3月と言えば別れと旅立ちのシーズンであり、出会いと始まりのシーズンでもあるんだけど、俺にとっては毎年恒例の高配当株投資報告記事を書くシーズンでもある。というかいつの間にか恒例になった。
結局当時考えていたことって当時の文章でしか思い出せないし、現状を冷静に客観視できるのも文章でしかない。つまり人の振り返りと成長に文章は切り離せず、皆が文章を書かなくなっている今こそ書く重要性が増してるというのが俺の持論なんだけど、それはともかく俺の投資状況をまとめる。過去記事は下記。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
20代は貯金としてのNISAがお勧め

さてこれまでこのシリーズでは20代は投資なんかすんな。金は自由に使え。自分の経験に投資しろと言い続けていたんだけど、流石に現状はちょっと状況が変わりすぎていて俺の意見も変わりつつある。
なぜならインフレがえぐいから。鮭おにぎりの120円は高いから100円のツナマヨを選んだ時代も今は昔で、現在はツナマヨですら180円という暴利で売られている。

もはや物価が意味不明。さすがに現金の価値が急落し過ぎ。もう日本円一点投資だと物価上昇に追いつけない状況になりつつあるんだ。
なら何を持つべきかというと手軽なのはやっぱり株で、株は物価に連動するのが強み。そして今はNISAという利益に税金がかからない仕組みまである。
ということで俺からの新たな提案として、今金が無い若者は現金、日本株、米国株をバランス良く保有することをお勧めしたい。具体的には下記。その月の固定費を引いた可処分所得を下記に割り振るのがおすすめ
その月の固定費を引いた可処分所得を下記に割り振るのがおすすめ。これならいざという時は現金で動けるし、どれも高配当の安定株でリスクが低く、しかもインフレには連動できる。とにかく今は攻めではなく守りの投資を行わないとインフレに負ける。という心境に変わった。かつての失われた30年が恋しい。
20代はいつでもNISAを崩して良い

但し20代で重要なのは貯金としてNISA投資するという意識で、いざとなれば躊躇なく株を売却して引き下ろしてほしい。
何度も繰り返すけど20代の人生経験は人生で最も重要かつ貴重。老後のために20代を犠牲にするべきではないという俺の意見に変わりはない。
現在の保有株式の状況

高配当株投資5年目の俺の現在の株の保有状況は下記。
| 総合計 | 資産額 | 評価損益 | 年間配当金 |
| 米国株 | 13,205,459円 | +4,980,362円 | 528218円(4%) |
| 日本株 | 54,845,920円 | +25,366,278円 | 1645377円(3%) |
| 投資信託 | 8,316,608円 | +4,311,716円 | |
| 米ドル | 222,385円 | - | |
| 合計 | 76,590,372円 | +34,658,356円 | 2,173,595円 |
保有している日本株の内訳と全体に占める割合は下記。
三菱HCキャピタル(15%)・日本たばこ産業(10.6%)・武田薬品(10.5%)・住友商事(6.2%)・日本電信電話(3.3%)・KDDI(3.1%)三菱UFJフィナンシャルグループ
(その他)三菱UFJフィナンシャルグループ・東鉄工業・日東富士製粉・DM三井製糖ホールディングス・ジェイエイシーリクルートメント・CDS・プラネット・日本ケアサプライ・エービーシー・マート・SRAホールディングス・日本エスエイチエル・ブリヂストン・アサンテ・アビスト・バルカー・伊藤忠商事・三井物産・三菱商事・九州旅客鉄道・日本ケアサプライ・三井住友フィナンシャルグループ・ジャックス・オリックス・第一生命ホールディングス・東京海上ホールディングス・沖縄セルラー電話・双日・共英製鋼・ソフトバンク・楽天グループ・キリンHD・ソニーフィナンシャルG・ヤマハ発動機・本田技研工業
投資資産は5年間で82%増加
現在の投資総額7659万円の内、含み益が3465万円、種銭は4193万円だから、5年間で俺の投資総額が82%増加した計算になる。
更に買い続けている高配当株のお陰で毎年の配当金は約220万円まで増えていて、実際去年の税引き後の配当金は189万円ほどになった。月に均しても約16万円だから、いよいよ現在は俺と配当金の2馬力で労働している感覚に近い。
株式投資は入金力が全て

