そういえばレーシック手術をしたのが去年の9月で時間の流れが速すぎてビビってるんだけど、無事に3カ月の定期検診も終えてしまって今後はなにか目に異常が出ない限りはもう病院に行く必要が無い状況。
あんなに緊張した手術の記憶も自分の記事を読み返さないと思い出せなくなりつつあって、やっぱり人間は嫌なことを忘れるから今日も笑顔で生きれるんだなぁと哀愁に浸ってる。話はそれたけどせっかくドキドキワクワクのレーシックをしたし、そこから4カ月が経過した感想をまとめたい。
レーシックで視力0.3から1.5に
最初に俺がレーシックを受けたケースではという話になるんだけど、俺の場合は元々片目視力0.3だったものがレーシック直後は2.0になって、3カ月後の検診では1.5になっていてそこからは安定している。
レーシックのカウンセリングとレーシックのオペの様子をまとめた記事は下記。
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レーシックから3か月間は少し左目の方が見えにくい気はしていたんだけど、それも改善されたか慣れたかして今では気にならなくなった。
当初はどこまでも見える視力の良さに感動していたんだけど、4カ月も経つともはやそれが当たり前。今では視力について考えることもなくなってしまった。この辺りは失って初めてありがたみを実感する健康と似ている。結局健康を取り戻してしまうとまた健康に感謝しなくなるのは目も同じらしい。
手元もくっきり見えるように
そういえばレーシックをした当初は遠くが見えるようになった代わりに手元が見えにくくなったんだけど、今では目が手元にピントを合わせることに慣れたっぽくてその違和感もなくなってしまった。
レーシック手術は角膜を削ってレンズにすることで近視を無理やり遠視にする手術で、その分手元を見る負担は増えるし、将来的に手元が見えなくなる遠視が早まる可能性を残してはいるんだけど、34歳の今はまだ大丈夫。
年齢を重ねれば遅かれ早かれ遠視になるとは思うけど、それが10年後なのか20年後なのかは不明。とはいえ30代での視力の良さには代えられないと思ってるから早まる遠視は受け入れる予定。将来生きるために今死んでいるようでは本末転倒だから気にしてない。
普通に目をこするようになった
レーシック直後はトラブルになるのが怖くて仕方ないから極力目を気遣っていたんだけど4カ月も経つと全く気にしなくなった。
眠い時とか痒い時は普通に目をこすってるし、自転車に乗るときはなるべく目を細めて風が当たらないようにしたり、顔を洗うときは目に水が入らないようにしたりとかも無い。
いい意味で目を気にすることが無くなって、完全にレーシック前と同じ生活を送っている。ただ、視力が良くなっただけ。
今のところはトラブルが出ていないから言えることではあるけど、メンテナンスフリーで効果を維持し続けられるのはレーシック手術の良いところだと改めて思う。
【メリット】字幕とか看板が見やすくなった
じゃ視力が良くなってどんなメリットがあったの?って問われると思っている以上にない。というかあるんだけど実感できない。なぜなら今では視力が良いのが当たり前だし、そこにありがたみを感じていないから。
ただ、視力が悪い母親とか友人と一緒にいると「これ相手は見えてないな」と思うことがかなり増えた。
「あれ」って指さした看板が相手には見えてないし、映画とかテレビも眼鏡をかけないと字幕が読めない。更に少し離れるとこっちは認識できているのに相手からは認識できていなくて合流がめんどくさい。
そういえばレーシックをする前の俺はこんな感じだったんだなと、目が悪い相手を通じてレーシック前の俺を疑似体験することが多い。つまり俺の世界の情報量は増えてるしレーシックの恩恵は確実にある。ただ、それが当たり前だからありがたみを実感できない不思議な感覚。
【デメリット】ハロー・グレアはある
レーシック手術は点のレーザーで角膜を削る関係から大なり小なり光が乱反射する副作用は避けられなくて、それをハローグレアというんだけど、しっかり見える。
夜の街灯とか見るとまるで虫が群がっているかのような細かい点が見えるんだけど、その点が全く動いてないことに気付く。しかも全ての街灯で同じように見える。
だからと言って光が眩しすぎるということはなくて、これがハローグレアかーおもしろいな程度。夜の運転も普通にできるし生活に悪影響はない。ただ、確かに見える。
【デメリット】老化が気になるようになった
これはレーシックが直接の原因ではないんだけど、以前より自分の姿がはっきり見えるようになってしまって老化を実感するようになった。
昨日よりほうれい線深い?肌乾燥してる?毛穴開いてない?とかで鏡の前に立つのがとにかく悲しい。これは単純に俺が年を取っているだけなんだけど、レーシックをしなければ気付くことも無かった老化現象を実感するのは悲しい。人はいつか必ず死ぬ。
お陰でその老化現象に抗うようになったからメリットと捉えることもできる。どうすれば肌質を改善できるのかを考えて化粧水を変えたり食事を変えたりシャンプーを変えたりしまくり。最近やたら美容系の記事が増えてるのはレーシックが原因。
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もちろん自分の老化現象が見えるということは人の老化現象も見える。以前より親が老けていることにも気づいた。人はいつか死ぬ。悲しいけど現実。
【デメリット】見えないものは見えない
当たり前だけどレーシックをしても見えないものは見えない。霊感とかじゃなくてパソコンのディスプレイの話なんだけど、レーシックをすれば15.6インチ4Kディスプレイを100%表示して更に作業効率を上げれるんじゃね?って思ってたけど無理。
細かすぎる4Kディスプレイを100%表示で見るなら最低でも27インチは必要。視力が1.5でも見えないものは見えない。
現状認識は改善の第一歩
基本的には健康と同じで良くなった視力を意識しないからありがたみはあんまり感じないんだけど、こうやって振り返ってみると確かにレーシックの効果はあるっぽい。特に普段眼鏡とかコンタクトレンズを使っていて、それが無いと車を運転できないとか生活もままならないという人であればレーシックのありがたみを最大限感じられるはず。
逆に俺みたいに普段裸眼で生活してたし、眼鏡無しで車も運転できた人だと眼鏡とかコンタクトの手間が減るとかの恩恵が無くて効果を実感しにくい。
ただ、見えるということはより多くのことに気付けるということで、その結果テンションが上がったり下がったりするのは良くも悪くもではあるんだけど、現状を認識して改善の一歩を踏み出せるようになるという意味ではそれはそれでいいんだと思う。最初は辛いけど長期的に幸せになれるはず。
という本筋からずれた結論で終わり。人はいつか死ぬ。