別に俺はパソコン関連のレビュアーではないんだけど仕事でパソコンを使い、パソコンを検討し、パソコンを紹介していることもあって、おすすめのパソコンを教えてくれという質問が頻繁に来る。
もちろんパソコンは俺にとっての仕事道具であり生活改善の要の一つでもあるからそれなりの拘りもある。ということで今回はこれからパソコンを買いたい人向けに、俺なりのざっくりとした初心者向けのパソコンの選び方を解説する。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
【結論】8万円前後のノートパソコン一択
まず色々解説する前にだけど、人に頼らないといけないぐらいパソコンのことがよくわからない人は8万円前後のノートパソコンを買えばOK。
というのも目的がある人は自分に必要なパソコンを自分で選べるし、8万以下のパソコンはゴミばかりで年単位の利用に向かない。
だからパソコンに詳しくないけどパソコンが必要という人は俺が推奨する下記最低限の条件を満たす最も安いパソコンを適当に買えばOK。
- core i5以上、Ryzen5以上（最新世代に限る）
- メモリ8ギガ以上（できれば16GB）
で今俺がおすすめするならこれ（2024年2月3日現在）
以上。
で終わってもいいんだけどそれだと短すぎるからなぜそうなるのかを解説していく。
処理能力以外の拘りはすべて無視する
パソコン購入条件は処理能力以外にもディスプレイとか筐体の質とか音とかキーボードとか拘りだしたら本当にキリがないんだ。
そして拘りだしたらキリがないからこそ初心者にはわからない。だから全て無視してOK。
なぜならパソコンの場合その辺りの拘り条件は後からいくらでも拡張できてしまうんだ。
パソコンは広い画面、良い音、データ容量からキーボード、マウスまで全て後付けが可能。だから気にしなくていい。学びながら必要に応じて拡張していけばOK。
なにがなんでも処理能力に拘る
但し処理能力だけは後から拡張できない。だから最初に拘るべきは上でも書いた下記の処理能力のみ。
- core i5以上、Ryzen5以上（最新世代に限る）
- メモリ8ギガ以上（できれば16GB）
数年使える性能があればあとはなんとかなる。よくわからないからこそ最初は性能以外の拘りは無視するべき。
初心者はデスクトップよりノート
ところでパソコンはノートよりデスクトップの方が安いんじゃないの？って思うかもしれないけど8万円以下だと意外とそうでもない。
というのもデスクトップの場合は筐体だけでなくディスプレイからキーボードからスピーカーから全て自分で用意しないといけないんだ。
そして総額8万円で選べるデスクトップパソコンはかなりしょぼい。しかもデスクトップは試しに買うには場所を取りすぎる。色んな意味で何も分からない初心者はノートパソコンからスタートするのがおすすめ。
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Macbookが必要ならMacbookでOK
基本は8万円前後のノートパソコンが最もおすすめなんだけど唯一例外があってそれはMacbookなんだ。
もしMacbookが欲しいとか、Macbookを推奨されているとかで予算が許すなら10万円以上でもMacbookを買うのはあり。なぜなら高く売れるから。
Macbookはトータルでは安い
というのもMacbookは一般的なウィンドウズパソコンと違ってリセールバリューが高いんだ。俺も過去に13万で買って半年使ったMacbookが11万で売れてしまった。
初期投資は大きくともトータルで見た損失は少なく済む。だからMacbookを買いたいなら止めない。
Macbookは汎用性が低い
但しMacbookはウィンドウズとはOSが全く違うし多くの会社はウィンドウズを使うし、ウィンドウズでしか動かないアプリも多々あるから目的が明確でない限りはお勧めしない。パソコンゲーム系もほぼ全滅だと思っていい。
Macbookはあくまでやりたいことが決まっていて、予算と環境が許す人限定の製品。初心者はウィンドウズの方が無難。
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15万前後なら持ち運んでゲームも可能
将来的にはパソコンでゲームもしたいし、もしかしたら重い作業もするかもしれない。という人は敢えて15万円前後のノートパソコンを買うのもあり。
というのも最近の15万円前後のノートパソコンは処理能力の向上がマジでやばくて、重いゲームだって余裕で動いてしまうんだ。しかもディスプレイの品質も良いものばかり。
同じ品質のディスプレイが4万円だと仮定すると、今の15万円のノートパソコンは11万円のデスクトップパソコンとスペック的にはトントンぐらいになる。ゲームとか動画編集も視野に入れるならこのクラスのノートパソコンはかなりありな選択になる。
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20万超えのノートはクリエイター向け
じゃあ市場にある20万円を超えるノートパソコンの存在意義はなんなんだという話になるけど、これは完全にクリエイター向け。しかも外で作業をしたい人限定の死ぬほどニッチな需要に応える製品になる。
それなりの性能なのにそれなりに軽い。20万円は軽さの価格なんだ。単純に性能だけを追求するなら上で紹介した15万円のノートパソコンのほうが高い。
つまり20万円のノートパソコンは俺みたいな外で作業したいYoutuberとかデザイン系の人が使うもので、一般人には完全なる無用の長物だから無視していい。
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マジのゲーマーは20万越えデスクトップ
俺はパソコンでゲームがしたい。快適なプレイ環境に拘りたい。15万円のノートパソコンじゃ納得できない。と強く願う人はここでようやくデスクトップパソコンがお勧めに上がる。
とにかく処理能力に拘りたいなら本体20万円越えは当たり前。ディスプレイも一級品で、安くても4万円、できれば6万円以上のものを選びたい。
ただ、そこまで目的がはっきりしてる人はどう考えても初心者じゃない。
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デスクトップパソコンは処分が手間
しかもデスクトップパソコンはノートパソコンと違って売却が手間なのが難点。筐体そのままを売るのもパーツをばらして売るのも難易度が高い。
将来的な売却を考慮しても初心は無難にノートパソコンを選べばOK。
5万円以下のパソコンはゴミ
俺が敢えて8万円前後のノートパソコンをおすすめするのは2年間問題なく利用できる最低限の性能を備えているからなんだ。
もちろん探せば市場には5万円以下の、それこそ3万円前後の製品だって家電量販店では見かけるけど、どれもストレスでハゲること間違いなしの超低スペックパソコンばかり。俺ならタダでくれると言われても断る。それくらいのゴミ。
特に目利きが効かない初心者だと自覚してるなら買ってはいけない。安かろう悪かろう。
中古のパソコンは粗悪品に注意
ところで中古はどうなの？って話だけどこれも初心者にはおすすめしない。特にパソコンの中古品はCPUだけでなくその世代とかバッテリーとか見るところが多すぎて判断が難しく、粗悪品を掴まされがち。
中古はある程度パソコンに詳しく目利きができる人限定。相場がわからない商品の中古を購入してはいけない。
理解してから拘る順番がお勧め
他にも動画編集に拘るならとか、データを保管するならとか、パソコンの用途は千差万別だし選び方も千差万別。細かく説明するとキリがないから、ざっくりとなにもわからない初心者向けに今現在の市場におけるパソコンの選び方を解説した。
何もわからない人は何もわからないからこそ最も無難な8万円のパソコンを買っとけばいい。それを使いながら自分に必要な性能、機能を理解したうえで買い替えればOK。
とはいえ今の8万円のノートパソコンの処理能力は必要十分すぎる。多くの人はそこから買い替える必要すらないだろうし、5年くらいは快適に使えるはず。ということでやっぱり8万円のノートパソコンを購入すればOKという話になる。
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