時代はSNS全盛で、TwitterをはじめとしてInstagram、LINEと更にYoutubeまで含めてしまうとスマホを保有している人でもはやSNSアカウントを保有していない人はいないと言ってしまっていい。
そしてそんなSNS利用での課題はフォロワーなんだ。どうせSNSやるならフォロワーは多いに越したことはない。
ということで今回は気づけばTwitterフォロワーが4万人になっていたプチインフルエンサーである俺がTwitterでフォロワーを増やすために気を付けていることを解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
Twitterのフォローは未来への期待
フォロワーを増やしたいならまずフォローのメカニズムから理解する必要がある。
フォローとは、シンプルに言うと相手の未来への期待なんだ。この人をフォローしておけば今後も有益な情報発信をしてくれそうな気がする、がフォローになる。
だから普段から期待してもらえるようなツイートをしておくことが重要。それが過去の実績になって、未来への期待に繋がるという流れ。
平たく言うとフォロワーを増やすための攻略法なんてものは無くて、結局は一つ一つ全力でツイートし続けるしかないのが現実。
Twitterでフォローされるまでの流れ
フォローされるにはなによりもまず自分を認知してもらうことが重要。自分のツイートが認知されて初めて興味を持ってもらえる。その後に自分のプロフィール画面が見られてフォローするかどうかが決定されるという流れ。
そしてツイッターで人に認知されるためには主に4通りの方法がある。それが下記。
- リツイートされる
- いいねされる
- 検索される
- バズったツイートにコメントする
リツイートされるとシンプルに拡散されるし、いいねされれば他者のおすすめに表示されやすくなる。あとは検索されやすいワードを意識してツイートするとか、バズったツイートにコメントして存在感を示すとか方法は様々。
とはいえこれらは結果論だから特に意識しなくていい。というのも人に認知されたところで普段のツイートの内容が良くなければ結局フォローはされないし、ツイート内容が良ければ自然発生的に拡散はされるから。
結局どう転んでも普段のツイートに全力になる以外の攻略法は無いという話。だから小手先のテクニックに拘るのはおすすめしない。
Twitterは最初が一番大変
とはいえフォロワーが居なければリツイートもいいねもされないからどう足掻いても拡散はされない。
だからTwitterは最初が超大変。1万フォロワーを2万フォロワーにするより0フォロワーを5000フォロワーにする方が遥かにしんどい。
逆に言うと5000フォロワーいるならあとは日々同じことを繰り返すだけでフォロワーは自然に増え続ける。
最初にフォロワーを増やす方法
そんな難しい初期段階を乗り切るにはひたすら毎日フォローしまくるしかない。今だと一日30人フォローできるからひたすら興味があるジャンルの人を30人毎日フォローし続ける。そしてフォローバックされることを祈り続ける。これだけ。
とはいえこれは全然悪いことではない。そもそもツイッターはそういうツールだからそれでいい。興味がある分野の人をたくさんフォローすればタイムラインが賑やかになる。その中で交流したい人と交流して、有益な情報を発信する人は残して、有益じゃない発信をする人はフォローを外すという作業を繰り返せばOK。
これによってTwitterが情報取得ツールとして洗練されるし、並行して自分も有益な投稿を繰り返すことで自然にフォロワーが増えるという流れ。増やすことに拘るより楽しむことが大切。誰より自分が楽しんで取り組んでいれば結果は自然についてくる。
プロフィールは驕らず謙遜もしない
ここからは実践編。まずは超重要なプロフィールの書き方から。上でも書いたけど認知された場合はほぼ100%の人がフォロー前にプロフィールを見る。その上でフォローの最終決定を下すからプロフィールは超重要。フォローはプロフィール画面で起こる。
そんなプロフィールは驕らず謙遜もせず、ただ淡々とありのままの自分を書くのがおすすめ。書くことは
- 出身
- 過去
- 今の活動
- これからの予定
- その他
でOK。例として俺のプロフィールは下記。
奈良出身。国家公務員(一般職)を辞めて渋谷のIT企業を経て2019年4月に独立したブロガー兼Youtuber。2019年5月から日本一周中。コロナ終了後に後半戦。ガジェットブログ「ガジェマガ」が月66万PV。鹿は奈良愛の象徴。嫌いなものはパリピと邦画。Youtube→ 2week.net/Youtube
アピールできる実績はアピールしないと損だから嫌味にならないよう淡々と書く。後半の拘りとか嫌いなものは親しみを持ってもらうのが目的。
よく意識高い系の人がプロフィールを盛りまくったり嘘を書いたりしてるけどあれはNG。どうせバレるしよくわからない数字の実績はアホにしか見えない。
