Ankerの最新作となるSoundcore Liberty 4を購入して2年ぶりにメインのイヤホンを乗り換えて一か月が経過したからその使用感をまとめる。
Soundcore Liberty 4を買うべきか、セールで安いSoundcore Liberty Air 2 Proを買うべきか、それともSONYとかAppleの3万円イヤホンに手を出すべきか迷ってる人の参考にしてほしい。
Soundcore Liberty 4のレビュー記事は下記。
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メインの利用はYoutube再生
ガジェマガではいろんなところで書いているんだけど俺は普段イヤホンで音楽を聴くことはほとんどない。俺にとって音楽はあくまでも作業中のBGMでしかなくて、音楽を聴くために音楽を聴くことはしない。
じゃあSoundcore Liberty 4の主な利用方法はというとYoutubeの2倍速でのながら聞きが主で、歩行中とお作業中とかの思考が必要ない時間に片耳で誰かの話を聞いてることがほとんど。
この利用方法だと暇な時間に有象無象の情報収集ができるから非常におすすめ。おすすめのYoutuberを紹介した記事は下記。
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つまり音質にはあまり拘りがない。音は普通に良いとは思うけど、どれぐらい良いのか、どういいのかは不明。その評価は他の音質に拘る人に託す。
自動イコライザ(HearID)は優秀
ただ、Soundcore Liberty 4に限らずAnkerのイヤホンの上位モデルにはHearIDという自動イコライザが付いてるんだけどこれが優秀。
聴力検査をしてから聞き取りやすい音は小さく、聞き取りづらい音を大きく自動で調整するカスタマイズは優秀だし、オンとオフで明確に音は変わる。音の調整はある程度自由自在にできると思っていい。
ケースとうどん型のUXは最高
レビュー記事、動画でもさんざん解説した通り、スライド式のケースとうどん型の本体は本当に使い易い。
さっと片手で開けて取り出せるからストレスが少ない。よく取り出すときに両手になるから同じだろって突っ込まれるんだけど、使ってみればわかる。
両手を使って開けるという1動作がなくなるだけで想像以上に快適。Ankerには今後もこのケースとイヤホンの形状を継続してほしいと切に願う。
バッテリー持ちが超優秀
Soundcore Liberty 4は当然ノイズキャンセリングにも対応しているんだけど、更にオンにした状態でも7時間もバッテリーが持ってしまうのが超優秀。
8時間もイヤホンを付け続けるシチュエーションなんてほぼないからまだ今まで一度もバッテリーが切れたことが無い。
更に、俺の場合は家でのイヤホンの定位置を無線充電気の上にしていることもあって、本体のバッテリーが切れたこともない。
まさに無限のバッテリー状態で、無線のデバイスなのに一切バッテリー持ちを意識せずに使えている。このユーザー体験はやっぱり素晴らしいから、今後も俺は無線充電対応のイヤホンしか買わない予定。
ノイズキャンセリングも優秀
Soundcore Liberty 4に限らず今の無線イヤホンはノイズキャンセリングに対応しているものばかりだけど、片耳利用がメインの俺でもノイズキャンセリングは便利に使ってる。
というのもやっぱりカフェとか電車の中で集中したいときにノイズキャンセリングがあると全然違うんだ。必要に応じてイヤホンを両耳に入れてノイズキャンセリングをオンにするだけで周りの音が半減する。その状態で音楽を流せば完全に外音を遮断できから集中力が違う。
しかもノイズキャンセリングをオンにすると音が聞き取りやすくもなるんだ。特に都営大江戸線とかの地下鉄は騒音が大きくてイヤホンの音すら聞こえなくなる時があるんだけど、そんなときでもノイズキャンセリングがあれば安心。騒音だけをカットしてくれるから聞き取りやすさが全然違う。
という意味でノイズキャンセリングは超優秀なんだけど、ならSoundcore Liberty 4のノイズキャンセリングが特別優れているかと問われるとそうでもなくてどれも同じ。ノイズキャンセリングは精度より対応の有無が重要。
つまみ操作は超便利
Soundcore Liberty 4はAir 2 Proと違ってタッチではなくつまみで操作できるようになった。これがしっかり操作してる感があってとてもいい。
今までのタッチ操作は触れたのか触れてないのかがわからなくて操作ミスが多すぎたんだけど、つまみ操作は握らないと反応しない。
しかも握るたびにカチッカチッと小さなSEを発してくれるから耳にもレスポンスがあって快適。今後もできる限りつまみ操作に対応したイヤホンを選びたいと思った。
音が途切れにくくなった?かも?
