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スマホ

【SIMフリー版Xperia1 ll発売決定】満載の独自仕様を総復習

2020年8月20日

キャリア版しか発売されないから最近あまり注目していなかったXperiaのSIMフリー版の発売が決定して話題になっている。俺がXperiaを購入してこなかった理由はDSDSに対応していなかったからで、なんと今回発売されるSIMフリー版XperiaはDSDSに対応してくるらしい。

まだ買うかどうかは決めていないんだけどそういえばXperiaってどんなスマホだっけ?って思ってる人と俺向けにSIMフリー版Xperiaの概要を確認したい。

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この記事の目次(クリックでジャンプ)

Xperiaは日本最強のAndroid

スマホが世に出回った当初は日本メーカーもiPhoneに追いつけ追い越せで各メーカーが参入したんだけど周知の通り結果は惨敗。そんな中かろうじて生き残っている最後の世界に誇れる日本製AndroidスマホがXperiaなんだ。

Xperiaはキャリアにおんぶにだっこ

そんなXperia1 llを応援したい気持ちは山々なんだけど、日本製スマホは大手キャリアと抱き合わせないと安定した利益を確保できないのが実情。Xperiaシリーズも例に漏れず今まではそのほとんどがキャリア版のみの発売だった。

そしてキャリアから発売されるということは糞キャリアアプリが山盛りだったりDSDS非対応だったり周波数帯がキャリアに合わせて削られていたりと無駄な制約が多いのがネックだった。

SIMフリー版Xperiaは大きな賭け

そんな状況を遂に打破してくれたのが今回発売されるSIMフリー版Xperia1 llなんだ。

SIMフリー版を発売するということは少なからずキャリアを裏切ることになるからキャリアに借りを作ることになる。Xperia的には大きな賭けになるはずだけど、それでもSIMフリー版の発売に踏み切ったXperiaを賞賛したい。

ただしXperiaなりのキャリアへの配慮も見え隠れしていて、最新ハイエンドXperiaであるXperia 1 IIのSIMフリー版の発売日はなんと10月30日と超遅い。キャリア版の発売は5月11日だから5か月以上の遅れをとることになる。もう少ししたら新作発表されるんじゃね?って気すらする。

SIMフリー版とキャリア版の違い

これだけ発売が遅いことに対する負い目があるのか、SIMフリー版Xperia 1 IIはキャリア版と比べて微妙にグレードアップしてるのが微妙に嬉しい。

それが下記。

SIMフリー版 キャリア版
DSDS 対応 非対応
メモリ 12 8
ストレージ 256 128
糞アプリ 無し 山盛り
ワンセグ/フルセグ 非対応 対応
周波数帯 全対応 キャリア仕様
おサイフ 対応 対応
価格 124,000円 112,320円

遂にXperiaがDSDSに対応

注目したいのはキャリア版では絶対に不可能だったDSDSに対応していて、それでいておサイフケータイの対応も維持してくれたことなんだ。

つまりXperiaは数少ないおサイフ対応SIMフリーハイエンドスマホの仲間入りを果たすことになる。PixelとiPhoneの戦いにXperiaが加わる。

SIMフリー版はメモリとストレージが増量

更に、メモリが8ギガから12ギガ、ストレージが128ギガから256ギガにパワーアップしている。正直8ギガメモリが12ギガメモリになったところでって話ではあるけど、ストレージが256ギガになっているのはカメラのためにXperiaスマホを買う人には嬉しい。

日本の周波数帯に全対応

キャリア版のXperiaは周波数帯もキャリアに合わせられていて、SIMフリー化しても他のキャリアでは微妙に繋がりにくい仕様だったんだけど、SIMフリー版は主要キャリアの周波数帯に全対応。どのキャリアでも違和感なく使えるのが嬉しい。

というかそもそもキャリアに合わせて周波数を削る仕様が糞過ぎ。キャリアいい加減にしろ。

ワンセグ/フルセグ/糞アプリ無し

最後にキャリア版でおなじみのワンセグ/フルセグと山盛りの糞アプリのプリインストールが無くなる。そもそもワンセグ/フルセグ対応っていっても視聴には同封のテレビアンテナが必須という糞仕様で使う機会は無いからあっても無くても同じ。

キャリア独自の糞アプリが無いのは純粋にありがたい。

SIMフリー版Xperia1 llのスペック

ここからはしばらくXperiaがノーマークだった人と俺向けにざっとXperia1 llの概要を確認していく。まずSIMフリー版Xperia1 llのスペックは下記。

ディスプレイ 6.5(有機EL)
解像度 3840x1644
CPU Snapdragon 865
メモリ 12
ストレージ 256
バッテリー 4000(Qi対応)
セキュリティ 指紋/顔
おサイフ
防水 IPX8
デュアルSIM ○(DSDV)
重量 181
サイズ 72x166x9.1

繰り返しになるけどキャリア版との違いは12ギガメモリ、256ストレージ、DSDV対応の3点。その他は

  • Snapdragon865
  • 無駄な4K解像度
  • 6.5インチ有機EL
  • 防水、無線充電対応
  • デュアルスピーカー(ドルビーアトモス対応)

