いつの間にかPixelシリーズの年一回の発売が恒例になり、Tensor搭載後はブランド力も獲得し、独自機能も増え、毎年のPixel発売が話題になるようになった。
そして今年も俺の手元には最新となるPixel 7 Proがある。ということで今年も今年のPixelはどうなのかをレビューする。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】Pixel 7 Proはバージョンアップ版
先に結論から言ってしまうとPixel 7 ProはPixel 6 Proのバージョンアップ版に過ぎず、ほぼ変化がない。実際に使用感に影響する進化点は下記の2点のみ。
- 超広角カメラの画角拡大(Pro版のみ)
- 顔認証への対応
- バグの修正
しかも超広角カメラの画角が広がったのはPro版のみ。
ただこれは悪い意味ではなく、元々ほぼ完ぺきだったスマホが完璧になっただけの話。つまりPixel 7、Pixel 7 Proは買いだし、Pixel 6無印を所有する人は敢えてPixel 7無印に買い替える必要はないという意味。
Pixel 7 Proの特徴
Pixel 7 Proの特徴は下記。
- 高性能(TensorG2)
- 高画質カメラ(最強3眼)
- 付加価値全部入り
- 長時間バッテリー
- サイズがでかい(6.7インチ)
- デザインが微妙
- 124,300円
つまり最強。こういっちゃなんだけどPixel 7 Proは弱点が無い。しいていえば価格だけど相対的には安い。これはとんでもないスマホが出た。
Pixel 7 Proの詳細なスペック
Pixel 7 Proの詳細なスペックは下記。参考に無印版と比較する。
Pixel 7 Pro | Pixel 7 | |
ディスプレイ | 6.7(120Hz有機EL) | 6.3(90Hz有機EL) |
解像度 | 3120x1440 | 2400x1080 |
CPU | Tensor G2 | Tensor G2 |
メモリ | 12 | 8 |
ストレージ | 128 | 128 |
バッテリー | 5000(Qi) | 4355(Qi) |
セキュリティ | 指紋/顔 | 指紋/顔 |
おサイフ | 〇 | 〇 |
防水 | IP68 | IP68 |
デュアルSIM | 〇(eSIM) | 〇(eSIM) |
重量 | 212 | 197 |
サイズ | 76.6x162.9x8.9 | 73.2x155.6x8.7 |
価格(税込) | 124300 | 82500 |
無印版とのカタログ上の大きな違いはサイズとリフレッシュレートの2点。その他Pro版のみ超広角カメラの画角が広く、Pro版のみ望遠レンズを搭載する。
Antutuベンチマーク78万点
Pixel 7 ProのAntutuベンチマーク計測結果は78900だった。過去のガジェマガの計測結果と比較すると下記。
- iPhone 13 Pro 796452(A15)
- Zenfone 8 793557(Snapdragon888)
- Pixel 7 Pro 788900(TensorG2)
- Find X3 Pro 747175(Snapdragon888)
- Pixel 6a 731622(Tensor)
- iPhone 12 707452(A14)
- Pixel 6 Pro 701148(Tensor)
- Mi 11T Pro 693369(Snapdragon888)
- moto g100 664795(Snapdragon870)
- Galaxy Note20 Ultra 644423(Snapdragon865+)
- Galaxy S20 630889(Snapdragon865)
- Nothing Phone 583647(Snapdragon778G+)
- Galaxy S20 582949(Snapdragon865省電力モード)
- Xiaomi Pad 5 576689(Snapdragon860)
- realme GT Master Edition 539784(Snapdragon778G)
- Mi 11 Lite 5G 519539(Snapdragon780G)
- Mi 9 500624(Snapdragon855)
- Reno 5A 376881(Snapdragon765G)
- Redmi Note 10 Pro 343568(Snapdragon732G)
- AQUOS sense 4 282575(Snapdragon720G)
