俺は酒もタバコもギャンブルもやらない自称超優良未婚物件なんだけど、コーヒーはやる。というか、眠気覚ましのために飲むようになってからいつの間にか飲めるようになった。
今では一日に5杯くらいはコーヒーを飲むヘビーユーザーになってしまって歯もカフェインでまっ黄っ黄のホワイトニング待ったなしの状況ではあるんだけど、そのコーヒーメーカーを最近ちょっといいやつに買い替えたから軽くレビューしたい。
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ドルチェグストジェニオ2から乗り換え
俺が以前まで使っていたコーヒーメーカーはネスカフェが販売する超お手軽コーヒーメーカーのドルチェグストジェニオ2なんだ。
詳細はレビュー記事を書いているから気になる人はそれを見てほしいんだけど、
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ドルチェグストジェニオ2に最大の魅力はほぼメンテンナンスフリーで使えてしまうことだった。
ドルチェグストはカプセル式
ドルチェグストジェニオ2でコーヒーを淹れるときはカプセルと呼ばれるコーヒーの元をセットしてボタンを押すだけ。
このカプセルは一回で使い捨てなんだけど、その分コーヒーの粉とかフィルターのゴミが発生しないから洗い物も無し。手間暇かけずにコーヒーを飲めることが気に入っていた。
ドルチェグストジェニオ2はコストが高い
ただ、ドルチェグストジェニオ2はコーヒー一杯あたりのコストが約50円と高いのがネックだった。
ネスカフェ ドルチェグスト カプセル レギュラーブレンド(16個入)
コンビニとかと比べると1杯50円は全然安いからと自分を無理やり納得させてはいたんだけど、別の記事でも書いているようにランニングコストは魔物だから下げれるところは少しでも下げたいというのが俺の密かな悩みだった。
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で、一人暮らしで買ってよくなかったもの一覧の動画で一般的なコーヒーメーカーを紹介したんだけどそのコメント欄でデロンギマグニフィカなら手間いらずでランニングコストも安いと教えてもらったから買うことにした。
デロンギマグニフィカは1杯15円
俺がデロンギマグニフィカに買い替えた最大の理由は上でも書いているように一杯あたりのコストが安いからなんだ。
具体的には1杯15円で、ドルチェグストジェニオ2の50円と比べると半額以下。もちろんデロンギマグニフィカは本格的なコーヒーメーカーだから価格も5万円強とかなり高いんだけど、コーヒー一杯で35円も差が出るなら一日2杯飲むと仮定するとその差額は2年で51,100円にもなる。
5万円もするコーヒーメーカーを買えば壊れない限りは一生使うだろうし、それでなくとも3年でペイできるなら5万円強のイニシャルコストはけして高くはない。しかも全自動だからほとんど手間もかからないらしくて良いこと尽くめ。長い目で見て得すると判断して購入することにした。
デロンギマグニフィカはマジで全自動
話には聞いていたんだけどデロンギマグニフィカはマジで全自動で超楽。ドルチェグスト以上に手間がかからないからまさに一人暮らしにうってつけのコーヒーメーカーだった。
使用方法は超簡単で、まずコーヒー豆を入れておくスペースにコーヒー豆を入れる。
次に水を入れておくスペースに水を入れる。
あとはコーヒー抽出スイッチを押すだけ。
これで1分後にはコーヒーの抽出が完了する。ドルチェグストと違ってカプセルを交換する必要もない。コーヒー豆と水は満タンにしておけば20杯分くらいにはなるから、20杯のコーヒーを淹れる間はメンテナンスフリーで使えてしまう。楽すぎる。
コーヒーカスと洗浄水は4日に一回交換
デロンギマグニフィカはボタンを押すたびに全自動でコーヒーを淹れてくれるんだけど、その都度使用したコーヒー豆をカス入れに廃棄する仕様で、このカスはコーヒー10杯分くらいで交換LEDが点灯するからその時に捨てればOK。
さらに、抽出菅洗浄のために定期的に水が出るんだけど、それも排水受けに溜まるからコーヒーカスを捨てるついでに捨てれば良い。
