけない。面倒くさい。
あと俺の場合は最初は5日毎の交換で、次第に3日毎の交換に切り替わる予定ではあるけど、もちろん歯医者から交換の日付を連絡されることはない。完全なる自己管理。だから俺はグーグルカレンダーに交換の日付を書いておいてそれを目安に交換してる。
インビザラインは途中で脱落する人も多いとは聞いていたけど納得の面倒くささだった。運転免許取得のための自動車教習所通いに脱落した事がある人は取り外しできないワイヤー矯正を選んだ方が無難。
マウスピースを変える度に痛い
気になるインビザライン矯正の痛みだけどそれなりにある。というのもピースを5日毎に交換しているんだけど、交換する度に最初の2日間ほどは痛い。
3日目くらいに歯が動いて痛みが無くなって、5日目に新しいピースに交換してまた痛むの繰り返し。
とはいえ痛みは鈍痛でほとんど生活に影響は無い。普通に寝れるし食事もできる。アーモンドを噛むのがちょっと辛い程度。でも痛いということは歯が動いているということだから改善されてる気がしてちょっと嬉しい。
寧ろ3日目以降が痛くないのは歯が動いてないからな気がするからやってる感がなくて物足りない。
マウスピースは慣れる
歯を動かし続けてくれるマウスピースとは一年間の付き合いになるんだけど、違和感があるのは最初の1週間程度であとは慣れる。最初の一週間は口の中に異物があったことで唾液が出まくってたんだけどそれも無くなった。口の中にマウスピースがあるのが当たり前という感覚。
あとマウスピースをつけた当初はマウスピースが邪魔で口を自然に閉じれなくなるんだけど、一ヶ月ほどつけると歯が後ろに移動しているのか普通に閉じれるようになる。あとは継続すればいいだけ。
噛み合わせが更に悪くなる
3ヶ月インビザライン矯正をした現在は以前よりもかみ合わせが悪い。これは矯正によって前歯が少し後ろに下げられていて奥歯が噛み合う前に前歯が噛み合ってしまうから。だから今は奥歯でまともに噛み切れないのが微妙にストレス。この辺りは前歯の並び替えが進むまでは続くと思う。
一方奥歯の並び替えは着々と進行していて、少し内側に傾いていた奥歯がインビザライン矯正によって広げられた。これによって以前より少し深く噛めるようになって少し小顔になる予定。あとは前歯の並び替え待ち。
食事をまとめるようになる
インビザライン矯正のマウスピースをつけている間は噛めないし糖分の摂取もNG。ということで気軽に間食ができない。インビザラインを外すくらいなら食べなくていいやと思うようになる。結果食事の回数が減る。
ということで外している間にできるだけまとめて食べて、間食はしないという生活が染み付く。これが良いのか悪いのかは不明だけど多分体には良くない。とはいえ一年間は耐えるしか無い。
滑舌への影響はほぼなし
インビザライン矯正を始めるまでは滑舌に影響がでることを心配していたんだけど、俺の場合はほぼなし。
この辺りは人によるんだと思う。とはいえ100%の滑舌で喋れるかというとそれは無理。特にさ行で微妙にストレスを感じるからYoutube撮影中は一応矯正を外すようにしてる。
具体的には下記動画ではインビザライン矯正をつけていて、
下記動画では外してる。
インビザライン矯正序盤で滑舌に苦戦しまくっていた動画は下記。
やっぱり序盤はかなり苦しい。慣れると普通に喋れるようになる。
未来が明るいから続けられる
インビザライン矯正は面倒くさいことも多いけど、ピースを変える度に痛みで進行を感じるし、しかもピースの個数は決まってるからゴールも見えていてモチベーションを保ちやすい。
更にピースを付け替える度に動かされている歯が傷むことで、今回は奥歯、今回は八重歯と改善を実感できるのも楽しい。総じて良い。
確かに付け外しとか制限とかは間違いなく面倒くさいんだけど、矯正完了の未来が明るいから今が辛くてもテンションが下がらない。日本人の幸福度が低いのは日本の未来が暗いからだなと思った。
ということで歯列矯正は普通におすすめ。そうそう簡単に手を出せる金額でもないけど、早めの自己投資先として優先順位を上げてほしい。俺は今になってもっと若い内にやっておけばよかったと後悔してる。
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歯列矯正3ヶ月目でまだ前歯はガタガタだけど奥歯の傾きはほぼ改善されてて、伴って微妙に顔の形が変わって以前より整ったように感じる。歯列矯正をするとハーフと間違えられたりするようになるってのは多分これ。もっと若い頃にやっとけばもっと違う人生になってたのかもなぁと思う。ちょっと悲しい。
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) February 15, 2021
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