ヒゲってもしかして加齢したらある方がいいんじゃね?って気が最近してきたからそれについて書きたい。
もちろん俺はまだ加齢してないしぴちぴち。だからヒゲは全然無くても良いんだけど、ところでヒゲってそんな悪いものなの?って疑問が湧いてる。ヒゲ脱毛したのに(倒置法)。
ということでアラフォーになりつつある俺が若い頃あんなに目の敵にしていたヒゲの価値について改めて考えてみたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
俺のヒゲ脱毛は3割残ってる状況
最初に俺のヒゲ脱毛の現状から簡単に解説すると、俺は湘南美容クリニックの医療脱毛を8回程度受けていて、残りのヒゲは2割ほど。お陰で髭剃りが楽になり、髭剃りの回数が大幅に減り、ヒゲを放置しても青くならなくなった。ヒゲ脱毛によって清潔感と時短ができて大満足ってわけ。
俺が使ってる髭剃りのレビュー記事は下記。
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ただ、脱毛を受けてからハゲ治療を始めていて、ハゲ治療薬のミノキシジルを毎日飲むことで全身の毛が増え、伴って2割ほどだったヒゲが改めて3割程度まで回復してしまっている状況だったりする。
ハゲ治療を解説した記事は下記。
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ハゲ治療をするとヒゲも増える。これは盲点だったけど、とはいえ今の3割ほどのヒゲは割と気に入っていて、以降でヒゲ脱毛を行う予定はなし。死ぬまでこのまま行こうと思っている。
ヒゲ脱毛は医療脱毛かつハゲ治療後が理想
俺からアドバイスをするならヒゲ脱毛は光脱毛のサロンではなく、医療脱毛のクリニックが絶対お勧め。なぜなら通う回数が圧倒的に少ないから。
あとできればハゲ治療を始めてからのヒゲ脱毛がおすすめだけど、ヒゲ脱毛の恩恵が最も大きいのが肌も綺麗な20代なのに対して、多くの男性のハゲが始まるのが30代だから時系列的にちょっと無理。ヒゲを完全になくしたい人はヒゲ脱毛 ⇒ ハゲ治療 ⇒ ヒゲ脱毛でハゲ治療をサンドイッチしてほしい。
俺がヒゲ脱毛で湘南美容クリニックを選んだ記事は下記。
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【結論】ヒゲでほうれい線をごまかせる
で、なぜヒゲの価値を見直しているのか、いつも通り最初に結論から書いてしまうと、最近の俺はほうれい線と戦い始めているからなんだ。そしてそのほうれい線に敗北した時にヒゲが必要になると感じたから。
というのも現在の俺は39歳になりつつある年齢で、世間一般で言うところの立派な中年にあたる。俺は顔出ししていないからイメージが沸きにくいと思うけど、同年代で言うと「本田圭佑」、「見取り図森山」、「ダルビッシュ有」、「イケダハヤト」、「Youtuberツヨシ氏」、「亀梨和也」、「ウサインボルト」「野田クリスタル」、「小池徹平」辺りになる。
多分この中で一番若々しいのは亀梨君か小池徹平だと思うけど、とはいえ全員に共通しているのは、目の下のクマ、薄っすら土色の肌、どこかしらの皺、あとは薄っすら見え始めたほうれい線あたりで、これらは避けられない老化現象の途中経過なんだ。
ほうれい線は加齢の象徴
そして最も年齢を感じさせる要素もまた、ほうれい線だったりする。漫画でも加齢しているキャラクターを描き分ける最もシンプルな手法は口の隣に線を入れることで、つまり人はほうれい線によってわかりやすく年齢を感じている。
幸い俺に関しては毎日PAOと青年期に顔に20以上のほくろがあったことから人より老化が遅い特性があるっぽくて、まだギリほうれい線は耐えてる感があるけど、それでも光の角度によっては薄っすら見えるし、遅かれ早かれ完全敗北することになる。その時恐らく俺はヒゲに頼ることになると思う。
