なんだかんだ俺も家庭を持ったりしてて色々ヤバいんだけど、家庭を持つと今度は金の問題が降りかかる。
月いくら使うべきか、どう分担するか、どう運用するか等金に関する問題が山積み。なのに他の家庭には聞きにくいのが厄介なところ。
ということで俺が編み出した現状の我が家の金事情を解説していこうと思う。既婚者、既婚予定者、事実婚者の参考にしてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
奈良在住で乳幼児一人の専業主婦家庭
金の解説をする前にまずは前提となる我が家の環境が下記。
- 奈良県内在住(月家賃7万円)
- 車無し
- 妻は専業主婦
- 生後7ヵ月の乳幼児が一人あり
- 現在妊活中
家賃が高すぎるから奈良(家賃7万円)に避難
まず結婚前まで住んでいた渋谷区は世帯向け物件だと最低でも家賃15万円は必要になる。流石にそんなのは払ってられないから奈良に避難することで家賃を月7万円まで下げた。
現在の間取りは2LDKでリビングダイニングと寝室、子供部屋と言う感じ。これで7万。
しかも地方だから道は空いててベビーカーでも歩きやすいし駅近なら徒歩でもギリギリ生活できる。やっぱり子育ては地方に限ると思うなどした。
一方俺は6万円で神戸に事務所を借りていて、動画撮影と写真撮影はそっちでやっているという感じ。事務所の出費は今回の記事とは関係ないから割愛する。
車は無し、妻は専業主婦で子は一人
田舎に必須とされる車は駅近に住むことで持たない選択をした。どうしても必要な場合はタイムズでレンタルするか、近所の実家から都度借りて使用している。伴って車代も0円。
妻は現在育児休業中で、その後も職場復帰はせず専業主婦になる予定。子は生後7ヵ月。
まだ子供が小さいこともあってミルク代とオムツ代は安めで合わせても月1.2万円ほど。一番お金がかからない時期の核家族だと思ってOK。
子孫は妻の年齢と妻が許す限り増やす予定で現在は妊活中。という感じ。
月の生活費目標は17万円
まず最初に結論から書いてしまうと現在の月の生活費は17万円を目標にしている。
ここには家賃、水道光熱費、食費、光回線代、ミルク代、おむつ代等家族の生活に必要な出費の全てが含まれる。
月の固定費は9万円。変動費は8万円
17万円の内訳はざっと下記でまず固定費が9万円。
- 家賃7万円
- 水道光熱費1.5万円
- 光回線0.5万円
残り8万円を変動費として使える計算で内訳は下記。
- オムツ、ミルク 1.2万円
- 食費 4万円
- 裁量費 2.8万円
現状は頑張れば毎月2.8万円を自由に使える計算になる。
自分の出費は自分で負担する
一方で妻の通信費、美容院代、妻の友人との飲食代は妻の自腹。
もちろん俺の通信費、美容院代諸々も全て俺の自腹になる。
17万円はあくまで家庭を運営するための費用で、自分の為の出費は自分で賄いましょうねという方針。
家庭の出費は楽天家族カードで管理
家庭の出費の管理は全て楽天の家族カードで行っている。俺は楽天カード、妻には楽天家族カードを渡せばアプリで毎月のカードごとの出費を確認可能。
レシートのやりとりをしなくても8万円を下回っているか否かが一目でわかるから非常に便利。
なんだかんだクレジットカードが使えないのは個人の飲食店ぐらいだからこの運用でほぼ困っていない。
17万円を超えた金額は均等負担する
ところで目標は17万円でも目標を上回ることは当然ある。
その場合は上回った金額の50%を妻に負担してもらうという契約。と婚前契約書に書いてる。俺が結んだ婚前契約書の内容を解説した記事は下記。
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【婚前契約書】結婚という不平等条約に防衛策を講じた話【泥沼離婚】
月刊ガジェマガでも書いたけど結婚する。予定。 まだしてない。あくまで予定。とはいえ結婚怖い。これは饅頭怖いとはわけが違う。マジで怖い。男の墓場。 なぜなら結婚は男に対する一方的な不平等条約だからなんだ ...
