今日は俺が愛して止まないドラム式洗濯機を熱く語る。洗濯機には縦型とドラム式洗濯機があるのは多くの人が知っていると思う。ドラム式洗濯機の最大の強みと言えばちゃんと乾燥できる乾燥機がついていることなんだ。
今回は一人暮らしをし始めて最初の買い物でドラム式洗濯機を買い、乾燥機能に頼り続けて丸3年以上洗濯物を干していない俺が、ドラム式洗濯機を買うべき20の理由を伝える。もし今洗濯機の購入を迷っている人がいたら迷わずドラム式洗濯機を購入してほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
ドラム式は全自動で乾燥までしてくれる
ドラム式洗濯機の最大の魅力は乾燥機能がついていることなんだ。これは本当にすごい。なんてったって洗濯物を干す作業が無くなる。
ドラム式洗濯機は自動で洗濯するだけでなく、自動で乾燥までしてくれる。これはつまり洗濯物を干す時間が無くなるということで、今まで洗濯物干しに割いていた一日15分、1週間で少なくとも4回洗濯物を干すなら合計1時間の作業を電気代だけで代行してくれる。
しかも洗濯から乾燥までしてかかる電気代はたったの50円。もしこの50円(時給換算200円)を惜しんででも洗濯物を干したいという発展途上国水準の生活を送る日本人がいるのであれば、今すぐ生活を見直した方が良い。
ドラム式洗濯機はちゃんと乾燥してくれる
例えば縦型洗濯機にも乾燥機能がついているモノはあるんだけど、ドラム式洗濯機の乾燥機能と縦型洗濯機の乾燥機能には天と地ほどの差がある。
縦型洗濯機は基本的に洗濯物が下に溜まった状態のまま乾燥させるのに対して、ドラム式洗濯機は洗濯物を持ち上げては落としてを繰り返しながら乾燥する。
間に空気を送りながら乾燥させるから、縦型洗濯機と違って完璧な乾燥をしてくれるのだ。
ドラム式洗濯機は洗濯物の入れ替え作業が無い
乾燥機能と言えばガス式の乾燥機を推す人もいるんだけど、ガス式の乾燥機を使うためには洗濯機から洗濯物の入れ替え作業が発生する。
もちろん1分程度しかかからないから大した作業じゃないんだけど、入れ替えできないと洗濯できないことが欠点になる。
その点ドラム式洗濯機は1ボタンで洗濯から乾燥までが全自動だから寝る前とか外出前でも余裕。洗濯物入れ替えのひと手間が無いから選択の時間を選ばない。
ドラム式は洗濯物を干さなくていい
繰り返しになるけどドラム式洗濯機は乾燥をしてくれるから洗濯物を干さなくていい。
干し作業がなくなるということは自分の時間が増えるし、寒い冬に濡れた冷たい布に触れなくて良くなる。冬場の辛い洗濯物干し作業ともお別れだ。
ドラム式は洗濯物を取り込まなくていい
ドラム式は干さなくていいんだから当然取り込み作業もない。外出するときに干した洗濯物を心配する必要もないし。取り込み忘れもない。
突然の雨だろうと余裕のスルーだし、取り込み作業によって家に花粉を持ち込むことも無くなる。
ドラム式は重い洗濯物を持ち運ばなくていい
ドラム式洗濯機なら干す作業が無くなるから洗濯物を持ち運ぶ作業もない。
濡れた布の重さで腰を痛める心配もなければ転ぶ心配もない。ご年配の方にも安心の仕様だ。
ドラム式は洗濯物が臭くならない
縦型洗濯機と違って、乾燥済みの衣類を返してくれるから、洗濯物が臭くなる心配がないし、生乾きの心配もない。
洗濯物を干すのが遅れてしまったから少し臭ってしまったということもないし、臭ってしまったからもう一度洗いなおさないといけないということもない。
あるのはほっかほかに乾燥された清潔で良い匂いのする洗濯物だけだ。
