現在は7月13日前後に日本一周後半戦に出発しようと目論んでいて、そこに向けて色々準備しているところ、データ保管庫としてBuffalo製のスティックSSDを新たに購入したからその実用性を簡単にレビューしたい。
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外での動画データ保管が課題
さて俺が性懲りもなく実行しようとしている日本一周後半戦は全3ヵ月の工程を見込んでいて、撮影はGoPro9を使用してフルHD解像度で行う予定。
となるとそのデータ保管が課題になるんだ。
一応俺のメインのノートパソコンYoga Slim 770i ProX 14.5は1TB SSDを搭載するけどそれじゃ絶対足りない。
ということで前編ではデータ保管用に1TB SSDを2つ持ち運んでいたんだけど、
それに追加するべく購入したのが今回紹介するBuffaloのスティックSSDだった。
結果今現在は合計5TBある。これでも足りなければ随時現地で買い足す予定。
SSDなのに12gという驚異の携帯性
BuffaloのスティックSSDは所詮SSDだからデータ保管する以外に能はないはないんだけど、そのサイズ感と軽さが強み。
ポケットにすっぽり入ってしまうほど小さいし、重量も12gで驚異的に軽い。
例えば以前持ち運んでいた一般的なSSDだと85gで結構でかいし
m.2 SSDでも61gとそれなりの重量がある。
それなのにBuffaloのスティックSSDはたったの12g。ここに1TBの保管が可能。
更にBuffaloのスティックSSDはUSB端子も収納式で内蔵。
+αでケーブルを持ち運ぶ必要が無い。マジでこれで完結。それでいて12g。やばい。
価格が一般的なSSDと同じ1TB7,000円
しかも一般的にこういう極端に小さい製品って死ぬほど値段が高かったりするんだけど、BuffaloのスティックSSDは1TBでも7,000円程度と一般的なSSDと値段がほぼ変わらないんだ。
ただただ小さいだけ。良心的。
BuffaloスティックSSDは転送速度も速い
ここまでBuffaloのスティックSSDはほぼ完ぺきにも見える。マジで弱点ないの?って思って転送速度も計測したんだけどUSB3.0だから普通にそれなりに早い。
実測データ転送も秒間350MB出ていて、170GBデータを転送しても速度が落ちることはなかった。
一方昔から使っているBuffaloのよくあるタイプの外部SSDは
同じくUSB3.0規格だけど転送速度は350MB程度。
こんなところでもちゃんと進化しているんだなぁと感心するなどした。
SDとUSBメモリ、SSDの中身はほぼ同じ
ところでこの記事を書いていてSSDとSD、USBメモリってどう違うの?って思ったから調べてみたんだけど基本的に中身は全てフラッシュメモリで同じらしい。
一応SD、USBメモリと違ってSSDはデータを管理するコントローラーを内蔵しているとかで記憶できる回数に差があるんだけど、1万回が10万回になるみたいな天文学的な数字で誤差。
SD、USBメモリはデータ保管庫としても利用可能
つまりSDカード、USBメモリをデータ保管用ストレージとして利用するのも全然アリっぽかった。明日から使えるトリビアとして参考にしてほしい。
しかも確かにBuffaloスティックSSDの1TB12gは感動的だけど、
MicroSDなら128GBで1g以下だったりする。
つまり10枚そろえても10g以下。もっとこっちに感動しとけよと思った。
但し1TBのMicroSDは1枚12,000円だけどBuffaloのスティックSSDは1個1TBで7,000円。重さはほぼ同じでもデータ容量的にはスティックSSDに優位性があった。
スティックSSDはUSBメモリの再発明
結局BuffaloスティックSSDにはマジで弱点らしい弱点はなかった。小さく軽く転送速度も速いのに値段も手頃。
要は一時期大流行した小容量USBメモリの大容量版そのもので、USBメモリの価格下落を利用してうまく製品化しただけだった。
USBメモリは長期のデータ保管が可能
というのも当時はSDカードとかUSBメモリは長期のデータ保管には向かないものとされていたんだ。でも実際のところそこに合理的な理由はなかった。そこにフラッシュメモリの大容量化が重なり、それを逆手にメーカーがSSDとして再度売り出しただけ。
つまりBuffaloスティックSSDは名前を変えただけのUSBメモリでしかなく車輪の再発明に近いんだけど、それでも大容量USBメモリはシンプルに便利で、そこは売り方の発想を転換したメーカー側の戦略勝ちってことで良いと思う。
一つ12gなら4つの4TBでも合計50gに収まる。今更場所を取る四角いSSDを持ち出すのもなんだし、もう2個くらい買い足しといても良いかもなと思った。終わり。