今やメルカリと言えばフリマアプリの代名詞で、メルカリ行きで意味が通じてしまうぐらいの知名度になった。
そんなメルカリは個人売買が故に商品の質と値段がピンキリで、更に値段交渉とかも多いから苦手意識を持っている人も多いはず。
ということで今回はメルカリで数々の商品を売ってきた俺がメルカリで商品を高く売るコツを解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
メルカリは全ての持ち物を資産にする
もうメルカリを知らない人はいないと思うけど、メルカリがすごいのは家にあるすべての持ち物が資産になることなんだ。
今までは捨てるしかなかった物もひとたびメルカリに出品すればあら不思議、ゴミが小銭に早変わりしてしまう。ということでメルカリはあれよあれよという間に爆発的に普及して国民的なアプリになった。
メルカリはスマホに特化したフリマアプリ
そもそもメルカリの登場前からヤフオクとかのフリマアプリはあったんだけど、メルカリはスマホでの利用に特化してスマホと一緒に普及したのが特徴。
メルカリ登場当時のヤフオクはまだまだパソコンでの操作が必要で玄人にしか受け入れられていなかったのに対して、メルカリは全てがスマホで完結してしまうことが普及に拍車をかけた。
ほとんど同じアプリなのにほんの少しのアイデアだけで明暗がはっきりと分かれてしまうんだから面白い。
メルカリなら商品が一瞬で売れる
メルカリが普及してからは他にもフリマアプリが数々登場したんだけど、結局フリマアプリは売れるスピードが命だから、一度シェアを獲得してしまったメルカリを乗り越えられるものはなくメルカリの独壇場と化している。
高く売るには信頼獲得が最重要
フリマアプリは中古販売だから信頼性が命。新品と違って中古品は品質にばらつきがあるから、いかに
この人からなら買っても大丈夫そう
と思わせられるかが高く売るコツになる。
そのためにメルカリにはレビューとか実績情報があるんだけど、それ以外にも信頼を獲得する方法は様々ある。その方法を駆使すればメルカリで他の人より商品を高く売ることが可能。
ということでここからは俺が実践しているメルカリで信頼を獲得する方法を解説する。
商品写真は明るく撮影する
フリマアプリはブログと似ていてアピールできるのは写真と文章の2点だけ。つまり少しでも高く売りたいならこの2点に拘るしかない。
そりゃ中古商品で最も気になるのは傷を含む全体の状態だから当然ではあるんだけど、写真を撮るときは明るすぎるぐらいに明るく撮影することを心掛けてほしい。
例えば下記2枚は俺が最近買ったパソコンを撮影した写真なんだけど、
この2枚の写真の違いは単純に明るさのみ。それなのに明るい写真は好印象に、反対に暗い写真は印象が悪く感じてしまう。どちらを買いたいかは一目瞭然。
スマホで撮影する際のポイント
ということで写真は明るすぎるぐらいに明るく撮影してほしいんだけど、多くのスマホカメラは目で見た印象に近い暗めの明るさに調整されているから、撮影する時は手動での微調整がおすすめ。
具体的には下記写真のようにピントを合わせてから明るさバーを引き上げて明るさを上げればOK。
これで実際に見るよりも明るい好印象な写真を撮影できるようになる。
商品写真は望遠カメラで撮影する
写真は明るさも重要なんだけど、更に像の歪みにも気を使うと尚良い。例えばありがちなのが下記のような像が歪みまくった写真なんだけど
これだと素人感が溢れすぎていて買う人の不安を煽ることになる。
少しでも買う人の不安を取り除くためには望遠レンズを使ってゆがみのない写真を撮影するのがおすすめ。
幸い最近のスマホは多くが望遠レンズを搭載しているからそれを使えばいい。望遠は2倍でも3倍でも5倍でもなんでもオッケー。とにかく望遠レンズを使えば像の歪みを減らして素人感の少ない写真を撮影できる。
写真の枚数は多めに用意する
商品写真はなるべく多く用意する。色々な角度から撮影した写真があった方が安心感がある。
繰り返しになるけど重要なのは買う人からの信頼を獲得することなんだ。ただ、実際に商品を見せることはできないから、なるべく多くの写真を用意して商品をイメージしてもらうのが重要。
