WANI BOOKS NewsCrunchで人生初の取材をしてもらったから実際の取材進行がどんな感じだったのか、取材を受けて感じた注意点などをまとめたい。
こんなもん誰の参考になるんだよとは思うけど、取材ってこんな感じなんだ程度に読んでもらえると嬉しい。取材記事はこちら
この記事の目次(クリックでジャンプ)
取材のきっかけはYoutube
取材を担当してくれた人はもちろん俺を前から知ってくれていたんだけど、その人が俺を知ったきっかけはYoutubeらしかった。
その人は「スマホがあってもパソコンを購入するべき理由」の動画を見てくれていて、
その動画で最後に紹介していたLenovo S540を購入したらしい。
当時の俺は個人的な知り合いにもLenovo S540をおすすめしていたんだけど、実際に俺の動画を見てパソコンを買った人を前にするとちょっと責任感を感じた。一応パソコンはすこぶる快適に使えてるっぽくて安心した。
多分ブログしかやってなかったら取材してもらえなかったからやっぱりYoutubeの拡散力はすごい。
レビュー依頼は月間10万PVで来るようになる
ブロガーでもYoutuberでもない人には何の参考にもならないんだけど、ブログを書き続けているとある日を境にレビュー依頼が届くようになる。その基準は大体月間10万PVほど。
ガジェット系のブログだとこの辺りでGEARBESTとか中国系メーカーからの商品提供の連絡が来るようになる。
取材依頼は18万チャンネル登録?
じゃあ取材はどの段階で来たのかなんだけど、レビュー依頼から先は長い。
商品をタダで提供するだけのレビュー依頼と違って取材依頼の場合は読む人に「誰だよ。」って思われない最低限の知名度が必要。
この辺はコンテンツの内容とかその人のインパクトにもよるから一概には言えないけど、俺の場合はブログ月間PV60万、Youtubeチャンネル登録18万、Twitterフォロワー2.5万ぐらいの段階だった。
ブログのPVは外部からは見えないからTwitterフォロワーとYoutubeチャンネル登録数が重要なんだと思う
2021年7月に書籍も出版予定(予定)
ちなみにほぼ同じ時期に生活改善系書籍の出版依頼も別途貰っていて現在進行中。
そういえば「今日はヒトデ祭りだぞ!」の人はブログを書いているだけで独立できたし結婚できたしみんなブログ書くべき。みたいな夢物語を語っていて、
当時それを読んだ俺もブログって夢あるなぁと漠然と憧れていたんだけど結果的に俺もそうなったのは現実味が無くて不思議な感覚。読者に感謝。
ブログに夢はあった
ここにきて取材依頼とか書籍の出版依頼を貰えるようにはなったけど、俺がなにしたかというとマジで文章を書き続けただけ。それ以外に大したことはしていない。
もちろん書くたびに問題点を洗い出して改善して面白そうなネタを探してSNSにも力を入れてYoutubeにも手を出してはきたけど、全ては文章執筆から始まってるしブログが起点であり原点。
確かにブログで独立はできるしブログに夢はあった。という体験談。
取材全体の流れ
話を取材に戻す。取材全体の流れとしては
- メールで取材依頼
- 日時調整
- Zoomで取材
- 写真送付
- 原稿チェック
- 出稿
という感じ。Zoomのお陰で全て家に居ながらで完結してしまったし取材をしてくれた担当者とは一度も会ってない。リモート普及はコロナの数少ないメリットだったと思う。
メールで取材依頼
まずはメールで取材依頼が届いた。お問い合せはガジェマガで公開してるお問い合せフォームから送信してくれることが多いけどその他にもTwitterのDMで来たりとか様々。
ただ、日々来るお問い合せがいたずら目的でないことの確認も重要。相手は俺のことを知ってるけど俺は相手を知らないから警戒するに越したことはない。
ということでメールで連絡が来た場合はそのドメインを確認するのがおすすめ。まともな企業なら企業オリジナルのドメインを使うのが一般的。
今回の取材依頼はがっつりニュースクランチのドメインだったから信用できた。
日時調整・取材場所調整
次に日時調整をしてZoomで取材を受ける。取材の方法は会社オフィスでもカフェでもZoomでもOKだったけど俺はZoomを選んだ。
せっかく人生初の取材なんだから記念に先方の会社オフィスまで行くべきかは迷ったんだけど、会社オフィスだと行くのがめんどくさくて当日の朝後悔するのが目に見えたから無難にZoomを選択した。
Zoomで取材
