実は自転車を保有している。渋谷区在住なのに。この自転車は東京に来て1年目に購入してから10年もお世話になっていて、自分で色々とカスタムも施したし、地味に今でもジムとか街に出向く時に最低でも週1回程度のスパンで乗っていたりする。
とはいえ俺は神戸に移る。恐らくコンパクトシティの神戸で自転車は不要になる。でも捨てるのも忍びない。ということで奈良に持ち帰るために人生初の輪行袋なるものを購入したから紹介する。
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ロードバイクは軽くて速くて旨い
別の記事にも書いているんだけど都会と自転車は非常に相性が良い。だからロードバイクの購入はお勧めなんだ。そもそも渋谷区くらいの大都会になると徒歩でも余裕で生活できてしまうんだけど、だからこそ自転車を購入するとより世界が広がるという話。
というのもロードバイクはとにかく機動性が高いんだ。特に俺の場合は3万円で購入した車体に1.5万円SHIMANO製ホイールを取り付けているんだけどこれが感動的に軽くて早い。
上り坂だって立ち乗りするまでもなく余裕。それまでの自転車の常識が崩れる。しかも頑張れば時速50km出せるから原付だって追い抜けるくらいのパワーがある。まともなホイールの乗り味は別格。
最近はやたら電動自転車が増えてきいたりもするけどあんなのは高いし重いし遅いし充電が手間だしで無駄の塊。折角なら5万程度でもいいからSHIMANO製ホイールを履いたロードバイクを購入してほしいというのが俺の願い。
ロードバイクはどこでも駐輪可能(非推奨)
しかもロードバイクは細くて駐輪スペースも全然取らないから手すりさえあればどこでも違法駐車が可能。もちろん俺はそんなことはしたこと無いし推奨もしないけど、ロードバイクの圧倒的に高い機動性と柔軟性は都会と相性抜群だったりする。
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自転車は大人のプラモデル
更に自転車はバイクと比べてもカスタムパーツが圧倒的に安く、人力でも簡単に換装できてしまうのが魅力。大人のプラモデルかのような魅力もあるんだ。しかも乗れちゃう。すごい。
その辺りは俺が2017年辺りにちゃりんこのカスタムにハマった過程も記事にしているから参考にしてほしい。
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愛着も湧ききってしまっているから手放したくない。こうして背負うものが増える過程で大人になっていくんだろうなと思ったりはしない。ただ手放せないだけ。
ということで処遇に迷った結果、一旦神戸に運んでから奈良に持ち帰り、引き続き奈良で使用することにした。その為に輪行袋を購入したという流れ。ちなみに輪行袋はりんこうぶくろと読む。
輪行袋に自転車を入れる手順解説
ということで早速俺のロードバイクを輪行袋に収納してみる。
輪行袋は俺にとっても初めての買い物だから選んだポイントは無し。Amazonで一番安いやつを選んだ。
輪行袋自体はよくあるバイクカバーと質感、材質共にほぼ同じで、普段は付属の小さな袋に収納しておけるのも同じ。
輪行袋を広げるとロードバイクの半分程度の大きさになる。
ここにチャリンコを頑張って収納していく。
その為にまずチャリンコをさかさまにしてホイールを取り外しにかかる。
といってもロードバイクのホイールはクイックリリース式だから車体をさかさまにすれば手で簡単に外せる。非常にシンプル。
つまり街中に止められているロードバイクののタイヤも一瞬で盗難出来たりする。
外すとロードバイクは骨組みだけになる。
次にハンドルを90度曲げて
この状態のフレームを外したホイールでサンドイッチする。
正面から見るとこんな感じになる。
あとは付属のナイロンバンドを使って
ホイールとフレームを説明書に従って4か所で固定する。
固定できた。
これを輪行袋に押し込めば完成。
できた(できてない)。ファスナーが閉まらなかった。
ロードバイク用の輪行袋を購入したんだけどどうも俺のはハンドルが大きいらしい。実際に電車に載せて運ぶときはペダルとハンドルも外さないといけないっぽい。
ということで今回の予行演習はここまでで断念。一応肩にかけてみるとこんな感じになった。
十二分にでかいし13kgで超重い。
これで品川駅を歩くのは想像したくないけど、神戸から奈良までならすいてる時間なら余裕そう。
当のロードバイクは東京にいる間にまだ使う予定があるからまた元に戻した。
疲れた。
ロードバイクはギリギリ持ち運べる
たまに電車の中でピチピチの服を着た人がでかい袋を抱えているのは見たことあったけど中身はこうなってたっぽい。
チャリを持ち運ぶなんて物好きな人もいるもんだとは思ってたけど遂に俺の順番が来たらしい。もしかしたらあの時見かけた人も引っ越しの途中だったのかもしれない。
とはいえもしこれがママチャリだと神戸から奈良に運ぶのは諦めるしかないし、電動自転車だとしてもかなり厳しい。
というかよくよく考えてみるとチャリは引っ越しの際の出口戦略が考えられていないんだ。精々ロードバイクか折り畳み自転車くらいしか持ち運びは不可。
その意味でも長く付き合えるロードバイクを自分でパーツ交換しながら乗り続けるというのは大人の趣味としても理に適っているのかもしれない。と思うなどした。
GORIX(ゴリックス) 軽量型 自転車用輪行袋 GX-Ca2