流石にここまで金額が増えるとインパクトが大きすぎて株式投資をやらないと損な気がしてくるけど、結局株式投資は割合で考えることが何より重要。そもそも俺は資産が1億あるからこうなってるだけ。
というのも割合で考えるとあくまでも5年間で資産82%増と、毎年4%の配当金でしかないんだ。つまり資産100万円の人なら82万円増えて、かつ毎年7万円のお小遣いがもらえてるのと同じ。しかも5年で。と思うと投資によるインパクトは思っている以上に小さい。
つまり株式投資はどう転んでも入金力が全て。元手が大きくないと意味がないんだ。だからやるかやらないかより、いかに収入を増やせるかが重要。俺が20代の経験を重要視するのもこれが理由。株式投資を始めるのは収入を増やしてからでも全然遅くはないと思ってる。
株価はインフレに連動する

さて色々語る前にまず最近俺が改めて感じている大前提が、株価はインフレで必ず上がり続ける。ということ。この常識をここ30年の日本人は忘れていたように思う。当然俺も忘れていたというか知る由もなかった。なぜなら30年間デフレが続いていたから。
が、ここに来て日本は明確なインフレ局面に入り、伴って増えたあらゆる額面が株式市場にも影響を及ぼしまくっているのが日本の株式市場の現状。
実際今の日本の株式市場は失われた30年を取り戻すかのように暴騰していて、ここ数年を切り取れば伝説の米国市場よりも好調だったりする。こうなってくると投資はやらなきゃ損。と早る気持ちは非常によくわかる。
ここ数年の株式市場は逆に好調過ぎた

ただ、ここ数年の日本市場は好調過ぎるのもまた事実。なんせ年間10%を余裕で超える勢いで上がっているせいで、全員が勝利する最強のオンラインカジノになってしまっている。
結果今の日本は株式を持っている人だけが富み、株式を持たない人はインフレに負ける最悪の格差拡大が起こっている状況。これは由々しき事態で、遅かれ早かれ株式市場には間違いなく調整が入るはず。なぜなら開きすぎた格差は国を崩壊させるから。だから日本株も近々下がるし、現在のイラン戦争もその一部だと思う。
毎年2%はインフレするし現金のみは危険

但し、日本政府がインフレ目標年間2%を掲げているのもまた事実で、少なくとも均せば年2%以上の水準で日経平均株価は今後も上がり続ける予定。
つまり現金を保有していると毎年2%目減りしていくことになるから、いよいよ日本も株式を保有しないと苦しい局面に入ったんだと思う。失われた30年が恋しいけど、いつの時代も生き残ったのは変化に対応できたものだけ。だから対応するしかない。
だから無理くりにでも現金を現金以外の何かに置き換える必要があるんだけど、その最も手軽な手段が株式ってわけ。ということで自分の資産を守るためにも株式投資はやっとけば?ってのが今の俺の心境。そしてそのシンプルな内訳は上でも書いた通りで
この買い方が非常に普遍的かつ極めて安全。何から始めれば良いかわからない人は脳死で自分の可処分所得を毎月これらに振り分けていけば最低限守りは固められると思う。
【成功?】トランプ相場で1000万円買い増した

さてここからはここ1年の成功談と失敗談をざっくり語ると、まず成功談としてはトランプ相場で1000万円買い増すことに成功した。
これは第2期のトランプ大統領就任直後のトランプ関税による市場の下落で、

2025年4月頃にガクッと下落した時に1000万円分株を買い増せたのが去年のハイライト。そのあと大幅に株価が上がって含み益を得ることに成功した。
俺はただギャンブルに勝っただけだった

んだけど、これは後から思えば悪手だったと思う。というのも下落時はどこまで下がるかわからないし、どこが底かもわからないんだ。買った翌日に下がるなら買わない方がマシ。なのに俺は毎日下がる度に200万円ずつ買い増した。
結果今は含み益になっているから結果オーライだけど、それは結果論でしかない。例えばこれが日本のバブル崩壊のように長期間の低迷の引き金だったとすれば、俺は身動きに取れない事態にもなりかねなかった。
つまり俺はでかめの賭けに挑んでしまっていた。というのが反省点。今回はたまたま勝っただけ。全然負けもありえた。だからこんな危険な賭けに出てはいけない。
落ちてくるナイフを掴んではいけない

という反省を活かして今後はなんらかの暴落があれば、いったん下がりきるのを待って、上がり始めたら買うスタンスに変更する。落ちてくるナイフを掴んではいけない。この証券業界の金言を胸に刻む。
イラン戦争はまだ終わりが見えない