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一応現状の毎月の変動費の使用状況は下記で、
- 4月 74,434円(-5,566円)
- 5月 92,415円(+12,415円)
- 6月 78,036円(-1964円)
- 7月 101,122円(-21,122円)
年末に毎月の差分を足し合わせて清算する予定。現状7月までだと妻の負担金が発生する見込みだから8月から12月で出費を節制するもOK。しないもOKと言う感じ。
その分買い物の裁量も全て妻にある。子供服、家具家電など何を買うも買わないも自由。俺への確認も不要という感じ。
妻に一定の裁量と負担を与えることで専業主婦特有の金銭感覚バグを発生させない狙い。
17万円の原資は俺13万円、妻4万円
あと毎月の予算17万円も俺が全額を負担しているわけではない。原資は俺が13万円、妻が4万円という感じ。
つまり月の出費が17万円を上回らなければ妻の負担は月4万円で済むし、上回るのであれば上回った金額×50%ずつ負担額が増える流れ。というか契約。
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【婚前契約書】結婚という不平等条約に防衛策を講じた話【泥沼離婚】
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繰り返しになるけど旦那の収入のみに頼る専業主婦は金銭感覚がバグりがち。毎月しっかり負担してもらうことでお金が減る焦燥感を忘れないようにしてもらう狙い。
補助金、給付金は全て妻のお金
いや専業主婦に生活費を出させるのは流石に酷すぎるんじゃって思うかもしれないけど妻にはしっかり収入がある。それが各種の補助金なんだ。
現状の妻は厳密にはまだ会社に籍を置いていて、育児休業を取得している状態。だから出産に伴う補助金と育児に伴う補助金が入ってくるんだけど、それらは家庭に入れず全て妻のお金にしている。具体的には下記。
- 出産手当金 58万円
- 育児休業給付金 約180万円
- 子ども手当 月1.5万円
- 地方移住支援金 40万円
これらによって結婚当初60万円だった妻の貯金額は現在200万円を超えて過去最大になった。
今後も2子目の1.5万円、3子目の3万円の子ども手当は全て妻の収入にする予定。出産をビジネス化してほしい狙い。
給付金が終われば給料を支払う予定
とはいえ育児休業給付金は頑張っても2子までが限界。3子目以降で取得するのはほぼ不可能。
ということで育児休業給付金が終わる頃にまだ俺がオワコンでなければガジェマガを法人化して妻に給料を支払っていく予定。妻に収入を与えつつ負担もしてもらうことで金銭感覚を維持させるのが目的。
妊娠が発覚してから育児休業給付金を取得するために奔走した内容をまとめた体験談は下記。
-
【育児休業給付金が貰えない】給付金取得に奔走した話【187万円】
子供産んだら寝ててもたくさんお金貰えるんでしょ~?って俺も思ってた。実際それは正しい。貰える。但し色々厳密な条件があって貰えない人もいる。それが妻だった。 妊娠が発覚してから色々調べたところ妻は育児休 ...
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子一人でも年収300万円は必要
妻と色々話し合って決めた現状の運用はこんな感じ。今のところは月17万円×12か月の年204万円を目標にしていて、これはサラリーマンの年収だと約300万円のラインになる。
車無しの家賃7万円でも年収300万円は必要となることを思うと、格差が広がった現代日本で未婚化が進むのも必然なんだろうなと思うなどした。
月の予算目標17万円は随時変更予定
あと予算目標として定めている17万円も実態に応じて徐々に上げていく予定というか間違いなく今後上げざるを得なくなる。
特に子供が増えたり大きくなると17万円では絶対無理。とはいえ子供が増えれば手当も増える。予算をいくらに設定するかはその都度話し合えばOK。
経済的DVにならない範囲を見定めつつ、渡しすぎないように注視していく予定。
妻と敵対するのではなく同じ方向を見る
何度も繰り返すけど重要なのは予算を決めて妻にも家庭の出費を負担してもらい、金が減る焦燥感を忘れさせないようにすることなんだ。
夫に金を要求するだけになると専業主婦は腐る。結果夫と敵対して家庭が戦場と化すという話。
これを避ける為に妻にも敢えて渡しつつ負担させ、敵対するのではなく同じ方向を向く意識の醸成が大切だと判断した。
要は大人のお小遣い制ってことなんだけど、現状はこれがベストだと思ってるし今のところは問題なく運用できている。参考になれば嬉しい。