だめだ。俺の右肩の巻き肩が全然治らない。どう考えても俺の仕事が原因。長時間のマウス、キーボード操作で俺は腕を内側にねじり続けてる。どれだけ整体で治療しても長時間の仕事で悪化するペースの方が早い。
ということでまずマウスの使用を左手に置き換えたのは別の記事でも書いた通りだけど、
-
【SlimBlade Proレビュー】お勧めしにくい変態マウス
体が痛い。というのはガジェマガでも既に何度も書いているんだけどこれは中年病。中年以降の体の痛みは永遠の宿敵(とも)のようなもので、どこも体が痛くない中年なんてこの世にいない。 だから問題ない。ともにも ...
続きを見る
更に右手を少しでもキーボードから離すためにニンテンドースイッチのJoyconを左手デバイスとして導入したら思っている以上に良かったから紹介したい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
デスクワークは体を蝕み続ける
別にデスクワークに限らないけど仕事は人生で最も時間を費やすものだからこそ体への影響も甚大で、俺のデスクワークの場合は猫背巻き方ストレートネックがマジで深刻な状態だったりする。
30歳までは痛みもなかったのに38歳の今は常に節々が痛い。そのせいで全盛期は一日4時間程度しか椅子に座れないほどでマジでやばかった。
今は週一回の整体とあらゆる姿勢改善、更に変態マウスを左手で使いだしたりと、
-
【SlimBlade Proレビュー】お勧めしにくい変態マウス
体が痛い。というのはガジェマガでも既に何度も書いているんだけどこれは中年病。中年以降の体の痛みは永遠の宿敵(とも)のようなもので、どこも体が痛くない中年なんてこの世にいない。 だから問題ない。ともにも ...
続きを見る
仕事環境改善に取り組んで徐々に改善してるけど(⇒ 詳細)、姿勢は思っている以上に大切で深刻。だからもっと意識してほしいんだけど若い内は絶対に気付けない。なぜなら痛みがないから。
でももしチャンスがあるならまだ痛くない人は今からでも姿勢を意識してほしいし、痛んでる人は今後も悪化し続けるから全力で改善に取り組んでほしい。とにかく長期間パフォーマンスを保つには正しい姿勢が大切だということを頭の片隅にだけ置いておいてほしい。
SwitchのJoyconが左手デバイスとして使える
さて話は左手デバイスに戻る。結論から言ってしまうとニンテンドースイッチのJoyconが使える。
そもそもの発端はキーボードを使わない方法の模索に始まる。俺の主な仕事はブログと動画編集で、ブログはキーボードから手を離せないんだけど、使用キーが少ない動画編集ならなんとかなりそうというところから左手デバイスを検討が始まった。
一般的な左手デバイスならキーボードの方がまし
tourbox TOURBOX ELITE オパークスモーク
ただ一般的な左手デバイスはあくまでもキーボードを小型化してデスクで使うようなデバイスが多くて改善にならない。
一時はマイクロソフトナンバーパッドを左手デバイスとして使うことも考えたんだけど、
これをデスクにおいて使うくらいならキーボードの方が楽だろって結論になった。
-
【マイクロソフト ナンバー パッドレビュー】良いけど惜しい。絶妙
メインのキーボードをK370sからK380に乗り換えたことでテンキーが消えたから別途エレコム製のテンキーを購入して使っていたんだけど、なんでも最近はテンキーを左手デバイスとして使っている人が多いらしく ...
続きを見る
手を浮かせて外にねじりながら作業したい
とにかく手を内側にねじってデスクに置く動作を辞めたい。つまり浮かせられる左手デバイスが絶対条件。ということで次に候補に挙がったのがエレコムのRelaconというハンディマウスだったんだけど、
これは見た目の割に割り当てられるボタン数が8ボタンと少なく動画編集をするには心もとなくて断念。
浮かせて操作といえばコントローラー
そこで俺閃いた。俺がやってるスマブラのコントローラーは浮いてんじゃん。と。しかも最近はパソコンでのゲームが一般化していて多くのコントローラーがパソコンへの接続にも対応している嬉しい時代だったりする。
プロコンはスマブラで使うからなら使ってないXBOXコントローラーを左手デバイスにするか?これなら片手で12ボタンの割り当てができる。動画編集にも足りそう。
Joyconなら全ての問題が解決できる
ただXBOXコントローラーはデカくて重いし嵩張る。手にも負担だし気軽に持ち運べない。これってトリビアになりませんか?ってところからニンテンドースイッチのjoyconに到達した。
そもそもJoycon自体が片手で操作することを想定して作られている。パソコンにも接続できる。最高の左手デバイスになる可能性を秘めてるコントローラーがJoyconなんだ。
そういえば使ったことがなかったJoyconがこんな形で活躍することになるとは思わなかった。
Joyconは軽いのに15ボタンもある
まずなんてったってJoyconの優秀さは片手にすっぽり収まる小さいサイズに15ものボタンがついていることなんだ。
正面にスティックの4方向+スティック押し込みも含めると11ボタンもある。
更に人差し指で操作できるRボタンも2つ。
まだ終わらない。なんと側面にも2ボタンもある。
これで合計15ボタン。
しかもJoyconの補助パーツをつけても重さはたったの76gでスマホより圧倒的に軽い。
手への負担も少ないのが嬉しい。
しかもデスクからも解放される。肩のねじれも取れそう。非常に可能性を感じる。
Joyconのパソコンへの接続は一瞬
ところでJoyconってパソコンに接続できるの?って俺も思ってたんだけど超簡単にできるから安心してほしい。
