2019年は副業戦国時代で、多くの企業が副業を解禁して個人で稼ぐことを推奨するようになった。
そんな中注目されがちなのが初期投資ほぼゼロで始められるブログという副業なんだけど、まだまだ稼げるとかすでにオワコンとか色々な説が飛び交ってる。
そもそも俺自身が2019年にブログで独立して生きれる程度に稼げている側の人間ではあるんだけど、その立場から見て、今のブログは稼げるのか、そして実際にガジェマガが稼いでいる仕組みと月30万円を達成する道筋を解説する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】5,000円稼ぐ努力を60回繰り返す
すごく単純な話になるけどブログはまず月5,000円稼ぐのを目標にすればいい。
0から1が一番難しい
多くの人が言っていることだけど、0を1にするのが最も難しいんだ。なぜならやり方がわからないから。
逆に言えば1円を稼げればあとは簡単。その努力を5,000倍にするだけで良い。
ゴールが見えればあとは努力するだけ
実際にブログをやってみるとわかるけど、月5,000円はコツを掴めばあっという間に達成できる。
そして月5,000円を達成できればその努力を60回繰り返せば月30万円になる。
たしかに60倍という努力は途方も無いけど、やることが明確でゴールが見えているのであれば、あとはやるかどうかの差でしかない。
ブログで稼ぐ難易度は上がり続けている
とはいえブログで稼ぐ難易度が上がり続けているのも事実。
ブログは2017年頃からオワコン説が唱えられていて、2019年現在の難易度は更に凶悪になってる。
ブログは参入障壁の低さが諸刃の剣
ブログの難易度が上がり続けている一番の理由は参入障壁が低いことなんだ。
「え、ブログ稼げるのに初期投資もいらないの?じゃいっちょやってみっか。」ってなる人が後を絶たない。
実際ガジェマガの運営にかかってるコストはサーバー代とドメイン代を合わせても年間14,000円ほど。
ランニングコストは激安だし初期投資はほぼゼロ。更に撤退費用も0とブログはビジネスとしては最強。
実店舗が必要なラーメン屋さんとかと比べて誰でも参入できることが仇となってライバルが多すぎることで競争が激化しまくっている。
2019年はGoogleアルゴリズムが極悪
更に、2019年になってGoogleのアルゴリズムが凶悪になったことで多くのアフィリエイトサイトが死滅している。
グーグル検索は今までのキーワード重視から権威性重視に方向転換していて、ブログ運営者の信頼性が検索順位に影響するようになった。
ブログはインフルエンサー時代に突入
具体的にはTwitterとかのSNSでの注目度とフォロワー数が検索順位に影響すると言われている。もちろんYoutubeとかインスタとかも含む。
もうキーワードを選定してボリュームのある記事を大量に上げれば勝てる時代じゃない。ブログで勝つには本気のSNS運用が必須。
ブログは企業より個人が強い時代
今までは金に物を言わせて記事を大量に投入すれば勝てたんだけど、今は多分無理。つまり企業と個人が対等に戦える時代になった。
結局企業の雇われが運営する企業ブログ/SNSは他人事にならざるを得ないから、寧ろ本気で取り組む個人の方が強い。
ある意味ブログ界は過去一健全になってる。
ブログで月収30万を稼ぐ収入源一覧
ガジェマガの収入は具体的には収益カテゴリで公開してるんだけど、2019年のガジェマガの平均月収は35万円くらい。
月収30万円を達成したのは月20万PVを獲得したころだった。
2018年4月 | 2018年7月 | 2019年1月 | 2019年4月 |