ほうれい線は加齢の象徴
ところで加齢の話をするとほうれい線とかどうでもよくない?老化は自然なことぢゃん?みたいな綺麗ごと言われることがあるんだけど、俺は絶対認めない。
というか我々人類のメンタルは弱い。思っている以上に加齢に耐えられないんだ。未来が明るければ今の苦しみに耐えられるのと反対に、未来の加齢は明るい現在すら苦しみに変えてしまう魔力を持つ。だから人はなんとかして加齢に抗おうとする。
そしてその加齢の正体というのが上でも書いたほうれい線だったりする。加齢するほど毛穴が開き、肌がたるみ、薄くなる。総合的な肌質が劣化した結果、顔に様々な線が定着し始めるんだけど、その中でも最も加齢の印象に貢献するのがほうれい線だという話。
つまり見た目年齢はほうれい線ゲーでもある。
ほうれい線さえ無ければ圧倒的に年齢をごまかせて価値ある若い個体だとみなされるし、鏡を見てもテンションが下がらない。だから港区女子は揃いも揃って糸リフトで自分の加齢をごまかしているという話。全ては若さという自分の価値を維持するためであり、鏡を見てテンションを下げないため。
【ヒゲのメリット①】視線を誘導できる
ただ、遅かれ早かれ我々はほうれい線に敗北する。そこで糸リフトとかPaoで必死に抗っても良いんだけど、それ以外にも合法的にほうれい線をごまかす方法がある。それが男性の特権でもあるヒゲなんだ。
これは見てもらった方が早い。例えばこの写真の男性は多分40前後くらいだと思う。
よく見ると深いほうれい線が入っているんだけどぱっと見の印象は「ほうれい線」ではなく「ヒゲ」になる。なぜならヒゲがあるから。結果、どことなく年齢不詳で、パワフルで若々しくも見える。
これをChatGPTに依頼してヒゲを剃ってもらうと下記。
先ほどの年齢不詳感は明確に消え、ちゃんと40代の管理職みたいな雰囲気になった。
次にこれ。ちょっとテロリスト感はあるけどアラブ系のイケメン枠に入る40前後の男性だと思う。
それがChatGPTでヒゲをなくすとこうなる。
隠れていたほうれい線が明確になることでどうみても40代または50代に見えるし、どこか小物犯罪者のようにも見える。
ヒゲでおじ感を演出に変えられる
要はヒゲは視線誘導によって老化の象徴となるほうれい線をごまかせるという話。ほうれい線ではなくヒゲを見せることで、加齢によるおじ感ではなく、演出によるおじ感を醸し出せるようになる。結果、年齢が不詳になり、もしかしたら若いかもしれないという可能性を感じさせることが可能。これを俺はシュレーディンガーのヒゲと名付けたい。
もちろんこれはヒゲが似合っていればの話だけど、どうにもならないほうれい線より自分でデザインできるヒゲの方がまだ希望が持てるという話。
【ヒゲのメリット②】小顔効果もある
更に言うならヒゲには小顔効果もある。というのは周知のとおり。ヒゲが一つの輪郭と認識されるからヒゲが生えていない時より顔が小さく見えるんだ。
そして老化現象の一つに顔が縦に伸びるというのがある。結果中顔面以下が長くなり老けて見えるんだけど、それすらヒゲは隠してしまうんだ。だから小顔に見えるだけでなく、ヒゲが生えているのに若見えしてしまうという話。
40代以降は老化を隠すためにヒゲを生やす
このヒゲのメリットに気付いたのは何を隠そう現在の俺がほうれい線と戦っているからで、ほうれい線を見せるくらいならヒゲを見せた方がよくね?と思って呟いたポストが下記。
オダギリジョーとか綾野剛とか歳を重ねたイケメンが口髭を生やすのはほうれい線を隠すためだわ。見た目年齢はほうれい線ゲーなんだわ。だからイケオジは髭でカモフラージュするし、メイクでほうれい線を隠せなくなった女性はおばさん扱いされるんだわ。となると完璧なヒゲ脱毛も考え物だなと思うなど
