無線イヤホンはAirPodsが登場してから各社が参入して、最近だとAnkerとEarfunが一騎打ちしてくれた結果、前回レビューしたAnker Soundcore P40iで完成した感が強いんだけど、
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【SoundcoreP40iレビュー】EarFunAirPro3キラー
Anker無線イヤホンのコスパモデルであるSoundcore Life P3の後継機としてSoundcore P40iが急に発売された。 正直Soundcore Life P3でも十分な性能ではあった ...
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そこに対応してライバルのEarfunが新作のAir Pro 4を発売した。ということでSoundcore P40iとどちらを買うべきかを判断すべくレビューしていく。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】Earfun Air Pro 4の方が若干上
イヤホン関連の記事はもはや書くことが全く同じだからもう結論から書いてしまうと、Earfun Air Pro 4の方が若干上という結果になった。
ライバル機となるSoundcore P40iと比較して各種の検証をした結果は下記。
Earfun Air Pro 4 |
Soundcore P40i |
|
価格 | 8,490円 | 7,990円 |
ノイズキャンセリングの強さ | 強い | まぁまぁ |
外音取り込み精度 | 使える | 微妙 |
音質 | 声が聞き取りやすい | 声が聞き取りやすい |
マイク音質 | 良い | 良い |
接続安定性 | 一部問題あり | 非常に安定 |
マルチポイント切り替え | 早い | 早い |
無線イヤホンとして重要なノイズキャンセリングの強さはEarfun Air Pro 4の方が明確に上。
更に1万円以下のイヤホンだと基本的には使い物にならない外音取り込み精度も悪くないという結果になった。
パソコンとの接続は若干不安定かも
但し接続安定性に一部問題があって、特にBluetoothイヤホンとの接続で問題が出やすいパソコンと接続した場合、10mほど距離が離れると音が途切れる問題が発生した。一方Soundcore P40iはパソコンから10m離れても余裕だった。
一応パソコンの目の前にいれば今のところは問題なし。とはいえこれは俺のパソコンでの話。他のパソコンだと安定するかもしれないし、もっと不安定になるかもしれない。詳細は不明。
という惜しい結果になった。
今から買うならEarfun Air Pro 4
なら今から買うならどちらという話だけど、俺はEarfun Air Pro 4で良いと思う。なぜならノイズキャンセリングが強いから。
その分お値段もEarfun Air Pro 4の方が500円高いんだけど、1年以上使うイヤホンで500円は誤差。
多くの人はパソコンと接続することもなく、接続が不安定になることもないことを思えばEarfun Air Pro 4で良い。
ということで俺もメインイヤホンをEarfun Air Pro 4に乗り換える。
Earfun Air Pro 4の詳細なスペック
ここからは一応Earfun Air Pro 4の詳細なスペックとか仕様を解説していくけどこれはそんなに重要ではない。
なぜなら無線イヤホンはすでに完成していてスペックにほぼ差がない状態だから。つまり基本的にはどれも同じ。今手元にある無線イヤホンと使用感は変わらないと思っていい。
Earfun Air Pro 4の詳細なスペックをライバル機のSoundcore P40iと比較すると下記。
Earfun Air Pro 4 |
Soundcore P40i |
|
価格 | 8,490円 | 7,990円 |
再生時間 | ノイキャン 7.5時間 標準 11時間 LDAC 不明 ケース込み 最大55時間 |
ノイキャン 10時間 標準 12時間 LDAC 非対応 ケース込み 最大60時間 |
Google Fast Pair | 対応 | 対応 |
マルチポイント切り替え | 早い | 早い |
無線充電 | 対応 | 対応 |
操作性 | タッチ | タッチ |
ケースの使いやすさ | 指輪型 | 指輪型 |
デザイン | マット加工で悪くない | スタイリッシュ |
保証の長さ | 18か月 | 24か月 |
いつも通り過ぎて特に解説することがない。
Earfun Air Pro 4はいつも通りのうどん型
Earfun Air Pro 4は今回も多くのイヤホンが採用しているうどん型の形状を採用。耳からうどんはお洒落で嬉しい。
Earfun Air Pro 4は無線充電に対応
Earfun Air Pro 4は前作同様無線充電にも対応。家での保管場所を無線充電器の上にすればバッテリーの悩みからは永遠に解放される。
というかそもそもケース単体で55時間も持てば元々バッテリーは問題にならない。この辺りも解決済み。
Earfun Air Pro 4はGoogle Fast Pairに対応
Earfun Air Pro 4はケースを開くだけでスマホが接続を迫るGoogle Fast Pairに対応した。最初の接続が少し早くなるだけで全然ありがたみはない。
Earfun Air Pro 4はマルチポイント接続に対応
Earfun Air Pro 4は引き続きマルチポイント接続にも対応する。2台のスマホでもいいし、片方はパソコンでもOK。
デバイス毎の音の切り替えも約3秒と不満がない早さなのもうれしい。
Earfun Air Pro 4は多くのBluetoothコーデックに対応
これもBluetooth神話だからどうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、Earfun Air Pro 4は多くのBluetoothコーデックに対応しているのが魅力といえば魅力。
具体的には画像の通りで、aptX losslessまで対応しているから音質の劣化がありませんよという流れ。
Earfun Air Pro 4はLE Audioに対応
但しBluetoothコーデックの中でもLE Audioは別。Low Energyを意味するLE Audioで接続すれば明確にバッテリー持ちが改善する。
とはいえLE Audioに対応するデバイスが必要でハードルが高いこと、そもそも7時間もバッテリーが持てば不満がないことからこの機能も引きは弱い。
ケースが少し小さく、軽くなった
唯一外観上で変わった点があるとすればケースの形と重量で、今までの丸みを帯びたタイプから横長のタイプに変更された。
伴って重量も60gから55gに減少した。
んだけど、この変化は体感できない。手に持った感じもポケットの中でのサイズ感も同じ。
小さくなるに越したことはないけど喜ぶほどでもない。
Earfun Air Pro 4は1万円以下の最適解
Earfun Air Pro 4は予想通りの製品ではあるけど順当な進化を見せてきたという印象。マイナス点はほぼなくどこもかしこも微妙に進化。
特に無線イヤホンで重要視されるノイズキャンセリングの精度が高まった点の訴求力が強く、ライバル機となるAnker Soundcore P40iを明確に一歩突き放した感がある。
更に無線充電とかGoogle Fast Pairとかマルチポイント接続とかの
必要な機能も全て過不足なく入っていて優秀。
ということで最初にも書いた通りではあるけど今から1万円以下の無線イヤホンを買うならEarfun Air Pro 4をお勧めする。
Soundcore P40iでも全然OK
但し無線イヤホンはSoundcore P40iで完成してしまったというのも最初に書いた通り。
確かにEarfun Air Pro 4はSoundcore P40iを上回るけど、かといってSoundcore P40iにも不満もなく、Earfun Air Pro 4に買い替えたところでおそらく何も体験は変わらない。だから今Soundcore P40iを使ってる人は買い替える必要は全くない。
あくまでもこれから1万円以下のイヤホンを買うなら、Earfun Air Pro 4を選んだほうがいい。かもね。程度。
つまり無線イヤホンは完成してしまったという話。
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