3万PV | 10万PV | 10万PV | 20万PV |
3万円 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
正直ガジェマガの収入はPVの割りに少ない。俺の趣味としてスタートしたから収入が二の次になっていて、そろそろ真剣に収入を増やさないとヤバイと思ってる。
ここからは俺が実際に月収30万円を達成した時の具体的な収入源を解説する。
小銭を積み上げるのがブログビジネス
ブログでの稼ぎ方は人によって様々ではあるんだけど、多くのブログはひたすら小銭を積み上げるのが実情で超地味。
もちろん一角千金も狙えなくは無いんだけど、努力と才能がいる。少なくとも最初は無理。
まずはなるべく多くの収入源を確保して、いくつかの数万円を積み重ねることでまとまったお金を作ることから始める。
Googleアドセンス(稼ぐ方法1)
ガジェマガの例:月間20万PVで月5万円
超絶メジャーな収入源。多くのブロガーにとってGoogleアドセンスの審査通過が最初の目標になる。
クリックされれば収入が発生するタイプの広告で小銭を稼ぎやすい。
その代わり大きく稼ぐのは難しくて、具体的には月間100万PVでも多くて約30万円程度にしかならない。
とはいえ初心者にとっては貴重な収入源だから、最初はアドセンスで頑張ってPVが増えればアドセンスを外して別の広告を割り当てるという方法がおすすめ。
Amazonアソシエイト(稼ぐ方法2)
ガジェマガの例:月間20万PVで月5万円
知らない人がいない大手通販会社Amazonの商品紹介広告。紹介した商品が売れれば約2%の紹介料が貰える。
Amazonの知名度があり過ぎるお陰で紹介した商品が売れやすい。
下記記事のようなおすすめランキングとかのまとめ記事との組み合わせが効果的。
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【2024年版】生活が変わるガジェマガ式買ってよかったもの17選
いよいよ一人暮らしも9年目に突入していて、欲しいモノは一通り買ってしまった。これからも物欲は尽きることないだろうし、ガジェットに限らず様々な物を購入することになると思うけど、今後は足りないものを補うと ...
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楽天アフィリエイト(ブログで稼ぐ方法3)
ガジェマガの例:月間20万PVで月1万円
Amazonと同じく商品紹介からの購入で紹介料が貰える広告。
収入の水準はAmazonの5分の1くらいだけど、Amazonを使わない人の取りこぼしが減るから積極的に使いたい。
下記のようにカエレバを使ってAmazon、Yahooショッピングと並べておけばOK。
GEARBESTアソシエイト(稼ぐ方法4)
ガジェマガの例:月間20万PVで月1万~6万円
中国の大手通販サイト。日本ではまだ販売されていないスマホの購入先として最も有名。
紹介したスマホが売れれば約5%の紹介料が貰える。海外のスマホを紹介するのであれば積極的に使いたい広告。
ガジェマガでは中国スマホおすすめランキング記事とかで活用してる。
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【2020年版】中国スマホおすすめランキングベスト9!
ガジェマガでは日本未発売の中国スマホを多数紹介しているんだけど、個別の記事だとそれぞれの端末ごとの違いが掴みにくい。 ということでこの記事ではおすすめのスマホをまとめてランキング形式で紹介する。 中国 ...