普段使ってて意識することはあまりないんだけど、Soundcore Liberty 4に買い替えてから音が途切れた記憶が無い。
Bluetoothイヤホンといえば音の途切れと遅延が課題で、特に渋谷スクランブル交差点のような多くの人がBluetoothイヤホンを使ってる環境だと混線して音が途切れるのが常だった。んだけど、Soundcore Liberty 4ではまだそれが無い。
元々アップルのAirPodsは混線に強いことで有名だったんだけど、Soundcore Liberty 4も混線には強くて、この点は旧型のAir 2 Proと比較して明確に進化してると思う。
イヤホンの付け心地が良くなった?かも?
Soundcore Liberty 4になってから耳についてるSoundcore Liberty 4を探す機会が増えた。眼鏡眼鏡と同じで「え、ついてんじゃん。」みたいな感じ。
フィット感が良くなってるのかも知れない。ただ、今までフィット感を意識したことはないから詳細は不明。単純に耳に異物を挿入することに慣れただけかもしれない。
いずれにせよSoundcore Liberty 4はコンパクトで耳への負担は全然なく、付け心地はすこぶる快適。走っても踊っても落とさないだろう安心感がある。
とはいえここは耳の形状との相性にもよるから何とも言えない。
開封時のLEDがちょっと眩しい
Soundcore Liberty 4はケース開封時にケースが光るスタイリッシュすぎるケースが魅力。特に何が便利なわけでもないけどケースを開くたびに先進的な見た目を楽しめるんだけど、このケースには当然明るさセンサーなんてものは搭載されていない。
つまり明るい環境でも暗い環境でも明るさは同じ。これが寝る前に使うときにちょっと眩しすぎる。特にそろそろ寝ようかなと暗い部屋の中イヤホンを収納する瞬間に俺の顔を照らすのを止めてほしいんだけどどうしようもない。
いまのところLEDを切る設定はないから、ケースを開く直前に目を閉じる以外の対策はない。
外音取り込みはあと一歩の精度
ノイズキャンセリングに対応しているということは外音取り込みにも対応する。
精度が酷かったAir 2 Proと比べてSoundcore Liberty 4の外音取り込みはまだ使えるレベルではあるんだけど、やっぱりイマイチはイマイチ。イヤホンが無い状態の方がはるかに聞き取りやすいし、微細な環境音を打ち消しているのか何もしてなくても微妙なホワイトノイズが出る。
まるでつけていないかのように外の音が聞こえるAirPodsProとはやっぱり別物。
とはいえ外音取り込みなんてそんなに使う機能でもない。レジでのお会計とか会話したいときは一時的にイヤホンを手に持てばいいだけだし大した労力でもない。だから外音取り込みの精度はそんなに拘らなくていいと思う。
マルチポイントは使わない
Soundcore Liberty 4はマルチポイントに対応していて同時に2台のデバイスと接続できるにはできるんだけど俺は全然使わないから何とも言えない。
普段使うスマホは1台だしそれと繋がれば十分。パソコンの音はパソコンから出す。普段2台のデバイスから積極的に音を再生する使い方をする人は少ないだろうから重視すべきポイントではないと思う。
マルチポイントは対応しているに越したことはないけど特に使わない。
Soundcore Liberty 4はほぼ完ぺきなイヤホン
1カ月使ってみて、Soundcore Liberty 4はAir 2 Proから確実な進化を感じたし、完成もしていた。正直俺は今後何を理由にイヤホンを買い替えればいいのかがわからなくなってる。
今後新作イヤホンが出たとしても恐らく俺は興味を持つことができない。というくらいに完成されたイヤホンで、不満が無いしこれ以上何を求めればいいのかわからない。
これで万が一ウェイクワードにまで対応してしまうと他のイヤホンが存在価値を失う。
それくらいにSoundcore Liberty 4には不満が無い。
しかもウェイクワードに対応してなくてもつまみ操作で十分グーグルアシスタントとやりとりもできてる。普通に使える。ストレスが無い。別にウェイクワードに対応せずこのままでもOK。
使用感はSoundcore Liberty Air 2 Proと同じ
ただ、なら使用感がAir 2 Proから改善されたかと問われるとかなり微妙。正直違いはつまみ操作しかない。外音取り込み機能なんてもともと使ってなかったし、バッテリー持ちももともとよかった。
ケースがかっこよくなったところで使用感は変わらないし、マルチポイントも使ってない。音が途切れなくなったといってもSoundcore Liberty Air 2 Proだって人ゴミの中でしか途切れてなかった。だから感覚としては15,000円払って同じ物を買ったに等しい。
最上位モデルという安心感はある
とはいえ機能全部入りで不満がない最上位モデルで、Air 2 Proを買ってSoundcore Liberty 4に焦がれるくらいなら思い切ってSoundcore Liberty 4を買ってしまうのはそれはそれでOK。
それに耐えうる素晴らしい完成度のイヤホンで、イヤホン競争の終焉を感じさせるイヤホンだと思う。おすすめ。
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