60万点が通常利用でストレスを感じないラインで、それ以上の性能はゲーム用。Pixel 7 Proは重いゲームも十分にこなせる処理能力を誇る。
Pixel 7 Proは16時間12分バッテリー
Pixel 7 Proをバッテリー計測アプリPC Mark for Androidで計測したところ、100%から20%になるまでにかかった時間は12時間58分だった(明るさ110ルーメン、音量50%、120Hz)。
つまり0%までは16時間12分持つ計算になる。過去のガジェマガの計測結果と比較すると下記。
- AQUOS sense 4 20時間58分バッテリー
- ZenFone 6 18時間20分
- moto g100 17時間59分(90Hz)
- Redmi Note 10 Pro 16時間57分(60Hz)
- Nothing Phone 15時間27分
- ROG Phone II 15時間21分(120Hz)
- Pixel 7 Pro 15時間(60Hz)
- Pixel 6a 14時間57分
- ZenFone 7 Pro 14時間31分(90Hz)
- Mi 9T 14時間27分
- Xiaomi Pad 5 14時間6分(120Hz)
- iPhone 13 Pro 13時間52分
- UMIDIGI S3 Pro 13時間45分
- iQOO Neo 3 13時間9分(144Hz)
- Pixel 6 Pro 12時間58分(120Hz)
- Pixel 7 Pro 12時間58分(120Hz)
- Redmi Note 10 Pro 12時間12分(120Hz)
- Mi 11T Pro 12時間6分(120Hz)
- Mi 9 12時間3分
- Nothing Phone 11時間59分(120Hz)
- Mate 20 Pro 11時間21分
- Mi 11 Lite 5G 11時間19分(90Hz)
- realme GT Master Edition 11時間3分(120Hz)
- Galaxy S20 10時間44分
- Find X3 Pro 10時間31分(120Hz)
- OnePlus 8 Pro 10時間31分(120Hz)
- UMIDIGI S5 Pro 9時間45分
- Galaxy Note20 Ultra 9時間35分
- Mi 10 9時間29分
- iPhone12 8時間13分
- Galaxy S20 8時間(120Hz)
- ZenFone 8 6時間57分(120Hz)
- Alldcube M8 4時間47分
バッテリー持ちはPixel 6 Proと同じ。性能は上がっているのに(倒置法)。16時間もバッテリーが持てば丸2日は使えてしまう。この性能でこのバッテリーは素晴らしい。
しかもリフレッシュレートを60Hzに落とすと0%まで18時間45分も持ってしまう。俺は60Hzで運用する予定。
Pixel 7 Proは213g/5000mAhバッテリー
Pixel 7 Proは6.7インチのボディに5000mAhもの大容量バッテリーを搭載する。
このおかげで長時間バッテリーを実現しているんだけど、もちろんその分重量も213グラムとそれなりにしっかり重い。
とはいえ俺は重量かバッテリー持ちなら後者を重視すべきだと思うからこの判断は称賛したい。
Pixel 7 Proの人を選ぶ外観
初見でPixel 7 Proのリーク画像を見たときはなんじゃこのダサいデザインとは思ったんだけど、実物は思ってるより質感が良い。
どうしても注目されてしまうのはこのカメラ部分なんだけど、金属の帯にカメラが非対称に搭載されているのが美しくなくて気になる。
他のハイエンドスマホとカメラ部を比較しても違和感は強め。
グーグルのフラッグシップともあろうスマホがなぜこんなに美学のないデザインを継続してるのかは謎。
とはいえこの帯部分がよくも悪くもPixelのイメージとして定着しつつあって、
ダサカワイイのがPixelという認知を獲得しつつある。
ただ、繰り返しになるけどカメラ部の質感は超高く、実物を見ると無しではない。という印象になる。
とはいえこの辺りは配色にもよる。ヘーゼルだとカメラ部と合わせて背面に3色も存在するからまとまりがない。
ということで買うなら無難に白か黒をおすすめしたい
Pixel 7 Proのインターフェース
帯部分には超広角、標準、5倍のカメラを搭載していて、
その下のGマーク辺りにFelicaも搭載する。Felicaマークが無いのは嬉しい。
Pixel 7 Proは無線充電、逆無線充電にも対応する。