Joyconの側面に小さな黒いボタンを長押しすればそれでペアリング状態に入る。あとはパソコンのBluetooth設定に表示されたJoyconを選べば接続が完了してしまう。
もちろんBluetoothだからスマホにも接続可能。Joyconすげぇというかニンテンドーの良心的な作りに感心した。
Joy to Keyでボタン割り当てが可能
ただここからはちょっと曲者で、JoyconはあくまでもゲームコントローラーだからWindowsにもゲームコントローラーとして認識される。
つまり簡単にボタン配置の変更ができないんだけど、その問題を解決するのが「Joy to Key」というアプリなんだ。
但し「Joy to Key」は有料。700円の買い切りと別に高くはないから新しいミニ四駆一台を我慢して購入してほしい。
Joy to Keyは必要十分な不満のないアプリ
Joy to Keyの使い勝手は良好で、全てのボタンに個別ボタンまたは4ボタン同時入力までのショートカットを割り当て可能。
更にアプリごとにボタン配置も変更できる新設設計というか、必要十分なアプリだった。ということで俺は動画編集アプリと画像編集アプリの2通りのボタンを割り当てた。
【欠点】Joycon単体だと充電できない
ここまでJoyconは理想的な左手デバイスというか、まるで左手デバイスになるために作られたような完璧なコントローラーなんだけど、そんなJoyconにも欠点がある。それがJoycon単体で充電できないことなんだ。なんてったってType-C端子がない。
というのもJoyconはニンテンドースイッチに接続して充電することを想定しているんだ。たしかにコントローラーとしてはそれでいいんだけど左手デバイスとしてはよくない。毎回ニンテンドースイッチに差し込むのとかやってられないし、なんなら左手デバイスとしてJoyconだけ購入する人は詰む。
とはいえ救済策もあって、Joyconには多数の別売り充電器も販売されていたりする。それが俺がつけている補助パーツで、これさえあればJoycon単体でのType-C充電も可能。
良かった。何とかなった。しかも側面ボタンも押しやすくなる。嬉しい。
補助パーツは細い方が持ちやすくてお勧め
ただこの補助パーツには似たような物が2つ販売されていて、それが下記。
左が少し分厚くて右が少し薄いのがわかると思う。
これ両方ともType-C端子がついているのはありがたいんだけど、分厚い方は片手で使うには少し大きすぎるんだ。手に持ってもパンパンになる。
対してあとから買い足した薄い方はジャストフィット。
LEDインジゲーターがないから充電切れに気付けないのが難点だけどそんなに困らないからOK。ということで購入するなら薄い方をお勧めする。
Nintendo switch Joy-Con 充電グリップ 2個セット
【欠点】Joyconは電源を切れない
実はもう一つ不満がある。それがJoyconは電源を切れないことなんだ。
いや、正確には側面の黒いボタンを押せば切れる。でもどこかのキーに触れるとまたつく。
しかも側面の電源ボタンを押すには補助パーツを毎回取り外す必要がある。
これはいくらなんでもめんどくさすぎ。ということでこれはどうしようもないから俺は諦めた。もう勝手に電源が切れとけばいいと思う。
Joyconはバッテリー持ちも良くない
更にいうならJoyconはあくまでもゲーム用に作られたコントローラーだからバッテリー持ちも4時間程度とけして良くはない。なんでも400mAh程度しかバッテリーが入ってないらしい。どうりで軽いわけだわ。
このバッテリー持ちの悪さと上で紹介した電源を切れない仕様が重なってJoyconのバッテリーは思っている以上にすぐ切れる。
ただまぁ左手デバイスってそんなに使うわけでもないし、動画編集することがわかってるならその前に充電しておけばいいだけ。
バッテリーも400mAhだから一瞬で充電できてしまうんだ。ここは運用でカバーできたから安心してほしい。
Joyconは左手デバイスとして理想に近い
色々欠点もあるけど全て許容範囲内で全然及第点。なんてったってJoyconは新品4,000円程度と安いし入手性が高すぎるのも嬉しい。補助パーツ込みでも6,000円で完結してしまう。
しかも軽い。薄い。持ち運びやすい。本当に左手デバイスとして使用することを想定して作られているんじゃないかと思うくらい左手デバイスしてる。
既に何本かこれで動画編集もしてるけどボタン配置にさえ慣れれば快適。接続も安定しているしバッテリー持ちも必要十分。マジでこれが正解なんじゃないかと思ってる。
ということで長時間の作業が必須だけどキーボードに触りたくない動画編集マン、イラストマン、キャドマン、画像編集マンとかのクリエイターには非常におすすめ。
最初にも書いたけど最も時間を費やす仕事環境をいかに改善するかが長期間のパフォーマンスには重要。ということで悩んでる人は一考してみてほしい。
-
【SlimBlade Proレビュー】お勧めしにくい変態マウス
体が痛い。というのはガジェマガでも既に何度も書いているんだけどこれは中年病。中年以降の体の痛みは永遠の宿敵(とも)のようなもので、どこも体が痛くない中年なんてこの世にいない。 だから問題ない。ともにも ...
続きを見る
-
【マイクロソフト ナンバー パッドレビュー】良いけど惜しい。絶妙
メインのキーボードをK370sからK380に乗り換えたことでテンキーが消えたから別途エレコム製のテンキーを購入して使っていたんだけど、なんでも最近はテンキーを左手デバイスとして使っている人が多いらしく ...
続きを見る
Nintendo switch Joy-Con 充電グリップ 2個セット