日本郵便にはクリックポストっていう配送方法があるんだけど、これは覚えておくといざというときに絶対に役に立つ超便利な配送方法だから、今日はクリックポストがどれだけ激熱な配送方法なのかということを説明する。心して読んでほしい。
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過去に卸売業に手を出して失敗してる
幸いガジェマガはそろそろ本業になりつつあるんだけど、実は俺はガジェマガ以外にもいろいろな副業に手を出しては失敗してを繰り返している。民泊は今も継続しているんだけど、すでに辞めてしまった事業に卸売業がある。
結局卸売業は赤字に終わって手を引いたんだけど、その話はぶれるからまた別の機会に。
卸売業に求められる配送条件
卸売り業は配送料は自分持ちだから、いかに高い商品を、安い配送料で送るかというのがポイントになる。ただ、安けりゃいいってもんでもなくて、確実に配送されていることを確認するための追跡機能も重要。
配送できる時間帯や配送の手間も重要
更に配送できる時間帯に縛られないとなお良い。というのも商品1個とかであればコンビニで配送すればいいって話なんだけど、卸売業は薄利多売になる。多数の商品をコンビニで送るのは手間すぎるから、ヤマトとか佐川に集荷を依頼する必要があるんだけど、ヤマトとか佐川の集荷はある程度事前に伝える必要があるしタイムリミットがある。
これらを勘案すると、卸売業の配送方法に求められる条件はこれだけある。
- 安い配送料
- 追跡機能
- 大量に送れる
- いつでも送れる
- 伝票(ラベル)を印刷できる
というわけで色々と検討した結果日本郵便のクリックポストが最強という結論に落ち着いた。卸売業をやめた今でも何かを発送するときは日本郵便のクリックポストを使うことが多い。
SIMカードの返送もクリックポスト
卸売業をやっていなくとも、例えば格安SIMのSIMカードは追跡機能付きの発送方法で返送しないといけないことが多い。
追跡機能のためにわざわざコンビニまで行ってヤマト運輸の宅急便コンパクトとかで送る人もいると思うんだけど、クリックポストなら追跡機能が付いているから条件を満たす。
日本郵便のクリックポストとは
クリックポストは日本郵便が運営している配送サービスの一つ。その最大の特徴はウェブで伝票(ラベル)を作成して、ポストに投函するだけで発送できることで、一切人と関わらずに追跡機能付きの配送方法が利用できる手軽さが強み。
クリックポストのライバルは宅急便コンパクト
追跡機能付きで安く配送する方法は、今回紹介するクリックポストと宅急便コンパクトの二種類。この二つの配送方法を比較してもクリックポストの送料は半額以下と圧倒的に安い。違いはこんな感じ。
配送方法 | サイズ | 厚み | 重量 | 料金 | 渡し方 |
クリックポスト | 34cm × 25cm | 3cm | 1キロ | 185円 | ポスト |
宅急便コンパクト | 34cm × 25cm | 1cm | - | 450円 | 対面 |
両方ともにA4サイズなのは同じだけど、クリックポストは厚み3センチまで対応できるのに対して、宅急便コンパクトは1センチが限界。
ただ、クリックポストはポストまでしか配送してくれないのに対して、宅急便コンパクトは対面で渡してくれるから安心感はある。けど対面って不在だと受け取れないし色々めんどくさい。それに今までポスト投函で問題が起きたことは無いから大丈夫。
法人ならネコポスも利用可能
ヤマト運輸には宅急便コンパクトの他に、法人、個人事業主向けの安い方法としてネコポスがある。
配送方法 | サイズ | 厚み | 重量 | 料金 | 渡し方 |
ネコポス | 34cm × 25cm | 2.5 | 1キロ | ~378 | ポスト |
この方法なら宅急便コンパクトより100円安いけど、まだクリックポストより高いし、クリックポストの方が0.5ミリ大きく厚みに対応できる。
クリックポストは伝票(ラベル)発行、配送料支払いがウェブで完結
クリックポストは、配送料をウェブ上で支払って、伝票(ラベル)の印刷もパソコンで行う必要がある。逆にウェブ以外では完結できないからアナログな人間には辛いんだけど、切手を買いにコンビニに向かったり、配送伝票(ラベル)を事前に貰う手間がない。
クリックポストの利用に必要なモノ
クリックポストの利用にはクレジットカードが必須
クリックポストの配送料はウェブ上で支払えるんだけど、逆にいうとウェブ上でしか払えない。つまり、クリックポストの利用にはクレジットカードが必須。
クリックポストの利用にはプリンタが必須
ウェブで完結するということは配送伝票(ラベル)は全て自分で印刷する必要がある。つまり、家にプリンタがないとクリックポストは使えない。多くの人は家にプリンタはあると思うけど、そのプリンタが使える状態の人は多分少ない。ということでクリックポストの利用にはそこそこのリテラシーが求められる。
ヤフーIDかアマゾンアカウントが必須
クリックポストの支払い及び伝票(ラベル)発行画面にはヤフーIDまたはアマゾンアカウントでログインする必要がある。以前まではヤフーIDでしかログインできなかったんだけど、いつのまにかアマゾンアカウントでもログインできるようになっていた。
クリックポスト使用の流れ
クリックポストにログインする
まずクリックポストのログイン画面にアクセスしてヤフーIDかアマゾンアカウントでログインする。アカウントが無い人は作る。
自分の住所を編集する
まず伝票(ラベル)に印字される自分の住所を編集する。マイページの利用者情報を選択して、
変更から自分の住所情報を入力する。
相手先の住所を入力する
利用者情報の入力が完了したら相手先の住所を入力。一件申し込みかまとめ申し込みを選択する。今回は一件申し込みを選択。
相手先の情報を全て入力する。入力したら次へを選択。
送料の支払い
入力が完了したら確認して、支払い手続きへ進む。
登録してあるクレジットカードを確認して次へ
支払い手続き確定を押すと支払いが完了する。ここまでくると返金できないから注意。
伝票(ラベル)を印字する
こんな感じのラベルがPDF形式で発行されるから、これをプリンタで印刷する。
※注意 伝票(ラベル)の印字はセキュリティ上の理由から時間制限がある。一定時間が経過すると印字できなくなるから早めの印字がおすすめ。
ポストに投函する
伝票(ラベル)をプリンタで印刷したらそれを封筒に貼ってポストに投函すれば終わり。ポストに入る大きさ(厚み3センチ)なら持って行ってくれる。最悪無理やりねじ込んでもOK。
配送状況を確認する
クリックポストの配送状況はマイページの配達情報画面で確認できる。お問い合わせ番号も一覧で表示されるから使いやすい。
クリックポストはもっと使うべき
実は以前までクリックポストはたったの167円で発送することができたんだけど、いつの間にか185円まで値上げされていた。それでも未だに追跡機能付きでA4サイズ以内のモノを発送する手段としては最安。
クリックポストは全て自己完結
しかも支払い、伝票印刷、発送まで全て自己完結できるから、ふと思い出したタイミングにさっと発送出来てしまうのが素晴らしい。
格安SIMの返送に
俺は頻繁に格安SIMを乗り換えているんだけど、最近の格安SIMはSIMの返送を要求してくるからめんどくさい。そんなときもクリックポストならさっとポストに投函して完了する。
プレゼント企画の発送に
ガジェマガでは定期的にプレゼント企画をやっているんだけど、厚さが3センチ以下の商品はいつもクリックポストで発送している。知っていると便利な発送方法だから使い方をマスターしておくのがおすすめだ。