上面はノイズキャンセリングマイクと5Gミリ波用のアンテナ。
底面にはスピーカー、Type-C充電端子、マイクを搭載。
左側面にはGalaxyシリーズとは上下逆に電源ボタンと音量ボタンが配置される。
右側面はSIMスロットのみ。
物理SIMスロットはシングルのみで、別途eSIMでデュアルSIMに対応する。
全面は6.7インチディスプレイ
正面は6.7インチ120Hzの有機ELディスプレイで
画面上部にはパンチホールカメラと受話口兼サブのスピーカーを搭載。
デュアルスピーカーに対応する。音は上々。
Pixel 7シリーズは画面ロックの解除のみフロントカメラでの顔認証にも対応する。アプリでの生体認証は画面下部の指紋のみの対応となる。
今のところ指紋認証でのバグは報告されていない。
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Pixel 7 Proは大きい
左から6.9インチGalaxy Note20 Ultra、6.7インチPixel 7 Pro、6.1インチiPhone 14 Pro、6.1インチGalaxy S20の順。
Pixel 7 Proのサイズ感はかなり大きめで、iPhoneと比較しても横幅は広い。
片手で使えないことはないけどそれなりに大きいから人を選ぶ感じだった。
この辺りGalaxyとかiPhoneの6.1インチ、6.2インチの方がポケットへの収まりとか、片手での使用感は快適だった。
Pixel 7 Proのカメラ
Pixelといえばカメラが強いことが有名ということでここからはグーグルが作るスマホカメラの写りを確認する。
Pixel 7 Proのカメラ構成は下記
- 超広角カメラ(1200万画素)
- 標準カメラ(5000万画素)
- 5倍望遠カメラ(4800万画素)
カメラ画質はいつも通りスマホ市場最強カメラのGalaxy Note20 Ultraと比較する。写真は全てAI補正オン、オート撮影の撮って出し。
標準カメラ晴天写真比較
青空の写真。印象を左右する空の青さはPixel 7 Proの方が濃い目。Pixel 7 Proの方が少しコントラストが高く露出もアンダー気味で写真全体の暗いエリアが多い。
明暗差の大きな逆光写真。Galaxy Note20 Ultraはレンズフレアがえぐい。Pixel 7 Proの方が少しHDRが弱く、全体が暗い印象。
緑の多い逆光写真。Galaxy Note20 Ultraは緑色の補正がうまく爽やかな写真に仕上げた。Pixel 7 Proは太陽に引っ張られていてちょっと暗い。
花。葉の部分の色で絵作りの違いが分かりやすい。Galaxy Note20 Ultraは映える。Pixel 7 Proは写実的ではあるけどSNSに載せるなら加工したい。
Pixel 7 Proはマクロ撮影にも対応する。被写体に近づけると自動で超広角カメラに切り替わって寄れる。
標準カメラ夜景写真比較
Galaxy Note20 Ultraは相変わらずレンズフレアが酷い。Pixel 7 Proの夜景は見事。もう少し明るければなおよかった気はするけどそれでも素晴らしい写り。
夜の歓楽街の写真。Pixel 7 Proは全く白飛びはないんだけど少しアンダー気味なのが気になる。Galaxy Note20 Ultraは若干の白飛びはあるけど露出のバランスはいい。
超低照度撮影。Galaxy Note20 Ultraは明るく、Pixel 7 Proは圧倒的に暗いけど、実際に目で見た印象は後者。とはいえこんな暗い写真は使い物にならないから明るく撮影してほしかった。Pixel 7 Proはそのままを写しすぎかも。
一方ナイトモードを使うと両者共に明るく写る。Pixel 7 Proは光の白飛びも少なく良い。
超広角カメラ晴天写真比較
Pixel 7はプロ版のみ超広角カメラの画角が広い。ようやくGalaxyとほぼ同じ画角になった。写りは両者ともに素晴らしいけど、Pixel 7 Proの方が像の歪みが大きい。
逆光写真。ほぼ互角だけど、空の青さ、緑の爽やかさはGalaxyの方が良い。
緑の多い逆光写真。ほぼ互角。緑色はGalaxyの方が好き。Pixel 7 Proはややアンダーだけど、その分奥の壁の白飛びが少ない。
超広角カメラ夜景写真比較
夜空の写真。明るさのバランス、レンズフレアの少なさ、ノイズの少なさともにPixel 7 Proは最強。
超低照度撮影。両方暗すぎ。
ナイトモードにするとこんな感じ。Pixel 7 Proは暗い場所を暗いまま写すのやめてほしい。
