ブログとYoutubeのお陰で貯金はそこそこたまってきたんだけど全然投資できてなくてやばい。銀行に入れていても増えないのに(倒置法)
と悩んでいた時に両学長の動画に出会って大幅に参考にさせてもらいつつ実際に投資を始めてから早1年が経過した。
ということでその感想と経過報告をまとめる。株式投資に手を出すか迷っている人の参考にしてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
20代は積み立てNISA一択
ところで俺の投資に関する考え方は以前Youtube動画を出した時から変わっていなくて、基本的に20代は投資をしなくてもOK。
20代は二度と戻らない若くて多感な時期をいかに有意義に過ごすかだけを考えてお金を使うべきで、投資はある程度消費が落ち着く30代以降からするのがおすすめ。
20代は投資をするとしても年間40万円が限度の積み立てNISAだけでいいし、やらなくても全然OK。
その動画は下記。
40代以降のために20代を犠牲にするとか死ぬほど不毛。20代のお金は全て20代の自分に使ってほしい。
現在の保有株式の状況
そんな俺はコロナショックが回復したくらいの34歳から本格的に株式投資を始めていて、現在の投資総額は21,004,256円。保有資産とその損益の内訳は下記。
投資額 | 評価損益 | |
米国株 (SPYD S&P500高配当ETF) |
6,214,308円 | +1,546,232円 |
日本株 | 11,480,006円 | +529,768円 |
投資信託 (米国、全世界) |
3,165,033円 | +785,025円 |
米ドル | 144,909円 | - |
合計 | 21,004,256円 | +2,861,025円(+13%) |
保有している日本株の内訳は下記。
武田薬品・九州旅客鉄道・日本航空・日本電信電話・KDDI・東鉄工業・日東富士製粉・DM三井製糖ホールディングス・ジェイエイシーリクルートメント・CDS・プラネット・日本ケアサプライ・エービーシー・マート・日本たばこ産業・SRAホールディングス・日本エスエイチエル・ブリヂストン・アサンテ・アビスト・バルカー・伊藤忠商事・三井物産・三菱商事・三菱UFJフィナンシャルグループ・三井住友フィナンシャルグループ・ジャックス・オリックス・三菱HCキャピタル・第一生命ホールディングス・東京海上ホールディングス・沖縄セルラー電話
購入している日本株の選定は両学長を全面的に信用していてなにも考えていない。ただおすすめされるままに買いつつ、武田薬品とかの大きく下げてる株を多めに保有しているだけ。
現在の年間の配当額は60万円ほど。
基本的な購入方法はドルコスト平均法で、今現在は投資信託を月3万(積み立てNISA)と米国株(SPYD S&P500高配当ETF)を月5万ずつ買っているのみ。株の購入は控えて貯金を殖やす方向に切り替えた。
株の購入方針とかは上の動画とか以前の記事で色々解説してるから下記記事を参照してほしい。
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今回は株式投資を実際に半年やった感想をメインに解説する。
株が上がっていると買いすぎる
上で現在の保有株式の状況を解説したけど、これは俺の貯金額からすると買いすぎ。2年以内に2,000万円も投資しているし、現金比率は余裕で50%を下回っていてやばい。万が一今株式市場が暴落したら俺の資産が壊滅する。
こんな状況になったのは株価が上がったことで調子に乗りまくってしまったからなんだ。
株式投資を始めた当初は現金株式の比率を50%に維持するつもりで細々と購入していたんだけど、俺が投資を始めた時期がコロナ後ということもあって買っても買っても株価が上がり続けた。
結果、今のうちにもっと買わないと損じゃね?と根拠のない思考に陥って買いまくってしまった。これが好景気の罠。
株式投資は撤退しないことが重要
とはいえ株価はいつか必ず暴落する。もしその時に手元に現金が無ければ生活のために暴落した株を売るしかなくなって大損することになる。これが株式投資から撤退する人の王道パターンなんだ。
逆に手元に現金があれば話は全く別。株価が暴落しても生活は余裕で維持できるし、なんなら暴落した株を購入する資金にも回せる。
暴落した株はいつかは回復する傾向だから、格安で買った株が回復した際に爆益を得ることができるというからくり。
つまり株式投資で重要なのは撤退しないことで、撤退しないためには余剰資金が絶対的に必要。でも好景気だと感覚がマヒして現金を使い切ってしまう。というジレンマに陥った。
得するより損しないを取るべき
というのも2021年の年末に株価が10%ほど大きく下げたんだけど、その時の俺の精神状況は良くなかった。10%下がっちゃったけどこれどうする?手元の現金は余裕なくない?
