バイク日本一周動画をリメイクしているというのは各所で言っていることなんだけど、その理由は多分今年の5月頃に後半戦に出発しようと目論んでいるからで、今現在はリメイクだけでなくバイク環境を改めて見直しているところ。
で、モトブログを撮影するにあたってなにより重要なのはGoProなんだけど、そのマウント方法は常に課題になる。ということで最近新しく登場したGoProのヘルメットマウント方法を試してみることにする。
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モトブログを撮るならGoPro一択
ガジェマガでは何度も言っているし、今更もう迷っている人もほとんどいないとは思うけど、もし今モトブログの撮影を検討しているのであれば、カメラはGoProを選んでほしい。
というか最近はもはやGoPro一強過ぎて他に選択肢が無い状況になりつつあるのがちょっとやばいんだけど、GoProが最強のアクションカメラなのは本当。その強みは下記。
- 圧倒的な画質
- 圧倒的な画角
- 圧倒的な手振れ補正
この3点でGoProは他のカメラの追随を許さないというか勝負にもならない状況で圧倒的。
とにかく広く安定して撮影したいアクションカメラのニーズを満たす最強のカメラがGoProなんだ。
GoPro HERO 9 Blackがおすすめ
そんなGoProも今現在は10種類以上が発売されていて、もはやどれを買えば良いのかわからない状況になりつつあるんだけど、個人的なおすすめは8または9の2択。
もちろん10が一番良いのは間違いないんだけど、10は9のマイナーチェンジ版で違いが無さすぎる。ほとんど値段が変わらないなら10を買えば良いけど、9でも十分。というか違いがほぼ無い。
で、9または10が高くて買えない場合は8がおすすめ。8は9、10に比べると画質が劣るんだけど、7以降で搭載された最強の手振れ補正に対応をしている。更に8ならメディアモジュラー(別売りパーツ)も使えるからマイクから音を撮りやすい。
7以前はマイク入力の手間が大きすぎるから非常に扱いにくい。
ということで今から買うなら8か9がおすすめ。GoProについて解説した関連記事は下記。
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モトブログは顎マウントが一般的
さて俺も多数投稿しているモトブログではあるけど、モトブログはGoProをヘルメットの顎部分に取り付けて撮影するのが一般的。
この手法は自分の目線そのままをカメラに収められるのが最大の魅力ではあるんだけど、なにぶん機構が複雑で取り扱いが難しい欠点も併せ持つ。
現在の俺の機構がこんな感じなんだけど、微調整が超難しいから水平を取ったり中心を出すのが大変だし、なによりマウントパーツが両面テープでヘルメットに貼り付けられているだけだから落ちるのが心配。
なんだかんだ俺はこの装備で日本半周を終わらせているから意外と頑丈ではあるんだけど、心配じゃないと言えば嘘になる。
そこでもう少し安心できる取付方法は無い物か、と探していたらあった。
GoPro顎ストラップマウント
それがこの顎ストラップマウントなんだ。これ以上でも以下でもない。ただヘルメットの顎部分にマウントパーツをストラップ紐で固定してGoProをつけるだけ。終わり。
これが簡単なのに思っているよりがっちりと固定されて凄い。ヘルメットシールドが微妙に閉まらなくなるという欠点はあるんだけど、本当に微妙だからほぼほぼ影響なし。
GoProの水平、中心が取りやすい
顎ストラップマウントの良いところは取り付けが簡単なだけでなくGoProの水平、中心も取りやすいところなんだ。
見ての通りパーツがもう真ん中についてるから、あとはGoProを取り付けてからパーツを微調整すればいいだけ。左右のブレと傾きは最小限だから、あとは上下の角度にだけ気を使えばOK。シンプル。
ということでモトブログの敷居をぐっと下げてくれるGoProのマウント方法としてお勧めなんだ。
迫力あるモトブログの撮影も簡単
更に顎ストラップマウントはGoProの上下位置調整も超簡単なのが嬉しい。
上でも書いたように一度取り付けてしまえば左右のブレと傾きは変わらないからGoProをさかさまに取り付けるのも簡単。目線より低い位置から撮影することでより迫力のあるモトブログを撮影できるようになる。
実際にGoProを上向き、下向きで撮影した比較画像が下記(上が上向きで下が下向き)
より低い位置から撮影すると見え方が大幅に変わる。観光とか風景撮影に適しているのが上向きで、バイクをメインにした走行動画に適しているのが下向きなんだ。
バックルタイプのストラップ紐に注意
ただ、この顎ストラップ紐の選択には注意点があって、バックルタイプの物は強度がやばいから選ばない方が良い。
というのもAmazonでざっと顎ストラップ紐を調べるとたくさん出てくるんだけど、
一部紐をバックルで止めるタイプがある(写真左)。
このバックルタイプは強度がうんこで即壊れるから絶対に買ってはいけない。SHOEIとかの信頼できるメーカーのバックルならまだ良いけど、所詮無名の中華メーカーの強度に期待してはいけない。
顎ストラップマウントを購入する時は必ず右側の紐を紐で締め付けるタイプを選択してほしい。
顎ストラップマウントごとに形が違う
今回俺は検証も兼ねて3種類の顎ストラップマウントを購入したんだけど、上で書いたようにまずバックルタイプの真ん中の奴は即壊れたからゴミ。
残りの2種類を俺が使っているヘルメットのGT-Airに取り付けて検証した。
Y字タイプは結構浮く
まずY字タイプがこんな感じ。
しっかりと締め付けることでびくともしなくなるんだけど、横から見ると結構浮いているのが気になる。
かといって特に実害はないんだけど、ヘルメットの形状はどうしても先が尖るからY字のマウントパーツはヘルメットにフィットせず負担が上下の接触部分に集中する。長期間耐えられるのかはちょっと不安。
横長タイプはジャストフィット
次に横長タイプなんだけど、これはヘルメットの形状にジャストフィットして超安定した。
しかもストラップ部分がマジックテープ式になっているからヘルメットの中で暴れずに快適。
ただ、唯一オレンジ色の差し色が入っているのが気になる。これで真っ黒だったら最高だったのに、なぜ、オレンジを入れたのか。
せっかくSHOEIのロゴを剥がしてシンプルになっていたのにまた無駄な色が増えた。
とはいえジャストフィットする安定感は素晴らしい。悔しい。
ということでどちらを使うかはまだ検討中。どちらも悪くない製品だった。
モトブログはGoPro一択
GoProを使ったアクション撮影が一般化したことでGoProマウント用の社外パーツが各メーカーから発売されまくっているんだけど、その品質はマジでピンキリ。
安いゴミから安いお宝までざっくばらんで全く読めない。唯一の救いはその全てが安いことで、今回購入した顎ストラップマウントも一つ2,000円以内と比較的お手頃。
ゴミを掴まされてもギリギリ許してしまう戦略的な価格設定で、この価格帯なら色々試してから決められるからありがたい。
今回は3種類の内2種類が成功。今モトブログをやっている人とかこれからのモトブログを検討している人は参考にしてほしい。
繰り返しになるけどくれぐれもバックルタイプの顎ストラップマウントだけは購入しないように注意したい。
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