ドラム式は時間を問わず洗える
ドラム式洗濯機は全自動で乾燥まで代行してくれるということは、もう時間を気にする必要はない。臭くなる心配もないのであれば、洗濯が終わるまで待つ必要が無い。
太陽が出てる時間に干したいから洗濯機を動かすのは午前中、という人も多いと思うけど、干す作業が無いなら時間帯に拘る必要がない。
ドラム式洗濯機のボタンを押して洗濯をスタートさせれば、あとは好きな時間に取り出して収納すればいい。
夜寝る前に、家を出る前に、好きな時に洗濯を始められる気軽さに慣れてしまうと二度と縦型洗濯機には戻れない。
ドラム式は洗濯物がふっくらする
不思議なことに乾燥機能を使うと外に干すより洗濯物がふっくらする。フェイスタオルなどを使えば一目瞭然で、そのフェイスタオルが外で干したのか、乾燥機で乾燥したのかがわかるほど違う。
これは乾燥する為に風を当てられる過程で布の繊維が起き上がるからで、ふんわりとしたタオルで顔や体を拭くのはとても気持ちがいい。
ドラム式はホコリ・花粉を飛ばしてくれる
ドラム式洗濯機は乾燥の過程で洗濯物を持ち上げて落としてを繰り返しながら風を当て続ける。この過程で布についたホコリや花粉を吹き飛ばしてくれる。
犬を飼っている家庭ならタオルで顔を拭いたら犬の毛が顔についてしまうというのはよくあることだけど、ドラム式洗濯機なら愛するワンちゃんの体毛ともお別れできる。
花粉の季節は外に干した洗濯物が花粉を家に運んでしまうけど、ドラム式洗濯機なら外に干さないから花粉がつかない。
しかも乾燥機能を使えば外出して服についた花粉も飛ばしてくれる。ドラム式は花粉症の人にも優しいのだ。始めてドラム式洗濯機を使う人は、洗濯が終わるたびに掃除するホコリフィルターのホコリの量に驚きを隠せないはず。
ドラム式はランニングコストが安い
ドラム式洗濯機は水道代が安い
縦型洗濯機が洗濯槽の中いっぱいに水をためるのに対して、ドラム式洗濯機は横向きのドラムの下の方に水が溜まる程度の量しか使わない。少量の水で洗濯できるため、水道代を5分の1ほどまで節約できる。ドラム式洗濯機は環境にも優しいのだ。
ドラム式は乾燥代が安い
ドラム式洗濯機の乾燥方式にはドライヤーで温風を当てるのと同じ構造のヒーター式と、エアコンの暖房機能と同じ構造のヒートポンプ式がある。
ヒーター式だと1回の乾燥にかかる電気代は100円とか150円くらいになるけど、ヒートポンプ式だと20円から50円で乾燥できてしまう。
町のコインランドリーの乾燥機が20分100円程度であることを考えると圧倒的にコストパフォーマンスに優れる。
しかもこの乾燥機能を使うことで、15分程度の洗濯物を干す時間が無くなる。つまりたった20円で15分を買い取ったことになる。1時間に換算するとたったの80円。80円で買い取った1時間で1000円のアルバイトをすれば920円の利益になる。時間があればなんだってできる。ドラム式洗濯機はかけがえの無い貴重な時間を破格で提供してくれる。
ドラム式は洗濯槽がカビない
前述のようにドラム式洗濯機では当たり前のように毎回乾燥機能を使う。これは衣類だけじゃなく洗濯槽までしっかり乾燥されるので、ドラム式洗濯機はカビとは無縁だ。しばらく使った縦型洗濯機がカビ臭くなるのに対して、ドラム式洗濯機はいつまで経っても良い匂いが続く。
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ドラム式洗濯機は静か
水を勢いよく回転させることで汚れを落とす縦型と違ってドラム式洗濯機はゆったりと回転することで洗濯物を持ち上げて落とす叩き洗いなので、縦型と比べても音が静かなんだ。