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ASP広告(成果報酬型)(ブログで稼ぐ方法5)
ガジェマガの例:月間20万PVで月10万~40万円
成果報酬型の広告。クリックされた上で購入または契約が成果発生の条件だから難易度が高い。
その代わりにASP広告は一件単価1万円とかもあったりして、刺されば爆発する一獲千金型の広告だから積極的に狙いたい。
ガジェマガは有名どころは全て登録していて、ヒゲ脱毛とか公務員専門学校、格安SIM、ワードプレス有料テーマの紹介案件で使ってる。
月の収入は10万円から40万円と安定しないけど大きい。今後はここを拡大する。
ブロガーは下記を登録しておけばOK。
企業案件(稼ぐ方法6)
企業から問い合わせを貰って契約する広告案件。
ガジェマガではChat WiFiがそれ。新規契約1件ごとに約1,000円が紹介料として貰える。
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その他アクセスが増えると単発の依頼も多数貰うけど、基本的には商品提供が条件で、原稿料は断られるパターンが多い。
しかも貰ったところで無理にヨイショしても読者からの信頼が揺らいで何のメリットも無いから、心を鬼にしてこき下ろす覚悟が必要。
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長期的展望でブログを運営するなら重要なのは読者からの信頼であってメーカーとの関係ではない。
最悪自分で買ってレビューすれば良いからメーカーとの関係は気にしない。
先にPV、次に広告の順番がおすすめ
ここまで見て分かる通り、ブログ広告の収入は本当に小銭の積み重ね。
1種類の広告に傾倒する意味が無くて、幅広い広告から少しずつ収入を得ていく形になる。
PVを重視すれば全て解決する
ブログで稼ぐスタイルは人によって様々ではあるんだけど、初心者はとにかくPVに集中するのがおすすめ。
広告が先に立つと記事の信頼性が揺らいでPVが伸びない。逆に役立つコンテンツを作り続ければPVは自然と伸びる。
PVが伸びればなにも考えなくとも自然に収入は伸びる。
コンテンツで種を撒いて広告で刈り取る
PVが多ければ多くの人を意図した記事に誘導できるから明確に収入を増やしやすくなる。
ガジェマガだと下記記事がそれ。
ブログを始めて何をしていいかわからない内は、とにかく役に立つであろう記事を量産することでPVを稼ぐことに集中する。
信頼できるコンテンツの作成は巡り巡って己がため。
戦略的に収入をコントロールする
ブログの広告には安定する固定収入と安定しない流動収入がある。
具体的にはASP以外が安定収入で、ASPが流動収入になる。
安定収入を確保しつつ流動収入を増やす
ブログという不安定な副業を選ぶ以上、いつそれがダメになるかわからなくから、収入は当然多い方が良い。
ということで広告収入は戦略的に増やす。
ASP以外でしっかりと安定収入を確保しながらASP広告で爆発力を狙う。生活水準はあくまで安定収入内に留めて贅沢はしない。
嫌な仕事は積極的に断る
PVが増えてくると商品レビューの依頼が増えてくるけどこれは積極的に断る。
そもそも興味の無い商品のレビュー記事は読者にとって面白いコンテンツにならない。
多くの読者が興味を持って読めるコンテンツの作成を意識するのが重要で、商品レビューの多くはブログ成長の妨げにしかならない。
Youtubeをやる
これはハードルが高いんだけどYoutubeは明確にやった方が良い。
Youtube自体が一つの収入源になるし、2020年はYoutubeは100%伸びると言われているからブログより伸ばしやすい。
ブログとYoutubeの相乗効果が大きい
YoutubeもSNSの一つだから、チャンネル登録が増えることでブログの検索順位が上がる相乗効果を狙える。
また、ブログとYoutubeの相性も良くて、Youtubeからブログに流しつつブログからYoutubeに流すことも可能。
実際ガジェマガのYoutubeチャンネルの流入の内約20%はブログからだったりする。バカにならない。
茨の道でもブログは価値がある
ブログの難易度は間違いなく上がり続けているし、新規参入者には厳しい副業になりつつあるけど、それはあくまで月間100万円以上を狙う場合の話。月30万円前後を稼ぐことはまだまだ可能。
ブログは発信の拠点になる
それに多くの流行り廃りがあるSNSと違ってブログは自分が管理する自分の家になる。
まずはブログという拠点を作って、その拠点をベースにSNSという出張所を構築していくことで、ブログとSNSの双方を効率的に拡大できるし、SNSがダメになってもブログは残り続けるから安定する。
ブログがあれば信頼性が増す
ブログは運営者自身の公式ホームページに等しい。
ブログにアクセスするだけでいつだって俺に会えるし、門戸が開かれている状態を維持することになるから読者からの信頼性も段違いになる。
その意味で、これからYoutubeとかのSNSを頑張りたいという人も、片手間で良いから一応のブログを作っておくのがおすすめ。多分いつか役立つ。