一例としては下記。
様々な角度からの写真を用意して商品の状態に嘘偽りがないことを必死にアピールする。
文章の誤字脱字に気を付ける
ここまでは写真で信頼を獲得する方法を解説したんだけど、写真以上に文章も重要。
というのも文章がやばい人は間違いなく内面がやばいから。例えばTwitterとかYoutubeとかブログもそうだけど、日本語がおかしい人は会話できない人が多い。
言葉がやばい人は言葉以外もやばい
この辺りの感覚は自分の直観に従うしかないんだけど、その人の文章に違和感のある言い回しがあるなら商品写真がまともでも商品はやばい可能性が高い。
それは例えば部屋が埃っぽかったりタバコ吸いまくってたり普段の扱いが雑で何度も落としていたりで、これは完全に偏見にはなるけどこの感覚は大切。
シンプルかつ自然な言い回しを意識
逆の立場で考えると文章は写真以上に重要だから、変な言い回しが無いか、シンプルに説明できているかに細心の注意を払う。
ちなみに俺が出品する際の文章はこんな感じ。
説明は書き過ぎずにあくまでもシンプルに徹する。
写真だけが酷い場合はラッキーが多い
逆に文章が超まともなのに写真がひどい場合は単純に写真撮影が下手なだけのラッキーパターンが多いから買うのがおすすめ。
価格は高めに値付けする
写真と文章が完璧になれば後は値付けなんだけど、これも意外と難しい。
というのも自分が妥当だと思っている価格より相場の方が高いパターンが結構あるから。
だから自分としては20,000円で売れれば御の字と思っていたとしても、最初は24,000円ぐらいで出品してみるのがおすすめ。それで売れればラッキーだし、売れなければ値段を下げればいいだけ。
いいねを貯めてから徐々に値下げする
更に、出品した商品には時間が経つにつれて「いいね」のハートマークが付く。
これはその商品をお気に入りに登録した人の人数を表していて、こちらが値段を変更するたびにいいねしている人に値段変更の通知が飛ぶ仕組み。
つまり8人にいいねされている状態で値段を100円下げれば、8人に100円安くなった通知が飛ぶから、その8人で購入権を競わせることができる。
他の人より早く買わないと売れてしまう。という心理に付け込んで細かく値下げの通知を送ると高く売れやすい。
値下げ交渉には一切応じない
あとメルカリで多い悩みがめんどくさい値下げ交渉なんだけど、これは基本的に無視していい。
俺は値下げ交渉のコメントは即削除するか、返信するとしても
徐々に値下げしているので他の人より先に購入してください
と競争を煽る程度。値下げ交渉している人の裏には多くの購入予備軍が隠れているから交渉に応じるメリットは全くない。
実際今回もこんな感じで値下げ交渉のコメントは来てたんだけど、
無視してたら他の人が買ってくれた。
値下げ交渉する人はクレーマー気質
基本的に値下げ交渉する人は全体的に押しが強い傾向で、交渉に応じたせいでその後の細かいクレームで時間を無駄にする可能性を上げるだけだから積極的に避けるのがおすすめ。
メルカリを気持ちよく使うには気持ちよく取引できる人とだけ取引するのが重要。値下げ交渉に応じるくらいなら普通に値下げした方がマシ。
メルカリは価格が高いし手間が少ない
メルカリ以外にも中古品を売却するなら方法は色々あるにはあるんだけど、今のところ価格の高さと手間の少なさを合わせた総合力ではメルカリが断トツだと思ってる。
特にメルカリは売却が完了してからの匿名配送とか集荷の連携システムが優秀で、マジで家にいるだけで全てが完結してしまう手軽さが魅力。
煩わしいやり取りは避けられる
ただ、やり取りがめんどくさかったり高く売るのが難しかったりで苦手意識を持っている人もいるとは思うんだけど、コツを抑えると思っている以上に簡単で、特に煩わしいやりとりはこちらがめんどくさい人を避けることで完全に排除することが可能。
ということでコツを抑えてメルカリを賢く活用しつつ家にある財産をお金に変えていってほしい。すげぇ案件っぽいけど全く案件ではない。