俺は東京に来てからもう3年以上同じ自転車に乗っている。最近新たな移動手段として大型バイクを購入したんだけど、東京のバイク移動は移動先の駐車場問題とか色々面倒でまだまだ自転車が現役。この自転車は盗難と風化を防止するために室内で保管している。
自転車の室内保管方法には色々あるんだけど、俺は最終的にディアウォールでの壁掛けを選択していて、既に約2年程部屋の中で自転車が浮きっぱなし。ということで今回はディアウォールで自転車を室内保管することによるメリットデメリットを含めた感想を紹介したい。
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自転車を室内保管する方法は大きく3種類
自転車の室内保管方法は大きく分けて下記の3種類。
自転車べた置き室内保管
単純に壁に立てかけるだけ。道具を使わないから最も楽。タイヤが直接地面とか壁に接触するから、置き場所には気を遣う。あと一般的な自転車は全長180センチほどの大きさだから結構スペースを占有される。家が広いならおすすめ。
自転車専用スタンドでの室内保管
縦置きスタンドとかの専用スタンドを購入する方法。俺も以前はミノウラの縦置きスタンドを購入して使っていた。べた置きなら180センチほど必要な1メートルほどで済むから省スペースなのが嬉しい。ミノウラの専用スタンドのレビュー記事は下記。8,000円ほどで購入できる。
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自転車の壁掛け室内保管
最終的に落ち着いた自転車の室内保管方法。ディアウォールというパーツを使ってツーバイフォー材を天井と地面でつっぱることで壁収納スペースを作ってバイクハンガーを打ち込む保管方法。
自転車が空中に浮くおかげでスペースを占有しないから最も省スペース。
ディアウォールの作り方を解説した記事は下記。
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【メリット】やっぱりディアウォールの省スペースは最高
ディアウォールはなによりも自転車がスペースを取らないのが嬉しい。特に俺みたいに大都会に住むために6畳の劇狭部屋に住んでいるような人間にとって、自転車の室内保管は死活問題。自転車を置くか俺が生きるかの問題になりがちなんだけど、ディアウォールは自転車を宙に浮かせることでそれを見事に解決してくれる。
自転車を室内保管しながら6畳のスペースをしっかりと使えるのが嬉しい。
【メリット】壁掛け自転車の見た目がおしゃれ
ロクに乗りもしないのに自転車だけはいっちょ前に壁掛けしている人がこの世に存在するように、自転車の壁掛けはインテリア性が高い。おしゃれなバーとかカフェでも自転車の壁掛けは頻繁に目にするんだけど、それを室内で実現できるのが嬉しい。
自転車壁掛けは来客者にもとにかく驚かれる。「えーすごい!」の一言のためだけでも十分に自転車を壁掛けする価値はある。
【デメリット】意外と壁掛け自転車は邪魔
自転車壁掛けの省スペース性は最高なんだけど、思っているより自転車が低い位置に来るから、その下に置くものの選定は難しい。
一般的な住居の天井は230センチまたは240センチで、ギリギリの高さに自転車を壁掛けしても自転車のタイヤ下部までの距離は100センチほど。つまり自転車を壁掛けしているスペースにおけるのは精々高さ140センチまでの家具家電で、必然的にソファーなどの高さが低い物に限られる。
廊下に自転車を壁掛けしようものなら自転車を潜らないと進めない事態になりかねない。
【デメリット】自転車の収納と取り出しが大変
上のデメリットでも紹介しているように、俺は自転車の下のスペースをできる限り有効活用するために、自転車用のフックを天井ギリギリに打ち込んでいる。このお陰で自転車下のスペースは140センチほど確保できているんだけど、天井ギリギリに壁掛けしようと思うと今度は収納が大変になる。
少なくとも2メートルの高さまで自転車を持ち上げないといけないから、高いところに自転車を収納するためにはある程度の身長か台が必要。ということでやっぱり自転車の下に置く家具はソファーが最適解になる。
ディアウォールは意外と全然倒れない
ディアウォールのメリットデメリットはこんな感じ。自転車を浮かせることで、その下の空間を有効活用できるんだけど、自転車のタイヤは地上高140センチくらいのところにあるから、存在感を消し去ることはできない。むしろ逆に自転車が目に入りやすくなるから、逆に圧迫感は大きくなる。
あと多くの人が気になるであろうディアウォールの強度だけど、2年間使い続けて一度も倒れてきたことが無い。ディアウォールのパーツ内にバネが入っていて
それで地面と天井で突っ張る構造なんだけど、ツーバイフォー材を丁度いい長さに切れれば十分な強度になる。
少し短めにカットしてしまったとしてもスペーサーでかさ増しできるから問題ない。
たまに少しずれていることはあるんだけどそういう時は手をげんこつにして叩いて押し込んでやれば大丈夫。想像以上の強度だった。
腕時計やタブレットの収納にも便利
既に2年間使っているディアウォールには自転車だけでなく、腕時計とか観葉植物も壁掛け収納している。
今はもうメルカリで売却してしまったけど、以前はディアウォールをタブレットスタンドとしても使っていた。
タブレットスタンドの作り方を解説した記事は下記。
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2019年4月にガジェマガで独立して、それを機にバイクで日本半周してきたのでその様子を記事とYoutubeにまとめています。