そもそも面接じゃないからプロフィールを盛る意味が無い。フォローされるには信用が大切だから嘘はいらない。もし現状に満足していないなら盛るのではなくそれをそのまま書けばいい。そうすれば共感した人がフォローしてくれる。類は友を呼ぶ。
フォロワーが増えるツイート内容
ここからはいよいよツイートする内容について。他がどんなに良くてもツイートがクソだとフォローはされないからここが最も重要。
そして今現在の俺が考える有益なツイートの内容は下記4種類。
- 共感を得られるツイート
- 気付きがあるツイート
- 役立つツイート
- エンタメ性があるツイート
このどれかに偏るのではなく、それぞれ満遍なくツイートすればOK。とはいえ特に深く考える必要は無くて、普段生活している中で感じたことを自分なりにツイートすれば良い。
例えば俺の最近のツイートを例に出すと下記。
共感を得られるツイート
改めて日本のクリスマス文化は謎だな。なぜプレゼントを渡すのか、なぜイルミネーションを見るのか、何を祝うケーキなのか、そもそも23,24,25のどれが何なのかすらわからない。主役不在で目的不明。でもなぜか期待も減点もされる。全て謎。というか誕生日以外のタスクを勝手に増やさないでほしい切実に
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) December 28, 2021
クリスマスを楽しめてない側の人たちの共感を得る内容。クリスマスを楽しめている側の人には見下されてるかもしれないけど、類は友を呼べばいいからそれはそれでOK。
気付きがあるツイート
総理も皇室も元皇室も日本の象徴であり国家の威信だから。血税がーとか庶民感覚がーとかマジでどうでもいい。寧ろ高待遇で日本の力を海外に誇示すべき。つまり金かけてなんぼでメンツが全て。そんな象徴の意義も理解できない底辺は批判する無駄時間でバイトでもしてろよ。ってサイゼでJKが力説してた。
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) November 10, 2021
世間の皇室批判に対して本質がずれていることを指摘したJKの発言を引用した内容。こういう過激な内容はたくさんの味方と敵を作るけどいずれにせよ認知には繋がるからそれはそれでOK。知られてないより嫌われてるの方が好きに転ぶ可能性があるだけ未来がある。あとどんな意見であれ表明することが信頼獲得には大切。
役立つツイート
今日役所に確認したんだけどYoutuberは個人事業税の課税対象外らしい。もちろん消費税も受け取ってないから支払い義務もなし。つまりYoutuberは日本の税制上最強クラスの職業で、別で案件とかアフィリエイト収入でもない限り法人化するメリットは全くなさそうだった。つまりヨシダさんの選択は正しい。
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) October 13, 2021
普通に役立つツイート。自分が日常で新たに知った知識をそのまま発信してる。こういう情報を発信する時は誤りが無いように裏を取ることが信頼獲得には重要。今回は自分で役所に問い合わせたからそのまま発信した。
エンタメ性があるツイート
パンツは本体を守るための車で言うバンパーの役割を果たしている説が主流だと思ってたけどよく考えると逆だな。清潔な現代社会だと汚れるのは外側からより内側からで、パンツが守ってるのは本体じゃないわ。つまりTバックの人のズボンは汚い。これはアナル出口入口議論と同じく非常に興味深い議題だわ
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) September 8, 2021
エンタメ性があるツイート。なんの役にも立たないけど面白いからOK。面白ければ人は幸せになる。
ツイートは個性が大切
更にツイッターのフォロワーを増やすには個性も大切。だから自分の人間性とか価値観を出すことを恐れなくて良いし、寧ろ存分に出していい。
得体の知れないお兄さんより、そうです私が変なおじさんです。って言った方が人は安心する。爽やかな笑顔とかモラル・マナーとかお茶碗にご飯粒残さないとかマジでどうでもいい。
だからは演出は無しで綺麗事無しの自分にしかできないツイートを意識することが大切。そうすれば類が友を呼ぶ。
情報は140文字いっぱいに詰め込む
ツイートは140文字一杯でするのがおすすめ。上で例に挙げたツイートで気付いてる人もいるかもしれないけど、俺はツイートするときは必ず上限の140文字一杯にしてる。
なぜなら一度に伝える情報は多い方が良いから。フォロワーを増やすには少しでも多くの人の心を動かすことが大切。でもTwitter上で俺のツイートが人の目に触れるチャンスは限られてる。ならそのチャンスに全力になった方が良い。
