遥か昔。まだAndroidがゴミだった時代。それはバルミューダフォンどころの騒ぎでなく、まだレグザフォンという名のゴミに値札が付けられていた時代に多くの人が大変お世話になったであろう「SwipePad」という超優秀なランチャーアプリがあった。
SwipePadは当時の動きの悪いAndroidスマホの救世主で、ホーム画面に戻るより圧倒的に早いという理由から人気のアプリだったんだけど、残念ながらAndroid10以降は使えないらしく、俺もいつの間にか使わないのが当たり前の生活に慣れていた。
んだけど、その神ランチャー「SwipePad」が「+」になって復活していた。ということでこのアプリがどう素晴らしいのか、なぜ全Androidユーザーはインストールすべきなのかを解説したい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】SwipePadが+になって復活

まず最初にSwipePadを求めてこの記事に辿り着いた人向けに結論から解説すると、あのSwipePadがSwipePad+になって帰ってきた。
GooglePlayストアで検索すると普通に出てくるから、インストールするだけ。あの時のSwipePadと全く同じ操作感で使えてしまう。感動をもう一度。
まさにこの画面。

懐かしすぎて嬉ションしそう。
なんなら+になったことで登録できるアプリまで増えてしまってる。前は12個だったのが今回は最大42個まで可能。嬉しすぎ。
しかも思い出補正無し。今使っても超便利。完成されてるランチャーアプリがまた使えてしまう。これはインストールしない手はない。
ダウンロード数500が怖すぎ

なんだけど、どうもリリースも2025年6月らしくって、まだ500ダウンロードしかされていない。
そしてGooglePlayストアといえばAppleStoreと違って審査無しの無法地帯によるガバガバっぷりも有名。ということで非常に怖い。
俺は一応入れてみたけど、背後で動いてパスワードとか収集されてたら俺は死ぬ。だから皆も急ぎインストールしてほしい。死なば諸共で逝きたい。まだモルモットが少なすぎる。
ということで何が起きても俺は一切責任は取らない。と前置きしておく。なにも起きないことを祈りながらインストールしてほしい。信心深さが重要。
SwipePad+ならホーム画面も不要

責任逃れはここまでにしてSwipePad+の凄さを語りたい。SwipePad+が何より凄いのはアプリを起動するまでの工程が圧倒的に少ないことなんだ。
そもそも俺はアプリ起動を効率化するためにホーム画面は一枚のみにしていて、しかも上半分はカレンダーの中央部にはメモ帳を置いている。
物を探す時間と同じくアプリを探す時間も無駄の極みだから、できる限り効率化したい所存。
とはいえ俺の環境は既に十分効率化されているようにも見える。
通常のアプリ切り替えは2ステップ

例えば使用アプリを切り替えたい場合は一旦ホーム画面に戻って、

そこから任意のアプリを選択する必要がある。つまり最低でも2ステップが必要になる。
SwipePad+なら1ステップでアプリ切り替え

一方SwipePad+を導入すれば、どのアプリを開いていたとしても画面の右側をドラッグすることでランチャーが瞬時に起動するから、

そのまま起動したいアプリの上まで指をスライドして離すだけ。この1アクションで別アプリの起動までが完結する。

つまりホーム画面を経由する必要すらない。
このスピード感がSwipePad+の魅力なんだ。これで他者を圧倒的にリードできるってわけ。
SwipePad+は42個もアプリを登録できる

更に言うならSwipePad+は最大42個もアプリを登録できるから、使用率が高いアプリを登録しておけばもはやホーム画面が不要になる。
SwipePad+はこんな感じでアプリの枠を自由に変更可能。42も枠があればそうそう困る人はいないはず。

となると日常動作をSwipePad+で完結してしまって、ホーム画面はたまにアクセスするだけの場所にできてしまうんだ。
思い返してみれば我々がホーム画面にアクセスするのはアプリを切り替えるためであって、ホーム画面にアクセスせずにアプリを切り替えられるに越したことは無いんだ。ホーム画面なんかいらんかったんや。
ホーム画面はカレンダーとメモ帳にする

ところで42ものアプリ切り替えがSwipePad+で完結してしまうということはもうホーム画面にほとんどアプリを置かなくていいということでもある。
実際今までの俺のホーム画面も上の感じだけど、単体で置いてる常用アプリは全てSwipePad+に登録してしまった。もうホーム画面に置いておく意味がない。
ならホーム画面のアプリはあらかた消してしまって、カレンダーとメモ帳、天気気温などのウィジェットをメインに据え置いてしまえば良いという話。そうすれば視認性も上がるし、より情報を整理しやすくなるというからくり。
ホームアプリへの拘りも消せる

ここまですると日常はもうSwipePad+でほぼ完結する。これすなわちホームアプリに拘る必要もなくなるということで、俺が愛し続けたNovaランチャーを敢えて使う必要がなくなるってことでもある。
なぜならアプリ切り替えはSwipePad+で行うから。ホーム画面はメモ帳程度でしか使わないから。
となるとNovaランチャーと相性の悪かったXiaomiスマホ利用者も歓喜ってこと。Xiaomiスマホはスワイプジェスチャーと外部ホームアプリを併用できない謎仕様だったんだけど、

SwipePad+はそれすらも解決してしまう。もうXiaomiを心置きなく選べるってこと。神。
SwipePad+の改善要望は2点のみ

SwipePad+は基本的に最高。あの名作アプリが更に便利になって帰ってきてくれたし、全然色あせていない。スマホ市場が成熟した現代でも超便利だし明らかに操作が効率化される。Androidスマホを使うならマストなアプリだと思う。
ただ、改善要望があるとすれば下記。
- データ移行オプションの追加
- 複数ホットスポットの追加
現在SwipePad+はアプリの並び設定を他のスマホに移行できない。他のスマホに乗り換えるときに再設定するのは結構だるめ。
あとホットスポットが現在一箇所しか設定できない。

右手用に右上に設定すると左手で使う時にちょっと困る。右上と左上の2か所に設定したい。
別途有料版で良いから機能追加をしてほしい。開発者頼む。
SwipePad+は限りなく安全なアプリ

いずれにせよあの名作アプリSwipePadを復活させてくれたことに感謝。Androidスマホを使っている人なら問答無用でインストールしていい超便利アプリだと思う。明らかにスマホの利便性が向上する。
ただ、繰り返しになるけど現状はまだダウンロード数が少なすぎて非常に不安。このまま使い続けて大丈夫なのかを判断するには母数が足りなさすぎる。
と思ったんだけど、SwipePad+の要求権限を確認すると「なし」になっていたし、

ChatGPTに確認したところフローティング表示を許可したところで、画面情報の読み込みは不可、振り込み等のユーザー誘導も実質的に不可ってことだったから安心していいっぽい。
知れば怖くない。知らないから怖い。なにごとも正しく警戒することが大切だと改めて思うなどした。とはいえなにかあっても責任は取らない。死なば諸共で逝きたい。検討を祈る。


