楽天市場はやばい。誰でも最低14%ものポイント還元を受けられる。のは以前までの話。
残念ながら楽天モバイルの苦戦に伴って楽天ポイント還元は改悪を繰り返し、以前ほどの旨味はなくなってしまった。
とはいえそれでもポイント還元が充実しているのは事実。と言うことで現在の楽天市場はどれくらいのポイント還元があるのか、引き続き楽天市場を使い続ける価値があるのかを検証していきたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
楽天ポイントは10周年で劇的に改悪
まず2023年11月に楽天ポイントがどれだけ改悪されたのかをまとめると下記。
ポイント倍率変化 | 獲得上限ポイント変化 | |
楽天会員通常ポイント | 1倍→1倍 | なし→なし |
楽天モバイル | 3倍→4倍 | 7000→2000(-5000) |
楽天モバイルキャリア決済 | 0.5倍→2倍 | 5000→1000(-4000) |
楽天光 | 1倍→2倍 | 5000→1000(-4000) |
楽天カード通常分 | 1倍→1倍 | なし→なし(変更なし) |
楽天カード特典分 | 1倍→1倍 | 5000→1000(-4000) |
楽天プレミアムカード特典分 | 3倍→1倍 | 1万5000→5000(-1万) |
楽天銀行+楽天カード | 1倍→0.5倍 | 5000→1000(-4000) |
楽天証券投資信託 | 0.5倍→0.5倍 | 5000→2000(-3000) |
楽天証券米国株式 | 0.5倍→0.5倍 | 5000→2000(-3000) |
楽天ウォレット | 0.5倍→0.5倍 | 5000→1000(-4000) |
楽天トラベル | 1倍→1倍 | 獲得ランク別→1000 |
楽天ブックス | 0.5倍→0.5倍 | 1000→500(-500) |
楽天Kobo | 0.5倍→0.5倍 | 1000→500(-500) |
Rakuten Pasha | 0.5倍→0.5倍 | 5000→1000(-4000) |
Rakuten Fashion | 0.5倍→0.5倍 | 獲得ランク別→1000 |
楽天ビューティ | 0.5倍→0.5倍 | 獲得ランク別→500 |
5と0の付く日に購入 | 1倍→1倍 | 5000→1000 |
楽天お買い物マラソン | 9倍→9倍 | 7000→7000 |
最も目立つのが楽天プレミアムカードの改悪で、楽天通常カードの特典分と同じになった。つまりプレミアムカードの価値がほぼ失われた。伴って俺もプレミアムカードを解約していたりする。
更にほとんどの項目でポイント獲得上限が下げられた。結果購入額が増えるほどポイント還元は下がる構造になった。
一方で楽天モバイル、楽天キャリア決済、楽天光のポイント還元率は増額。つまりポイント乞食は淘汰され、楽天のサービスをちゃんと使っている誠実なユーザーが優遇される仕様になった。こう見ると健全な改善が為されていたりする。
楽天市場なら誰でも最低13%オフ
なら誰でも受けられるポイント還元の最大効率はどうなっているのかというのが次の課題。ここでは楽天カード以外のサービスを契約していないライトユーザーを想定する。
以前までは最大14%で、77,777円分の商品を10ショップで購入することで最大効率の10,888ポイントが貰えた。一方で改悪後はというと13%で、77,777円分の商品を10ショップで購入すると10,111ポイントが最大効率のままだったりする。その内訳は下記。
改悪前 | 改悪後 | |
楽天会員通常ポイント | 1% | 1% |
楽天カード通常分 | 1% | 1% |
楽天カード特典分 | 1% | 1% |
5と0のつく日に購入 | 2% | 1% |
お買い物マラソン | 最大9% | 最大9% |
合計 | 14% | 13% |
つまり誰でも受けられる還元率に関してはあまり変わっていない。相変わらず楽天市場の還元率は最強クラスだから引き続き楽天市場を使い続けるのが現代の賢い生き方で間違いない。
改悪は楽天ポイントせどり対策
なら何が問題なのかというとヘビーユーザーなんだ。というのも上でも書いた通り楽天ポイントの還元率はあまり変わってないどころか増えたと言ってしまってもいいレベル。
但し獲得上限ポイントが大幅に下げられている。つまり頭打ちが早いんだ。具体的には下記。