— トーマス@ガジェマガ (@gadgetKaeru) June 11, 2025
そしてこのポストで仮説が確信に変わったという流れ。
あとはメガネ
モグライダー芝とか、メガネ外すとめちゃくちゃお爺ちゃん
アパレルデザイナーに髭眼鏡が量産されるのはこれが理由 https://t.co/uMuHsJYBph— かば次郎 (@kabajiro55) June 11, 2025
重要なのはメガネとかヒゲとかの小物でいかに視線をほうれい線から逸らすかであり、40を超えたイケメン俳優がこぞってヒゲを生やし始めるのも自らのメンタルが老化に耐えられないからなんだ、と。
その事実に俺はヒゲが残っていたから気付けたという話。俺もほうれい線に敗北したらヒゲを伸ばしたいと思ったし、ヒゲがあって良かったと人生で初めて感謝した。
ヒゲ脱毛は完璧を目指さなくていい
話はヒゲ脱毛に戻る。じゃあヒゲ脱毛はどうすべきなのかを、ヒゲの重要性に気付いた中年視点から改めて最適解を考えたい。そういえばなんで俺はヒゲを脱毛したかったんだっけ?って話。
もちろんヒゲ脱毛する前の俺は汚かったのがデカい。ヒゲの生えてる範囲が広かったし、剃り方によっては青髭のように見える日もあったと思う。とにかくヒゲのせいで清潔感が無かった。だからヒゲ脱毛が急務だったし、ヒゲ脱毛したことに後悔はない。ヒゲ脱毛のお陰で髭剃りの頻度が減り、髭剃りの時間が減ったのは上でも書いた通り。清潔感 + 時短効果がヒゲ脱毛最大のメリットなんだ。
ヒゲはほうれい線を隠せる程度は残すべき
ただ、ヒゲがないとほうれい線を隠せないというデメリットに気付いたのが今回。つまりヒゲ脱毛は完璧を目指さなくていい。ヒゲはすぐに処理できる範囲、青髭にならない密度まで減らすべき。但し、ほうれい線を隠せる程度は残すべき。というのが俺の新たな結論
そして幸いなことにヒゲ脱毛は自然に理想のヒゲの形に収束していく性質を持つ。これはヒゲ脱毛を経験した人ならわかるけど、ヒゲは口横、鼻下、口下がしぶとい。結果、ヒゲ脱毛は下の画像のように収束していくんだ。
というか今の俺が丁度この状態。このしぶといヒゲを消すまで通うのがめんどくさくて放置していたんだけど、よく見るとデザイン良いし密度が薄くて青髭にもならないぞ?と気づいた。
なら将来的なほうれい線に備えてこのままヒゲを維持すればいいじゃん。という結論になった。
40代以降はヒゲがあった方が良いかも
確かにぴちぴちの20代にヒゲは無い方がいい。ほうれい線が全くなく、水を弾くほど綺麗な肌ならヒゲはノイズにしかならない。結果、現在はヒゲ脱毛が大流行するに至っているんだけど、これが40を越えてくると逆転する。
というのも老化は口元から始まるんだ。
それはほうれい線だけではない。口周りの筋肉が弱り、人中が伸び、人中の線は消え、人中の丸みもなくなる。おじさんおばさんは鼻の下を伸ばしたくても伸びているのがデフォルトなんだ。だから中顔面以下が縦に伸びるし、もちろん顎周りの皮膚も弛みが目立つようになる。
将来設計まで考慮したヒゲ脱毛がおすすめ
この老化現象は努力である程度改善できるとしても、遅かれ早かれ我々は敗北することになる。そんな時に最後の手段として視線をヒゲに誘導できるのが男性の特権でもある。
ということでこれからのヒゲ脱毛は将来設計まで考慮して、すぐに処理でき、青髭にならない密度まで減らしつつ、将来のほうれい線を隠せる程度は残すという方針で進めることをお勧めする。そして、ヒゲ脱毛をするなら俺も通う、倒産の気配がなく、医療脱毛で通う回数も少ない湘南美容クリニックをお勧めする。まぁ6回くらい通って適度に薄くなれば十分だと思う。という結論で終わる。