一人暮らしする人にとってモバイルWiFiルーターを選ぶか光回線を選ぶかは永遠の課題だ。
できれば光回線を選びたいのは山々だけど、光回線は料金が高いし家にいる時間も短い。
一人暮らしに光回線は無駄なんじゃないか。モバイルWiFiの方が良いんじゃないかという気持ちは痛いくらいにわかる。
かくいう俺も8年の一人暮らしで光回線からモバイルWiFiと乗り換えていて、結局今は光回線に戻ってしまっている。
ということで今回は俺の実体験からモバイルWiFiと光回線を比較して感じたメリットとデメリットをまとめたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
モバイルWiFiから「また」光回線に乗り換えた理由
まず最初にではあるけど、俺がモバイルWiFiから光回線に乗り換えた最大の理由はYoutubeを始めてモバイルWiFiでは動画のアップロードに耐えられなくなったからなんだ。
モバイルWiFiは動画をアップロードするには速度が遅すぎた。その詳細は別の記事でがっつり解説しているから確認してほしい。
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【一人暮らし】モバイルWiFiから「また」光回線に乗り換えた理由
なんと俺が住む物件はマンションなのにマンションタイプの光回線が使えない。つまりファミリータイプでしか契約できないから月額が高い。 そこで、通信費を減らすために2019年3月にソフトバンク光を解約して、 ...
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モバイルWiFi(スマホテザリング)
今回はモバイルWiFiから光回線に乗り換えた感想としてまとめているけど、厳密には俺が使っていたのはモバイルWiFiではなくスマホのテザリングなんだ。
というのも俺はモバイルWiFi反対派で、既にスマホにモバイルWiFiと全く同じことができるテザリング機能が付いているのに敢えてモバイルWiFiを契約するのはナンセンスだと思ってる。
その理由を力説した記事は下記。
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モバイルWiFiルーターをおすすめしない理由【買ってはいけない】
最近は大手キャリアが扱うモバイルルーターに限らず無名の通信会社が扱うモバイルルーターが乱立している。 実は俺にもモバイルルーターの企業案件が来まくってるんだけどその全てを断っている。なぜならモバイルル ...
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そのスマホに100ギガデータが使えるChat WiFiシムを入れて24時間テザリング機能をオンにすることで
- パソコン
- スマートライト
- グーグルホーム
- プリンタ
- ChromeCast
の全てをネットワーク接続して半年間生活していた。
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スマホテザリングのみでスマートホーム構築に挑戦【方法とデメリット】
ソフトバンク光が2年の満期を迎えたことでキャンペーン価格の適用が無くなって月額が上がることになったから解約した。その後にどうするかは迷ったんだけど、今後恐らく家を空けることが多くなると判断してしばらく ...
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月2,980円で100ギガデータが使えるChat WiFiの詳細を解説した記事は下記。
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【Chat WiFi導入レビュー】爆速50ギガデータ通信で月額2,880円
少し前に半ミニマリスト的な生活を目指して固定回線を解約した代わりに格安大容量SIMのFUJI Wifiを導入したんだけど、それよりも更にお得な格安大容量SIMであるChat WiFiを試す機会をいただ ...