これ以上下がる前に売る?売らない?という感じ。つまり完全に俺のリスク許容度を越えた。
その後株価はまた元に戻ったから落ち着いたんだけど、本物の暴落は10%どころでは済まない。リーマンショックとかコロナショックが起きれば40%だって下がる。このままのスタンスだと多分俺は暴落に耐えられない。
実際に10%の下落を体感してみて、上がる株を買えなかった後悔よりも、現金が無い状態で持ち株が暴落する焦燥感の方が遥かにやばいことが分かった。
ということで株の購入を止めて貯金を増やしているという感じ。
債券にも分散した方が良いかも
あと最近は日本以外の国のインフレが激しい影響で、相対的に円が弱くなっていて、日本の物価も微妙に上がり気味。
景気が良くならずに物価だけが上がっている現在の状況は俗に言うスタグフレーションに近い状況で、このままだと海外からの輸入品の購入がますます苦しくなるかもなと予感させられた。
とはいえ円はなんだかんだ強いからそうそう暴落することは無いだろうし、米ドルが上がり過ぎているのも問題だらけで一概にどちらがいいとは言えないんだけど、資産を日本円だけで保有するのはそれはそれでリスクかもしれないと思った。
幸い俺は今の所米国株と投資信託、米国株からの配当金を米ドルで保有しているからある程度分散はできているんだけど、
投資額 | 評価損益 | |
米国株 (SPYD S&P500高配当ETF) |
6,214,308円 | +1,546,232円 |
投資信託 (米国、全世界) |
3,165,033円 | +785,025円 |
米ドル | 144,909円 | - |
合計 | 9,524,250円 | +2,331,257円 |
リスク回避のためにも分散は多ければ多いほど安心。ということで今後の貯金は半分を日本円、半分を米ドルで保有した方が良いのかもしれないと検討中。とはいえまだ実行する具体的なプランは無い。
現金は精神安定剤
俺が伝えたいのはどう転んでも現金は精神安定剤になるから、なるべく多く持っておいた方が良いということ。
世の中には余剰資金の全てを米国株に回せという過激理論も多数あるんだけど、あれは今現在は成功しているだけの結果論に過ぎない。
もしかしたら絶賛暴落中だったかもしれないし、その暴落に耐えられずに狼狽売りしてしまっていたかもしれない。
死なないことが何より大切
所詮株式投資はリスクの低い賭けに過ぎないから、得を取るために全額ベットして株に人生の進退を委ねるのはお勧めしない。
得できなかった後悔よりも損をしない安心感を優先するべき。というのが一年間高配当株投資をした俺の結論。
要はバランスが大切で、常に万が一暴落したらと考えながら耐えられる金額を維持するのが重要。それが俺の中では現金比率50%だった。
株式市場は過熱しすぎているかも
という感じ。今現在の株式市場は過熱しすぎているという話は各方面から聞こえるし、実際2022年中に調整が入る可能性は高いと思う。
今から株式投資を始めるのは時期じゃない気がするけど、かといって調整を待っているといつまでも買えない気もする。結局未来は誰にも予想できない。
ということで今現在使わない現金が銀行で眠っている人は、最悪の展開を前提に暴落しても気にならない程度の金額から株式投資に手を出してみるのはありかもしれない。
もちろん責任は一切取らない。
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