ポイント倍率と獲得上限 | 頭打ち購入額 | |
楽天会員通常ポイント | 1倍(なし) | なし |
楽天モバイル | 4倍(2000) | 50,000 |
楽天モバイルキャリア決済 | 2倍(1000) | 50,000 |
楽天光 | 2倍(1000) | 50,000 |
楽天カード通常分 | 1倍(なし) | なし |
楽天カード特典分 | 1倍(1000) | 100,000 |
楽天プレミアムカード特典分 | 1倍(5000) | 500,000 |
楽天銀行+楽天カード | 0.5倍(1000) | 200,000 |
楽天証券投資信託 | 0.5倍(2000) | 400,000 |
楽天証券米国株式 | 0.5倍(2000) | 400,000 |
楽天ウォレット | 0.5倍(1000) | 200,000 |
楽天トラベル | 1倍(1000) | 100,000 |
楽天ブックス | 0.5倍(500) | 100,000 |
楽天Kobo | 0.5倍(500) | 100,000 |
Rakuten Pasha | 0.5倍(1000) | 200,000 |
Rakuten Fashion | 0.5倍(1000) | 200,000 |
楽天ビューティ | 0.5倍(500) | 100,000 |
5と0のつく日に購入 | 1倍(1000) | 100,000 |
楽天お買い物マラソン | 9倍(7000) | 77,777 |
最も高還元な楽天お買い物マラソンは77,777円が上限。次に高還元な楽天モバイルだと50000円が上限になる。つまり買えば買うほどポイント還元率の旨味が減る構造。購入額とポイント還元率をグラフにするとこんな感じ。
5万円までは最大27.5%の高い還元率を受けられるけど、10万円を過ぎると最大10.5%。以降はしりすぼみになる。今回のポイント還元は完全に楽天せどり対策が狙い。
今までなら買えば買うほどポイントがついてお得だった。だから楽天ポイントせどりが流行ったりもしたんだけどそこは潰されたと思っていい。
俺の還元率は77,777円購入で19%
なら結構楽天のサービスを使ってる俺のポイント還元率はというと下記。
ポイント倍率と獲得上限 | 頭打ち購入額 | |
楽天会員通常ポイント | 1倍(なし) | なし |
楽天モバイル | 4倍(2000) | 50,000 |
楽天光 | 2倍(1000) | 50,000 |
楽天カード通常分 | 1倍(なし) | なし |
楽天カード特典分 | 1倍(1000) | 100,000 |
楽天銀行+楽天カード | 0.5倍(1000) | 200,000 |
楽天証券投資信託 | 0.5倍(2000) | 400,000 |
楽天証券米国株式 | 0.5倍(2000) | 400,000 |
5と0のつく日に購入 | 1倍(1000) | 100,000 |
楽天お買い物マラソン | 9倍(7000) | 77,777 |
現状でもまだ20.5%もある。
つまり5万円分までの購入なら10,250ポイント。77,777円分までの購入なら14,833ポイントも貰えることになる。その還元率なんと19%。全然しょぼくなかった。
ということで俺は今後も月77,777円を目途に楽天市場を積極的に使っていきたいという結論。
楽天市場でお得に買い物する方法
さて楽天市場が改悪後も全然しょぼくないのはわかった。
ということでここからは初心者向けに楽天市場でお得に購入する方法を解説する。まず全体の流れが下記。
- 楽天市場のポイント還元率を高める
- 楽天市場で購入できるものは楽天市場で購入する
- Amazonとの相見積もりする
- カートに入れておく
- 5と0が付く日に買う
楽天市場のポイント還元率を高める
まずはできる限り楽天のサービスに加入して楽天市場でお得に買い物ができる体作りから行う。
え、なんだよ楽天のサービスに加入するのかよとは思うだろうけど、年会費無料の楽天カード以外使わなくとも14%は還元されるから安心してほしい。入れば更に上乗せできるという話。
特に楽天モバイル(+4%)と楽天ひかり(+2%)は安くて高品質なサービスだから普通におすすめ。しかも楽天ひかりは6か月無料キャンペーンまで行ってる。やばすぎ。
楽天モバイルと楽天ひかりの使用感を解説した記事は下記。