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モバイルWiFiから光回線に乗り換えた感想
ここからは俺がモバイルWiFiから改めて光回線に乗り換えて感じたリアルな感想をまとめる。
ちなみに俺がインターネットを使う主な目的は下記3点。
- ウェブブラウジング
- 動画視聴
- 動画アップロード
動画アップロードを除けばライトな使い方だと思う。
【光回線のメリット】5GHz帯が超早い
光回線に変えて感じた一番の恩恵はやっぱりその通信速度だった。光回線ってほんとにそんなにはやいのー?って俺も思ってたんだけどマジで速い。
とはいえ実は最初から早かったわけではなくて、2.4GHz帯にしか対応していない古いルーターを5GHz帯対応の新型に買い替えてから爆速になった。
具体的な変化は下記(4ギガの動画アップロード)。
- Chat WiFi 6時間
- 2.4GHz 30分
- 5GHz 10分
5GHz帯を使うために新しく購入したルーターはこれ。
これはマジで快適。例えばアップする動画をミスってしまったとしても修正した動画の再アップが一瞬で完了してしまう。
大容量データを取り扱うのであれば光回線と5GHz帯は必須。
【光回線のメリット】接続台数無制限
俺はなんだかんだガジェオタだから6畳一部屋の癖にとにかくガジェットが多い。今現在ネットワーク接続できるデバイスは合計で約20台ほど。多過ぎ。
モバイルWiFiは接続台数に制限あり
ところがモバイルWiFiとかスマホのテザリングは同時に接続できる台数が多くても10台ほどと厳密に決まっていてそれ以上を接続できない。実際俺のMate 20 Proのテザリング同時接続台数は最大8台だった。
つまりモバイルWiFIを使っていた時は必要に応じて接続デバイスを切り替える必要があったんだけど、光回線の場合はルーターの性能に依存するから良いルーターを買えば何台でも接続できる。
実際俺は今上でも紹介したBuffalo製のルーターを使っているんだけど、約20台のデバイス全てを同時にネットワークに接続できている。光回線様様。
モバイルWiFiは4人家族にはキツいかも
もちろん普通の人は20台もデバイス持ってねーよってのは最もな主張だとは思うけど、仮に4人家族の家庭なら同時接続10台は思ってるより簡単に達成してしまうから馬鹿にできない。
今現在家族でのモバイルWiFiの利用を検討している人は、家の中にある接続デバイスの数を確認しておくことをおすすめしたい。
【光回線のメリット】データ通信無制限
光回線はデータ通信量に制限が無いから気兼ねなく通信ができる。
以前まで使っていたChat WiFiの100ギガデータでも月の使用量を上回ったことは無かったんだけど、Chat WiFiを使っている頃は心のどこかで動画視聴をセーブしていた。
それに対して今現在は暇があればYoutubeを見てるしとりあえず最高画質に設定するしでやばい。これが俺にとってプラスなのかマイナスなのかはわからないけど、見れないよりは見れる方が良いから良しとする。
モバイルWiFiのデータ通信無制限プラン
最近はモバイルWiFiでもデータ通信無制限を売りにした製品が登場してはいるんだけど、それはあくまで常識の範囲内での話。
他者の利用を圧迫するほど通信した場合はデータ通信無制限プランでもしっかり制限される。この制限は今のところは月300ギガ前後が基準になってるらしい。
光回線は実質データ通信無制限
モバイルWiFiと同じように光回線でも、他者に影響が出るほど使う場合は制限されるらしいんだけど、サーバーを自ら構築でもしない限りは超えられないくらいの基準らしい。
つまり一般人が光回線でデータ通信制限をくらうのは実質不可能。光回線は気兼ねなく4K動画を見続けられる安心感が嬉しい。
【光回線のメリット】信頼性が高く遅延が少ない
光回線は実際に有線で接続しているという特性上信頼性が高く遅延に強い。
俺は最近はやってないんだけど、例えばFPSとか格闘ゲームとか、コンマ一秒を争うオンライン対戦は回線がモノを言う世界で、プロは勝つために複数の光回線を契約して時間帯によって使い分けるほどだとか。
どれだけの人に光回線クラスの品質が必要かは疑問だけど、光回線はモバイル回線と比べると圧倒的に信頼できるのは事実。
ウェブページの転移が早い
実際俺も光回線に乗り換えてから動画の読み込みとかページの転移が早くなった気がするし、いざオンラインゲームを始めようと思えばいつでも始められる汎用性が嬉しい。
【光回線のメリット】スマホの充電が減らない
光回線導入前はMate 20 Proのテザリングを24時間オンにしていたんだけど、なんだかんだスマホのテザリングはバッテリーの消費が大きい。
俺のMate 20 Proはバッテリーが持つスマホではあるんだけど、テザリングをオンにした状態で充電せずに一日使うのは無理。
ということで日中の充電は必須だったし、バッテリーを心配することが多かったんだけど、光回線を導入してからはそれが無くなった。
これはモバイルWiFiでも同じで、モバイルWiFiで生活する場合はモバイルWiFiの充電とモバイルWiFiのバッテリー切れという心配が増える。
更に、スマホの場合は4G接続よりWiFi接続の方がバッテリーの方が少ないから余計に差を感じる。
その意味で光回線の契約は俺の人生から無駄な心配事を減らしてくれることになった。