つまり日頃のメンテナンスは一切なしで、4日に一回くらいのペースで
- コーヒーカスの廃棄
- 洗浄水の廃棄
- 水の補充
- コーヒー豆の補充
をするだけでいい。こんなにメンテナンスの頻度が少なくていいのに、メンテナンスにかかる時間もマジで一瞬。また俺の時間を増やせて幸せ。
本格的な機能も多数搭載
デロンギマグニフィカは5万円もするだけあってコーヒーのための色々な機能が搭載されていて全然使いこなせる気がしない。
豆を挽く粗さを変更できる
まずコーヒー豆に関してはダイヤルで挽く粗さを自由に選択できるんだけど俺には全く違いが分からない。
スチーマーも搭載
さらにスチーマーも搭載しているから、
牛乳をスチームすることで、名前はよくわからないけどこういうのが作れるらしい。俺はやらない。
コーヒーの濃さの変更も可能
あとはもちろん一度に使う豆の量を変更してコーヒーの濃さを調整することも可能。
コーヒー粉にも対応
もちろんでロングマグニフィカはコーヒー豆だけでなくコーヒー粉からの抽出にも対応している。但し、コーヒー粉の場合は専用スペースにその都度コーヒー粉を入れないといけないから全自動のありがたみが消える。めんどくさいからコーヒー粉を捨ててでもコーヒー豆に置き換えるのがおすすめ。
さすがに高いだけのことはあって俺にはもったいない機能が満載だった。
デロンギマグニフィカの悪いところ
一見全知全能の神にも見えるデロンギマグニフィカにも弱点はある。ここからは2週間使って俺が感じたデロンギマグニフィカの微妙なポイントを解説する。
【マグニフィカの欠点】でかすぎ
まずでかい。一人暮らし用のコーヒーメーカーとしてマグニフィカはでかすぎ。本格的なコーヒーメーカーだから覚悟はしていたけど、家庭用炊飯器を縦に二個並べたくらいのサイズ感で置き場所に困る。
デロンギマグニフィカの購入を検討する前にまず置く場所があるかは必ず検討したい。俺は炊飯器を捨てたスペースにおいてぴったりだった。
【マグニフィカの欠点】音がうるさい
本格コーヒーメーカーだから中で豆を削ったり圧縮したり色々してるんだと思うけど、抽出のたびに結構な音がする。具体的には洗濯機とか食洗器ぐらいの音量で、同じ部屋にあると割とうざい。
デロンギマグニフィカはできればドアを隔てた部屋に置きたい。
【マグニフィカの欠点】UIが微妙すぎ
デロンギマグニフィカはヨーロッパの製品らしいんだけどびっくりするほどUIが分かりにくい。説明書がないと操作不能で日本製かと思うくらいに糞。
ただ、普段のコーヒー抽出は電源ボタン+コーヒー抽出ボタンだけで良いから問題ない。それ以外のことをするときのために説明書はなくさずに保管しておきたい。
【マグニフィカの欠点】毎回清掃で待たされる
デロンギマグニフィカは毎回電源を入れるたびに1分ほどかけて自動で洗浄するまでコーヒーを抽出できない。朝一でコーヒーを飲みたいときはトイレに行く前に電源を入れる運用がおすすめ。
一度電源を入れれば以降はボタンを押せばすぐにコーヒーを抽出できるんだけど、3時間ぐらいで自動的に電源が切られる。で、切るときも洗浄する。さらに電源を入れたらまた洗浄という感じ。
詰まりを防ぐためには仕方ないんだろうけど割と洗浄の回数が多くて洗浄待ちが頻発する。
コーヒー好きの一人暮らしにおすすめ
俺はコーヒーの味に対するこだわりは全然なくて、不味くなけりゃいいんじゃね?ってタイプだから味についての評価は差し控えさせてもらうんだけど、デロンギマグニフィカはイタリアンとかでも割とよく見かけるコーヒーメーカーだから味には定評があるんだと思う。
ただ、それ以上にメンテナンスフリーとランニングのコストが魅力的。時間を増やしつつコーヒー代を抑えてくれるならコーヒー好きが買わない理由がない。
ということで毎回洗うタイプのコーヒーメーカーとか一杯あたりのコストが高いドルチェグスト系を使っている人は迷うことなく乗り換えていいと思う。導入コストは高いけどどうせペイできるし、お金以上に手間が減るのが嬉しい。ということで俺は自分専用と実家に帰った時用の合計2台を購入した。
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