の手堅いハイエンドスマホだ。5月に発売されてもう時間が経ってるからこの辺の考察は割愛する。

リフレッシュレートとバッテリーが惜しい

しいていうならこのご時世のハイエンドスマホでリフレッシュレート60Hzはちょっと寂しいのとバッテリー持ちが心配な程度で他はもりもり。特に文句はない。

Xperia1 llはソニー技術の結晶

Xperia1 llは手広く事業を営むソニーらしく、各ソニー事業の独自技術が結集されているのが魅力なんだ。

それが下記。

  • ZEISS Lens搭載トリプルカメラ
  • Photography Pro
  • X1 for mobile
  • クリエイターモード
  • Cinematography Pro
  • DSEE Ultimate

ZEISS Lens搭載トリプルカメラ

Xperia1 llは16ミリ、24ミリ、70ミリのトリプルカメラを搭載しているのは他のスマホと同じなんだけど、そのレンズはZEISSが監修している。

ZEISSは俺も知らなかったんだけど有名なレンズメーカーっぽくて、Xperia1 llはそこのお墨付き。つまりHuaweiでいうところのLeicaレンズのようなものだと思ってほしい。

これが直接画質に影響するというわけではないけど、響きがなんか凄そうで楽しい。

ただしXperia1 llのオート撮影のソフトウェア調整の評判は微妙で、レンズの良さを活かしきれていないという話は聞く。

Photography Proで写真も自由自在

Xperia1 llにはまるで一眼カメラのように撮影できるPhotography Proなるアプリが搭載されている。

ソニーと言えばフルサイズミラーレス一眼で世界一のシェアを誇るαシリーズを有していて、俺も撮影用カメラとしてα7Riiiを使っているんだけど、その画質は神。

SONYα7Rii

そのカメラと全く同じ設定をスマホで行ってしまおうという発想から生まれたのがPhotography Proアプリなんだ。

これを使えば今まで一眼カメラでしかできなかった複雑な設定を駆使しての撮影が可能。オートのソフトウェア調整が微妙なら自分で設定してしまえば良い。

Xperia1 llは秒間20枚の連続撮影に対応

その他秒間20枚の連続撮影とか

Xperia1 llは瞳AFに対応

ソニーの上位カメラでしか対応していない瞳AFにも対応する。

付加価値は無いよりあった方が良い

1/1.7センサーで瞳AFに対応したところで違いはわかんねーだろとか、そもそもオートで綺麗な写真撮れよって気はするけど、いずれにせよこういう付加価値は無いよりはあった方が良い。

俺のメインスマホのMate 20 Proにもある程度カメラ設定をマニュアル操作できるプロモードが搭載されているんだけど、2年間で使ったのはたった一度だけ。でもそのお陰で星空をスマホで撮影できた。

こういう付加価値は普段使わなくても、いつか使う機会まで眠らせておけばいい。

X1™ for mobile/クリエイターモード

Xperia1 llの6.5インチの4K有機ELディスプレイにはソニー製テレビのブラビアで培った高画質エンジンX1 for mobileを搭載する。

そういえばブラビアって最近見かけないなってのは置いといて画質にはソニーなりの拘りがあるらしい。

Xperia1 llは90Hz相当のクリアな映像

さらにX1 for mobileの効果で残像を低減して90Hz相当のクリアな映像が楽しめるんだとか。

Xperia1 llは忠実な色を再現

また、Xperia1 llでは映像制作のプロが使用している世界最高峰のマスターモニターで培われたノウハウを元に正確な色合いとなめらかなグラデーションを再現する「クリエイターモード」で忠実な色合いが楽しめるんだとか。

なんかよくわからないけど凄そう。

Cinematography Proで高画質動画

誰が使うんだよとは思うけど、Xperia1 llではこの他にもプロフェッショナルカメラのノウハウを惜しみなく注入した、「Cinematography Pro」も搭載していて、映画さながらの映像が撮れるんだとか。

スマホで映画なんか撮るかよとは思うけど気にしない。

DSEE Ultimateで高音質

Xperia1 llは音に関しても本気で、既にある音源をソニー独自のAI技術でハイレゾ相当の音質に変えてしまう「DSEE Ultimate」を搭載。

Xperia1 llはフロントデュアルスピーカー

しかもフロントデュアルスピーカーで、高音質化技術のドルビーアトモスにも対応。

音に対する妥協が無い。

Xperia1 llはイヤホンジャック搭載

しかもハイエンドスマホにしては珍しくイヤホンジャックまで搭載している。

Xperia1 llは音に拘る人にはとにかく嬉しい仕様なんだ。俺は有線イヤホンは絶対使わないけど、フロントデュアルスピーカーとドルビーアトモスは普通に嬉しい。

SIMフリー版Xperia1 llは10月30日発売

他社スマホがUIとかOSで差別化しているのに対してXperiaは大企業ソニーの強みを活かして各分野の専用アプリを多数作ることで明確に差別化した。

特に一眼レフカメラのように細かな設定ができるPhotograph Proは評判も良くて気になる。

逆に、画像処理エンジンとか音質改善エンジンは他社もやっているものに独自で名称を付けてるだけなんじゃないかという気もする。まさにプロダクトアウトの日本企業らしい仕様のスマホな気はするけど、これだけ色々アピールされるとワクワクしてしまうのも事実。

ということで調べるほどに気になるSIMフリー版Xperia1 llだけど、発売が10月30日と遅い上に124,000円税別と値段もそこそこ高い。SIMフリー版を買ってすぐに新作発売とかされたら泣く。買うか迷う。

【動画で解説】Xperia1 ll

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