【光回線のデメリット】家でしか使えない
光回線は固定回線だから当然家でしか使えない。これが光回線の最大の欠点になる。
案の定ではあるんだけど、月100ギガデータのChat WiFiを解約したことで外でのデータ通信が超心細くなった。
Chat WiFi契約中は外でもデータ通信しまくっていたんだけど、Chat WiFiから光回線に乗り換えてからは俺が外で使える月のデータ量は7ギガのみ。
7ギガなんて気を抜いたらすぐに消化してしまうから、今は外での動画視聴とかテザリングにやたら気を使うし月末のデータ通信制限に陥らないように出来る限り外でのデータ通信を控えるようになった。
外でのデータ通信の対策
とはいえデータ通信に関しては対策も可能で、例えば外に出る前にYoutube動画をダウンロードしておくとか、アマゾンプライムビデオをダウンロードしておくとかで節約できる。
更に最近は街中にフリーWiFiスポットが増えていて、コンビニとかカフェなら大体フリーWiFiが使えるから意外となんとかなる。
モバイルWiFiから光回線に乗り換えたことで、外で無駄な通信を控える工夫は必要になったけど、乗り切れなくはないという印象だった。
【光回線のデメリット】通信費が高い
多くの人がモバイルWiFiを選ぶ一番の理由は光回線の値段だと思う。光回線は初期費用も高ければ月額も高いし引っ越しにも自由が利かない。
と俺も思ってたんだけど、調べてみると意外とそうでもなかったからここは気にしなくていい。
というのも俺が使っていたモバイルWiFiと現在の光回線の月額利用料は下記。
- Chat WiFi 月額2,980円
- ソフトバンク光回線 月額3,742円
価格だけで見ると確かに光回線の方が高いんだけど、800円程度の差ならまだ許容範囲内。
俺の場合はワイモバイルとソフトバンク電気だからここから更に割引が入る。しかもこれは光回線の中でも値段が高いファミリータイプだから、マンションタイプならモバイルWiFiを下回る。
この月額を実現してる内訳は下記。
ソフトバンク内訳
ソフトバンク光導入費用
- 事務手数料 3,000円
- 初期工事費0円(24,000円全額還元)
月額通信料
- 月額5,200円(ファミリータイプ2年契約)
キャッシュバック
- 35,000円(提携サイト独自キャンペーン)
実質月額
- 月額5200円
- キャッシュバック月割り1,458円
= 3,742円
光回線は思っているより安いし、初期工事費も引っ越し時の工事費も無料にできる。
そのポイントは提携サイトの独自キャッシュバックキャンペーンを活用することで、詳細は下記記事で解説してるから確認してほしい。
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【一人暮らし】モバイルWiFiから「また」光回線に乗り換えた理由
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一般人はモバイルWiFiで十分
改めて光回線に乗り換えて感じたメリットとデメリットをまとめると下記。
光回線のメリット
- 5GHz帯が超早い
- 接続台数無制限
- データ通信無制限
- 信頼性が高く遅延が少ない
- スマホの充電が減らない
光回線のデメリット
- 家でしか使えない
- 通信費が高い
普通の一人暮らしならモバイルWiFIでOK
ここまで色々と光回線に乗り換えた感想を語ってきたけど、俺みたいな引きこもりYoutuberならともかく、多くの一般的な一人暮らしならモバイルWiFiで十分だと感じた。
というのも家でしか使えない光回線は家にいる時間が短い人ほど存在意義を失う。明確に光回線を契約したい理由がないかぎりは普通にモバイルWiFiかスマホのテザリングで生活すればいいと思う。
逆に
- 死ぬほど動画見る
- Youtube始めたい
- オンラインゲームを本気でやりたい
って人は光回線を契約した方が良い。金銭的負担は意外と変わらない。
光回線契約でキャッシュバックを受け取る方法
繰り返しになるけど光回線の月額を安くするにはキャンペーンサイトを経由することによるキャッシュバックの受け取りは必須。その方法は下記記事で解説しているから確認してほしい。
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【一人暮らし】モバイルWiFiから「また」光回線に乗り換えた理由
なんと俺が住む物件はマンションなのにマンションタイプの光回線が使えない。つまりファミリータイプでしか契約できないから月額が高い。 そこで、通信費を減らすために2019年3月にソフトバンク光を解約して、 ...
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モバイルWiFiルーターをおすすめしない理由
ちなみに俺はモバイルWiFiを契約するくらいならスマホのテザリングを使うべきだと思っている。その理由をまとめた記事は下記。
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光回線からモバイル回線に乗り換えた感想
一年前に光回線からモバイル回線に乗り換えた時の感想も別記事にまとめている。
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