そしてこの記事を書いている2026年3月29日現在のイラン戦争も落ちてるナイフだと思ってる。
今回の戦争は前回の気分屋爺さんの関税とはわけが違う。明確な被害者が居る。万が一ホルムズ海峡が向こう1年解放されなければ、世界中の経済は大打撃を受け、日本の株式市場もタダではすまない。だから今回こそは日頃の下落に誘惑されるのではなく、収束が確定してから動き始めようと、200万円分の株式を買い増して後悔し、改めて肝に銘じたところ。
「これ近日中になんとかなるとも限らないぞ?」
という恐怖に最近は震えている。下手に株を買わずに現金多めに持っておけば良かったと思ってるけど後の祭り。この反省は次に生かす。
【失敗?】上がった株を少し利確した

逆に失敗談としては上がり過ぎていた株価を少し現金化していたことを上げたい。2025年末にそろそろ暴落くるんじゃね?と思って保有株式をいくつか売却していた。
結果160万円の含み益を確定させ合計400万円ほどの現金を増やしていたんだけど、その後も株価はイラン戦争が起こるまでは上がり続けた。
だからイラン戦争が始まる2月まで、俺は売ったことによって損をしていたんだけど、一方でイラン戦争が始まった今はちょっと得しているという状況にある。
これが失敗だったのか成功だったのかは現段階では不明。先月までは売ってミスったと思ってたけど、今月は売って良かったのかもしれないと思ってる。
株式市場の値動きは鹿威しと同じ

何が言いたいかというと結局誰も未来は予想できないということで、株式市場で勝ち続けるには先一ヵ月ではなく、数年スパンで世界を俯瞰するしかない。
資本主義は確実にインフレするから年2%以上で株価は上がり続けるけど、民主主義が極まるほど先進国のばら撒きとインフレは加速する。が、上がりすぎたインフレはどこかで一旦破綻する。
それがリーマンショックだったり大災害だったり戦争だったりで、一度落ち始めると今度はイケイケ投資家の狼狽売りが始まるから暴落が加速する。
で、暴落が収まればまた徐々に上がり始め、再度インフレが加速したところでまた暴落する。以下繰り返し。株式市場は溜まると崩壊する鹿威しと同じ。
勝ち続けるには長期の視点が重要

最近サナエノミクスで超上がってる!とか最近イラン戦争で暴落してる!だと視野が狭すぎ。そんな近々の出来事に捉われていると永遠に踊らされる。
市場が過熱し始めたら現金のポジションを増やし、暴落して落ち着いたら株を買う。これを5年とか10年とかの超長期スパンで繰り返すことが重要だと改めて思うなどした。
結局連続増配株が正義で最強

他方最も信頼できるのはやっぱり連続増配株だなぁと思うなどもしているところ。
結局配当金5%前後の優良株は買われ続ける。そして株価が上がり、配当率は3%から4%で落ち着くのが一般的な流れなんだけど、つまり配当率5%の株式は暴落にも超強いんだ。株価が下がれば配当が6%になりまた買われるから結局戻る。だから暴落でも下がらない。今の本田技研工業とかヤマハ発動機あたりがそれ。
減配すると株価は大幅に下落する
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ただし落とし穴があるとすれば減配で、高配当目当てで買われていた株は減配すると一気に株価が落ちる。逆に言うと減配しない高配当株は長期保有にむちゃくちゃ強いということ。
ということで減配の確率が極めて低い連続増配株は最も信頼できる。しかもそれらが誰もが知ってる大企業だとなお良い。だから俺は下記布陣をお勧めしているという流れ。
武田薬品、三菱HCC、KDDIは誰もが知る一流企業かつ連続増配株だから将来性も抜群。あとJTはたまに減配もするんだけど半国営の安心感で選んでいるという流れ。
困ったら連続増配株を買う。これ鉄則。
株式資産唯一の弱点は戦争

最後に、分散を重視するなら株式だけってのも怖いなというのが今回の戦争での学び。戦争になれば企業も滅ぶ。株式も紙くずになる。となると最後に残るのは実物のみ。その意味で不動産を買っておくってのもやっぱり重要なんだと思う。
とはいえそっちはそっちで戸建て購入は検討しているからここでは語らない。
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資産が増えるほど守りの重要性が高まる。故にいかに分散してリスクに備えるかを重視するようになった。現状の俺は株に偏り過ぎ。
重要なの絶対的に本業

なにより守りを重視する理由は金に振り回されず、本業に集中するためというのは以前も書いた通り(⇒ 参考)。だから省く。
年間数百万の投資に捉われて俺の本業収入年間2000万円を犠牲にしてはならないという話。重要なのは絶対的に本業。投資はおまけ。だから投資は守りに徹する。絶対的にこれを忘れないようにしたい。過去記事は下記。
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