スマートスピーカーとともに登場したスマートライトだけど、もう導入してるだろうか。興味はあるけどまだ手は出せてないとか、意外なほど値段が高くて導入に躊躇していたりとか、そもそもそんな便利なもんじゃないだろと核心をついたりで、そんなに普及していない気がしてる。
多分一番の障壁は価格なんだ。なんといってもスマートライトの代名詞であるhueはとにかく高い。ただ、意外に知られていないhue互換ライトとか、hueのブリッジすらいらないスマートライトなんてのもあって安く導入できたりもするから、今回はそこにライトを当ててみたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
スマートライトでできること
そもそもスマートライトが何ができるかを知ることで導入の是非を検討することから始めたい。いくら安くてもいらないものは買わないし逆も然り。スマートライトでできることは主に下記だ。
- スマホ・スマートスピーカーでのライトのオンオフ
- スマホ・スマートスピーカーでのライトの明るさ調整
- スマホ・スマートスピーカーでのライトの色変更
- 目覚まし設定
- 遠隔操作
他にも細かい機能は色々あるんだけど使わないし、これだけできたら十分だよね。
スマホ・スマートスピーカーでのライトのオンオフ
これこそスマートライトの真骨頂となる機能で超便利。手が離せないときに電気を操作できるし、寝る前に遠隔で消せるのは最高に楽だ。
スマホ・スマートスピーカーでのライトの明るさ調整
テレビを見るときは暗く。作業したいときは明るくと調整できるのも助かる。買ってよかったと思える機能だ。
スマホ・スマートスピーカーでのライトの色変更
集中したいときは白、リラックスしたいときは電球色、映画を見るときは青とか、色を変更することでよりシチュエーションを楽しめる機能だ。
目覚まし設定
目覚まし時計だけで起きれない人のための目覚ましライト。光が目覚めを助けてくれるから寝起きがよくなる。
遠隔操作
GPSと連動して家を離れるとライトオフとか、家に近づくとライトオンを設定できる。電気の消し忘れから解放される便利機能だ。
こんな人は注意
スイッチは楽だと痛感する
上で並べたようにスマートライトにはたくさんの機能があってわくわくするし楽しいんだけど、しばらく使って気づかされるのはスイッチ式の便利さなんだ。
ライトのオンオフをするためにスマホを取り出してロック解除して設定してっていう一連の作業は超煩わしいから、めんどくさがりの人は結局スイッチでオンオフして普通のライトとまったく変わらない使い方をしてしまう。
スマートスピーカー必須?
このわずらわしさもスマートスピーカーがあると少し和らぐ。スマートスピーカーと連動させることで声で操作できるようになるからスマホを取り出す煩わしさは和らぐ。それでも声での操作だとしゃべり始めから操作完了までなんだかんだ10秒くらいかかるから地味に煩わしい。
スマートスピーカーがない人は?
スマートスピーカーが無くてもスマホにしゃべりかけるだけでスマートライトを操作できる。スマートスピーカーのAIとなるグーグルアシスタントもSiriもAlexaも実はスマホに全く同じものが入っている。スマホを起動する手間は必要になるけど、わざわざアプリを起動することを思うと少し楽になる。ただ、スマートスピーカーが高いものでもないので、スマートライトを買うなら一緒に買ったほうがいい。
スマートライト比較
Philips hue
価格 | 3,800円 | 7,300円 |
カラー変更 | ○(白⇔電球色) | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ | ○ |
ブリッジの必要性 | ○ | ○ |
スマートライト市場を牽引してきた初代スマートライト。白色と電球色に調光できるホワイトグラデーションモデルと、1600万色に調光できる通常モデルの2種類がある。hueはライトの通信にWiFiではなくて、Zigbeeという通信規格を使っているから、ライトのほかにブリッジという機会が必要になる。
ブリッジは一台あればhueランプは何台でも接続できる。ただ、ライト単品もそうなんだけど、ブリッジも高い。値段が導入障壁になっていて、hueの互換ライトも登場している。
IKEA TRÅDFRI(トロードフリ)
価格 | 2,500円 |
カラー変更 | ○(白⇔電球色) |
スマートスピーカー対応 | ○ |
ブリッジの必要性 | ○ |