また、ドラム式洗濯機は縦型と比べて騒音の波が少ないから、夜間の稼働に気を使わないで済む。俺は寝る前にドラム式洗濯機をスタートさせることも多いけど、それでも問題なく眠りにつける。
ドラム式のデメリット
ここからはよく言われるドラム式洗濯機のデメリット3点を紹介する。
ドラム式は縦型より洗浄力が弱い
ドラム式は少量の水しか使わず、服を叩きつけて洗うから縦型洗濯機と比べて洗浄力が弱いと言われ続けてきた。
洗浄力を気にするほど服を汚すのかも疑問ではあるけど、俺は今のところドラム式洗濯機を使っていて特別洗浄力が弱いと感じたことはないし、その洗浄力も最近では竪型に追い付いているらしい。
ちなみにドラム式洗濯機メーカーのパナソニック曰く、ドラム式と縦型で洗浄力に差はないということだった。⇒ 参考
ドラム式は衣服が縮む
ドラム式は乾燥する過程で衣服が縮む。これは間違いない。特にウール製品は一回乾燥機能を使うと切れなくなるくらいに縮むから注意。
ただ、服の縮みは服の材質に大きく左右されて、多くの衣服はほぼ縮まない。俺はユニクロとGUのシャツとかジーパンを愛用してるんだけど、ドラム式で乾燥してもほぼ縮まないし、わずかに縮んでも着ていれば元に戻る程度だから気にしてない。
繰り返しにはなるけど乾燥機による服の縮みはウール以外はほぼ気にしなくていいレベル。
ドラム式は本体代が高い
高い。間違いない。縦型洗濯機が5万円以内で購入できるのに対して、ドラム式洗濯機は平均で20万円ほど。
俺が使っている一人暮らし用のドラム式洗濯機は型落ちでセール中のものだったけどそれでも13万円だった。
この値段ゆえに尻込みしてしまう人が多く、有り余るメリットがあるのにドラム式洗濯機は日本市場ではまだまだシェアが少ない。
とはいえドラム式洗濯機は機能は良いけど高いから、なんて言って干し作業に囚われ続けていてはいけない。ドラム式洗濯機は自分への投資。
あとがき
人類史は楽をするために発展してきた。その中で女性の重労働として時間を奪い続けてきた洗濯に革命をもたらしたのが洗濯機なんだ。
そして21世紀に入り、洗濯機はドラム式洗濯機になることでもう一度革命的な進化を遂げた。現代もダイソンの掃除機や食洗器などたくさんの便利な家電が進化し続けているけど、ドラム式洗濯機の進化はレベルが違う。
ドラム式洗濯機は人の作業を丸々減らして時間を増やしてくれる唯一無二の進化を遂げた魔法の家電だ。
ドラム式なら年間60時間時短できる
今回はドラム式洗濯機のたくさんのメリットをあげたけど、最大のメリットは時短が叶うことで、乾燥機能を使えば平均して年間60時間の時短が叶うと言われている。俺も1週間に最低4回、年間192回は洗濯しているが、一回につき洗濯物を干す15分の時短しているとすれば年間合計で48時間にもなる。
その浮いた48時間で記事が書ける。浮いた48時間でアルバイトができる。
時給1000円なら年間48000円なので、3年も使えば俺のドラム式洗濯機13万円分の元は取れたことになる。子供がいる家庭なら一回の洗濯物の量も増えるので、更に大幅な時短が実現できる。
ドラム式洗濯機は確かに高いかもしれないが、それ以上の豊かさを提供してくれる家電だ。
今すぐにとは言わないまでも、次の洗濯機の購入を検討することがあれば、初期投資を頑張ってドラム式洗濯機を購入して時間的余裕のある豊かな生活を手に入れてほしい。
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