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欲しいものを楽天市場のカートに入れる
次に楽天市場で買う。のはまだ早い。まずは欲しいものをカートに入れるだけの作業に移る。なぜなら楽天市場がお得なのは5と0が付く日(+1%)だから。
その日に買いたいものを抜かりなく購入できるように、思いついたものは片っ端からカートに入れていく。
Amazonとの相見積もりする
更にAmazonとの相見積もりも忘れないようにしたい。楽天市場は超お得なんだけど、同じくらいAmazonもお得なんだ。
楽天ポイント還元を加味してもAmazonの方がお得になる商品もある。そういう商品はAmazonで購入する(⇒ Amazon)
5と0が付く日を待つ
いよいよ5と0が付く日になればカートに入れていた商品を解き放つ時がくる。
楽天市場での買い物を続けていると5と0が付く日が待ち遠しくなるから忘れる心配もない。やっと品物を買える。
エントリーボタンを押す
但し購入前に各キャンペーンのエントリーボタンを押すことを必ず忘れないようにしたい。でないと5と0が付く日を待った意味がないんだ。
5と0が付く日キャンペーンのエントリーを選択して、更に他にも39キャンペーンとか楽天イーグルス勝利キャンペーンがやっていれば全てエントリーする。この段階でようやく購入してOK。
お買い物マラソンに参加する(月1回)最大+9%
最後は月1回から2回、1週間程度行われるお買い物マラソンに参加する。お買い物をした店舗数に応じてポイント還元率が上乗せされる仕組み。最大10店舗の購入で9%が上乗せされる。
楽天市場はマジで何でも売ってるから10店舗達成も余裕。洗剤とかシャンプーとか化粧水とかの必ず必要な日用品を各店舗でチェックしてカートに貯めておけばいい。
1回上限7000Pだから10店舗で買い物をした場合は77,777万円以上購入しても還元率が増えない点に注意。
ここまで来てからようやくカートに入れていた商品を一気に購入すればOK。
俺の獲得総ポイントは131万ポイント
この高還元を繰り返した結果、俺の総獲得楽天ポイントは131万ポイントにもなった。
知ってるか知らないかだけでこれだけの差が出る。やらない手はない。
楽天ポイントは消費も簡単
更に楽天が凄いのはそのポイント消費が死ぬほど簡単なことなんだ。
楽天市場のポイントは楽天PayアプリのQRコード決済で全国のコンビニとかスーパーでの日用品購入に使えてしまう。
ポイントを貯めやすいのに消費もしやすい。だからポイントが無駄にならない。最強。
楽天ポイントはふるさと納税にも対応
楽天市場がやばいのはこの高すぎる還元率がふるさと納税にもそのまま適用されてしまうことなんだ。
つまり俺の場合は楽天ふるさと納税でも19%が還元されてる。しかもふるさと納税した金額は翌年の税金で還付されるから実質0円。
19%分の楽天ポイントが貰えるだけ。狂ってる。ふるさと納税をまだやっていない人は是非挑戦してほしい。
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楽天市場での買い物は現代の錬金術
いくらなんでも19%還元される楽天市場は狂いすぎ。この錬金術はちゃんと使えば強すぎるから多分遠くない未来に改悪されると俺は踏んでる。
とはいえAmazonが覇権を握る限り楽天はなんらかの対抗策を打たざるを得ない。競争が続く限りなくなることはないはず。我々消費者は傍観者しつつ競争に便乗すればいいだけ。ありがたい。
買い物の参考に「俺の一軍」シリーズがおすすめ
とはいえ安いからと言ってゴミを買っていては本末転倒。価格に惑わされず、本当に必要な物だけを購入するために、俺が目イン利用してる製品だけを全てまとめた俺の一軍シリーズを参考にしてほしい。
ポイント還元は楽天カード利用が条件
とりあえずまずは普段の生活の中で楽天に置き換えられるサービスを摸索しつつ、5と0が付く日に備えて必要な製品を楽天市場のカートに貯めていく作業に移ってほしい。
あとそんな人はもういないとは思うけど、もしまだ年会費無料の楽天カードを持っていない場合はこの規格外の還元を受けるためにも急ぎ作っておいてほしい。健闘を祈る。
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