俺は過去2台のメインスマホとして海外版Galaxy Note20 Ultraと海外版Galaxy S20を使っているんだけど、海外版Galaxyシリーズはグーグルアシスタントではなく、GalaxyオリジナルのBixbyという音声アシスタントが搭載されている。
このBixbyが日本では使えないのに無効化する難易度が高すぎるクソ仕様なんだ。
そんなBixbyアシスタントを2年ごしに完全に無効化することに成功したからその方法を解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
オリジナル音声アシスタントBixby
Bixbyというのは上でも書いた通りサムスンオリジナルの音声アシスタントで、グーグルアシスタント、アレクサ、コルタナ、siriとかの一種。
とはいえ日本でのBixbyの認知度は超絶低い。なぜならBixbyは日本非対応だから。
日本だと起動できないし、日本語での音声指示もできない。だから日本版のGalaxyは標準仕様がグーグルアシスタントになっている。
つまり誰もBixbyは存在を知らないしこの記事は誰の役にも立たないニッチすぎる内容なんだけど、俺は困っていたし、俺と同じように海外版のGalaxyを愛用しているごく少数の日本人も同じ悩みを抱えているはず。そんな人たちを救いたいから記事化する。という言い訳。
2022年に3年前に発売された海外版Galaxy S20を3か月使用した感想記事は下記。
-
3年前のスマホを3ヶ月メイン利用した感想【Galaxy S20】
現在Galaxy S20をメインスマホとして使っているというのは各所で言っているんだけど、Galaxy S20を使っているのはここ3年間のスマホが進歩していないと思っているからなんだ。 今の最新スマホ ...
続きを見る
【結論】Bixby Voiceを無効化する
Bixbyはマジで日本ではクソニッチだからウェブを検索してもろくに情報が出ない。そのせいで俺は2年間もBixbyに苦しめられ続けてきたんだけど、結論から言ってしまうと、BixbyはBixby Voiceアプリを無効化すれば無効化できる。
以上。
マジでこれだけ。こんな当たり前の結論に辿り着くのに死ぬほど時間がかかったことに死にたくなる。やってらんねぇ。
とはいえこれで完了ではない。この他にもいくつかやることはあるからそれを解説する。具体的には下記。
- Googleアプリ、アシスタントアプリのインストール
- 標準アシスタントアプリでGoogleを選択
多分これでいける。これをやらなくてもいけるかもしれないけど、うまくいかない人はこの二つの手順を試してほしい。
Googleアプリ、アシスタントアプリのインストール
グーグルアシスタントを使うためには当然グーグルアシスタントアプリのインストールが必要。Androidなら当然入ってるはずだけど、念のため確認して入っていなければインストールする。
標準アシスタントアプリでGoogleを選択
次にGalaxyの標準アシスタントアプリの設定からGoogleを選択する。
設定 ⇒ アプリ ⇒ 標準アプリ ⇒ デジタルアシスタントアプリからGoogleを選択すればOK
これで標準アシスタントアプリをGalaxyに変更できた。
イヤホンでのアシスタント起動にも対応
Bixbyアプリを無効化することで、TWSイヤホンのアシスタント起動もGoogleに変更することができる。
というのも最近のTWSイヤホンはイヤホンからアシスタントアプリの呼び出しが可能で、俺が使っているSoundcore Liberty Air 2 Proとか、検証中のSoundcore Spece A40も例外ではない。
ただ、Bixbyを無効にできていないと問答無用でBixbyが立ち上がるクソ仕様だった。
これがBixbyを無効にしてからはこんな感じでどのアシスタントを使用するか確認する画面がでるようになって、
ここでGoogleと常時を選択することで今後は永遠にグーグルアシスタントを起動することが可能。
晴れて俺はBixbyの呪縛から解放された。
ウェイクワードでのアシスタント呼び出しは無理
ただ、Soundcoreに限らず一般的なTWSイヤホンの場合はアシスタント呼び出しにタッチ操作が必要。
マイクを常時オンにして「オッケーグーグル」のウェイクワードで呼び出せれば最高に便利になると思ったけどそれは無理だった。
唯一グーグルが発売するPixel Budsシリーズのみ「オッケーグーグル」のウェイクワードでグーグルアシスタントの呼び出しが可能(⇒ Pixel Buds)
Alexaの場合もEcho Budsであれば「アレクサ」のウェイクワードで呼び出し可能という情報を掴んだ(⇒ Echo Buds)
この辺りは今後のTWSイヤホンの対応に期待したい。
電源ボタン長押しはNiceLockで対応
グーグルアシスタントは電源ボタン長押しにショートカットを置いている人も多いと思うけど、海外版Galaxyシリーズには標準でその項目がない。
とはいえGalaxy専用のカスタマイズアプリNiceLockをインストールすることで電源ボタン長押しにグーグルアシスタントを設定することも可能。
NiceLockアプリのインストールは一癖あるからその方法は自分で調べてほしい。
デュアルSIMのGalaxyは魅力的
海外版Galaxyシリーズを使い続けて2年。日本版との使用の違いに苦しむことも色々あったけど、そのカスタマイズ性の高さのお陰でほぼすべてのデメリットをカバーすることができた。この辺りは流石世界シェアNo 1のGalaxyシリーズという感じ。
唯一のデメリットはおサイフに対応していないことだけど、最近はQRコード決済とタッチ決済が普及してきたから意外と何とかなってる。ただ、Suicaは使えないから電車だけはどうにもならない。電車に乗る人は別でカバーする方法を考えたい。俺は小さな財布を使ってる。
-
【SECRID SLIM購入レビュー】MINIから買い替えた理由
俺は2018年から財布としてSECRIDを愛用し続けているというのは各記事で書きまくっているんだけど、今も実際にマジで毎日使い続けていて、これが人生最後の財布になる気がしている昨今を過ごしている。 た ...
続きを見る
というデメリットはあるけど、あのGalaxyシリーズをデュアルSIMで運用できるというメリットには代えられない。ということで海外版Galaxyを検討している人、今現在使ってるけど日本版との違いに苦しんでいる人は参考にしてほしい。
ちなみに海外版Galaxyは技適に対応していないから日本での使用には総務省への申請が必要。申請した上でもSIMカードでの通信は違法だから注意してほしい。俺はSIMカードで通信は一切していない。
-
3年前のスマホを3ヶ月メイン利用した感想【Galaxy S20】
現在Galaxy S20をメインスマホとして使っているというのは各所で言っているんだけど、Galaxy S20を使っているのはここ3年間のスマホが進歩していないと思っているからなんだ。 今の最新スマホ ...
続きを見る