高すぎるhueの導入コストを下げられるhue互換スマートライト。トロードフリと読む。読み方が難しい。hueと違って1600万色モデルがなくて、白色と電球色を切り替えられるモデルのみが販売されている。通信規格はhueのZigbeeと同じなので、スマホ・スマートスピーカーとの連動にはブリッジが必要だ。hueのブリッジのみを購入して、ライトをすべてトロードフリにすることでスマートライトの導入コストを抑えられる。
TRADFRI LED電球 E26 1000ルーメン, ワイヤレス調光, 電球色 温白色 球形 オパールホワイト 503.394.33
Xiaomi Yeelight
価格 | 2,300円 |
カラー変更 | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ |
ブリッジの必要性 | × |
中国大手家電メーカーXiaomiが販売するスマートライト。日本未発売なのでまだ入手が難しいけど、電圧、口金のサイズともに日本に対応しているのでそのまま使える。とにかく安いことがメリットで1600万色に調光できるモデルで3,000円を切る。ほかのスマートライトと比べた安さとXiaomiの信頼性が魅力だ。また、通信規格がhueのZigbeeではなく、WiFiなので、ブリッジがいらない。無線WiFiルーターがあればそのまま使える汎用性の高さもうれしい。性能も申し分なかったので俺の家はすべてYeelightに置き換えてしまった。ライトを4つ購入して1万円を切るのでとにかく安い。hueとの比較記事もあるので確認してほしい。
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Magic Hue スマートライト
価格 | 3,300円 |
カラー変更 | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ |
ブリッジの必要性 | × |
これもコスパの高さが評判のライト。通信規格にWiFiを使っているのでブリッジを介さずにスマホと連動できる。1600万色に調光できるライトなのに3,300円と安い価格が魅力だ。スマートスピーカーとの連動もできる。
Magic Hue WiFi スマートLED 60Wの明るさに相当RGBW電球 ワイヤレスタイミングスマート LED照明電球 操作調光 調色モードライト WiFi操作 スマホン 非常灯 スマートフォンコントロール 用の新しいマジックホーム E26
HAODENG スマートライト
価格 | 3,000円 |
カラー変更 | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ |
ブリッジの必要性 | × |
HAODENG スマートwifi LED電球AlexaとGoogle Homeで使用 鮮やかな多色電球 調光相当の45W白熱電球 華麗 ゴージャス 派手 Magic Home対応 ロマンチック 雰囲気作り 演出効果 照明 音声コントロール
LOSKA スマートライト
価格 | 2,300円 |
カラー変更 | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ |
ブリッジの必要性 | × |
LOSKA WiFi電球 LED電球照明 多色調光機能 タイマー設定可能 デイライトカラオケ雰囲気 APPコントロール RGBW調色 E26/E27/B22口金 対応 省エネ 7W
VOCOlinc スマートライト
価格 | 3,300円 |
カラー変更 | ○ |
スマートスピーカー対応 | ○ |
ブリッジの必要性 | × |
VOCOlinc L2 スマート LED 電球 (A19) 調整可能な白色・ホワイト電球 調節可能 調光可能 タイマー機能 Apple HomeKit、Amazon Alexa、Google Assistantとの互換性 ハブ不要 Wi-Fi 2.4GHzで制御 リモート コントロール 遠隔操作 省エネ
hueの時代は終わった
いざスマートライトを調べてみたら思いのほかいろんな種類があった。以前はhueぐらいしか選択肢がなくて、導入コストが高いことがネックだったんだけど、すでに価格競争が進んで最安1,900円で購入できるようになっていた。しかもhueとトロードフリを除いてブリッジが必要なくて、WiFiルーターがあれば直接スマホと連動できてしまう。
グーグルホーム・アマゾンエコー対応
今回紹介したスマートライトは有名無名関わらずグーグルホームとアマゾンエコーにも対応している。hueの存在って何だったんだろう。
ベッドライトに1本おすすめ
2,000円で導入できるなら試しに一本購入して自分にとって必要か判断してみるのがおすすめだ。特に寝る前に遠隔で電気を消せるのは超楽だから、ベッドライト用の1本なら購入して後悔することはない。