俺のことを知らない人にとってはその時目にした俺のツイートが俺の印象の全てになる。そこからプロフィールを見るかどうかの全てはそのツイートにかかってる。だから詰め込む。
そして140文字で呟くには160文字書いてから削るぐらいが丁度いい。長いだけで内容が無ければ意味が無い。140文字に無駄なく情報を詰め込むためにはまず160文字ぐらい書く。そこからいらない文章をそぎ落として磨いてやっと完成する。俺の場合一つのツイートに平均で20分以上は余裕でかかってるけど気にしない。見た人の心を動かすための労力は惜しまない。
絶対に特定の個人を攻撃しない
ところでウェブ上はなんだかんだ過激なコンテンツが伸びる。それはツイッターも同じ。だからバズを狙って過激な投稿をすることもあると思う。それは別にいい。
ただ一つだけ俺と約束してほしい。絶対に特定の個人は攻撃しないと。
生きてるといけ好かない奴がいるのはわかる。なぜ人気があるのか理解できない人もいるし攻撃したくなる気持ちもわかる。でもそれは絶対NG。
なぜなら誰かの悪口は自分の株を下げるから。小さい人間だと思われて周りから見た自分の印象が悪くなるから。一度でも個人の悪口を言ってしまうと自分も裏ではそう言われてるのかも、と疑念を抱かれるし、相手のファン全員を敵に回すことにもなる。何一つ良いことが無い。だから絶対NG。
攻撃は抽象的な集団に行う
え、でもお前しょっちゅう攻撃してない?って思うかもしれないけどしてない。
俺が攻撃するのは抽象的な集団のみ。
Vtuberへのスパチャは女性に相手にされない男の墓場だな。現実逃避、娯楽の選択肢としても酷すぎる。まだキャバクラか風俗に金使った方が体験が糧になる分マシ。男の性欲は努力の貴重な原動力なのに、それを触れる事もできない絵で発散して、しかも金まで失うのは人生を諦めすぎ。戦わなきゃ、現実と。
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) July 5, 2021
例えばこのツイートの場合反論してVtuberへのスパチャを正当化したところで自分が虚しくなるだけだし
池袋事故の飯塚被告に当事者の如く怒ってる人結構いるけど、彼が有罪でも無罪でも自身の明日は変わらないからな。死ぬほど関係ない他人の進退に一喜一憂するより、他人の不幸に幸せを感じる自分の現状をなんとかしろよ。池袋親子に胸を痛めつつ毎分死んでるアフリカの子供には無関心なダブスタをやめろ
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) July 17, 2021
このツイートも反論して他人の不幸を願う自分を正当化しても虚しいだけ。
抽象的集団に対する攻撃であれば当てはまっているかどうかはその人にしか判断できないし、反撃が自己紹介になるから反撃しにくい。
しかも自分とか自分の好きな人が直接攻撃されてるわけでもないから反撃するほどの意欲も湧きにくいというからくり。リスク回避のためにも攻撃は抽象的な集団のみにする。絶対に個人を攻撃してはいけない。
特定の個人を称えるのはOK
逆に特定の個人を称えるのはいくらでもやっていい。なぜなら誰も損しないから。
子供は金づる。児童手当を増やしても親に食い物にされるだけ。少子化の原因は高学歴化による教育コストの増大。改善するなら金を渡すより教育コストを下げるべき。という失敗小僧氏の話に超納得した。途上国で子供が増えて先進国が少子化する意味が分かった。子供は金づるだわhttps://t.co/9XN3Zv8eYp
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) December 11, 2020
俺も好きな人を広められて嬉しいし共感した人も嬉しいしその人のファンも嬉しい。全員が得する。
とはいえ誰も彼もを称えまくったらこいつの意見は浅いと思われて価値が薄れるから注意。厳選は必要。
議論は常に第三者を意識する
もちろん自分の思想信条そのままに過激なツイートも行っていると反論されたり攻撃されたりはしょっちゅうある。
とはいえそれはそれでいい。俺が意見を表明している以上相手が意見を表明することも許容するべき。そこで議論をするもしないも自由。
ただ、もし議論を行う場合は注意点があって、それは相手との勝ち負け以上にその議論の見られ方を意識することなんだ。というのも元来喧嘩は見世物だから人が集まる。当事者の10倍以上の人がその喧嘩を眺めてると思っていい。極端な話たった一人の議論相手を打ち負かすために10人の傍観者に嫌われるようでは意味が無い。だから議論はショーだと思って常に見られ方を意識することが大切。
つまり暴言なんかは最悪。あくまでも冷静に、傍観してる多数派からの印象が良くなる受け答えを意識する。自分が折れた方が好印象だと思えば折れればいいし、その逆も然り。相手との勝ち負けはどうでもいい。常にオーディエンスを意識する。