Zoomでの取材は一時間ほど。お面はしてないけどマスクはして挑んだ。おっさんが顔隠すなんてキモイなとは自分でも思うけどZoomだとがっつり録画もできるから警戒するに越したことはないと判断した。
初めての取材は思っているより難しくて、俺としては一問一答のつもりだったんだけど、先方はある程度質問を広げて回答してもらう前提っぽくて序盤は結構変な間が開いてしまった。
取材慣れしてる人なら1に対して10返すんだろうけど、序盤の俺は普通に1を1で返していた。この辺は場数なんだろうけど相手の聞きたいことを先回りして回答する有名人はすごいなと思った。
写真送付
取材が終われば次に写真を送付する。取材をする以上1枚はそれっぽい写真が必要だけど、会ってないから写真も自分で用意しないといけない。
ということで天気がいい日に三脚を立てて自室で自撮りした。自撮りだと自分が納得するまで写真を撮り続けられるから逆に良かったと思う。
原稿チェック
2週間ほどで取材記事の原稿が届くからそれをチェック。修正してほしいところを記載して返送してこちら側の仕事は終了。
出稿
あとは先方の出稿を待つ。原稿修正から約1週間での記事掲載となった。初の取材だから出稿を心待ちにして掲載されるまで毎日チェックしてしまった。
取材内容の切り抜きはプロにお任せ
全体の流れはこんな感じ。俺も取材してもらえるくらいになったのかぁと感慨深い気持ちと俺なんかで良いんだろうかという不安な気持ちで半々。
実際の取材は一時間ほどあって、記事に掲載された内容以外にも色々話したんだけど、記事にされた部分は思っている以上に短い。
もっと他に色々喋ったんだからそれもピックアップしてくれよとは思ったけど、俺が伝えたいことと人が聞きたいことは違うからこれで良いんだと思う。その辺りの温度感は数々の取材をこなしてきたプロの冷静な感覚にお任せすることにした。
取材の内容はSNSと大体同じ
あと取材を受けてみて思ったけど、内容は俺が普段ブログとかTwitter、Youtubeで発信してることそのまま。Twitterをフォローしてくれている人には既知の内容ばかりで新鮮味はない。
日本はクソだって言ってる人は口より手を動かして海外に行けばいいと思うんだけど、基本的に海外は日本以上に貧富の差が大きい高難易度国ばかりで、世界一レベルでイージーな日本でだめなら多分どの国に行ってもだめだから、もしかして日本じゃなくてお前がクソなんじゃね?って結論になるブーメラン。
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) May 27, 2020
もちろんこれは俺に実際に会ったとしても同じで、この人Twitterと同じことしか言わないな。ってなるはず。
その意味でフォローさえしておけば会うまでもなくその人の思想とか過去、人柄が大体わかって簡単に刺激を受けられるSNSはやっぱり便利だし、これ憧れの人とわざわざ会うまでもないなと思った。良い時代。
取材はSEO対策にもなる
今回取材を受けたのは興味本位でもあるけど、実はSEO対策の一環でもあるんだ。
ありがたいことに今現在ガジェマガに訪れてくれている人の検索ワード一位は「ガジェマガ」とか「トーマスガジェマガ」辺りで、要は指名検索をしてくれている状態。
一般的なブログだとスマホレビューとかで調べて偶然辿り着くのが主流なんだけど、現在のガジェマガに関してはガジェマガを見るためにガジェマガを見てくれている人が多い。
この状態はSEO的にはかなり強くて、グーグルからの評価にも直結するからブロガーとしては冥利に尽きる。読者に感謝。
知名度が上がれば知名度が上がる
そして今回取材をしてもらうことで巨大なポータルサイトからの外部リンクも貼ってもらえた。これによって長期的にガジェマガのグーグルからの評価は更に上がるはずで、それに伴ってガジェマガは今後も収益を生み出し続けてくれる予定。
今現在は知名度が上がることで更に知名度が上がる好循環に入っているボーナスタイム中。ブログも資本主義経済も行列に人が並ぶのは同じだった。
ただ、ブログに限らず伸び始めるまでが大変。とはいえ人生はなにをきっかけに伸び始めるかもわからないのが難しい。ただ一つ間違いないのは行動を継続し続けるしかないということなんだ。
俺の場合はブログとTwitterを3年。Youtubeを2年本気で続けるとこんな感じになったというだけの話。もちろん全ての人に当てはまるわけではないけど一つのモデルケースとして参考にしてほしい。
本を出版した時の体験談は下記
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