夜の歓楽街。Pixel 7 Proは看板の白飛びが少なく、露出のバランスがよく、ノイズも少ない上に鮮明。空もしっかり暗い。最強の超広角カメラかもしれない。
5倍望遠カメラ比較
晴天の5倍望遠。ほぼ同じ。
夜景の5倍望遠。鮮明さがまったく違う。しかもPixel 7 Proはビルが残ってる。
歓楽街の5倍望遠。Galaxy Note20 Ultraはおまけレベル。Pixel 7 Proは普通に使えるレベル。
Pixel 7 Proはスマホ史上最強のカメラ
Pixel 7 Proはスマホ史上最高のカメラだと言っていい。どの写真も確実に80点以上を獲ってくるし、Pixel 6 Proまでの超広角カメラの狭さも解消されて弱点が消えた。
一部Galaxy Note20 Ultraと比較して気になった点は下記。
- 空の青さが弱く爽やかさに欠ける
- 緑の黄色味が強く元気がない
- 全体的にアンダー気味な露出
とはいえこれらは誤差。Galaxyと違ってレンズフレアも少なく失敗写真がほぼない。気になるところはあとで画像補正できる範囲。これなら総合力でPixel 7 Proを使いたい。と思える仕上がりだった。
唯一弱点があるとすればPixel 7 Proは暗いところを暗いまま写しすぎる傾向で、
いくら目で見たままとは言え暗すぎる環境をそのまま暗く写されたら使いものにならなくて困る。Galaxyのようにある程度明るく補正してほしかった。
それでも超広角カメラと望遠カメラを含む夜景の安定感は抜群。
全てのレンズが昼夜問わず実用的で、まさにコンデジいらずという仕上がりだった。
Pixel 7 Proの使える独自機能
基本的にPixel 6シリーズと同じだけどPixel 7の独自機能は他のスマホにはない実用的な物が多いのが魅力。具体的には下記。
- 音声文字起こし機能
- 翻訳機能
- 消しゴムマジック
音声文字起こし機能
音声文字起こし機能はその名の名の通りの機能ではあるんだけど、なんといってもその精度がやばい。Pixelでしか使えないレコーダーアプリを使えば驚くほどの精度とスピードで音声を文字起こししてくれる。
実際に俺のYoutube動画を文字起こしさせたものが下記。
ところどころに間違いはあるけど微々たるもの。カットしまくってるのにこの精度はやばい。少し手直しすれば普通に使えてしまうレベル。
インタビューとか字幕挿入で死ぬほど役立ちそうだし、その他でも色々と使えそうな夢が広がる機能でマジですごい。このためにPixelを買ってもいいレベル。
翻訳機能
これも文字通りの機能でカメラをかざすだけで言語の翻訳が可能。全然使わないけどいざという時にあると助かるかも。
消しゴムマジック
これも名前の通り。撮影した写真のいらない物を消す機能で、
これいらなくない?って提案された部分をタップするだけで
それっぽく消してくれる。
影が残っていたりと違和感は明確にあるんだけど、写真によっては綺麗に消せるかも。消せないかも。使うかは微妙。
Pixel 7 Proは付加価値も最強
カタログスペックでも書いたんだけど、Pixel 7 Proは全ての付加価値に対応する。具体的には付加価値は下記。
- IP68防水
- 無線充電
- おサイフ
- デュアルSIM
特に日本ではおサイフに対応したハイエンドデュアルSIMスマホの選択肢が少なく、癖が強い選択肢ばかりだったんだけど、Pixel 7とPixel 7 Proの登場でその問題も解消された。
スペック的な弱点が無いのに付加価値の弱点もない。Pixel 7を買わない理由が着実に潰されていて凄い。
【弱点】動作がちょっと不安定
とはいえ一応不満もある。基本的にPixel 7 Proは素晴らしいスマホではあるんだけど、Pixel 6 Proから引き続き動作が安定しない。
実際検証中もカメラアプリで本来あるはずのボタンが消えていたり、Antutuベンチマークが立ち上がらなかったりの症状があった。その都度再起動すれば治るから別にいいんだけど気にはなる。
とはいえ動作の安定感は一応Pixel 6 Proからは大幅に改善されていて、アプリが頻繁に落ちたり、Twitterがかくついたり、指紋認証が使えなくなったりは修正済み。
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Pixel 6 Proの指紋センサーバグに遭遇した話【アプデ済】
メインスマホとして使っていたPixel 6 Proが発売当時から抱えていた指紋センサーが反応しなくなるバグに見事にぶち当たってしまったからメインスマホをGalaxy Note20 Ultraに戻すこと ...
