現代社会はどの家庭も大量のモバイルデバイスとそれらを充電するためのコード類で溢れかえっている。
俺は人よりガジェットの所有数が多いんだけど、俺でなくてもコード類に悩まされている人は多いはず。
そんな配線をすっきり整理整頓しつつ快適に持ち運ぶ商品としてガジェットポーチなるものが存在してるけど、なくても困らないよなぁと思って購入は見送っていた。
そんな矢先に「THE POWER PACKER」のレビュー依頼があったから無料で受けることにした。ブログやっててよかった。
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THE POWER PACKERとは
俺は全然詳しくないんだけど、THE POWER PACKERはクラウドファンディングサイトで目標金額の27倍も集めるくらい成功した商品らしい。
みんなガジェット類の収納に苦悩してるのね。
色は4色展開で4色全部送ってきてくれた。プレゼント企画もやれってことらしい。
新色TOKYOカラー
あと新しくTOKYOカラーが発売されたから宣伝してくれってことだった。
どう東京なのかは不明。俺は好きじゃない。
現在の俺のガジェットポーチ
さて今回THE POWER PACKERのレビュー依頼を受けたのは、俺が現在使ってるガジェットポーチが貧相だったからなんだ。
それがこれ。
このポーチは、昔使ってたパソコンMatebook X Proを収納するために購入したパソコンケースのおまけでしかない。
このケースを解説してる記事は下記。
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バイクで日本一周中もこのポーチを使ってたんだけど、中身は下記。
- 外付けSSD×2
- マウス
- Type-Cハブ
- 30W充電器
- イヤホン
- コード×4
コード類はそのままポーチに入れると煩雑だからRAV Powerのモバイルバッテリーを買った時についてきた袋を活用してる。
RAVPowerのモバイルバッテリーを解説した記事は下記。
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RAVPower USB-C 26800mAh パソコン 充電 バッテリー (PD対応 USB-Cケーブル付) MacBook Switch 等対応 RP-PB058
コード類も広げるとこんな感じ。
- USB-A Type-C ×2
- Type-C Type-C
- USB-A USB3.2
これら全てをTHE POWER PACKERに詰め込んでどちらが良いかを検討したい。
2019年に日本半周したダイジェスト動画は下記。
THE POWER PACKERはまるで小さなカバン
THE POWER PACKERはそこそこ人気があるだけあって作りがしっかりしていて、これ自体を小さなカバンとして持ち歩けそうなクオリティなんだ。
上部にはちゃんと取っ手がついていて、
こんな感じで持ち運べるし強度にも不安を感じない。
THE POWER PACKERの収納は2か所
収納スペースは2か所用意されていて
片方は途中までしか開かないタイプで
もう片方は全開できる構造。
THE POWER PACKERの多数の収納ポケット
全開する収納スペースには多数の細かいポケットとバンドが用意されていて、煩雑なコード類もすっきり収納できるようになっている。
外側には伸縮性に富む素材が使われていて、
伸びることで見た目以上の体積を収納できる仕組みだ。
THE POWER PACKERに収納してみる
ここからは俺が使っていた質素なポーチのガジェット類をTHE POWER PACKERに収納していく。
まず途中までしかチャックが開かない収納スペースにイヤホン、充電器、マウスを収納する。
次に4種類のケーブル類をそれっぽいバンドに収納していく。
良い感じに収納出来てる気がする。
Type-Cハブは薄いからケーブルの反対側のポケットに放り込む。
一枚めくったスペースに外付けSSDを2個収納する。
仕切りは小物を収納できる構造だからSDカードを2枚とマイクロSDカードを1枚収納した。
カードは紛失が心配だけど、THE POWER PACKERの収納スペースはサイズがぴったりで落ちる気配がない。
完成。表面がこんもりしてるけどそういうもんだから気にしない。
THE POWER PACKERは過剰包装気味
これは最初から薄々感じてたんだけど、THE POWER PACKERはガジェットを整理整頓するために多数の仕切りを使う構造上、それ自体がスペースを取るのが欠点になっていた。
THE POWER PACKERはでかい
というのも日本一周の時に使っていたポーチと比較するとTHE POWER PACKERは内容量が同じなのにサイズがデカい。
THE POWER PACKERは重い
しかも俺のゴミ感強めの質素なポーチが重量たったの50グラムしかないのに対して
THE POWER PACKERは単体で246グラムとそこそこ重いのも気になる。
俺のメインスマホMate 20 Proですらケース込みで220グラムだからTHE POWER PACKERはしっかり重い。
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バイクで日本一周に限らず、荷物を少しでも減らしたいシチュエーションって少なくないんだけど、THE POWER PACKERはそれ自体が荷物になるのが欠点だった。
THE POWER PACKERは網羅性が低い
THE POWER PACKERの強みは整理整頓できることなんだけど、これは実は諸刃の剣。
ガジェット類を一つ一つ取り出すことには向いているんだけど
一度に大量には取り出せないし網羅性が低い。
例えば俺が使っていた質素なポーチならチャックを開ければこんな感じだから
取り出すのも収納するのも一瞬。スピード感と機動力が違う。
THE POWER PACKERを実際に使ってみて、そもそもここまで厳格に整理整頓する意味はない気がした。
THE POWER PACKERは普段使いには最適
ここまでTHE POWER PACKERの欠点ばかりが気になってしまったけど、それは俺がポーチ内のガジェット類全てを頻繁に出し入れするからなんだ。
ピンポイントでの出し入れに最適
冷静になって考えると一般人は俺みたいにたくさんのガジェットを頻繁に出し入れしない。
そうなると毎日使うわけでもないケーブルの管理は煩雑だし、たまに使うだけの外部ストレージはやり場に困る。
そんな人はTHE POWER PACKERで整理整頓した方が、随時目的のガジェットだけをピンポイントで出し入れ出来て効率的。
普段使いなら気にならないサイズ感
しかもTHE POWER PACKERの少し大きめのサイズ感は普段使いとかちょっとした外出なら全く気にならない。
つまり多くの人はTHE POWER PACKERで不便を感じることはないし、整理整頓できる利便性だけが活きる便利商品になる。
サブのガジェットポーチとして活用
という感じで、俺に限ってはメイン利用は微妙だけど、それは俺に限った話。
THE POWER PACKERは安いし品質も良いから、ガジェットポーチをまだ持っていない人はこれを選べばいいと思う。
俺も普段頻繁には使わないサブのガジェットを入れるポーチとしてネイビーを活用させてもらうことにする。
その他はプレゼント企画行き。追って告知する。