基本的に議論はしない
あとなんなら議論はしなくていい。なぜなら他人を説得するメリットはないから。たまに反論があるならどうぞって言われるけど無い。現実なら歩み寄りは大切だけどTwitter上で意見が違うなら別の道を生きればいいだけ。
もちろん参考になる反対意見は参考にするけど、分かり合う必要はない。相手と議論する時間で次のツイートを考えた方が自分のプラスになる。
反対意見は必ず出る
Twitterとかで色々発信をしてると反対意見は必ず出る。これはそんなもんだと割り切る。反対意見が怖くて自分の意見を表明しないとフォロワーは増えない。
人に知られるということは好かれるまたは嫌われるの2択だから、ある程度嫌われることは織り込んで発信する。
フォロワーが増えて変わったこと
ここまでが俺が普段のツイートで意識してることになる。ここからは4万フォロワーになって変わったこと、4万フォロワーの現実を簡単に解説する。
フォロワーが増えるとフォロワーが増える
意外かもしれないけどフォロワーが増えるほどフォロワーは増える。これは数字の権威性による。多くの人がフォローしてるなら凄い人なんだろうと勝手に勘違いしてくれて、とりあえずフォローしておこうとなる。フォロワー数でしか人を判断できないSNSは良くも悪くもフォロワー数で人を判断される。
気軽にリプ、ツイートができなくなる
これは俺のメンタルの問題だけど、ある程度の認知度になってしまったことで気軽にリプライとかツイート、リツイートが出来なくなった。
なぜなら4万人に見られてるから。それが俺の見られ方になるから。4万人が期待してくれているんだからその期待に応えられる内容にしたいという心理でハードルが上がりまくってる。だから一文ツイートとかもう無理だし、誰かにリプライするのもちょっと気が引ける。ムズイ。
情報が集約されるようになる
ツイートに対してコメントを多数貰えるようになったことで驚くほど情報が集約されるようになった。
新しいスマホとか新製品の発売はいち早く誰かが知らせてくれるし、意見を求められることも多々ある。お陰で情報の見逃しが減ったし、新たな便利情報も多数知れてる。これは感謝しかない。
コンテンツ作成前に反応を知れる
あとツイートの反応によってその話題のニーズを知れるようになった。最近だとバルミューダフォンがそれなんだけど、
ゴミにゴミというのは椅子に椅子というのと同じで既成事実過ぎるからバルミューダホンは紹介しない。値段性能共にバルミューダホンより優れたスマホは明確にある。だから存在意義がない。でも情報は不平等だから知らない人は買うし、売上目標も達成する。話題性もある。ゴミを売る戦略としては上手い。
— トーマス@ガジェマガ(バイク日本一周中) (@gadgetKaeru) November 26, 2021
どれもこれもコメントが付きまくった。これは金になるなと思って記事と動画にしたらバズって金になったという感じ。
案件の依頼はちょこちょこ来る
やっぱり4万フォロワーもいたら案件来まくるの?って思うかもしれないけどそんなに来ない。週に2件ほど中華メーカーから依頼が来る程度。これは俺が全部無視してるから次第に来なくなってるというのもあると思う。
DMはそんなに来ない
じゃあ個人からのDMは来てるのかって話だけど来ない。これは俺が全部無視してるのととっつきにくい雰囲気があるからだと思う。送ったところで答えてくれ無さそうと思われてるから送られない。もちろん送っても答えないからそれはそれでいいんだけど、この辺りは多分その人の人柄による。
どうせならフォロワーは多い方が良い
個人的にはインフルエンサーがなんぼのもんじゃいとは思っているんだけど、ことSNSの世界ではフォロワーの数が全てなのも事実。
フォロワーが多ければ勝手に凄い人だと勘違いされるし、その影響力を買って仕事の依頼が舞い込んだりもする。学生の物差しが偏差値で社会人の物差しが年収であるように、SNSでの物差しはどうしてもフォロワーになる。
それにフォロワーが多ければ交流も活発になる。投稿するたびに多数のコメントを貰えるのは感謝しかないし、情報は集まるし、ブログとYoutubeのアクセスは増えるしで良いこと尽くめ。まさにSNS様様。
継続するのが大変
とはいえフォロワーが増えれば安泰かというとそういうわけでもなく、有益な情報を発信し続けないとすぐにオワコン化する。入れ替わりが激しいウェブの世界は常に競争だから数字を維持する労力はえぐい。だから俺みたいに暇な人じゃないとインフルエンサーは無理だし、割に合ってるとも思えないからおすすめはしない。
けれども、どうせSNSをやるならフォロワーは多い方が良いし、その結果偶然にでもインフルエンサーになれれば儲けもの。ということでなんらかのSNSで情報発信してる人は一例として参考にしてほしい。ついでにフォローしていってくれると嬉しい。