デスクをすっきりさせたい。少しでも物を減らしたい。これは全デスクワーカーの願い。
物は存在するだけでノイズになる。これは有名で物は例え邪魔にならなくとも視界に入るだけで無意識的なストレスになる。
だからたまにデスクを綺麗にして爽やかな気持ちになった経験は誰しもあると思うけど、それを更に追求できるデスクサイドホルダーなる物を購入したから簡単にレビューしたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
物は収納が無いから散らかる
デスクが綺麗になると爽やかな気持ちになる。これは上でも書いた通り。
そもそもなぜデスクが散らかるのかというと収納が足りてないからなんだ。物にはそれぞれの家となる収納が必要。
これが思っている以上に足りてない家庭が多い。だから俺の家ではデスク上とソファーを書類が堂々巡りするババ抜きが日々行われていたりするんだけど、これは突発的に届いた書類に収納スペースが用意されていないことが原因。
収納を増やせば物が増える
とはいえ収納を増やす選択はもろ刃の剣でもある。というのも物が多いから収納スペースを増やしたはずが、収納があるから物が増える本末転倒の事態になりがちなんだ。
だから収納は慎重に増やさないといけないし、収納を増やすより物を減らすことが重要。というのが一般論であり俺の主張でもある。
パソコンが超邪魔
ここからは俺の環境の話になるけど俺は一日8時間以上デスクで作業するからできる限りデスクを綺麗に保って視覚的なノイズを減らす努力をしているんだけど、それでもまだ物を0にすることはできていない。
特に気になっていたのがこのノートパソコンなんだ。
最近の俺はメイン環境を完全にノートパソコンに移行して我が物顔で調子に乗っているんだけど、このノートパソコンがデスクトップパソコンと違ってデスク下に置けない曲者なんだ。
ノートパソコンは天板を開かないと起動できない
というのもノートパソコンは遠隔での起動は原則無理。それは持ち運びを前提としているノートパソコンの特性上鞄の中とかでの暴発的な起動を防ぐためで、むちゃくちゃ頑張れば遠隔起動できるケースもあるんだけど現実的じゃないし割に合わないのが実態。
つまりノートパソコンを起動するためには必ず一度ノートパソコンを開いてから電源ボタンを押す必要がある。
これは電源ボタンが側面についていても同じ。いずれにせよ天板を開かないと起動しない仕様なんだ。
だからノートパソコンをメインで利用するなら、例えクラムシェルモードで外部ディスプレイ運用するとしても
ノートパソコン本体はデスク上に置かざるを得ない。
もしこのノートパソコンがデスクになければこんなにすっきりするのに。
という夢を俺は見続けている。だからサンワダイレクトのデスクサイドホルダーを導入して挑戦してみることにした。多分無理。でもやってみたい。失敗してでも納得したい。衝動を抑えられない。
サンワダイレクトデスクサイドホルダー導入
ということで購入したのがこれ。これ以上でも以下でもなくて、デスクサイドに取り付ければパソコンとか書類を収納できるようになるという代物。
取り付けは裏面にはクランプがついていて、デスクの天板に挟み込む構造。
これ自体が金属製でしっかりと重量があるんだけど、一応パソコンと干渉して傷がつくのを防ぐために気持ち程度のクッションもついていたりする。
これを文字通りデスクサイドの空いていているスペースに取り付けるだけで
デスクサイドにホルダーという名の収納を増やすことができてしまうんだ。
以上。シンプル。
ノートパソコンのクラムシェル運用は無理
で、肝心の使い勝手だけど別に語ることは全くなくて完全に想像通り。パソコンを収納することができるし、
必要に応じて書類の収納だってできる。手の届く範囲に近日中の処理が必要な書類の収納スペースがあるという意味では最適。に見える。
ただ、当初から予想できていたことだけどノートパソコンをデスクサイドホルダーに収納してのクラムシェル運用は案の定断念することになった。
理由は上でも書いた通り。ノートパソコンは天板を開かないと起動できない。つまりデスクサイドホルダーにノートパソコンを収納したとしても、起動のたびに必ず一度取り出して
天板を開いたうえで
電源ボタンを押すというこの一連の流れが必要。
デスクがすっきりするならこの手間も気にならないかもと淡い幻想を抱いていはいたけど全くそんなことはなかった。マジで手間。無理。毎回そんなことするくらいならデスク上に老いといた方が遥かにマシ。
最初から想像できていたことだけど案の定の結果に落ち着いた。実際に失敗したことで俺は満足した。
Windowsパソコンのスリープ運用は無理
ところでMacBookはスリープでクラムシェル運用してる人が多いんだからWindowsでも同じようにスリープで運用すればいいんじゃないのと思うかもしれないけどそれは無理。なぜならWindowsはOSに欠陥を抱えているから。
Windowsパソコンは残念ながらスリープが超不安定で、外部デバイスを拡張している状態だと原因不明で復帰するし解決もできない。解決に向けて奔走した記事は下記。
-
Windowsスリープの勝手な復帰を阻止できなかった話【理由50
Windowsノートをクラムシェル運用したいのに、どう頑張ってもWindows10がスリープから勝手に復帰する。だから俺はもう諦めた。あらゆる手は尽くした。諦めるのは苦渋の決断だった。でも解がない。こ ...
続きを見る
3日ほど費やしたけどどうにもならないから俺は諦めた。もし解決方法がわかる人は教えてくれると嬉しい。
書類収納として悪くないけど微妙
デスクサイドホルダーにパソコンを収納してクラムシェル運用する案はボツ。他に活用方法があるとすれば書類収納で、ここに近日中の処理が必要な書類を一時保管するのはあり。
常に書類がノイズとして見える
ただ、サンワダイレクトのデスクサイドホルダーは書類収納として使うには絶妙にイケてない。というのも取り出しやすいように浅めの作りになってるから収納した書類が常に見えてしまうんだ。
つまりそれ自体が視覚的なノイズになる。これは頻繁に出し入れするパソコンならありだけど書類では無し。
常にクランプ構造がデスク上から見える
更に言うならクランプ式というのも全然よくない。
構造上取り付けた際に必ず一部がデスク上に露出することになる。
ノイズを減らすために取り付けたはずの収納そのものがノイズになってしまうんだ。ミイラ取りがミイラになるとはこのこと。
クランプ式が最大のネック
せめてクランプ式でなくデスク下にネジ止めする構造ならまだ活用の余地はあったかもしれないし、デスクサイドではなくデスク足に取り付ける構造でも未来はあった。
購入前に予想していた通りだけどクランプでデスクに取り付ける構造はかなりイケてない。購入前に懸念していた通りの結果になった。学び。
MacBookユーザーにはおすすめ
逆にMacBookでクラムシェル運用している人とかデスクの一部がクランプ構造に占有されることに違和感を感じない人なら何の問題も無く活用できると思う。
俺には合わなかったからメルカリで売却するか捨てるかする予定。参考にしてほしい。