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Pixel 7 Proは十分まともに使えるレベルだから安心してほしい。ただ気になるっちゃ気になる。
【弱点】ツインアプリが無い
Androidは将来的にツインアプリに対応する予定というニュースは出ているんだけど、今のところはまだツインアプリに対応していない。
つまり純正のAndroidアプリを搭載するPixel 7 ProはまだLINEアカウントとかのアプリを複製することができない。せっかくデュアルSIMで2番号を管理できてもSNSアカウントを2つ管理できないのは痛い。
ただ、コメント欄で教えてもらったIslandアプリを使えばとりあえずLINEの複製自体はできたし普通に使えてる。ということでAndroidが正式にアプリ複製に対応するまではIslandアプリで代用するのがおすすめ。
【不満】6.1インチなら最高だった
あとは個人的な好みなんだけど、今現在6.2インチのGalaxy S20のサイズ感に感動している身として、Pixel 7 Proが6.1インチなら最高だったのになと思う。
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6.1インチは手とポケットへの収まりが違う。情報量と使いやすさのバランスが最も良いのが6.1インチだと現在は思っているんだけど、Androidスマホは上位モデルほど大型してしまうのがネック。
今回のPixel 7も望遠カメラを使いたいならPro以外の選択肢がない。その意味で6.1インチに全ての機能と大容量バッテリーを詰め込んだiPhone14Proが羨ましい。
Pixel 7 Proは重さはこのままで良いから6.1インチにしてほしかった。その辺りはPixel 8に期待したい。
最も理想的なAndroidスマホ
Pixel 7 Proは全ての性能が最強クラスでありながら価格も手ごろで、独自機能も非常に魅力的。
あまりにも完成度が高すぎ。超高性能なのにバッテリー持ちも良いし、すべての付加価値が詰め込まれているのに価格がこなれてる。しかもそれらの要素を他社の追随を許さない最強のカメラでダメ押ししてる。
更に独自機能の文字起こし、翻訳も便利。なんだこいつ。
ピュアアンドロイドの不満も吹き飛ぶ強さ
確かにGalaxyシリーズと比べるとOSのカスタマイズが弱くて痒いところに手は届いてないんだけど、
そんな不満もこのカメラと文字起こし、翻訳機能を前にすると吹き飛ぶ。
処理能力派、バッテリー派、カメラ派のどんな人にも手放しでおすすめできる。全てのパラメータが最強。もはや予算13万円でPixelを選ばない理由がAndroidOSとサイズ感ぐらいしかない。
6.7インチでもいい。Androidでもいい。というならPixel 7 Proが答えになる。
競争の終焉を感じさせるスマホ
Pixel 7 Proは他の選択肢を駆逐しかねない最強スマホで、こんなものを本体のグーグルに出されたら他社の立つ瀬がない。
いよいよスマホ市場の終焉と競争の終わりを感じさせる仕上がりで、嬉しさ半分、不安半分の複雑な気持ちになるスマホだった。
とはいえ競争の終焉はもう少し先の話。2022年10月時点でスマホの購入を迷っている人には手放しでPixel 7 Proをおすすめしたい。
Pixel 7 Proを一か月使った感想
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